ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

授業

最初から赤い


 滔々と先生が喋り続ける授業というのが日本の大学では一般的じゃないかなぁ。
生徒は楽だよぉ〜!配られたレジメにメモって聞いているだけ。何を読まなきゃダメだとか、なにを課題として考えなくてはいけないとかもなくて、試験が気たら受ければいいだけ。こんなの授業じゃないというか、教える側としては私は非常に怠慢だと考えている。生徒としては面倒くさくて、出るのが嫌になるかも知れないけれど、常に先生が言っていることを「本当かよ、だったらこういう時はどう考えるんだよ」と考えながら聞いていないといつそれを求められるかわからないという状況で授業をしなくちゃいけない。そうでなかったとしても、常に、チャンスがあったら質問する、反論するという意識を持って聞いていると、それに近い状況に自分を置ける。
 ところが質問されると迷惑そうにする先生だっているってのが、どうにも許せない。
 出ている学生の殆どがそう考えている授業は面白いよぉ。そういう環境は受験が簡単な大学にはそうそうは生まれないんだよな。残念なことに。

百花園に行く

ここに居着いた鴨の番がいる


 久しぶりに百花園に足を向ける。梅や桜の時期にやってこないで、なんで今頃行くのかというと、全く理由がない。ただ足の向くまま歩いていたらそっち方面に行ったので、ままよってんで行った。年間パスは7月まである。年間パスといったって、なぁに爺婆はたったの280円である。そんな値段で、偉そうに受付でパスを見せて入る。ほとんど見るべきものはなさそうな時期だけれど、丹念に狭い園内を見て歩くと結構いろいろある。


 モチノキの仲間でタラヨウ(多羅葉)という常緑樹の、なんとこれが花。八手の花のようにツンツンが出ている。この時期じゃなきゃわからない。別名:葉書の木。どういうことかというと、この木の大きな葉っぱの裏に尖ったもので字を書いてみるとあとから黒くなって、文字が読めるんだという。葉っぱに字を書いて、それを送ればそれが「はがき」だってんです。知らなかった!


 たった一輪だけですが、きれいな芍薬の白い花が咲いていた。「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と褒められる芍薬は実に優美というか、派手な花で、ちょっといけ好かないような気がしないでもない。周りにはいくつも花芽が出ていて、もうちょっと経つときれいに咲くんじゃないか、という気がする。


 ここの池には何年か前から居着いているつがいのカモがいて、片割れが何回も池の中に潜ってなにかしているなぁと思ったら、なんか咥えて出てきて、ひとりでガツガツと食べている。シェアすることはなさそうだ。
 後で写真を拡大してみたら、なんとこの鴨が食べていたのはザリガニだった!

放送

二十腹霊神

私、小4の夏休み明けに隣の県に転校した。
最初の日に半ズボンで革靴はいていったのが失敗。標的になった。待ち伏せされたりね。

でも漢字の書き取りで抜群だった。
昼休みに小テストが毎日あった。
突出している状態に困った先生がわたしを昼休みの放送委員に出した。
自分もそういうの大好きだったからね。昼休み中放送室に詰めることになった。
その間に漢字の書き取り小テストが行われたわけ。

でも、こまっしゃくれていたので、イニシアティブをすぐに取り返した。
そういうところはおとなになってもあんまり変わらなかったけれど、何をやっても早いけれど、中途半端。
クラスのソフトボールチームに入れてといったら、ラインアップには並べてもらえず、一塁コーチだった。
プレイは下手だけれど、なんせ語らせるとなんだかんだというから、なんかやらせておかないとウルサイからね。

高校で放送部にいた。
三年の時に落研に担ぎ出された。
大学では放送研にも落研にも入らなかった。
一からやり直させられるのが嫌だったから。
本当は放送局に就職したかった。
でも、今になって考えてみると、才能があるわけでもないから、やめといて正解だった。
しかし、「正解」だったことなんて、何一つない。
何もかも不正解だったなぁ。

Vポイント

もう水鳥は誰も残っていない・・・

Tポイントがなくなって、Vポイントとなるんだそうだ。
もともと持ってないからなんの関係もない。
Tポイントっていうのは多分TSUTAYAの「T」だろうね。
彼らは元はといえばレコードのレンタルが始まりだったんじゃないか?
レコード・レンタルといえば、その始まりは「1980年に東京都三鷹市で「黎紅堂」(れいこうどう)と言う屋号でLPレコードをレンタルするサービスを当時立教大学の学生であった大浦清一が開始したのが第一号。(ウィキペディア)」というのを思い出すよね。
思いつきとしては素晴らしい!と感心した記憶があるけれど、アナログのLPはレンタルにだすと消耗するってところは致命的だったよね。そういえば今でも隣の区の図書館ではアナログのLPを借り出すことができる。つまりオリジナルの音源を手にすることができる。それでこそ図書館だね。
 大浦清一はレコード媒体のレンタルに関する著作権法の改正、業界の編成、その足跡を残すに至ったといわれている。
 TSUTAYAの創業者は大阪枚方の出身だといっている。
 もう書店も、レンタル屋も楽天ポイントや、ソフトバンクのPayPayには敵わないんだろうなぁ。

