Lightning対応ヘッドホンアンプ Deff Sound DDA-L10RCBK レビュー

26日に秋のヘッドフォン祭 2013 に行ってきました。


実はヘッドフォンは目もくれず、Lightning 対応の小型ヘッドホンアンプが先行発売されるというので、それだけ狙いで行ってきました。写真の黒いリモコンみたいなのがそれです。




Deff Sound 、Lightning対応ヘッドホンアンプ DDA-L10RCBK
http://deff.co.jp/news/2013/10/deff-soundapplelightning.php
http://deff.co.jp/product/dda-l10rcbk.html


この製品は、DAC(デジタル→オーディオコンバータ)を内蔵しているようで、直接Lightingコネクタからデジタルで音声信号をもらって、アナログの音声に直してヘッドホンに出力します。iPhone の内蔵 DAC は小型化の影響も有ってかそんなに音は良くないという評判で、これを解消できればと思っているのですが、相場3〜6万円の本格的なDAC内蔵ポタアンは手が出なかったので、小さくて安価なDACポタアンは待望の一品だったわけです。本製品は 8000円弱で購入可能です。


本来ならば、高級DACポタアン:
Sony: PHA-1 http://www.sony.jp/headphone/products/PHA-1/index.html
FOSTEX: HP-P1 http://www.fostex.jp/products/HP-P1
ADL X1 http://www.furutech.com/ja/2013/03/14/6731/
などと比較できるとよいのですが、残念なことに所有しておりませんので、iPhone の内蔵 DAC+アンプとの比較しか出来ておりません。どなたかこれらも持っている方の比較感想も聞いてみたいところではあります。


比較は、iPhone 5 (iOS7) と主に最近よく使ってるヘッドホン(Marshall MAJOR FX)で標準の「ミュージック」アプリでEQなしの比較です。ちなみに、iPhone に入れている曲は MP3 の 192kbpps でエンコードしているものが大半ですので、ロスレスだとまた印象が違う可能性もあります。


ちなみに、Marshall MAJOR FX
http://www.marshallheadphones.com/product/major-fx
ですが、友人が使ってたのを聞かせてもらったら、ロックのベース域の音が気持ちよく聞こえる元気なサウンドのヘッドホンで一発で気に入ったので、後日自分でも購入してしまったものです。なので、中低音の領域が特に良く聞こえるという特性がありレビューにも影響している可能性があります。

iPhone に入ってた曲で聴き比べてこんな感じでした。

(このDeff Sound のDACアンプ通したときの感想)

当然ですが、レビューの結果は個人の主観ですし、音源のデータ量や、ヘッドフォンなどの再生装置にも依存しますので、あくまで参考程度にしてください。

  • EDM系一般
      • 矩形波・ノコギリ波系のシンセの音の輪郭がくっきりし過ぎて、ブリブリ音の多いEDM系ではちょっと耳障りな感じが増す事がある。▼
    • Skrillex - Right In
      • →中低域のベース音に広がりが出る。ブリブリ言ってる上物はクリアになるが全体的には印象は大きくは変わらず。
  • ハウス〜テクノ
    • Light Soung (Hiroyuki ODA remix) / Re:MIKUS : (kz氏の初音ミク曲の かんざきひろ さんのRemix)
      • →予想外に低域Pad系の音がくっきりする。ミクの声や上物の輪郭は若干クリアになる。ハイハットなど高域はさほど違いが分からない。
    • Minilogue - We All (ちょっとエレクトロ寄りのテクノ)
      • →中低域のPad系の音に広がりが出る。他は違いが分かりにくい。
    • BT様 - Suddenly
      • →音の粒粒感がさらに増してくっきり。耳障り感は特になし。
  • アコースティック系
    • ジェイクシマブクロ+シンディローパー - Across The Universe
      • →印象はほとんど変わらないけど、シンディのガラガラした感じのボーカル部分が、クリアになるので耳障り感が増すかも。▼
    • Zero 7 - I Have Seen
      • →元々若干ローファイ気味の Zero7 でも全体的にクリアに感じる。ハイハットの音も少しクリアになる。
  • バンド〜ロック
    • Marie - アクアブルーの果て(ピアノ+女性ボーカル曲)
    • ねごと - たしかなうた(女性バンド+女性ボーカル)
    • 椎名林檎 - 本能
    • クリープハイプ - ラブホテル(バンド+高い声の男性ボーカル)
      • →音の輪郭が若干良くなるが、殆ど印象変わらず。
    • ザ・ネイキッド・アンド・フェイマス - Punching In a Dream
      • →基本的に印象は変わらないんだけど、エレクトロベースの波形の輪郭がくっきりするので、圧縮音源で良くある音の粒のヨレ感が減る。(ヨレる感じは圧縮アルゴリズムのせいなのかと思ってたらDACのせいなのかな??)

