In English please!

ひさしぶりに、それこそ10年ぶりに英語の勉強を始めた。

高校生のころに使っていたチャート式を引っ張り出してはみたものの、これが難しい。

過去に覚えていた記憶のある単語や構文がたくさん。

こつこつやります。

中原の虹 (4) (講談社文庫)

中原の虹 (4) (講談社文庫)

蒼穹の昴、珍妃の井戸の続編が文庫化。
浅田次郎さすが!おもしろい!白虎張!
登場人物のキャラが立ってます。

そんな近況

 僕はとてもずぼらな人間である。放っておけばこの土曜日の夜にアド街ック天国をチャンネル一度も変えずに観てしまうくらいである。ちなみに今日の特集は田端だった。町工場の多い下町であることがよくわかった。ただこれからも田端で途中下車することはないだろうなぁ。水野裕子が出ていて懐かしかった。元・王様のブランチファミリー。


 最近、ジムに週一で通っている。もともと一人で黙々と何かに集中することは好きなので、合っていると思う。2〜3時間汗を流し、帰りにセブンイレブンによって豆乳を飲みながら帰る。たんぱく質を摂らないと、と変な義務感にかられるのだ。ただプロテインとかアミノ酸を飲む人にはなりたくない。なんとなく。


 休日前、飲みの予定がないときは渋谷のTUTAYAに長居してしまう。通勤で読む本を仕入れたり、気になるCDを視聴したり。今回はCDを2枚買った。しかもUNDERWORLDは国内盤でDVD付きの高いほうを買った!学生の頃では考えられない大人買い。秋の夜長、流しつつ、新訳のカラマーゾフの兄弟を読む。…まだ挫折してないYo!


Oblivion With Bells

Oblivion With Bells


Graduation

Graduation


カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

お伊勢参り

 夏休みの最後の日は一人で三重までお伊勢参り。せっかくなので。名古屋から近鉄特急で伊勢市駅まで一時間半。意外と遠い。


 伊勢神宮の基礎知識を少し。日本のすべての神社の一番上の格に位置しており、天照大神アマテラスオオミカミ)を祀っている。また、敷地は広大で二ヶ所に別れている。伊勢市駅から近い外宮(げくう)とそこから5kmほど離れた内宮(ないくう)である。外宮からお参りするのが正式なルート。

外宮入り口。

 式年遷宮というしきたりには驚いた。伊勢神宮にあるすべての祠(ほこら)は隣にまったく同サイズの土地がぽっかりとあいていて小さな祠がちょこんと位置している。これが何を意味しているかというと、20年に一度、隣の土地に建替えを行うためなのだ。そしてもともとの祠は取り壊され、そこには小さな祠がちょこんと置かれることになる。これを1300年も繰り返しているのだそう。いくつもある祠のすべてが隣に空き地と小さな祠を従えている姿はとても不思議な光景。

 これでいうと右に空き地と小さな祠がある。あと6年後には左から右へ移るのだそう。

 ほら、ちゃんと小さいのがある。


 何か記念にお守りを買おうと思って巫女さんに「どれが一番売れていますか?」という不躾な質問をしたところ、外宮で小さな巾着袋入りのお守り(一番スタンダードなお守りの形ね)を買って、内宮ではお守りの御神体だけ買い、巾着の中に一緒に入れるのがよいそうな。へぇと思って早速巾着袋入りを外宮で買った。


 バスで内宮に移動。内宮の入り口は立派な鳥居と宇治橋

 内宮は外宮より圧倒的に人が多い。ぞろぞろと階段を登る。

 苔むした杉もいい感じ。

 汗だくになって歩いたあとはこれ!赤福本店で食べる赤福氷!!おいしかった。

 カップルもファミリーもみんな赤福氷。30分待ちでした。

 赤福本店。もちろんお土産に買っていったのだが、今考えると賞味期限は改ざんされていたのかも…。


 赤福本店の周りはおかげ横丁と言って、いい感じの街並み。昔から伊勢神宮のおかげで栄えていたからそういうらしい。不思議な立体感覚ですなぁ。

 うだる人々。

 
 おかげ横丁の通り。

 近鉄特急で帰る。かわいいカラーリング。

蒲郡にいったぜ!

okiku5112007-08-25

 母親の実家である愛知県蒲郡市に5年振りに行ってきた。残りの夏休みでせめておじいちゃんのお墓参りをしようかと。駅から乗せてくれたタクシーの運転手さんがばりばりの三河弁で懐かしさがふつふつと湧いてくる。方言の響きは匂いと同じくらい記憶と繋がっているのではないかと思う。小学生の頃は毎年来ていた蒲郡。本当にひさしぶり。



 母親の実家はみかん農家である。家のたたずまいは昔と何も変わらない。ただ記憶の中のものよりやや小さい気がする。気持ちのいい縁側が仏間と続きの和室をつないでいる、伝統的な日本家屋。やっぱりいい。僕は将来、できることなら縁側のある家に住みたい。


