見てきましたよ、豊洲市場(・∀・)

この間、豊洲市場見学会で見てきましたよ、中を(・∀・)

それにしても、これだけの施設を有効利用する準備もせずに、あと2週間で築地市場が閉場され豊洲市場が開場するのに…
一部業者さん達は、いまだに反対運動に明け暮れたり、準備してないとかサボタージュしたり…
余裕だよねぇ…(;´∀`)

自分達の顧客に迷惑かけても平気なんだろうねぇ
大損失被っても余裕なんだろうねぇ…

俺なんか貧乏性だから、もし市場の中の人だったら
どうやってスタートダッシュを切って、愚かな競合店舗の顧客を奪うか?しか考えられないっす(;´∀`)

冷凍モノなどの外気との温度差の激しい搬入物はドックシェルへ
冷蔵程度の搬入物はエアカーテンとシートシャッターの付いたバースへ
常温の搬入物がメインの青果だと、平置き出来るバースへ



なんか、交通動線がどうのこうのと今頃騒いでいる人もいるみたいだけど…
築地市場の動線ほど混乱しちゃいないからwww
あんなの、(築地市場の大混乱で鍛えられた)巡視や警備員が立てば余裕で捌けるでしょw



お馬鹿な経営者や従業員は淘汰されるべきだと思うので、もう多くは言わないよ(;´∀`)


想定外の問題もあるだろうけどさ…
まして、豊洲市場に無理やり築地市場のルーチンを当てはめれば、そりゃ破綻するだろうけどさw

キチンと新施設の作りを理解して活用すれば、築地市場よりは遥かにマトモな施設だから。

(これは青果の貨物用エレベーター)

築地市場ネタを書いて、早6年…ようやく豊洲市場への移転が実現するゴール間際に…なんで延期したんだろう?(´・ω・`)

延期の理由が意味不明


小池都知事曰く移転延期の理由

1.安全性の懸念払拭
2.巨額・不透明な費用の検証
3.情報公開の徹底

言いたいことはこういう事


1.安全性の懸念払拭

延期するにせよ中止するにせよ移転するにせよ、我々の選択肢は
A:築地市場でセリをする
B:豊洲市場でセリをする
この二つしかないのです。
(中央卸売市場を廃止するという乱暴な選択肢は現実的じゃないので入れてません)

つまり、安全性の懸念を払拭したいなら、豊洲市場の汚染物質だけ計測してその数値だけにらんでいても意味がないのです。

リスク管理という観点で言えば、個々のリスクを吟味し、よりリスクの少ない方を選択すべきです。

以前書いた文を再掲

念の為危機を煽る人、安全マージンを唱える人、文系(科学リテラシーのない人限定)、みんな危険に対する感度の低い連中なんだろうなぁ。

人の安全を守る仕事をしている人で、とりあえず分からないからと「大きめの安全率」を主張する人はいません。「リスクを最小にする」為に、危険を正確に測り予測し対処し「危険率の最適化」を行います。

Aの危険を取り除いた結果Bという危険が発生しては元も子もありません。その判断が出来ないなら(安全率なんて考え方は人の命を守るプロはしない)、例えジャーナリストや学者であっても、口出しすべきではない。
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20120328


築地市場で同等の環境調査を行い比較した結果、
築地市場でセリをする」のと
豊洲市場でセリをする」ので、
どちらが安全か比較し選択すべきなのです。


A:築地市場
既に排ガス問題からターレーを電動化するなど、深刻な大気汚染を抱え対策を続けている。慢性化する場内の渋滞、荷卸し待ちのトラックのアイドリングによる窒素酸化物(NOx)や、PM(粒子状物質)や、ベンゼン等の濃度は、計れば一目瞭然だが食品を扱う市場にふさわしくない濃度である事は過去の調査から明らか。

2008年の調査だと

二酸化窒素(NO2)0.055〜0.078ppm(1日平均値) 
環境基準値 1時間値の1日平均値が 0.04ppm から 0.06ppmまでの範囲内又はそれ以下であること

一酸化炭素(CO)1.5〜23.2ppm(1日平均値)2.1〜30.3ppm (8時間平均値)
環境基準値 1時間値の1日平均値が 10ppm 以下であり、かつ1時間値の8時間平均値が 20ppm 以下であること
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/taisaku/hakusho/2008/

