危惧と希望〜真野スマコン渋谷〜

4/3 渋谷C.C.Lemon ホール スペシャルジョイント2010春 感謝満開!真野恵里菜2周年突入&スマイレージメジャーデビューへ桜咲け! (昼夜)


スマイレージの例のデビューキャンペーンに関しては、批判的な当方でしたが、
お台場や新宿タワーレコードのイベントにはノコノコ出かけていったりして、まったく軸足がぶれてるわけですが…
タワレコでは、かにょんのiPhoneで直々に写真を撮ってもらったりして。


会場はなかなか盛況。
C.C.Lemonホールといえば、第1回のハロプロ新人公演が行われた場所でもあって、
真野ちゃんもスマの4人も始めて自分たちが主役のステージに立った場所。
あれから3年。同じ場所でいよいよスマイレージのメジャーデビューの成否の発表…
なんていっても、まさか本当にデビューがペンディングになるだななんて、誰も思ってなかったでしょうが。
そういうどうにもぬるい雰囲気のまま、
昼公演では、つんく氏ご本人がいつものPAブースから直々にステージに登場。
つつがなくスマイレージのメジャーデビューは決定しました。
通常はやらない直接の顔出しをすることで、決意表明というか、落とし前をつけるという意味もあったんでしょうか。


集まったヲタに、つんく氏が応援する気はあるのかと聞いてましたけど、こちらとしては、いや、われわれとしては懸念材料はあんたがたの方なんですが、といいたいところ。別にスマイレージにいまさら試練なんか与える必要もなく、ハロプロをめぐる状況は厳しさを増しているわけで、そんな内輪のネタで遊んでいるヒマなんかないはずなんですけどね。
かにょんがまたしても「アイドル戦国時代」を口にしたり、あろうことか、つんく♂氏からも「48人」云々という発言があったりして、いくらなんでもわかってないわけじゃないんでしょうけど。


そんな中、救いとも思えたのが、当のスマイレージの4人には悲壮感のカケラもなかったことで、これをタフと捉えるか、何も考えていないと捉えるかによって考え方も変わってくるでしょうが、まちがえて完成セレモニーの前にモザイクアートに写真貼っちゃってあわててはがしたゆうかりんをつかまえて、つんく氏が「前田みたいにどうしようもないやつもおるけど…」なんていってましたけど、いやいや、この能天気さこそがむしろ希望なんだと。
おっさんのアホな思いつきにつきあわされてかなわん、ぐらいの気概というかいきおいが欲しい。実際、あなたの手に余るぐらいの才能を持ってるんじゃないですか、この4人は…


ライブそのものは短いながらも悪くなかった。
若干のハロプロカバーを除けば、おなじみの曲ばかりで特にこれといって新しい試みがあったわけではなかったけど、真野ちゃんスマイレージの組み合わせも、これで最後かと思うとそれなりに感慨もある。
そして東京公演では、エッグ4人も参加。
タケちゃんがちょっと髪を切って前髪を下ろしていて、大正解。


真野ちゃんに関しては、なぜか松浦さんがビデオ出演で、アメリカ進出の発表…
夜公演では、特別な演出はほとんどなく、あっさりと終了。


スマの新曲、「夢見る15歳」の評価は、微妙な感じですが、当方はそんなに悪くないんじゃないかな、と思ってます。



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Girls' talk〜スマイレージ両国イベント〜

3/30 KFCホール 「Beautiful Lady Live」


南海キャンディーズ山ちゃんMCのトークライブにスマが出演。


そんなに期待していなかったのだけど、ふたを開けてみれば、めちゃくちゃおもしろかった。歌は2曲のみで、ほとんどトークだったのけど、山ちゃんにスマイレージトークはすごい、と言わしめたのは大勝利といえよう。
やはり外部での舞台経験豊富なゆうかのん強し。
特にカリスマブロガー花音さんはフリーでしゃべらせてもかなりいける。
言語能力一般が高いのか。
まゆゆ推しの山ちゃん」とか、内角ギリギリを攻めた発言も随所にあった。
(ヲタ用語あんまり使いすぎるとアレだぞかにょん)


