東洋経済
この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした アトキンソン「中小企業基本法が諸悪の根源」 | 国内経済 | 東洋経済オンライン
生産性の高い先進国では女性活躍が進んでいるという事実があります。一方、生産性の低い日本では、女性活躍が諸外国と比較して際立って進んでいないという、これまた動かしがたい事実があります。この2つの事実をもって、専門家たちは、日本も諸外国並に女性に活躍してもらえば、諸外国並に生産性が向上するに違いない、と主張しているのです。
この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした アトキンソン「中小企業基本法が諸悪の根源」 | 国内経済 | 東洋経済オンライン
生産性の高い先進国では女性活躍が進んでいるという事実があります。一方、生産性の低い日本では、女性活躍が諸外国と比較して際立って進んでいないという、これまた動かしがたい事実があります。この2つの事実をもって、専門家たちは、日本も諸外国並に女性に活躍してもらえば、諸外国並に生産性が向上するに違いない、と主張しているのです。
台湾の少子化対策、保守的な伝統が妨げに - CNN.co.jp
台湾の中国医薬大学付設病院で婦人科主任を務める張訓銘医師も、生殖にまつわる「各種規制の段階的緩和は理にかなっている」と言う。
生殖医療の分野に30年以上携わる張氏によれば、「こうした治療は既存の技術で完全に対処することができる」。
陳議員もこれに賛同するが、いまだ台湾で統一見解が取れていないと思われる分野がひとつあることも認めた。それは代理出産の合法化だ。
台湾で生殖補助医療の規制緩和に関する議論が高まる中、緩和に反対する人々は記者会見を開き、「不完全な家庭」に生まれた子どもの幸福に懸念があるとして法律改正の先延ばしを求めた。
代理出産によって「子宮が商品として扱われる」ことを危ぶむ声もある。妊娠期の代理母の権利を保護する包括的な法的枠組みを設けることで、こうした主張も和らぐだろうと陳氏は考えている。
議論の第1段階では、代理出産が除外される公算が高い。洪さんと黄さんの息子エイダンくんは生後9カ月になったばかりだが、2人のような同性婚カップルは引き続き(少なくとも当面は)台湾で生殖補助医療を受けることができない。
同性婚が19年に合法化されて以来、台湾は段階的に同性婚や国際結婚を完全に承認し、養子縁組の権利も認めた。残るは生殖補助医療だけ。婚姻の完全平等に向けた最後のハードルとなる。
UBC student develops website to help Canadians choose the right type of abortion
仮訳します。
中絶をすると決めることは、とても個人的な選択です。
UBCの博士課程の学生であるケイト・ウォール(Kate Wahl)さんは、カナダ人がその決断をする際の手助けをしたいと考えています。彼女はIt's My Choiceというカナダ初のインタラクティブなウェブサイトを開発しました。
カナダ産科婦人科学会(SOGC)が提供するこのツールは、カナダで利用可能な中絶の2つの方法(中絶薬と中絶手術)について、入手可能な最善のエビデンスを統合しています。ユーザーは、それぞれの選択肢から何を期待するかを学び、安全で匿名のアンケートに答えた後、医療提供者との会話をサポートするように設計されたパーソナライズされた推奨事項を受け取ります。
ワールさんは、UBCの指導教官であるサラ・マンロー博士、ダルハウジー大学のメリッサ・ブルックス博士、そして研究者、臨床医、患者のパートナーからなるチームとともに「イッツ・マイ・チョイス」というツールを開発しました。この新しいリソースについて、彼女に話を聞きました。
――このツールを作ろうと思ったきっかけは何ですか?