既に2008年から環境基準値超えてます…
魚に付着する類のモノじゃないけど…働く人の健康には良くないね。

あまり都民をパニックに陥れたくないので、これ以上は言わない…


B:豊洲市場
既に7回の調査で環境基準値を全て下回っていて、夏・冬という高温期・乾燥期の2回のチェックも8月の調査で完了し、その結果も10月に出る状態(記事公開直後に既に出ていたのを発見)。法的にも知事がGOサインを出せばモニタリングが2年未満でもOK。閉鎖環境の為、建設直後の接着剤等から出る有機溶媒さえ揮発すれば(現在の室内測定で検出されているベンゼンはおそらくはその数値)、その後の汚染の心配は不要。土壌の汚染物質の除去に関しては既に完了し(内容は過去記事参照の事)、地下水ですら環境基準値以下。(地下水飲む施設じゃないので問題なし)

追記)
2016/8/31 最新データ 豊洲市場における施設内空気及び沿道大気の測定結果について
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/2016/0831.html
(全て環境基準以下)
つまり過去に行った汚染処理が大成功していると言う事。
追記ここまで)



普通はAで続けるよりはBを選ぶ話。
もしくは、新たにAを計測しBと比較した結果より健康リスクの少ない方を選択する話。

しかし、モニタリング期間完了前の知事のGOサインという政治的リスクを取らずにAを選択した小池都知事、これが都民ファーストと言えるのでしょうか?

私にはとてもじゃないが、そうは思えません。

既に舛添元知事が行った安全宣言をひっくり返してまで…(´・ω・`)


(2分22秒から該当質問と安全宣言)

2.巨額・不透明な費用の検証

やって下さい、ぜひやって下さい。
でも、移転を延期しないと出来ない事じゃないので、延期の判断材料に入れないでください。政争に巻き込まないでください。


3.情報公開の徹底

やって下さい、ぜひやって下さい。
でも、移転を延期しないと出来ない事じゃないので、延期の判断材料に入れないでください。政争に巻き込まないでください。



■その他のデマ要因

世間じゃ色々変な話(移転反対派のデマや、4輪ターレーの図を書いてくる建築家の戯言)が出回っていますが、大抵のマイナス要因はデマ判定されてます。
ターレー曲がれます 底抜けません 連絡通路充分な広さあります トラックのウィング開ける必要ありません 店の幅は個々の仲卸の選択の結果 使い勝手は工夫次第 などなど…


この辺のデマ潰しは散々ツイートしてもう面倒なので転記はしない。コメントも含めてリンク先のTogetterを参照の事。
http://togetter.com/li/1014036

設計が悪いとか色々言われますが… 過去記事にも書いた通り、質疑応答も意見徴収も市場の意見を拾う場をことごとく移転反対のシュプレヒコールでぶっ潰されてきた中、完璧ではないにせよ、よくここまで構想を設計に落として建てたもんですよ。

都の職員と言うと都庁勤務の役人さんばかり思い浮かぶのだと思いますが、築地市場には場長・巡視さんを始め、衛生管理や様々な都の役人が、市場の業者さん達と一緒になって汗をかいて現場で働いています。そういう人達も設計に関与している事を忘れないで下さいね。(・∀・)




なので…私にとって小池都知事の移転延期は非論理的で意味不明にしか思えないのです。
(デマを信じて、己の保身に走ったとしか思えない)

都民ファースト
都知事ファーストの間違いじゃね?


移転延期でかかる余計な費用は、
稼働していない市場の維持費、都知事都合の延期の為、各業者(大卸・仲卸他)への補償費用…もろもろ…(大型冷蔵庫を稼働させた大卸は激怒している)

保育園の5や10は建つ様な金額でしょうね。間違いなく…

もともと、就任1ヶ月程度でこの昭和の宿題をひっくり返すなんて愚かな話なのだが…(役人のレクチャーをフルに受けたとしても理解まで時間がかかる)それでも、この決断に至った理由は酷すぎる(´・ω・`)

延期でも予定通り続行でも何であっても(もちろん私は予定通りの移転を望むけど、その要望は脇に置いといて)、その理由が酷いというのは、正直論外なのである。
(延期した事が酷いのではなく、その理由が酷くて…この知事大丈夫?って話ね)


そもそも延期なら、いつなの?(´・ω・`) 
暫定でもいいからスケジュール出せよ…「来月移転ね」なんていきなり気分で言われても、誰も対応できないから… 移転費用を金融機関に融資してもらった仲卸は、今頃金融機関の担当と頭抱えているんじゃね?