スマのMCを事実上リードしてるのはいつもかにょんだと思うけど、
そのかにょんがツボにはまって笑いが止まらなくなる場面があったほど、
今回はあまりにもトークがぶっ飛びすぎてて、その内容を要約できない。
文章で起こしても、あのおもしろさが伝わるとは思えないし…
その原因はもちろんスマイレージのリーダーのあの人にはあるのですが。
っていうか、それ以前にそもそもリーダーとして機能してるのかという根本的な疑問もあるんだけど、それは今はとりあえず考えないようにしよう。
いずれにせよ、新人公演の「DAWAが正解」では、他のエッグメンやヲタをただひたすら困惑の淵に叩き込むだけだったあやちょのあの異次元のノリを今回はうまく生かせたのは、やはり山ちゃんが巧みに拾ってくれたからで、ここはさすがにお笑いのプロ。感謝するしかない。


今後、スマイレージが伸びていくためには、このトークスキルをいかに有機的に組織していくかが大きなカギを握っているのではないか。一見あやちょがボケのようでいて、一人で走り気味なかにょんをあやちょがクールにいなすような場面もあって、この二人の絡みは一筋縄ではいかない。ちょっと前には例の両者のブログでの「憲法」問題もあったし、あそこらへんの二人のヘンなせめぎあいをもっと洗練させていけば、ゆうかりんのすっとぼけた魅力も合わせてすごいことになるんじゃないのか、と。
佐吉も今回はベビースターネタでがんばった。


「アイドル戦国時代」という言葉が今回出てきたのだけど、
実際、ハロプロにはアゲンストの風が吹きまくってる状況で船出する4人…
今回味あわせてくれた楽しさを何とか多くの人にも知ってもらいたいものなんだが…


シングルV「オトナになるって難しい!!!」 [DVD] シングルV「スキちゃん」 [DVD]

Cool Graduation〜新人公演3月〜

3/27 横浜BLITZ 2010ハロー!プロジェクト新人公演3月〜横浜GOLD〜(昼夜)


昼公演のメンバー紹介は、エッグに加入した年が新しい順に。
最新メンバーのななみんから始まって、2004年のエッグ1期生まで。
2004年。改めて言われると、なかなか重いものがある。もう6年。
このへんは事務所も考えているのか、近年加入したメンバーは、仕事を始める時期が早くなってきていますが、しかし、そうなると、古くからいるメンバーの立場はどうなるのか、ということにもなるわけで…先月のノリメンライブの人選はそこらへんも考慮してたのかもしれません。


写真は錦糸町デリステのかりん様、ななみんライブ写真が早々に売り切れ。私も買えませんでした。
最近の新人公演では、やたらめったら写真を出すようになっていたけど、今回は少し抑え気味。まあ、そのほうが助かるんですが。20人以上いるエッグの写真が何セットも出たうえに、コレクション写真とか、何気に新人公演は金がかかります。


今回は、卒業セレモニーもあってか、曲数が若干少なくて物足りなかったけど、それぞれのパフォーマンスは高水準だったと思う。


まず、あいかわらずタケちゃん推されまくり。きっかとともに今回の公演全体の牽引役。
まっさらブルージーンズ」のきっかにあの人の面影を見てしまうのはしかたのないことです。

そういえば、かにょんは、結局新人公演では一度もソロやらなかったな。ノリメンLIVEみたい企画がもっと早くあればやってただろうけど。
前回スマイレージのメンバー正式決定の際に、はずされると思ってたといって号泣してたけど、あれは本人的にはけっこう本気の吐露だったのかも。


ななみんも参加曲2曲と本格始動。絵しりとりでは大ブレーキになっていたのはご愛嬌。もっとも後でかにょんに焼きを入れられたかも。

ありがとう〜大きくカンシャ!〜は、振りつきでは今回が最初で最後か。いや、それ以前に今日はしゅごキャラエッグ!自体のラストでもあった。あんまり触れられてないけど、それなりに思い出も多かったこのユニット。


しゅごキャラエッグ!といえば、フクちゃんのアミュレットコスは、何のプレイだよというか、非常にイケナイ雰囲気が漂っていましたが、将来彼女がもっと大きな仕事をするようになった暁には、初期の譜久村聖はこんなことをやらされていた!なんてことにならないとも限らない。生で何回も見た上に、あの格好の彼女と握手までした当方は幸せなのか。