■サマリー

  • 上記のように書いたけど、静かな部屋でよーく聴き比べないと分からない程度の違いです。例えば走ってる電車内だと、違いが分からんと思います。その上で言うと…
  • 全体的に、音の波形がくっきりした印象になる。澄んだ声と高域リバーブが効いてるとよりクリア感が増す。
  • 一方でロック系+普通の声のボーカルには余り効き目が感じられない(違いが分かりにくい)。
  • 予想外に中低域がクリアになり、広がりが感じられるものが結構ある。(ヘッドホンの影響かも)
  • 輪郭の元々くっきりしたシンセの音(ノコギリ波系の音)はモノによって耳障りになるものもある。
  • 音域のバランス、印象が変わるわけではない(高域がより出るようになるとかいう事はない)

注意

  • 電源はiPhoneから供給されるので、20〜30%余計に電力消費するそうです。
  • ヘッドホンに元々iPhone用のリモコンやマイクが付いている場合、これは効かなくなります。アンプに付いてるリモコンを使ってくださいとのこと。
  • 音楽再生アプリによっては、エフェクト効果が効かないものがあります。標準の「ミュージック」アプリのEQは効きました。Bongiovi DSPDSP効果が全く効かなくて、素通しの音が出るだけ。StagePassは会場の効果が効いたので、アプリに因るみたいです


というわけで、静かな所で比べないと分からない程度ですが音はくっきりします。くっきりしたせいでザラついて感じられる音もあるという感じかな。しばらく常用しようと思います。ご参考になれば幸い。

Jawbone JAMBOX を分解 / Jawbone JAMBOX decomposition

小型のサイズの割に気持ちのいい低音が出るので好評の Jawbone JAMBOX ですが、改造の余地はないのかと思ってググってみても誰も分解すらしていないようなので、ちょっと分解してみました。結論としては僕レベルでは改造する余地は無さそうです。中はこんなんなってましたと、参考になるかと思って簡単に写真載せておきます。

★注意:分解した場合製品の保証などが受けられなくなる可能性があります。また復旧できないようなダメージを製品に与える可能性がありますので、真似をする場合はご自分のリスクで行ってください。



上下のラバーのカバーは引っ張れば剥がせるようになっていました。



上下のラバーを外した様子。



ねじは六角星形で、真ん中にポッチのあるタイプです。



TP7 とかいう特殊ドライバーが必要。



で、ネジを外せばシェルというかネットが外れるかと思ったのですが…



この写真右上のシェルの端をかしめて留めてある部分を外さないと、スイッチやUSBコネクタの部分が引っかかって外れませんでした。



カシメを緩めて、少し持ち上げて浮かせてやると、シェルを外せます。但しこれ戻す時に再度かしめるので、何度もやってると壊します。
あと無理したので、ちょっとシェルの塗装剥げました。



ぬぎぬぎ…



フロント。中身は結構硬質なプラスチックで出来てます。SPユニットはラバーコーティングされてて高出力にも耐えられそうな雰囲気を醸し出してます。真ん中付近の丸いのはマイクですね。



上部。スイッチのパネルは同じ特殊ネジで留めてありますが、ネジを外しただけでは外れず、背面を開けないと外れませんでした。



背面。真ん中の四角い部分が低音が出てくる秘密の部分ですね。周囲は8か所同じく特殊ネジでしっかり留めてあります。このネジ8コ外しますよ。



背面を開いた状態。つなぎ目やネジ穴周辺にゴムパッキンが入ってて、密閉性にカナリ気を遣っている事が伺えます。
背面の四角い部分はバッテリーが入っているようです。柔らかいラバーで囲まれていて簡単に動きますが、開いた状態で音出してみましたがこの部分は自律的には全く動きません。すなわちパッシブラジエーター(ドロンコーン)式になっているようです。バッテリーをパッシブラジエータにしているのは、foxL v2 と同じ方式ですね。
しかし、こんなシンプルな方式であれだけ低音出るようになるってのは不思議なもんですね。



真ん中にあるのはアンプっぽい基盤です。



アンプらしき基盤の少しアップ。SPに出ていく左右の赤黒ケーブルの付け根に大きめのチップコンデンサが付いているので、いじるならこのコンデンサ入れ替える位かと思いますが、箱内のスペースが小さいのでちょっと難しいかな…と。



パッシブラジエータになってるバッテリー。何かの回路も一緒に付いてます。充電の制御かな??



同じくバッテリー。



SPユニットは裏側からコーンの内側が見えていました。内側はアルミのようです。あと、マグネットが大きめでかなり強力な駆動が出来そうな印象です。これ以上バラさなかったのでSPユニットの諸元は不明です。



アンプ?基盤のアップ(右ピン)。TLV274I はオペアンプだそうで3つ使ってますね。
右上のチップはデジタル可変抵抗らしいです。
出力に近い位置の V153/050/AV(?) と書いてあるチップがアンプだと思いますが、製品を見つけられませんでした。



アンプ?基盤のアップ(左ピン)。
A1858/050(?) 不明。
ZWH OBJ P9YC(?) 不明。
NXK TI 08W ZD3L(?) 不明。



上部基盤。CSr 57E6/87CG/K044CX Bluetooth のチップらしいです。
右の MXIC MX29LV320EBXBI-70G はフラッシュメモリ