過去の経緯や今北産業の方は以下を読んどいてね。
☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳
移転先(豊洲)の汚染除去の実態1
移転先(豊洲)の汚染除去の実態2
築地市場移転騒動
急転 築地市場移転へ
豊洲新市場予定地の液状化について 
新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おまけ
俺は確かに築地市場で働いたことはあるけど、仲卸にいたワケじゃないよ。築地市場には色々な仕事があるんだよ。(・∀・)ノシ

追記
このサイトでも述べられている事がまとまっている本(電子書籍)が出ました
(以前、土壌汚染処理に関してお問い合わせ頂き、その事がWebへ、そして電子書籍になりました)


こんな夏休みの宿題を最終日にやったような稚拙な質問した挙句、野次られて泣いている様なら、税金の無駄なので、早々に辞職してもらいたいものです。

ヤジの内容は不適切とはいえ、都議会議員の仕事が何なのか?塩村都議は理解していない模様。こんな幼稚な質問じゃヤジの100や200は発生するわ(´Д`)ハァ…

質問構成も酷いが、見識不足と言うか…議員の自覚あるのかね?(´・ω・`)


普段議員としての活動を疎かにしているとしか思えない質問でしたな(´・ω・`)


ほとんどのブログが「子育て支援について」の映像や文章をもってきて、「ひどいわぁ」って騒いでヤジを聞き取ろうと耳を澄ましているけどさ…

それ、おかしいから(´・ω・`)9m

ヤジがぱっと見、不適切だと思ったら、その原因を探れよ(´・ω・`)


該当するヤジが発生する前段階の質問にウンザリしたから、イライラがつのって「何か一つヤジでも飛ばしてやろう」って気にさせた訳だし、じゃ、その原因ってなんだろう?って探ってみる気はないのかね?

平成26年第2回定例会 29番 塩村文夏 持ち時間11分 質問項目は以下の通り

  • 受動喫煙対策について
  • 生体販売ビジネスについて
  • 動物愛護について
  • 子育て支援について←ここで問題のヤジ発生

つまり、

  • 受動喫煙対策について
  • 生体販売ビジネスについて
  • 動物愛護について

この時点で、ヤジが発生するだけの要因があったのでは?と考えるべきで、ことさら「子育て支援について」を引用してアレコレ言うのは、お門違いなのです。


ないんだろうなぁ…(´・ω・`)むしろ隠す気満々なんだろうなぁ…


築地市場の件でもそうだけど、何か都政に関わるテーマに挑むのであれば、その場の思いつきじゃなくキチンと下調べして実情を見て、充分な準備と深いツッコミで挑んでもらいたいし、それが出来ないのであれば税金の無駄なので辞職して下さい。




俺が聞いていてイライラした点を軽く挙げてみます。(全文は最期に引用)

アメリカの例、世界標準がゴッチャ過ぎです。

東京は紛れもなく世界的に見ても成熟した都市です。しかし、その東京といえども成熟しているとはいえない分野があります。その一つが受動喫煙対策です。
 世界各国では、受動喫煙による健康被害は明白であるとされ、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約により受動喫煙対策が進んでいます。一九九〇年以降、アメリカのカリフォルニア州ニューヨーク州などではオフィスはもちろん、レストランやバーでも全面禁煙とする動きが起き、現在ではアメリカの半数以上の州で法律が導入されています。

2013年時点でアメリカでは半数程度の州でしか導入されていないとも言えますし、そもそも導入されている法律が定める禁止項目がバラバラで、何が言いたいのか分かりません。

二〇一三年の時点では、世界四十三カ国で屋内禁煙または分煙が実施されています。このような世界標準と比べますと、日本、そして東京はおくれている感が否めません。

何を以って世界標準としているのでしょう?

東京オリンピックパラリンピックが開催される前後には、屋内が全面禁煙になっている国々から多くの選手、関係者、観光客が訪れます。

そうでない国からも喫煙者が訪れます。

レストラン等での受動喫煙対策について、何を訴えているのでしょうか?
全面禁煙を求めているのか?完全分煙を求めているのか?意味不明な質問が続きます。

WHOは飲食店等のサービス産業を全面禁煙とする法律、条例は営業収入を悪化させなかった、むしろ増加させたと報告しています。さて日本では、神奈川県、兵庫県で全国に先駆けて受動喫煙防止条例が制定されました。

普通この論理の流れ(ファクトの提示)であれば、神奈川・兵庫の飲食店の経営データの前年対比等を出して全面禁煙論を展開すべきです。


なのに…



え?今までの話は何だったの?(´・ω・`)って話にすっ飛びます。((((;゚Д゚))))