探している

ツタバウンラン


 トレッキング用の靴、つまり、それ程でもない登山靴というか、がっちり固めていない、裏が結構ごっつい靴ってのがないかなぁと靴屋を巡ってみるんだけれど、それ相応の靴屋で見ると、概ね2-3万円くらいして、しかも、上側はゴアテックスなんかで、裏はvibramなんかで本格的。ソールはガッチガチで、多分履いたら膝に来そう。もう筋力がないから、とても履きこなせない。名前なんて聞いたこともないようなそんな靴でも、結構ソールが硬い。
 ソールが柔らかめで、それでも裏はガッチリしている靴ってのはありえないんだろうかと思いながら探してみる。どっかにないものかと。候補になるような靴も有り得そうなんだけれど、通販ばっかりで、実在の店では殆ど見ない。履いたことがない靴を通販で買うのは勇気がいる。


 近所の靴屋を巡ってみたら、もう何年もあったことがないラーメン屋のオヤジに遭遇した。外国人観光客で儲かってるだろうに、浮かぬ顔だった。なんか悩みでもあるのか、嫌われているんだろう。昔スマートボール屋だったところに新しく建ったビルの一階が近頃流行りの高いハンバーガー屋になっていた。高いといっても私達にとって高いだけで、外国人観光客にとっては10ドルもしないという。


 「東電 本当に資格はあるか」さすがの東京新聞である。ここまでいっているマスコミが他にあるだろうか。ほとんどのラジオで、この東電のまるで地元を蔑ろにするような行為を取り上げてはいるものの、しっかりと迫っているものはないといっても良い。それまで永年読んでいた朝日新聞をやめて東京新聞にした甲斐がある。

LUMIX


 LUMIXというのはパナソニックのカメラのブランドで、パナソニックオリンパスと一緒にマイクロ・フォーサーズという規格のカメラを作って販売している。そりゃなにかというと、いわゆる一眼レフカメラのフル・センサーの3/4のセンサーを乗っけたカメラですね。だから、それだけフルサイズのカメラに比べたら、簡単にいうと感度がゆるい。だけれども、小さくできるから効率としては良い、という考えなんだなぁ。そんなことろくすっぽ知らずに、小さくて安いからという理由でそのLUMIXのG型のカメラを随分前に買ったことがあって、レンズもそれに対応したものを3-4本持っている。しかし、世の中はどんどん進歩していくものだから、どんどん高性能なセンサーのカメラが売りに出ている。
 2011年に発売された私のカメラは1600万画素しかないセンサーだけれど、昨年の9月に発売された最新型後継機は2033万画素もある。一度これで写真を取ってみたい。でも,いくら安くなってきているとはいえ、13万円もする。これでは手が出ない。

 近くにある中古カメラの店にここまではいかないけれど、それでも今の自分のカメラよりも高性能のものが79,600円で出ていた。ほしいなぁと思ったけれど、まだ下がるんじゃないか、と期待していた。
 ところが、先週末に店の前を通りかかると、それまで一年以上そこにあったものがなくなっていて、私のカメラと同じようなものに入れ替わっていた!思わず「あっ!」と声を上げた。多分あのカメラを買ったやつは、このカメラを売ってあれを買ったのだ!そうかぁ〜!その手があったかぁ・・・。遅かりし、由良之助ぇぇぇ。

 NIKONCoolpix P1000が嘘のように高騰している。一体何があったのか。

都バス東42-1


 南千住から東京駅八重洲口行のバスがある。そもそも都電22系統(南千住~新橋)の代替で南千住~東京駅八重洲口のバスだった。代替っていっても都電22系統は南千住から浅草、浅草橋、小伝馬町日本橋、中央通りをずっと銀座四丁目を通って新橋まで行っていたが、昭和42年、1967年に南千住-日本橋間に短縮された。1971年に都電が廃止されて、それが南千住-東京駅八重洲口間の都バスに代替になった。八重洲口といってもほとんど南口の遠距離バス停の傍にあって結構な頻度で走っていたから、かつては京橋の八重洲ブックセンターに来ては、このバスで帰宅していた。
 ところがいつ頃のことか、久しぶりにとってもきれいになった八重洲口の停留所に来てみると、かつてはいつでもバスを待つ人達がいたのに、全然人がいない。おかしいなぁと思って、時刻表を見たら、なんと一時間に2-3本しか来ない。おかしいなぁ、蔵前あたりで見ていると、結構走っているのになぁと思ったら、「東42-2」という論文の小見出しみたいな名前のついている路線があって、こいつは東神田で終わってしまうんだった。なんだよ、詐欺じゃねぇかと思ったことがあった。
 久しぶりに東京駅へ行くのに乗ってみた。途中で都営地下鉄浅草線にでも乗り換えればもっと早いんだろう。浅草橋あたりで乗客はがさっと降りてしまって、後ろはがらがらになってしまった。なるほど東神田なんて聞いたことのない地名で終点バスが出るわけだけれど、こりゃ「鶏と卵」じゃないのかなぁ、だって昔は東京駅からあんなに人が乗ったんだもの。

 用事があったのは大丸百貨店だったから南口からはビル風がびゅうびゅう吹く中、北口まで歩く。外国人観光客ばっかりが大きな荷物をごろごろさせながらランダムに向かいからやってくるから歩きにくくてしょうがない。大丸の中に入っても外国人が異様に多い。とはいえ、今どきの百貨店だから、上の方は人影はまばらだよね。良くこれでやっていかれるよね。

 日本橋まで出て、本屋とローソン系のスーパーを覗いて日本橋から都営地下鉄で帰ってきた。