以上で、何も手を付けず元に戻しました。配線や内側の仕上げも含めすごく良く作られた製品だなぁって印象です。


【日本正規代理店品】Jawbone JAMBOX ワイヤレス Bluetooth ポータブルスピーカー ブルーウェーブ  ALP-JAM-BW

【日本正規代理店品】Jawbone JAMBOX ワイヤレス Bluetooth ポータブルスピーカー ブルーウェーブ ALP-JAM-BW

【国内正規品】foxL V2 スピーカー(Bluetooth/apt-X対応)プラチナエディション

【国内正規品】foxL V2 スピーカー(Bluetooth/apt-X対応)プラチナエディション

DIME付録アンプ付きスピーカー(モノラル)をボリューム付きでステレオ化してみた

藤本健さんのエントリー「雑誌DIME付録のアンプ内蔵ステレオスピーカーは欠陥品!?」など一部で話題になっていますが、DIME誌2011年01号(2010年12月21日発行)付録の「DIME JET STREAM ステレオスピーカー」が実はアンプの回路がモノラルで組まれているために、モノラル出力になっていました。
このエントリーは、付録回路をなるべく生かしつつあまりお金と手間をかけずにステレオ化(とボリュームを付ける)してみたレポートです。

(2011.01.04追記:私自身では確認できておりませんが、上記藤本さんのBlogエントリーに寄せられたコメントによりますと、きちんとステレオで音の出る回路/基盤のものも有るようです。小学館のコールセンターにて不具合の有るものは交換に応じてるようですので、不具合のある方は付録記載の問い合わせ先に連絡されるのが一番かと思われます。)

重要な注意:なお、御約束ではありますが、このエントリーを基に改造を試みた場合、雑誌発行元のサポートも受けられなくなるでしょうし、また上手くいかなかくて何らかの破損や故障その他の損害を被ったとしても、筆者は何の保証も補償もできませんので、試される場合はご自分のリスクで行ってください。

改造後の雄姿:)


事の起こり

DIME誌付録にアンプ付きステレオスピーカーが付くと聞いて、値段の事もあるし、そんなに期待はしていなかったのですが、購入してみました。早速iPhone等に繋いで音を出しますが、シャリシャリして酷く高音の目立つチープな音が出ます。そこでまずは定番のコンデンサ変更でちょっとは改善しないかと思い、交換してみました。


ところが相変わらずシャリシャリした音。スピーカーから50〜60cm離れると、どこから音が出ているか分からなくなる感じで、まるで2chスピーカーで疑似サラウンドの音を出しているような感じです。これはもしや… と思い、片側のスピーカーを塞いでみると、塞いだ時の方が音が大きく聞こえる!! 何と片側から逆位相の音が出て、全体的に音を打ち消しあっていました。そこで再度分解して右側の配線を反対に繋ぎ直したところ、変なシャリシャリ感が消えて、普通のコンパクトラジオ程度の音になりました。

で、同じような症状の人がいないかと、twitter で"DIME 付録"で検索して色々な方の呟きを眺めていました。すると、同じ症状の人がちらほらいらしたのですが、この症状が出ていない方(もしくは気づいていない方)が大半のようで、このような片側逆位相の配線ミスは一部のようでした。所が、twitterを眺めていると、どうもLチャンネルの音しか出てない と呟いている方を見つけました。自分の奴もそうなのか?とちゃんと確認してみると、Rチャンネルの音しか出てません。

しかたないので、基盤を眺めて回路を確認してみました。


何がおかしいのか

アンプ回路で使われている、アンプICは、TDA2822M で100円ショップで売っているアンプにも使われていたり、安価ですが簡単な回路でステレオアンプが組めるICのようです。

ただし、ノイズが出やすい、IC自体がノイズを出すなど、電子工作好きの人達の評判はあまり良くないようです。現にこのDIME付録も、音が無い時でもサーーっというホワイトノイズが聞こえています。

TDA2822Mのデータシートはこちら(pdf)で参照できます。
データシート記載のステレオ出力の参考回路がこちら。

そして、DIME付録の基盤を追いかけて確認した回路はこのようになっています。


ほぼ参考回路通りの作りで、出力側はちゃんとチャンネルが分離されているのですが、入力側がなぜかL,R分離されておらず、僕が購入したものはLが22kΩを介してRチャンネルに繋がれており、R側が抵抗を介して、本来ステレオアンプならば別々に入力しないといけないアンプICの両チャンネル(6,7番ピン)に一緒に入力されています(回路図赤線)。(下記の写真参照)すなわち、アンプの回路がモノラルになってしまっていて、片チャンネルの音が2つのスピーカーから出る回路になってしまっています。

上記写真を見ると分かると思いますが、基板上のパターンが明らかにステレオ回路になってないので、配線ミスとかいうレベルではなく、設計ミスか、そもそもモノラルで設計したとしか考えられません。

L側の信号は22kΩの抵抗を介してR側に入っているので、実質は殆どR側の音しか聞こえなかったのでしょう。R側はプラグとアンプIC入力の間の抵抗を電源兼音量スイッチで切り替えるようになっており、中音量の時は、100kΩ+51kΩ=151kΩを介して、高音量の時には、51kΩを介してアンプの入力側にLR一緒の信号が入っています。(ただし、高音量の時にはスピーカーが負荷に耐えられないようですぐに音が割れてしまいます)