東京に住む人、世界各国から訪れた人が受動喫煙の被害に遭わぬよう、屋内施設や飲食店などが禁煙なのか分煙なのか、または喫煙可なのか、全ての方にわかりやすいマークを表示するなど、屋内外の受動喫煙防止対策を図り、周知していくべきです。


ヽ(・ω・)/ズコー

WHOの話は何のためにしたの?(´・ω・`)


それ…既にやってますけど…(´・ω・`)

禁煙・分煙 お店の対策にあわせて貼れるステッカーを作成 飲食店の店頭表示の普及に向けて 平成21年12月21日 福祉保健局

そんな事を結論に持ってくるのであれば、お前(゚?゚)イラネ

喫煙者から見ればウザいし、禁煙論者から見れば役立たず。

  • 生体販売ビジネスについて


またまた、世界から遅れていると持論を展開し…(´・ω・`)

東京が成熟をした都市として二〇二〇年を迎えるために、全国に先駆け、ペットショップによる生体販売ビジネスをいかに規制、適正化するのかを論じるときに来ているのではないでしょうか。あわせて見解を伺います。

ヽ(・ω・)/ズコー


とても議員の発言とは思えない(´・ω・`)

議員と言うのは条例を作ったり、行政を監視するのが役目なので、この場合
何らかの規制条例や行政方針の叩き台位は提示しないと、マスコミの記者会見と同じになっちゃいますよ。


っていうか…(´・ω・`)


発言全てが
『まるでマスコミが知事に行う記者会見で、議員のそれじゃない』
という(´Д`)ハァ…


内容に賛同こそしないものの…少しは共産党の質問の仕方を見習えよ(´・ω・`)

  • 動物愛護について

続きまして、動物愛護行政についてお伺いをいたします。


ほう(´・ω・`)

一例を挙げますと、先日も都内の某ペットショップがとてもひどいという相談を複数受け、現場に視察に行ってまいりました。


ようやくマトモな話が聞けるかな?

東京都は、都道府県知事の権限を規定した動物愛護法十三条及び十九条に基づいて、改善や、それに従わない場合の措置、または第一種動物取扱業の登録取り消し等の措置をとるべきだと考えます。その際には二十一条の三にのっとり、当該動物を譲渡し、そのほかの適切な措置を講ずるように努めなくてはいけません。


ほうほう

そこでお伺いをいたします。劣悪なペットショップはこのケースに限ったことではなく、一方で、東京都はこうした事業者に対して適切な対応をとっていないとの情報、意見が多数寄せられています。こうした都民の通報が生かされておらず、十年以上放置しているケースもあります。
 東京都はこれまでどのような指導、勧告をしてきたのか、その際、狂犬病予防法を遵守しているのかどうか、確実に確認をしているのでしょうか。
 動物愛護法違反の事業者、不法占有をしている事業者など、違法、適正ではない事業者の登録を長年にわたり取り消さず、登録更新までしている状態をどのようにお考えでしょうか。劣悪な事業者に対し、今後、都はどのように対応していくのかもあわせてお伺いいたします。

ヽ(・ω・)/ズコー

何度も言うけど、
あんたはマスコミじゃなくて議員です。
条例作って下さい。
また、役人の行動規範や条例の付帯事項等を定めて下さい。
それが仕事です。

〇福祉保健局長(川澄俊文君) 三点のご質問にお答えいたします。
 まず、動物販売業者への指導等についてですが、都は、動物愛護管理法に基づいて事業者の登録を行っており、その更新に当たっては、法令で規定する飼育施設や設備の管理、動物の管理などの基準の遵守状況を適正に審査しております。お話のような事業者には重点的な監視指導を行い、施設の管理状況等の改善を図っているところでございます。
 狂犬病予防法に基づく犬の登録や予防注射につきましては、区市町村自治事務となっており、都は、監視指導を通じて得られた情報について、必要に応じて区市町村に提供しております。
 今後とも、都としては、問題のある事業者に対して監視指導を徹底し、改善が見られない場合は、法に基づいて勧告、命令や登録の取り消しなどを行ってまいります。

ほら、こーゆー答えが帰ってくる。(´・ω・`)

問題のある事業者に対して監視指導を徹底し、改善が見られない場合は、法に基づいて勧告、命令や登録の取り消しなどを行ってまいります。

つまり…このままじゃ何も変わらないという事です。(´・ω・`)