りなぷーは、リハーサル日記書きまくり。地味なメンバーでもいろいろ考えているわけです。
個人的には、佐紀ちゃんの跡目を継ぎそうなさゆべえにも注目しているのだけど、大きな動きは今のところなし。かりんさまも舞台を控えて見せ場なかった。
モリサキちゃんは2階にいた模様。ミュージカルはついにいけずがっくりしていたのですが、夏にまた再演するらしいので、安心。


そして、もはや新人公演恒例となった感のある新メンバー加入。

くどぅー、ながさー、るなぷー
小学生一人に、 中学生二人。
当方としては、やはり評判の美少女、くどぅーに注目したい。というか、彼女には、ななみん同様ヲタで自主的にニックネームをつけたい。
ながさーは比較的長身。
るなぷーは、こみねっちマーク2みたいな感じ。


さて、今回は、なによりスマイレージの4人の卒業公演だったわけですが、もうすでに1年あの4人で活動しまくってるわけで、いまさら卒業といっても、特にこれといって感慨も沸いてこないのが正直なところ。メンバーもウェットなキャラクターじゃないし、このドライさがスマイレージというユニットの持ち味なのかもしれない。そういう意味では、真野ちゃんやのっちのときほどの盛り上がりはなかった。一応、夜公演ではサイリウム企画もありましたが。

しかし、ずっとエッグの中核メンバーだったゆうかのん、実力の佐吉、初期は地味だったのに途中から大化けしたあやちょ。この4人がごっそり抜けるのだから、これからの新人公演は少しさびしくなるのは避けられない。4人の穴は、いなくなってからはっきり見えてくるのかも。


そんなクールな卒業公演に花を添えたのが、今回歌ではまったく出番のなかったさぁやの送辞。

スマイレージのデビューが決まったときは、正直悔しかったけど、でも、それができたことで、開けてきた道があり、あたしたちエッグにも勇気を与えてくれた」


あやちょの答辞もよかった。ときどき思い出したようにまっとうなことを言います。

「最初の新人公演のときは歌がへたで、マイクの音量を絞られていたと思う。そのときはなんとも思わなかったけど、今思うと残念。
今のエッグの中にも、昔の私みたいに、自分のことなんか誰も見ていないと思ってる子もいるかもしれないので、みんなで応援してあげてください」


…やっぱりいろんな意味で、ハロプロエッグの歴史の中で大きな区切りとなるライブだったことが、彼女たちの言葉ではっきりわかった。
さて、これからのスマイレージとエッグがどうなっていくのか…



セットリスト:


1.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜 全員
2.恋人は心の応援団 前田(ゆ)、古川、竹内
3.ありがとう〜大きくカンシャ!〜 しゅごキャラエッグ!(佐保、前田(い)、譜久村、田辺)
4.EVERYDAY YEAH片想い 小川、竹内・勝田
5.ダイアリー 佐保
6.まっさらブルージーンズ 福田、和田、吉川、田中、佐藤
7.ピリリと行こう! 田中、吉川、古川、西念、北原、古峰、佐保、岡井、関根、譜久村、前田(い)、金子、新井、竹内、宮本、佐藤、平野、勝田、高木、田辺
8.夢見る15歳 スマイレージ(和田、前田(ゆ)、福田、小川)
9.スキちゃん スマイレージ(和田、前田(ゆ)、福田、小川)
10.浪漫 〜MY DEAR BOY〜 古川、竹内、関根、古峰、新井、平野、高木、譜久村
11.手を握って歩きたい 吉川、田辺、佐藤
12.思い立ったら 吉でっせ! 佐保、前田(い)、金子、勝田、岡井、西念
13.パフォーマンス(ダンス)
14.笑顔に涙 全員

ノリメンライブその2 メンバー寸評

2/28 山野ホール 2010年ハロプロエッグノリメンLIVE2月(昼夜)


セットリスト:

1. ここにいるぜぇ! 全員
2. 好きすぎて バカみたい 北原
3. 黄色いお空でBOOM BOOM BOOM 西念
4. ブギートレイン'03 佐保
5. オシャレ 吉川
6. オトナになるって難しい!!! スマイレージ
7. スキちゃん スマイレージ
8. 明日はデートなのに今すぐ声が聞きたい スマイレージ
9. ね〜え? 竹内
10. 線香花火 森
11. 僕らの輝き 仙石
12. スクランブル 古川
13. 友情 純情 oh 青春 全員