ステレオ化

付録の回路をなるべく生かして、できるだけ簡単な手順でこの付録スピーカーをステレオ化する方法を考えてみました。幸いな事に回路の出力側はちゃんと左右分離された回路になっているので、入力側だけをちゃんと分離してあげればステレオ化できそうです。音量はスイッチが中音量の時の151kΩ抵抗の程度でちょうど良さそうだったので、L,R両方に150kΩ突っ込んで、L,R別々に入力しようと思います。
ただ、基盤は小さいのであんまり加工はしたくありませんでした。そこで、ついでにステレオ用の2連可変抵抗を入れて、ボリューム調整も出来るようにして、可変抵抗側に150kΩの抵抗をつけて、あとはパターンカットと配線のみで出来上がる方法を考えました。改造用の回路図は下記の通り。

(この改造では、スイッチで電源のON/OFFのみで高音量/中音量の切り替えはできなくなります。代わりにボリュームつまみで音量は制御できます)

パターンカットは2か所で、6,7番ピンの間と、入力スイッチの抵抗が繋がれているあたりは不要なのでここも切ります。(写真の赤線部分)
(追記:他にR7の抵抗を外す必要が有ります)

但し、6,7番ピンの間はカッターナイフで切るぐらいでいけるかと思ったのですが、案外ICの下の届かない部分まで基盤のパターンが有ったために、結局ICの片側を浮かして奥まで刃が届くようにしないとカット出来ませんでした。カット後再びICは戻して半田付けします。(たぶん、このIC片側浮かせ、戻すのが一番難しい)

そのあと、後で半田付けするため基盤の保護皮膜を少し剥いて半田の島を作っておきます。

ボリュームになる可変抵抗は、ケースに入るようにボディが小型の物を選びました。抵抗値は最大100kΩのもので、値はあてずっぽうです。これに左右両方の150kΩの抵抗を付けて配線します。
(最初忘れてたんですが、可変抵抗の反対側はGNDに接続してあげないとボリューム下げても音が殆ど下がりません。初心者なもんで凡ミスでした)

ケースには可変抵抗が綺麗にハマる位置にノブ用の穴をあけました。ケース裏にケーブルを格納する凹みがケース内で盛り上がってるので、すこしだけ削って加工し、可変抵抗の収まりがよいようにしてやりました。

で、ミニプラグからの入力と、可変抵抗と、先ほど基盤に作ったICの入力用の島を結線します。

仮組みして電池を接続してちゃんと左右分離して聞こえている事を確認し、
ケースを閉じて、可変抵抗を固定して、さらにボリューム回すツマミを付けて出来上がりです。

材料のリストです

部品 単価(参考:円) 個数 価格 備考
電解コンデンサ MUSE 100μF BP 40 3 120 ステレオ化には必要ではなく高音質化のために入れ替えたものです。間違ってBPにしましたが、BPでも問題なし
抵抗 150kΩ 15 2 30
2連可変抵抗 Aカーブ 100kΩ 180 1 180 オーディオ用なのでAカーブのものを
15x15 つまみ 294 1 294 結局ツマミが一番高価なパーツ!
合計 624 DIME誌の値段を越えてしまった :P

聴いてみると、一応左右別々に出ているのですがスピーカーが近いせいで全然ステレオ感はありませんね。自己満足のみです。
音は小型トランジスタラジオみたいな音で、このスピーカーユニットの特性だと思うんですが、人間の声から少し高い帯域までが出過ぎでイコライザ等で抑えないとかなりキンキンした耳障りな音が目立ちます。大きさのためか低音の方もサッパリなので、これもイコライザで持ち上げる必要が有ります。
あと元々の無音量でも聞こえるホワイトノイズは消えていません。

但し、最初に書いたようにコンデンサを音楽用のMUSEに替えてあるので、元々の音よりは多少ざらつき感が減って落ち着いた音になっているものと思われます。(間違ってBP=バイポーラ型コンデンサを買ってきてしまったんですが、特に問題はないようです)元が片側逆位相だったので、コンデンサ変更前の正しい出音が分からないので比較のしようがありませんw
他に、スピーカーコーンが高音寄りに暴れて音が割れやすくなってる印象をもったので、手元に有ったスポンジを加工して、コーンにやわらかく当たるようにして気持ち抑えています。効き目は不明ですが、若干キンキン、シャリシャリした感じが減って低音が締まった(といってもサイズが小さいのでほんのちょっとですが)ような「気がします」。

しかし、DIME誌も災難ですね。twitter見てると酷いノイズが出るものや、そもそも音が出なくて交換している人も結構居るようです。本当にステレオなのかどうなのかチェックする体制ができてなかったのは問題ですが、安いコストで中国ベンダに発注して失敗しちゃったパターンかなぁ…とか想像すると、この後どう対処するのかも含めてなんか不憫です。個人的には改造含め1週間程度楽しませてもらったんで交換しろとか思いませんが、せめてステレオじゃありませんでした御免なさいぐらいは言わないとまずいだろうなと思います。

以上、DIME付録アンプ付きスピーカー(モノラル)をボリューム付きでステレオ化の記録でした。


追記:本エントリの改造では、ミニジャックからの入力を基の基板上の接続点を利用して配線したために、基板上のR7を外さないと相変わらず左右入力が抵抗を介して若干混ざる事になってしまいますので、R7は外す必要が有ります。気がついた後でR7は外してありますが記事の写真では残っておりますのでご了承ください。

2010/5/15の TEDxTokyo 見たかな?