あなた方議員が、条例を作ったり改正しない限り、現状の条例下で知事や東京都の役人が出来る事は、ここまでなのです。

つまり議員がピーチクパーチク騒いでいるようじゃ、何も変わらないのです。


これじゃ違法業者からしたらウザいだけだし、動物愛護に必死になっている人からすれば役立たず(゚?゚)イラネ

役人は議会で決められたことをやる人達で、それ以上のことを勝手にやったら責任問題を問われるのです。だからこそ議会で行動規範となる条例や、その活動指針を示してやらにゃならんのです。

十年以上放置しているケースがあるならさ…せめて通報から処分までのフローの改善案を議会から提示したりしないと、何も変わらないのです。
一般の人にソコまで求めるのは酷ですが、議員はそれを担うために選挙で選出された人間なので、無能なら辞めていただきたいのです。(´・ω・`)

一年生議員も十年議員も同じ議員で、新人なんて甘えは通用しません。(見識の差や経験の差は仕方ないにしても、こんな論理性を欠いたり、そもそもの役割を失念した質問は不要で、甘えをほざくならやめて下さい)

内容に賛同こそしないものの…少しは共産党の質問の仕方を見習えよ(´・ω・`)

そんな、ド素人でも分かるような中学生レベルの社会科でもやり直して欲しい質問が続く中…

続きまして、女性のサポート、子育て支援についてお伺いをいたします。
 東京の女性は、他の都市よりも晩婚、晩産です。都道府県別の第一子出産時の母の平均年齢は、東京都がずば抜けて高く、三十二歳近いことがわかっており、高齢生産や不妊治療を受ける女性が増加をしています。

そりゃ、ヤジも飛ぶでしょうなぁ…これまでの稚拙な話もあった訳だし…
アタマが切れる人間であれば、この時点で

あぁ、また都の見解を聞きたいのね(´・ω・`)

と呆れるわけですよ。(実際、そういう話になってるし、そもそも話の展開が訴えている事とファクト提示がチグハグ…)


実際…


 東京都として、今後、妊娠、出産に関して悩みを抱える女性たちの問題に対し、どのような対策を打っていくつもりなのか、具体的な取り組みをお伺いいたします。
 また、不妊の原因は女性だけではなく、男性にも原因があります。男性の協力を得る難しさから、悩みが大きくなる女性たちのサポートも必要です。男性不妊に関する知識について、男性も含めて若い世代に啓発する必要があると考えますが、都の見解と取り組みをお伺いいたします。

まず、自分で都が何をやっているか調べて、その過不足を把握してから問題点と対策案を提示しなかったら議員じゃないでしょ。


乗客同士の無用のトラブル回避と育児中の母親たちの負担軽減のためにも、都営地下鉄においても優先スペースを車椅子と共用にしてマークを掲出し、周知をするべきではないでしょうか。見解を伺い、

これだけ、唯一具体案の提示が出来ているけど…



概出です(´・ω・`)


子育て応援とうきょう会議 ベビーカー利用に関するキャンペーンを実施します!平成26年4月25日 福祉保健局 子育て応援とうきょう会議

ポスターの掲示及びチラシの配布は 平成26年5月1日(木曜日)〜5月31日(土曜日)に行われる模様ですが…



つまり、
年間1660万円ものコイツの給料を都民が負担して、
議員なのに条例を提案するわけでもなく、まるでマスコミの記者会見みたいな質問して、
しょーもない回答や、既に実施されていて都のHPに載っている施策を
知事や局長がワザワザ答える
という…

確かに今回のヤジの内容は不適切だが、俺は声を大にして言いたい。

ヤジの音量が足りん!
腹の底から声出せ!
こんな無能議員、辞めさせろ!

つまりですね…

お前は議員なのか?マスコミなのか?ドッチだ!


というヤジを力一杯、腹の底から叫んでやるべきで…
もちろん、議長の許可ない発言である以上、注意されるべき話なのですが…
いっそ、公式記録に残るヤジとして、重要な指摘をして頂きたいものです。




で…こんな的外れな
(そもそも、この流れであればヤジの内容は塩村文夏個人に向けたもので、一般論化する事自体無理がある)
祭りに、何故どうやって発展していったか?は…


明日発売の週刊文春週刊新潮を御覧ください(・∀・)ノステマ


塩村都議と朝日新聞の関係、この騒ぎの発端となった「たかだかイチ都議のTLにRTがついた」って事をワザワザマスコミが記事化した理由とか…色々面白い事が載っているようです(・∀・)

週刊文春 2014年 6/26号 [雑誌]