個人的に今回最も注目していたのは、
年長組中心の今回のメンバーの中で、唯一の小学生タケちゃん。
前回の新人公演で言ってた、小学校卒業までにソロで歌いたいという野望は早くもかなえられてしまったわけで、希望を言った先から聞いてもらえるなんて、どんだけ推されてんだという感じですが、
実際、MCにおける、お姉さんたちに比べてもまったく引けをとらない堂々とした態度には、やはり次世代の中核となるにふさわしい素質を感じさせました。
歌のほうは、けっこう難しい曲も無難にこなしたかな、という感じ。
こういうアイドルポップスより、もっと落ち着いた曲のほうが、この子の持ち味がいかせるのではないかと思いますが、まあそれはもっと年がいってからの課題でしょうか。


客観的に観て、今回いちばん出来がよかったのは、佐保ちゃんというのが大方の評判だったようで、私もそれに異論はありません。安定感がある。
地味なようでいて、小学生のころからなんとなく目が行ってしまう子でした。
何気にテレビのレギュラーはあるし、あぁ!もやってるし、
スマイレージの次はどういう展開を考えているのかわかりませんが、いずれにせよ、次に来るうちの一人は佐保ちゃんなのはほぼ確実。
年齢的にも今が最適。早くしてほしい。


こういうことは界隈で散々言われ続けていることだと思いますがが、
ハロプロは、もう時機を逸し続けるのをやめてほしい。
真野ちゃんスマイレージももっと早くデビューできたと思うし、
℃-uteだってもっと早く始動させてれば、いろんなことがもっと違った展開になってたんじゃないか…
何であんなにグズグズと、いつまでも勿体をつけてるんだろう? 
内輪で競合になるのを恐れてるのかもしれませんが、その結果マーケットを全部よそに持ってかれてるのが現状なわけで…マヌケすぎる。
そしてその一方で、有望な人材が無為に時間を浪費させられてる…
地道に売るのはいいとしても、スピード感がないのは致命的だよ。
…というようなことをex.MilkyWayの二人、さぁやときっかを見ながら考えていたわけですが。何でこの子たちがいつまでもこんなところでくすぶっていなきゃいけないのか。


モリサキちゃん…昼も夜もMCでは例のミュージカルの話をしていて、よっぽどうれしかったんだろうな、と。実際、エッグの中核メンバーでありながら、今までなかなかこれといった見せ場はもてなかったわけで、ぜひがんばってほしいもの。歌もよかった。


さいねん…どうも不評だった模様で、実際、お世辞にもうまかったとはいえなかったけど、…女優宣言のときもダメダメではあったけど、「凛として!」はなかなかよかったのに。どうもムラがあるね。 夜公演でSay Yeah!とかいってヲタをあおりだしたときはおもしろかったけどな。ああいうキャラをもっとうまく活用できないものか。大人数アイドル集団の利点って、そこらへんにあると思うのだけど、もうそれは許されないのだろうか。
関係ないけど今回写真のできはすさまじくよかった。


石ちゃん…うーん、まあ普通w 音楽ガッタスのツアーはどうもいけそうにないのが残念…


なっちゃん…トリを任せられて、一世一代のパフォーマンスでした。とてもよかった。音響が悪かったのが残念。


以上。
前回も書いたとおり、最初の試みということをさっぴいても、どうも疑問点が多すぎるライブでしたが、それは出演したメンバーの責任じゃない。みんながんばってたし。
この企画は続けるのでしょうか?
人数多くてせわしない新人公演にくらべて、推しが出てる場合にはこっちのほうがじっくり観れるという利点はありますが、それにしたって1人1曲だけなわけで、やっぱり物足りなさは残る。
今回スマイレージが出ていた時間が空けば、また別の演出も考えられるかもしれないけど、いずれにせよ、このままじゃ、はっきり言って金とって見せるようなもんじゃないと思う。メンバーの品評会やりたいなら、プロデューサー氏とスタッフだけでやればいいじゃない…くりかえしますけど、女の子たちが悪かったわけじゃないですよ。
根本的に企画そのものを考え直すか、
あるいは、こういうのこそFC会員限定にして、最初から着席観覧、公演後アンケート提出を義務付けて、品評会に徹する、とかしないとだめだと思う。