先日の土曜 5/15 は、TEDxTokyo
 http://tedxtokyo.com/ja/tedxtokyo-2010/
が有りました。朝から配信で見れたんだけど、さくっとYouTubeにもあげてくれたので、(しかも英語版と日本語同時通訳版の両方)ぜひ見てみてください。

 公式の YouTube プレイリストはこちら: http://bit.ly/aO8esR

TEDxTokyo というのは、TED というカンファレンスイベントの Tokyo インディペンデント版なのです。

そもともTEDというは Technology Entertainment Design の略で、カリフォルニア州モントレーで様々な有名ゲストをスピカーに迎えて開催されるカンファレンス(講演会)形式のイベントを行っているグループなのですが、講演の様子をオンラインで公開するようになってから有名になってきました。
この TED を世界各地でオーガナイズして独自に行われているのが TEDx、 その東京版が TEDxTokyo なのです。

今回は第2回目の開催になるのですが、第1回目が平日開催だったので、土日開催を望む声が多かったとのことで、今回は土曜日開催になったそうです。
残念ながら会場は招待制で、しかも僕は招待者募集を見逃していたもんで現地では見れなかったんですけど、とっても有りがたい事に土曜開催で同時配信、しかも同時通訳付きで配信までやってくれたので、家でじっくり見ていました。 しかも、休憩時間中は Ustream でバックステージの様子や講演者のインタビューを流すというおまけまでつけてくれました。(バックステージのインタビュアーは、東京マラソンで走りながら自らUst中継を行って人気者になった、Joseph さんがやってくれていました)

講演者の話やパフォーマンスは面白いし、休み時間も面白いし…
結局丸一日 TEDxTokyo を見て過ごしてしまいました。

どんな話が多いかというと、やはり、今ある現実を別の観点から見直してみる話、世間に知られていない事実やテクノロジ、社会貢献起業の経験談…等など、幅広いジャンルから集めた興味深い話が盛り沢山でした。
皆さんも時間がるときにでもぜひ見てみてください。


TEDxTokyoのYouTube 版は何とありがたい事に、720p のHD画質で見れますので、再生できる環境の方はぜひ高画質で見るとよいと思いますよ。大半が英語のプレゼンですが、同時通訳版はプレゼンターや会場の音も絞られていて雰囲気が分かりにくいので、できれば英語、日本語の両方を開いて同時再生すると雰囲気も楽しめて良いかと思います。

しかし、無料でこんな示唆に富むプログラムを高画質で提供してくれると、普通のTV番組見てるのがバカバカしくなってきちゃいますよね。メディアは完全にシフトしてきているのだなと一層感じたのでした。

以下簡単な説明と、僕的お勧め度を★印で付けてます。ぜひ見てみてください。
なお、★印は単なる現在の自分の興味に基づいて付けているので、プレゼン自体の善し悪しとは全く関係ない事をおことわりしておきます。
(名前の後の @hogehoge は講演者の twitter のアカウントです)

【第一部】「21世紀、最初の10年」

ジェイク・シマブクロ @JakeShimabukuro

 (英語) http://www.youtube.com/watch?v=NVb-_14ZXeE
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=f_wlEtlsuxg

 フジロックなどにも出演したことのある、ウクレレのソングライター・プレーヤー、ジェイク・シマブクロさんの演奏。先日英国に招かれてエリザベス女王の前で演奏もしたそうです。1部のオープニングと1部エンディングで演奏しました。アンコールで予定外の1曲もやってくれました。
 僕もフジロックで目の前で見ましたが、非常に繊細で、これがウクレレか?と思うような素晴らしい演奏が味わえます。そしてHD映像で彼のライブを見れるだけでもかなり幸せな事ですよ。
 ★★★超お勧め。ぜひHDで見て。

■ララ・スタイン @citizenstein

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=1rMp6lLz2O4
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=iRGhdgEXyRc
  
 TEDxのライセンス・ディレクター。TEDx とは何なのか、基本的な説明です。良く分かってない方は、一度見ておきましょう。

■イェスパー・コール

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=aaMSU_LHhSE
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=o2BCm-5_oa4

 エコノミスト、国際金融アナリスト、投資家。アメリカや日本のバブル前後での経済状況の比較。日本のバブルは日本国内だけの問題だったので、影響は日本だけだった。アメリカのバブルは世界中の資本に依存していたので、世界中が影響を受けた…

龍村仁

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=idEMSCXeqDc
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=i5z6ffIWxLE

 元NHK、「地球交響曲」(ガイヤシンフォニー)、「シルクロード幻視行」などの作成者。
 ガイヤシンフォニーは大きな配給はされなかったが、地方の人達が自主上映を行うようになり、後にそれが宣伝文句になって広まっていった、という、草の根的に上映が広がっていった作品の話。
 ★僕の知り合いも自主上映会を主催していました。お勧め