週刊文春 2014年 6/26号 [雑誌]

週刊新潮 2014年 6/26号 [雑誌]

週刊新潮 2014年 6/26号 [雑誌]


以下、都のHPより引用
(マジでちょっとジックリ読んでくれよ…酷いもんだわ…)

平成二十六年東京都議会会議録第九号〔速報版〕より

29番 塩村文夏 持ち時間11分 質問項目は以下の通り

受動喫煙対策について
生体販売ビジネスについて
動物愛護について
子育て支援について

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2014-2/03.html#15

二〇二〇年オリンピック・パラリンピック開催に向けた取り組みについてお伺いをいたします。
 東京オリンピックパラリンピックのキーワードの一つは成熟都市です。知事も先般の予算特別委員会にて、五輪は単なるスポーツ大会ではなく文明や文化の発信の場と述べられています。
 東京は紛れもなく世界的に見ても成熟した都市です。しかし、その東京といえども成熟しているとはいえない分野があります。その一つが受動喫煙対策です。
 世界各国では、受動喫煙による健康被害は明白であるとされ、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約により受動喫煙対策が進んでいます。一九九〇年以降、アメリカのカリフォルニア州ニューヨーク州などではオフィスはもちろん、レストランやバーでも全面禁煙とする動きが起き、現在ではアメリカの半数以上の州で法律が導入されています。二〇一三年の時点では、世界四十三カ国で屋内禁煙または分煙が実施されています。
 このような世界標準と比べますと、日本、そして東京はおくれている感が否めません。東京オリンピックパラリンピックが開催される前後には、屋内が全面禁煙になっている国々から多くの選手、関係者、観光客が訪れます。その方々は当然東京の町で観光をし、レストランで食事をするでしょう。そのときどう思うのでしょうか。歩きたばこ禁止条例を導入している区町村もありますが、機能し切っておらず、道を歩けば歩きたばこで受動喫煙、レストラン等でも分煙が徹底されておらず受動喫煙。このような状況で世界の人たちは東京を成熟した都市だと思ってくれるのでしょうか。
 こうした話をすると、飲食店の経営について心配をする声が上がります。日本公衆衛生雑誌にことし三月、大和浩産業医科大学教授らが発表した論文によりますと、日本国内で約二百六十店舗を展開する飲食チェーンで一部店舗について全面禁煙または分煙をした結果、全面禁煙化した店舗は営業収入が減らなかったばかりか増加をしていたとのこと。
 海外では飲酒の比率が高いパブやレストランの一部では売り上げが落ちたという報告もありますが、法律、条例導入に伴って海外でも同様の調査が行われ、WHOは飲食店等のサービス産業を全面禁煙とする法律、条例は営業収入を悪化させなかった、むしろ増加させたと報告しています。
 さて日本では、神奈川県、兵庫県で全国に先駆けて受動喫煙防止条例が制定されました。できれば東京も世界標準の受動喫煙対策をとるために条例制定が望ましいと考えますが、一足飛びに屋内の全面禁煙の実施や完全分煙に踏み込むのにも課題が多いはずです。
 ですが、東京に住む人、世界各国から訪れた人が受動喫煙の被害に遭わぬよう、屋内施設や飲食店などが禁煙なのか分煙なのか、または喫煙可なのか、全ての方にわかりやすいマークを表示するなど、屋内外の受動喫煙防止対策を図り、周知していくべきです。厚生労働大臣も務められた知事に所見を伺います。
 続きまして、日本が後進国だといわれているもう一つの分野、動物愛護についてお伺いをいたします。
 東京は生体販売を行うペットショップの数が日本国内で最も多く、そのビジネスを支える子犬、子猫の競り市を少なくとも七軒、近隣県に抱えています。環境省の調査によりますと、そこで売買されている犬は八週齢未満が九三%、幼い犬猫はとても愛らしく消費者の衝動買いを誘っています。
 欧米では動物福祉と社会化の観点から生体販売業者に対して、八週齢規制や展示規制が行われています。そのため、ペットショップの店頭では生体販売が行いにくく、そのため殺処分がほとんどない、または行われていません。
 日本では昨年施行された改正動物愛護法で八週齢規制に附則がついてしまい、欧米では当たり前の八週齢規制が有名無実化してしまっています。
 海外の方が日本の、東京のペットショップを見たら驚くはずです。日本のペットショップが行っている生体販売ビジネスの仕組みは、世界的な潮流である動物福祉という考え方に全く逆行するものだからです。
 知事は、殺処分の一因をつくっているこのようなビジネスが世界に類を見ない規模で発展をしている日本、東京の状態をどのようにお考えになるのでしょうか。
 東京が成熟をした都市として二〇二〇年を迎えるために、全国に先駆け、ペットショップによる生体販売ビジネスをいかに規制、適正化するのかを論じるときに来ているのではないでしょうか。あわせて見解を伺います。
 続きまして、動物愛護行政についてお伺いをいたします。
 動物愛護と福祉をライフワークとして長年取り組んでいることから、さまざまな相談が来ます。
