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茗荷を刻んでしまったら いっしょに冷や麦を食べようよ 海に行くのは明日にしよう そんな毎日で夏が終わる
きっとうまくはいかないけれど 肝に銘じて歩いていこう 有効期限の切れない夢が 約束になって心に積もる
二十日を過ぎたら夢から覚めて 二学期が重くのしかかる 高校球児が大人に見えた 一行飛ばしで日記を書いた
ト音記号が書けないからって 音楽室に爆弾しかけた 教室のすみでスイッチを握り 準備万端と震えて笑う
どう考えても割に合わない こんな博打に乗っちゃあいけない 想像以上に馬鹿げた賭けは 最初の2秒ですべてが決まる
小学校の卒業式は 冷たい雨が降っていた 中学生にならないために 深夜3時のまちあわせ ふるいランドセルを両手に捧げ 向こう岸まで泳いでわたる
もったいないなと笑ってくれた いいかげんならしかってくれた 泣きそうなときは頭をなでて 最後の最後でその手をはなした
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