■ドゥルー・カタオカ @DrueKataoka

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=vL50zvwf3Ak
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=TRqpuRQWpcU

 シリコンバレーで墨絵作品をつくる作家。芸術家はテクノロジーを学ばなければならない。テクノロジーに美しさを見出す人は科学者になる。など、芸術と科学の比較の話。

■外山健太郎

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=cxutDM2r534
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=As9bp5gqZoo

 元MS勤務、現在インドで貧困国でテクノロジーがどのような貢献ができるかを研究している。インドでのテクノロジーを使った貧困対策の紹介。先進国の誤解、本当に貧困国に必要なものが何なのかという話。

■デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」 (ビデオ上映) @sivers

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=V74AxCqOTvg
 (日本語字幕) http://www.youtube.com/watch?v=qdwO1l5nKyg
 ※動画右下の [cc] ボタンをクリックすると字幕が出ます。

 YouTube で有名になった面白動画を、社会運動の起こし方に例えた面白紹介です。
 一人目のフォロワーが単なるバカをリーダーに変えます。 これは名言かも:)
 ★★非常に面白いのでお勧め

■アズビー・ブラウン

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=1D7qc8nc2Ng
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=1_3GWN_W54o

 金沢工業大学未来デザイン研究所所長。日本の江戸時代の生活の仕方が、どれだけ理想的で学べることが多いか。例えば、理想のトイレは水を消費しない、汚染せず、再利用し、お金を得られる。これは糞尿を肥料にして商売にしていた江戸時代には実現していて、実は現在より理想的だった… といった話。
 ★江戸文化を見直せということでお勧め

【第二部】「オープンソース、オープンシステム」

■河村典子

 http://www.youtube.com/watch?v=iIf4Cz04V8I

 オーケストリオ・チューリッヒのメンバー。八王子常楽寺の尼僧吉田真譽さんと河村典子さんの、般若心経とヴァイオリンのパフォーマンス。
 ★こんなのはよそでは見れません。お勧め

■山海嘉之博士

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=bGgTK8IDVjA
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=xwG-yocAlHI

 外殻型筋力アシストロボットを作っているCYBERDYNEの山海嘉之博士による、そのロボットの説明と社会的な意義の説明。
 ★未来だよこれは。お勧め

■田坂広志博士 @hiroshitasaka

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=YBW2b6r9ryo
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=_t5iDhdDOtk

 哲学者、作家、思想家。
 経済価値以外に、見えない価値があるという話を、物語として語ったもの。博士のかすれ声も効果的でとても印象的。見えない価値資本は、実は昔から日本では尊ばれていたというもの。
 ★★★見落としている価値観に気づかされる物語形式のプレゼン、お勧め。
  (個人的には、見えない経済価値の評価方法をそろそろ考えるステップだと思うのだけどね)

■村山斉

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=FMsT-9L5I2g
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=H7JHuEgHPN8

 理論物理学者、数物連携宇宙研究機構 機構長。宇宙を占めているものは物質は4%しかなく、残り23%が非物質のダーク・マターが占めている。このダーク・マターを解明する事が宇宙を把握するために必要という話。

オーウェン・ロジャーズ @torogers

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=-S6MkOgJ5Cs
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=Q3ttfw8rslo

 Appleの最初のマウスなどのデザインを行ったIDEO社の経営者の一人。デザインとは何なのか、経済の変化によって、美しさの定義も変わってきており、また機能よりも目的をどう満たすかという所に変わってきており、求められるデザインも変わってきているという話。
 ★デザイン変わるね。お勧め

■林家今丸

 http://www.youtube.com/watch?v=8hhVMvqdWWQ

 寄席伝統芸「紙切り」名人。日本語と英語を交えて、紙切りを披露。
 ★国際的なイベントでこういうのは楽しいですよね。お勧め

【第三部】「五感プラス1」

■マルコ・テンペスト @virtualmagician

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=cvTJzbhX98s
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=e5xAn9a0WrE

 マジシャン、パフォーマンス・アーティスト、テクノ・イリュージョニスト
 ★日本語でやってくれました:)

■マッテオ・チェッカリーニ

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=XQ6q_Fl49kU
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=eONkG8fhrf8

 画家、イラストレータ、漫画家。何も感動することのなかった生活から、夢を追求し始めて、日本の講談社で賞を取り、画家になるまでの自身の体験談を披露。
 ★ハンサムボーイでかわいいので、お勧め

 

■土井香苗 @kanaedoi

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=o4asmd08Ir8
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=AR-XXvuSXFs

 国際法律家、人権運動家、人権派弁護士。人権活動家は別に過激な人物ではないという話、自分のが自国を追われた亡命者の手伝いをするようになった経緯。4200万人の亡命者がいるのに、日本が1998年に受け入れていた難民は1名だけだった。10年活動をして2009年やっと30倍の30人になった。他今後の世界の独裁政権に人権を守らせるための取り組みについて。
 ★★日本が受け入れた難民の数とか、知らないこと多かったのでお勧め