さて、次はいよいよスマイレージ卒業公演となるのだけど…

事務所とプロデューサーに対する懸念が増しただけのノリメンLIVE

2/28 山野ホール 2010年ハロプロエッグノリメンLIVE2月(昼夜)


今回のライブ、特に夜公演を、いかに私が楽しみにしていたかというとですね、

ひさびさの最前席、しかもセンターブロックでした。
昼も9列だけど通路席だったし、第1回新人公演のTシャツをひっぱり出してきて、盛り上がる気満々だったわけですが、
それが、昼公演の途中から、まさかの着席強要。
まいりましたね。


それにしてもずいぶんと客をなめた話で、
一応、向こうの言い分は、出演メンバーの練習の成果をつま先まで見てもらいたい、というものでしたが、だったらこんな会場使うなよという話なわけで、ここじゃ音もよくないし、後ろの席はぜんぜん見えないなんて、もうずいぶん前からわかっていたはずで、何でいまさら、それも公演の途中で。
PAブースにいたつんく♂氏の指示ではないかといううわさですが、そういう情報は上に上がってないんでしょうか。
別に座って観てもいいんですけどね、後ろの人のことを考えれば。でも、だったら最初からそう言えよという…
これを不手際といわずして何というか。


最初、このノリメンライブの話を聴いたときには、エッグの精鋭を集めて、どんな盛り上がりを見せるかと期待していたんですが、最初と最後を除いて、全員のソロという構成は、なんだかのど自慢大会か、お稽古ごとの発表会という感じで、どうにも盛り上がりに欠けるのは否めない。出演メンバー自身は、いっしょうけんめいやってるのはまちがいないんだから、こんなこと言いたくないんですけどね。あるいはスマイレージのコーナーがなかったらまた違ってたのかもしれないけど。
選抜メンバーを集めてるのに、新人公演本編よりしょぼくなってしまうというのは、演出に大いに問題があるといわざるを得ない。


石ちゃんが〆のMCで、「大成功に終わりましたー」って言ってたけど、
こんなこと言わされる彼女がかわいそう…


スマイレージといえば、例の笑顔キャンペーンがここで発表されたわけですけど、
これもどうなんですかね。
スマイレージつんく♂氏からの指令で写真を1万枚集めろ、できなかったらメジャーデビューは白紙に戻す、と。
夜公演でこれが言われたとき、客席から誰かが「なんで?!」と叫んで、会場爆笑となったのですが、あれはまったくナイスなツッコミでした。
だって、変でしょう。
これって実際に動かなきゃいけないのは、彼女たちじゃなくて、ヲタですよね?
デビューがかかってるとか言われたって、知らないアイドルのためにわざわざ写真なんて送るヒマ人はいないよ。
だから、娘。の「愛の種」手売り5万枚のときと、似ているようでまったく違う。
働かされるのはこっちのほう。
お前ら必死で写真集めて投稿しないと、スマイレージデビューできへんぞ、と。
それならそれで、なんか一言ぐらいこっちにあいさつがあってもよさそうなもんだけど、なにもない。
そこには何のドラマもない。おもしろみも何もない。盛り上がりも当然ない。
スマイレージの存在を世間に知らしめる効果もない。
そしてスマイレージを応援したくても、こうやって水をぶっ掛けられて既存のヲタたちも気持ちが萎えていく。


なんか、勘違いしてないか、寺田さん。
いまだに世間は自分のプロデュースしたアイドルをワクワクして待ち望んでるとでも思ってるのかな。
自分たちのためにヲタが無償で必死で働いてくれるとでも思ってるのかな。