 一例を挙げますと、先日も都内の某ペットショップがとてもひどいという相談を複数受け、現場に視察に行ってまいりました。
 私の目に映ったのは、ペットショップというより多頭飼育崩壊現場の状態で、店の外にいても悪臭が鼻をつき、ハエが舞い、相当長い期間を経ないと、ここまで劣悪にならないと考えられる環境でした。その中に犬や猫がいました。猫の多くは目やにが付着し、犬小屋の前には黒い物質が固まり、その上に犬がいます。
 ハエのカーテンをくぐり店内に入ると、店内には汚い鳥かごが何段にも積まれており、その鳥かごの中に成長した猫がいます。下の金網も長年のふん尿で変色しています。店内にいる犬は皮膚病を疑われる状態で体毛の半分が抜け落ちており、赤い皮膚が見えていました。水槽の中には、緑に変色をした水の中に金魚等が百を超えて入っており、外の山積みされた百以上はあるだろうと思われる鳥かごには、さまざまな鳥がひしめき合っており、衛生状態がかなり悪い状況です。
 あけ放たれた窓から二階が見えますが、鳥かごやケージが、やはり何段にも積み上げられており、多数の犬らしき生き物がいるのが見えました。明らかに動物愛護法第二十一条基準遵守義務、二十一条の二、感染症の疾病予防、第二十二条の三、獣医師との連携確保に違反をしている状況です。
 通行人たちは、鼻をつまんで店の前を走り去っていきます。近所の方に話を聞いてみますと、長年この状態で大変に迷惑をしているとのこと。私のもとにも、こういった劣悪なペットショップについて、もう何年も動物愛護センター、警察にいっても変わらないとの情報が入っています。土地の不法占有が確認できたケースもありました。
 東京都は、都道府県知事の権限を規定した動物愛護法十三条及び十九条に基づいて、改善や、それに従わない場合の措置、または第一種動物取扱業の登録取り消し等の措置をとるべきだと考えます。その際には二十一条の三にのっとり、当該動物を譲渡し、そのほかの適切な措置を講ずるように努めなくてはいけません。
 そこでお伺いをいたします。劣悪なペットショップはこのケースに限ったことではなく、一方で、東京都はこうした事業者に対して適切な対応をとっていないとの情報、意見が多数寄せられています。こうした都民の通報が生かされておらず、十年以上放置しているケースもあります。
 東京都はこれまでどのような指導、勧告をしてきたのか、その際、狂犬病予防法を遵守しているのかどうか、確実に確認をしているのでしょうか。
 動物愛護法違反の事業者、不法占有をしている事業者など、違法、適正ではない事業者の登録を長年にわたり取り消さず、登録更新までしている状態をどのようにお考えでしょうか。劣悪な事業者に対し、今後、都はどのように対応していくのかもあわせてお伺いいたします。
 続きまして、女性のサポート、子育て支援についてお伺いをいたします。
 東京の女性は、他の都市よりも晩婚、晩産です。都道府県別の第一子出産時の母の平均年齢は、東京都がずば抜けて高く、三十二歳近いことがわかっており、高齢生産や不妊治療を受ける女性が増加をしています。
 東京は、都会であるがゆえに周囲との関係が希薄で、女性が妊娠、出産、育児にかかわる悩みを一人で抱えてしまうという弊害があります。こうした問題を抱える女性たちのサポートを東京都は積極的に進めていくべきで、特に、周囲に相談ができる人がいない妊婦さんを支える仕組みはとても重要であり、私も所属する厚生委員会で、この件についての充実をお願いをしてきました。
 東京都として、今後、妊娠、出産に関して悩みを抱える女性たちの問題に対し、どのような対策を打っていくつもりなのか、具体的な取り組みをお伺いいたします。
 また、不妊の原因は女性だけではなく、男性にも原因があります。男性の協力を得る難しさから、悩みが大きくなる女性たちのサポートも必要です。男性不妊に関する知識について、男性も含めて若い世代に啓発する必要があると考えますが、都の見解と取り組みをお伺いいたします。
 関連しまして、都営地下鉄におけるベビーカーの利用についてお伺いをいたします。
 国土交通省は、電車内などでベビーカーを畳まなくてもよいとする共通ルールを示しました。女性が、子供とミルクやおむつの入った荷物を一方に抱え、畳んだベビーカーをもう一方の手に持って電車に乗るのは、揺れる電車の中では大変に危険である上、体力的にも大きな負担がかかります。国土交通省の方針は歓迎すべきものです。
 一方で、最近はベビーカーが大型化したこともあって、電車内でのトラブルの原因にもなっています。そのため横浜市営地下鉄は、車椅子優先スペースとの兼用でベビーカー優先スペースを設置する方針を掲げており、また東京メトロは、今ある車椅子用のスペースを一緒に利用してもらうことを検討。JR東日本も、ベビーカーの統一マークの掲出は前向きに検討しているとのことですが、都営地下鉄は方針を示していません。
 乗客同士の無用のトラブル回避と育児中の母親たちの負担軽減のためにも、都営地下鉄においても優先スペースを車椅子と共用にしてマークを掲出し、周知をするべきではないでしょうか。見解を伺い、私の質問といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
   〔知事舛添要一君登壇〕