神田瀧夢

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=sGc6Mx1llwg
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=WXoCxrKkqDk

 NYで活躍する大阪出身のコメディアン、俳優。
 NYスタイルのしゃべくり芸でした。僕はちょっと苦手かなぁ :(

茂木健一郎 @kenichiromogi

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=7HU05V9HDHo
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=5CcA-ucHKQg

 脳科学者、作家、エッセイスト。科学は人間のスピリチュアルな面にどんな影響を与えてくれるのか。小さな頃に蝶を夢中になって集めた経験から、その色や形、模様の多様性から受けた興味。調べれば調べるほど新しい疑問がわいてくる、それが科学の楽しさ。自分のテーマである、脳内のニューロンがどうして「自覚」にたどり着けるのか。
 まぁ、けっこう難しいプレゼンでしたね。

■ジェイコブ・ルーセンスキー

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=AYUzt0IkIe8
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=ZaXvJOPbKPo

 音楽ブランディング・ソートリーダー。音楽は思い出に付随して、いろいろなものを思い起こさせる。政府が音楽をプロパンだ目的に使ったこともあるという事。音楽は作業を効率化させたりもする。ラジオ、TVによって音楽はジングルの形で広告用に使われるようになってきた。
デジタル技術は音楽業界に変革を起こし誰でもどこでも手に入れられるようになってきた。消費者が広告をよけて聞くことができるようになってきて、75%の人が能動的に広告を避けている。そのためブランディングが重要になってくる。Emotion Engagement Experience Exclusive の 4E が今後の音楽ブランディングには必要になってくる。例として、Intel, CocaCola, やスターバックスサウンドロゴを紹介。
 ★★学ぶこと多い良いプレゼン。お勧め

【第四部】「めくるめく文化の渦へ」

■Ginger Ana Griep-Ruiz(シルク・ド・ソレイユ ZED)

 http://www.youtube.com/watch?v=qg8nehovAow

 シルク・ド・ソレイユ メンバーのソロ演技。
 ★★★鍛えられた体と技が醸し出す美しさ。お勧めです。
 

■ボブ・スティルガー、アニー・スティルガー・バーニグ

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=EbbbwaFSi2c
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=4uX3e0r0B_k

 グローバル・コミュニティ・コネクター。父娘で社会活動をサポートしている二人。地域やコミュニティを生かしつつ社会を変えてゆくアプローチを紹介。
 ★目的が合えば、お勧めかな

■川口盛之助

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=GTguf8ZlAyc
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=O3CnWavAWzc
 テクノロジーコンサルタントサブカルチャーイノベーション・エキスパート。日本が世界に誇る多機能トイレにどれだけテクノロジーやリサーチが含まれているのか、面白い紹介。
 ★★★プレゼンとして、上出来。面白い。

奥山清行

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=av4ul77M4CI
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=xka0qk8SZFA

 工業デザイン・マスター、メンター。GMやポルシェ、フェラーリでデザインを行ってきた奥山が、車のデザインは既に過去の産業になっており、車のデザインとは、単に車をデザインするのではなく、移動を含むインフラや都市環境や生活スタイルを含めてデザイン、提案を行う必要がある段階にきている事を紹介。
 ★★車に限らず、新しい技術を広めてゆくには大切な視点。お勧め。

■ハンス・レイツ

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=BmeC_nU_84U
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=qJYHSvkbNIg

 社会起業家南インドでコーヒーの会社を興し、カフェチェーンを発展させるまでの経緯を説明し、どのように貧困などの社会問題を解決する企業を興してゆくかを説明。
 ★社会起業の具体例として役に立ちそう。

■梅若猶彦

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=PoC2N2C4K84
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=6CMS7Nm9Vrw

 能楽師、作曲家、歴史家。能楽の考え方や歴史の説明、そしてパフォーマンス。
 ★★これも好きな人でなければめったに見れないので。お勧め。

■TEDxYouthDay の紹介(ララ・スタイン - パトリック・ニューウェル)

 (英語)  http://www.youtube.com/watch?v=dJP5SBtj-k0
 (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=fJIn2IqupsU

 11/20の国連こどもの日に開催される TEDxYouthDay の紹介。



こういうイベントが日本で行われるようになってきているのは良い事だと思うよ。
また、殆どの運営はボランティアで行われているようです。
ぜひ見てみて、そして興味を持った方は運営メンバーとして参加してみるのも面白いでしょう。


あと、TED のスピーチで英語を学ぼうって記事もお勧めです。
祝TEDxTokyo!すごい人のすごいスピーチで英語を学ぶ勉強法!

5年前のamazonのCDランキングを見たが、本当に唖然とした

http://anond.hatelabo.jp/20090308152436

5年前のamazonのCDランキングを見たが、本当に唖然とした。

俺は断言するが、お仕着せの出来合いの曲ばかりのCDを買って感動していた奴は馬鹿だ。これは100%断言できる。
何であんなのがよかったの?と思う。 なんであんなCD買ってたの? 本当に分からない。あんなのお仕着せじゃん。それかTVドラマとのタイアップだろ? しかも3割はCCCDだ。今じゃTV自体危機的な状況で、タイアップしたからってそんなに売れるわけじゃない。そんなので感動してたって本気で馬鹿なんじゃない?