「イッツ・マイ・チョイス」は、中絶を決意した人が自分に合った方法を選べるようにサポートするためのものです。私たちは何十年にもわたる研究から、ピルも中絶手術も安全で効果的であることを知っています。例えば、ピルは自宅や好きな場所で中絶することができますが、中絶手術はクリニックで行われます。また、両者の作用や体への影響も異なります。私たちは、人々がその違いを理解し、自分にとって最良の選択肢を選べるように手助けしたいと考えました。
カナダにおける中絶の選択と選択肢について説明したビデオや、中絶ピル、中絶手術とその違いについての使いやすい情報が掲載されています。そして、個々の好みについての質問に答えることができます。例えば、中絶を自宅や自分の選んだ場所で行うことは、あなたにとってどの程度重要ですか?あなたの答えに基づいて、ツールはあなたがどの選択肢を選ぶかを計算します。最後には、あなたの好みの要約と、より身近なところであなたの好みの選択肢を見つけるのに役立つ情報源へのリンクが表示されます。
ツール全体は匿名であり、クイック終了ボタンや閲覧履歴の消去に関する情報など、プライバシーを保護するための機能も組み込まれています。
多くの人が中絶にアクセスする障害に直面しています。この事実は、ツールをどのように形作ったのでしょうか? カナダのどこに住んでいようと、誰であろうと、性と生殖に関するヘルスケアにアクセスできることは、人々にとって非常に重要です。It's My Choice』には、地方の遠隔地や北部のコミュニティに住む人々のための仮想ケアの選択肢に関する情報が含まれています。私たちは、どのような医療提供者がケアを提供できるのか、また、人々がコミュニティでサポートを求めることができるその他の場所について説明しました。昨年、私たちはカナダ保健省から助成金を受け、It's My Choiceをフランス語、北京語、パンジャブ語に翻訳するチームの一員となりました。実際に患者や臨床医もデザイン・チームのメンバーとして参加し、文化的に包括的なイメージや表現を使用することに役立ちました。
――ツールを試用した患者や医療従事者の反応はどうでしたか?
開発プロセスの一環として収集したフィードバックを最近公表しましたが、非常に肯定的で励みになりました。潜在的な患者にとって重要なポイントのひとつは、利用可能な選択肢について知ってもらうことでした。多くの人は、家庭医や看護師などのプライマリケア提供者が中絶薬を処方できることを知りませんでした。彼らはまた、このツールが自分用にカスタマイズされていることも気に入ったようです。医療提供者は、このツールは患者へのカウンセリングに役立つと話しています。例えば、患者がこのツールに記入した後、予約の際に要約ページや疑問点について一緒に話し合うことができます。――中絶医療を求める人々にとって、このツールがどのような影響を与えることを期待していますか?
「イッツ・マイ・チョイス」によって、中絶を決意した人々が、自分にとって適切な医療を受けられるようサポートできることを願っています。他の医療上の決断と同様に、中絶手術とピルのどちらを選択するかは非常に個人的なものなのです。
International Women's Health Coalition(IWHC)のことと、初代会長のJoan Dunlopについて調べていたら、Smith Collegeに素晴らしい記録の山があることに気づいた。
とりあえず次のページを貼り付けておくが、まだまだ他にも貴重な記録がありそう!
Population and Reproductive Health Oral History Project oral histories
報告書はICPD+30: SEXUAL AND REPRODUCTIVE HEALTH AND RIGHTS, Sivananthi Thanenthiran, ARROWであり、タイトルからしてSRHRが中心であることが一目瞭然である。
*中絶法とソドミー法がよく言及されるが、これらの法律には、個人やカップルのセクシュアリティ、主体性、自律性、プライバシーに対する前提が内在しており、それがセクシュアル/リプロダクティブ・ライツの完全な達成を妨げている。 中絶が合法化されている地域では、特に期間の制限に関して、中絶へのアクセスに問題があり続けている。費用、距離、交通の障壁のために、中絶サービスを受けに来るのは、より貧しく社会から疎外された女性であることが多い。リプロダクティブ・ジャスティスの枠組みにおける中絶の重要性を強化する必要がある。望まない妊娠は、経済、暴力、医療制度やサービスへのアクセス、情報と教育、適切な避妊方法へのアクセス、避妊具やリプロダクティブ・ヘルス・サービスをカバーする医療保険、そして自律性といった、周縁化や脆弱性、失敗が交錯した結果である。