 迎えてくれたのは従兄弟のお嫁さん。3つ上の従兄弟は大学を出てしばらくはサラリーマンをしていたのだが、結婚して子供ができて実家に戻った。今は社長である伯父さんから給料をもらいながらみかんを作っている。伯父さんは孫と一緒に暮らせて本当に嬉しそうだった。夕食のとき、ビールで顔を真っ赤にしながら、孫を構う。この従兄弟の子供(つまり僕からしたら甥。1才ちょっと。)が本当にかわいい子で!!夕食に出た枝豆をみんなに配ってくれるのだ(笑)。僕は何個も何個ももらってしまって困ったので皮を剥いて甥に食べさせてやった。ご飯を食べ終わった後、21時からアニメ「ミヨリの森」をみんなで見る。この団欒らしい団欒…。なんて平和なのだろう。23時過ぎにはみんな就寝。部屋の隅には積み上げられたベビーグッズ。こんな生活もあるのだな、と思いながら目を閉じた。干したばかりのにおいがするタオルケットが気持ちいい。

そして甲子園ウォッチャーとなる

okiku5112007-08-21

 夏休み四日目。お粥の作り方がうまくなった。鶏がらスープの素を入れたら中華粥風でとてもおいしい。韓国海苔とあわせたらもっとおいしそう。お腹がまだ不調なのでこれを一食だけ食す。結果、目に見えて痩せた。最近不摂生だったからたまには良いかも。明日は外に出れそうです。



 村上春樹の小説にはよく、ひどい顔をした男の描写が出てくるが、今朝の僕の顔はまさにそのものだったと思う。目は落ち窪み、頬がこけ、無精ひげがはえているという状態である。これはひどい。この3点がそろうと、誰でも本当にひどい顔になる。そして僕は小説の主人公がよくするように(真似しているわけではなく、そうする以外に選択肢がないように思われるので)、熱いシャワーを浴び、ひげをそり、食事を摂ったわけだが、この一連の流れをなぞるだけで本当に人間らしい顔に戻る。まるでそれが一つの方程式みたいに答えが明快なのである。僕は村上春樹のこの一連の描写をじっくりと読むのが好きだ。何でもないのだけれど、とても人間らしいから。


 ※写真は6月に行ったお台場の移動式美術館のもの

引き続き、夏風

 夏休み三日目。昨日無理矢理暑い部屋に行き、たくさん汗をかいたのが良かったのか熱は下がった(と思う。あまり熱は計らない主義)。ただ腹痛が治らない。この腹痛のタチが悪いのか、それとも飲んでいる薬が悪いのか…。水なし一錠のストッパは一瞬で効くらしいのに、この赤い小さな錠剤はなんて悠長な仕事っぷりだろうかと腹が立つ。自分でお粥を作るが、炊いたご飯にお湯を入れて煮詰めてもまともなお粥にならないということを知る。やむを得ず、その変に粒が残った水炊きご飯(鮭入り)を食す。…切ない。


こんなときは、この間の名作伝言メモが思い出される。
↓お腹の様子が悪いことを伝える(最近何かと好調の)中ちゃんの伝言メモ


■第一部(蛍の墓より)
「お兄ちゃん、お腹びちびちやねん。お腹びちびちやねん、あたし。」
「ほたるー」
「!ほたるじゃねぇよ、間違えた間違えた間違えた。
 何だっけ?サエコー。サエコじゃねぇよ。何だっけ?ピピッ(終了音)」


 なぜサエコ(笑)



■第二部(節子ということに気づいたらしい)
「せつこー、せつこー」
「お兄ちゃん、お腹びちびちやねん、あたし」
「お母さん、…お母さんは?」
「せつこー、せつこー!」
「いいですね、映画って…ピピッ」


 水野晴郎で締めなくても(笑)



Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 09月号 [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 09月号 [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2007年 09月号 [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2007年 09月号 [雑誌]

じっくり読む。そんな機会もあまりないので。

ぶっ倒れる

 明快に表現するならこの言葉が一番的確。長い9連休の初日に僕はぶっ倒れたのだ。どこにも行けないし、何もできない(そもそも何かをする気が起きない)のでとりあえず寝ている。布団を被るとふつふつと湧き上がるような熱っぽさとときどき思い出したように訪れる腹痛…。病気に対してはタフで通していたのにな、と思ったところで何もならない。親に馬インフルエンザかもね、とつまらない冗談をいったら、人間にうつるわけないでしょ、と軽く返された。紛れもなく自分の親だと思った。


社会での男の通し方がよくわかります。島耕作が読みたくなった。


蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

5巻まである文庫本なのだが、一気に読める。数十年前まで科挙や宦官といった制度があった中国ってすごい。