あんなので満足していたっていうのは、頭が退化してたとしか言いようがない、というか、脳が考えることを放棄してたんだよ。それしか説明がつかない。つまり、音楽をどうやって楽しんだらいいのか分からなくなってたんだよ。だから与えられた音楽だけでいいと思って買ってた。これは馬鹿としか言い様がないだろう。過去の日本は危機的な状況だったって事か?

さいきん初音ミクのCDがいくつも出てるが、そのCDに入ってる曲がニコニコ動画(こんなに興味深いインフラになるとは思ってなかったが)で沢山のリスナー達に育てられて来るのを見て来た。人気のある曲はその曲のイメージに合わせたイラストが描かれたり、何ヶ月もかけてその曲のプロモーションビデオを作る奴が現れたりしただろう。あとついでにその初音ミクの曲を人間が歌ってみたってのもある。曲やPVを気に入ったリスナーはコメントやマイリスで応援するんだ。ここまで曲やPVを応援して、育て上げる楽しみというのは、5年間には全く無かった。出来合いの曲が詰め込まれたアルバムは気に食わなければ一回聞いてもう二度と聴かないって程度だ。何回も聞く事はそんなになかった。ただTVの音楽番組やチャート誌では絶賛の嵐。アホか。本当の音楽の楽しみ方を知らないバブルヘッドばっかなのか音楽業界は。ろくなもんじゃないな。

俺ははっきり言うが、音楽は聴くだけが楽しみじゃなくて本当はいろんな楽しみ方が出来るんだよ。じゃないとおかしい。VOCALODの調教(調整)や、何ヶ月もかけて3Dモデル使ってPV作成している連中がどんだけ苦労してるか知ってるか? ピッチやタイミングの調整、トラックを分ける裏技、PVなら、モデリングやモーション付け、書けばきりがない。そういうのが大好きで夢中で頑張ってる人もたくさんいるし、サラリーマンが毎晩帰宅後に少しずつモーション作って睡魔と戦いつつ仕上げたPVもある。そういう人たちの苦労やリスナー達の応援が実って、最終的にCDになってメジャー流通になった時にご祝儀代わりにCDを買う。ほんと死にたくなるね。今となっては、どうしてあのお仕着せ曲だけのCDを買ってたのかね。わからない。世の中不思議だらけだ。
本当にこのあたりが理解できてない業界人気取りは考え直せよ。おまえらは馬鹿か、単なるブームだと思ってるあたりがオメデタイ。まあだから馬鹿と思われてるんだろうがな。*1 *2


追記:

釣り宣言みたいなものが出てました。「分かってないキャラ創作」みたいなもん?

*1:釣りとは思いつつも骨髄反射的に書いた。すまん。

*2:筆者は生声ボーカルですさまじく感動したこともありますので、単にボーカルのクオリティだけの話であれば元の文に反論はしませんが、単なるブームだと捕らえているとすると、それも大きく間違っていると思うのです。

汐留シティセンター 和食 えん のつり銭に気をつけろ

さきほど汐留シティセンター 42Fの 和食 えん
 http://www.shiodome.st/shop_db/s420200.html
で飯食ってたんですが、
会計が1万1千いくらかだったんですよ。
で、自分は2万円を現金で渡したつもりだったのね。
帰ってきた釣りが3千いくらかだったんですね。
レシートも見たら受け取り2万円、釣り8千いくら〜 と書いてあるんですよ。
釣りを持ってきた店員に確認したら、
「最初2万円だと思ったんですが、良く見たら1万5千円だったので」
と言うんですわ。


まー渡した札が確かに1万円札2枚だったかというのは、
酔っ払いにとっては不確かだったのと
女友達と二人だったので、あんまここでもめるのも… とか思った
時点で俺の負けなんですけどね。


でも、俺の記憶+レシートの2ポイント 対 店員1名 でしょ。
店員が5千円ちょろまかしてる可能性もあるよな〜〜 とか思いつつ。
確証がないので、食い下がらなかったんですよ。


ですので、皆さんに忠告です。
汐留シティセンター 和食 えん に行くときは つり銭に気をつけましょう。
カード払いが安全かと思いますヨ。

Google Calendarにmixiのイベントを登録するBookmarklet

Google Calendarmixiのイベントを登録するBookmarkletを書いてみました。

 http://o10.cc/files/BookMarklets.html

リンク先を読んで試してみてください。
mixiのイベントのページで、登録したブックマークレットをクリックすると、その情報を利用してGoogle Calenderのスケジュールを登録するウインドウが開きます。
mixiのカレンダーは分類も出来ないし、参加コミュニティのイベントが全部出てくるので、自分的にはあまり使い物になってません。

参加したいイベントや気になったイベントを自分のプライベートのカレンダーに入れとくとか、自分が気になってるイベントだけを集めた公開用カレンダーを作成して、それを知り合いとシェアするのときに、mixiのイベントから流用するのが楽になると思います。

ちなみに「otoneta」で検索すると、自分的気になってるイベントカレンダー(公開)が見つかるかもしれません。