* 待機期間、親や配偶者の同意、裁判所命令、精神鑑定など、法律や医療提供者によって引き起こされる遅延は、貧しい人、若い人、遠隔地に住む人、移住者、障害者、先住民、低カースト、トランスフォーマーなど社会的に疎外された立場にある人にとって、必要な中絶サービスを利用することを難しくしている。
日・UNFPA政策協議(2024年)の開催(結果概要)|外務省
日本の外務大臣がICPD+30のために行ったスピーチはICPD+30の趣旨とは全く無関係で、かつUHCの概念を勝手にねじまげて日本がSRHR、特に女性のそれを「無視してきた」事実を看過している。こんなとんちんかんなスピーチについて、マスコミが全く批判どころか、報じてすらいないことも、嘆かわしい実態である。
国会議員会議「ICPD30:誰一人取り残さない高齢化社会の実現に向けて」での上川外務大臣の挨拶 令和6年4月23日>>(演説の骨子)
国会議員会議「ICPD30:誰一人取り残さない高齢化社会の実現に向けて」外務大臣挨拶
冒頭
●本日、アジア人口・開発協会(APDA)、人口と開発に関するアジア議員フォーラム(AFPPD)、そして国際人口問題議員懇談会(JPFP)の主催のもと、『国会議員会議「ICPD30:誰一人取り残さない高齢化社会の実現に向けて」』が開催されることに、心からお祝い申し上げます。
●私も第7代 JPFP 会長として人口問題に取り組んできた立場から、ICPD30 周年及び JPFP 設立 50 年を迎えることを感慨深く思います。
●また、本会議の開催にあたりご尽力いただきました、福田康夫 元内閣総理大臣・APDA 理事長、武見敬三 厚生労働大臣・AFPPD 議長、黄川田仁志 JPFP事務総長に敬意を表します。
人口と高齢化社会
●人口問題は、世界の全ての国々に共通の課題です。特に、本会議のテーマである「高齢化」は人口問題を考える上では不可欠な要素です。
●我が国では高齢化が欧米諸国に比べても急激に進行しており、総人口に占める 65 歳以上人口の割合は 29.0%です。また、我が国の健康寿命は世界でも有数の水準として延伸傾向にあります。
健康な高齢化
●こうした健康寿命の延伸には、乳幼児期から老年期までのライフサイクルの各時期において「健康とウェルビーイング」を重視した、脆弱層に着目し、誰ひとり取り残さない、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)*1という視点を取り入れた、我が国ならではの経験があります。
●日本は、自らの知見や経験をもとに、国連総会、WHO 総会、G7、G20、TICAD等の国際的な議論の場において、UHC の推進を積極的に主張し、その中で、健康な高齢化を推進してきました。
●2020 年 12 月には、我が国及びチリが共同ファシリテーターとして国連総会本会議に提出した「健康な高齢化の 10 年」決議案が採択されたことはその最たるものと言えるでしょう。
●更に、我が国はこれまで開発途上国において高齢化対策や社会保障制度整備の支援、専門家の派遣、研修等の取組を通じ、日本の高齢化対策等に関する経験・知見の共有を行ってきました。
人口・開発に関する議員活動
●こうした日本の姿勢は今に始まったことではありません。人口問題に対するコミットメントには、長い歴史があります。
●本日の会議を主催する 「国際人口問題議員懇談会(JPFP)」が設立されたのは1974 年です。 日本は戦後復興を果たし、急激な経済成長を実現しました。
●その中で、人口とも関連が深い資源・食料危機といった課題の中で人類が生きていくためにはどうすべきか、言い換えればいかに持続可能な開発を達成するかという強い危機意識がありました。JPFP はその危機意識の中から生まれました。
●JPFP は、日本の戦後復興の経験を共有することで世界的な人口、貧困及び保健の課題に対処してきました。
●目を大きく世界に見開いて先行きの長い人口問題に取り組むという、まさに各国との連帯の精神が、我が国の国会議員から発揮されたものです。