もし写真が集まらなかったら、本当にスマイレージのメジャーデビューを中止にする覚悟があるのか、あんた。


書いてるうちに頭にきて長くなってしまった。公演の内容のほうはまた別稿で。

いもうと〜「春の嵐」イベントお台場〜

2/27お台場ヴィーナスフォート 真野恵里菜 6thシングル『春の嵐』発売記念イベント(真野恵里菜 岡井明日菜 関根梓 譜久村聖 宮本佳林


春の嵐」は良曲、と書きましたが、寺田作品には困った副作用もあるわけで、つまりアレです。
春節の中国人観光客の皆さんでにぎわうアジア有数のおしゃれスポット、ヴィーナスフォートに、
汗臭いヲタ連中のウリャホイウリャホイの胴間声が鳴り響き、ステージ上のマネティはいつになく険しい表情。
イベントも明日一日を残すのみなのに、わざわざ公式サイトで、
「大声で叫ぶ、激しくジャンプする、お客様自身の派手なパフォーマンスなど、他のお客様の迷惑となる行為は絶対にお止め下さい」
の部分を強調して再アップされたのは、やっぱりかなり苦情があったんだろうな…
真野ちゃんはああいうノリからは極力遠ざかる方向に行ってたと思ってたんだけど。
ライブに「乙女の祈り」を持ってきたのは、その手の過熱を防ぐ意味もあったのかな。


…まあそれはそれとして、そんな下界のゴタゴタとは無関係に、真野ちゃんとエッグは今日もがんばってました。
2回目だけ、「OSOZAKI娘」をやったのだけど、この曲は真野ちゃん本人が好きで、特に歌詞に思い入れがあるとのこと…


そして真野ちゃんがメインとわかっていても、やっぱりどうしても気になるのはかりん様。だって真野ちゃん本人がわざわざMCでかりん様のことに触れるぐらいだから、いかにみんなに愛されているか。1回目には、「かりんちゃんかわいい…」、3回目には「かりんちゃん妹にしたい…」

あっすーは、こないだのデリステに引き続いての登場。何気にあんまり握手する機会はなかったけど、ここに来て、またたたずまいが急送に変化している感じがする。


フクちゃん、PVでも確認できますが、ダンスが意外にダイナミック。握手会でもあっさりしているようでいて、こちらの言ってることが聞き取れないと、「え?」とわざわざ聞き返してくれるようなていねいさがある。


せっきーはあいかわらずの安定感。


明日のラクーアも行きたかったけど、ノリメンライブのほうに行っちゃうので…


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真野ちゃんタケちゃん〜「春の嵐」イベント渋谷〜

2/23 タワーレコード渋谷店 B1「STAGE ONE」真野恵里菜 6thシングル『春の嵐』発売記念イベント(真野恵里菜 吉川友関根梓譜久村聖竹内朱莉


真野ちゃんのイベントだということは、重々承知しておりますが、
この会場で整理番号150番台では、かなりきびしい。
案の定、握手会まで真野ちゃんを直接見ることはまったくかなわず、
あきらめて、CDイベントでは今回のみ参加のタケちゃんときっかに注力することに。
並びはタケちゃん、せっきー、真野ちゃん、きっか、フクちゃん。
ちょうどタケちゃんときっかがかろうじて見えるポジションを取れた。


スマイレージのときはのんびり行っても、それなりの場所を取れたんだけど、
今回は、タワレコについたらもうレジに行列ができていて、ちょっとあせった。
まあ、あの時は公式サイトのトップにも告知が来てなかったんだが。


歌は、「春の嵐」(2回)と「OSOZAKI娘」。
トークは、携帯が壊れた話、いま撮影中でまだ明かせない何かについて。
スズナリ出演について、などなど。


ずっと声だけ聴いていたのだけど、
真野ちゃんの声は、なんというか、聴いてると落ち着く。
ヘロヘロなできだった東京厚生年金でも、朗読劇やったらもちなおしたし、


吉川さんは、あいかわらずの炸裂ぶりで、特に握手会では主役を食っちゃうぐらい。
さすがにここであまりでかい声で名前をコールするのは自重してほしいが、腐らないでがんばってる以上、こちらも応援しなければいけません。


タケちゃん。
マネティが、握手会に際して、「体重が軽いので持っていかれてしまいますので、あまり強く握らないでください」と…。
本人には、「日曜日、がんばってね」と告げると、「ハイ、がんばります」と。


春の嵐」は、最近の寺田氏作品の中では、地味ながらけっこういい感じに仕上がってるんじゃないかと思ってます。



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