●1982 年には、アジア人口開発協会及び人口と開発に関するアジア議員フォーラム(AFPPD)が設立され、アジア地域の人口と開発に関する行政と立法との連携を促進し、各国の法整備や予算措置を後押ししてきました。
●現在では、この活動は世界中に広がり、世界全ての地域には人口と開発に関する地域議連、多くの国には超党派の議員グループが設立され、活発な活動が続けられています。
●日本政府は、国際家族計画連盟(IPPF)と国連人口基金(UNFPA)への拠出を通じて、人口問題への取組を後押ししています。
議員ネットワークへの日本信託基金(JTF)の貢献
●各国のリーダーたる国会議員による貢献は、あらゆる社会・開発問題と密接に関係する人口問題の解決において必須の要素です。
●日本政府としてもこの活動の支援をしており、2003 年に国連人口基金(UNFPA)に日本信託基金(Japan Trust Fund:JTF)を設置したのはそのひとつです。
●日本信託基金では、世界各国の人口と開発問題に関する議員グループの議論、各国の人口事情視察団の派遣、人口と開発に関する国際会議の支援を行ってまいりました。
●本日のこの会議も、日本信託基金事業として実施されており、日本だけでなく、アラブやアジアの人口と開発に取り組む国会議員を中心に、活力ある高齢化に向けた具体的な対応策を共有し、各国の立法・政策立案を後押しすることが目的です。
●これまでも、日本信託基金によって実施された会議に参加した議員の方々の手によって、数多くの人口関係の立法がなされたと承知しています。日本政府としても、このような支援を引き続き行っていきたいと思います。
結語
●本年は国際人口開発会議(ICPD)から 30 周年を迎える記念すべき年です。
●我が国は、来月 15 日-16 日にバングラデシュで行われる ICPD30 グローバル・ダイアログ「Demographic Diversity and Sustainable Development」を共催いたします。
●この会議では、高齢化を含む様々な人口のあり方―「人口の多様性」に対し、持続可能な開発を達成するために必要な視点が議論されます。
●各国国民の代表である国会議員が参集し、活発に議論を行うことは、30 年前の国際人口開発会議で策定された「行動計画」を達成するため、また、多様化する人口に対応するための国際的な協力体制を構築する上で、極めて重要です。
●国際人口開発会議から 30 周年を迎えるこの機会に、活発なご議論をしていただき、高齢化という切り口から、人口と開発の問題への国際的な取り組みの機運を一層高めていただくことを、心から祈念いたします。
●御清聴ありがとうございました。
*1:日本のUHCは女性にとってとりわけ重要なSRHRをほ無化した概念になっているという点で国際的な基準とは全く異なる
仮訳します。
要旨
セクシュアル&リプロダクティブ・ヘルス&ライツは、国際的な場でますます認識されるようになってきたが、その発展や範囲と内容の定義に論争がなかったわけではない。本論文の目的は、国際的な場における性と生殖に関する権利の歴史的変遷を概観することである。言説の複雑さを把握するため、より広範な社会的・政治的運動、イデオロギー、宗教、革命を考慮に入れて、これらの権利の変遷を分析する。これらを念頭に置きながら、SRHRが国際人権法にどのように組み込まれてきたかを概説することから始める。人権言説におけるセクシュアリティの登場から始まり、セクシュアル・ヘルス&ライツの概念の発展、そして女性やセクシュアル・マイノリティに対するその意味合いを探っていく。第2章では、性的行動の規制における法の役割、性的権利の共通原則の必要性、そうした原則の定義における障害など、言説のいくつかの問題点を分析する。第3章では、性的権利の定義と認識における困難を克服するためにフェミニズムの枠組みを採用し、その結果、セクシュアリティへの包括的かつ積極的なアプローチを支持する観点から、すべての人のための性的正義と自由に到達するための解決策を提案する。
”自分のタイミング”で産み育てる……ということは、リプロの権利からしたら王道の考え方。
これまで「プレコンセプションケア」とは、女に産ませるために女に行われるものだと思って眉唾に感じてきたけど、男性が早期に精子凍結することも視野に入れるとなるとますます混迷に陥ってしまう。すでに近未来の「出産」は、一部のお金のある人達のものになりつつあるのかもしれない……。
結婚も出産も女性主導から“自分のタイミング”で 精子凍結する男性たちの意識の変化 | AERA dot. (アエラドット)