〇知事(舛添要一君) 塩村あやか議員の一般質問にお答えいたします。
 受動喫煙防止対策についてご質問がございました。
 都は、受動喫煙の健康影響を減少させることを目的に、平成十六年に受動喫煙防止ガイドラインを策定し、その対策を推進してまいりました。また、昨年改定した健康推進プラン21におきましても、受動喫煙の健康影響の防止のための取り組みを盛り込んでおります。
 受動喫煙防止対策を進めるためには、たばこを吸う人と吸わない人の相互理解と、対策への都民一人一人の理解が重要であります。そのため、都は、都民への普及啓発はもとより、区市町村や企業の管理者等を対象に環境整備に関する研修会を行うほか、職場向けのハンドブックを作成し、禁煙、分煙の取り組みを働きかけてまいりました。
 また、飲食店等に対しましては、店舗での禁煙、分煙への取り組みを呼びかけるリーフレットを配布するとともに、店内の禁煙、分煙が店頭でわかるよう都が作成したステッカーを配布し、事業者の取り組みを促しております。
 今後、都民や世界各国からお見えになった方々にも店内の状況が理解できるよう、飲食店等における店頭表示ステッカーの普及を一層進め、受動喫煙防止対策を積極的に推進してまいります。
 動物愛護行政についてでありますが、我が国では、動物販売業者は、動物の愛護及び管理に関する法律都道府県知事の登録が必要とされており、都には約千七百件の事業者があります。都は、販売や保管、展示などの業態に応じた監視指導を行っており、多くの事業者は法令を守っております。
 ただ、残念ながら、問題のある事業者が存在するのも事実であります。動物は、飼い主にとって家族の一員として生活に潤いを与えてくれる大切な存在であります。都は、都民やボランティア、関係団体等と連携しながら、さまざまな動物愛護の施策を進めており、動物の販売におきましても、動物愛護の考え方を進めていくことが必要であります。
 昨年の法改正では、動物の健康及び安全を保持する観点から、幼い犬猫の引き渡し及び展示の禁止、販売時における対面説明の義務づけなど、規制が強化されました。現在、国では、幼い犬猫の販売規制のあり方を含め検討が進められており、今後とも都は、監視指導を通じた法令遵守の徹底を図ってまいります。
 そのほかの質問につきましては、関係局長に答弁させます。
   〔福祉保健局長川澄俊文君登壇〕

〇福祉保健局長(川澄俊文君) 三点のご質問にお答えいたします。
 まず、動物販売業者への指導等についてですが、都は、動物愛護管理法に基づいて事業者の登録を行っており、その更新に当たっては、法令で規定する飼育施設や設備の管理、動物の管理などの基準の遵守状況を適正に審査しております。お話のような事業者には重点的な監視指導を行い、施設の管理状況等の改善を図っているところでございます。
 狂犬病予防法に基づく犬の登録や予防注射につきましては、区市町村自治事務となっており、都は、監視指導を通じて得られた情報について、必要に応じて区市町村に提供しております。
 今後とも、都としては、問題のある事業者に対して監視指導を徹底し、改善が見られない場合は、法に基づいて勧告、命令や登録の取り消しなどを行ってまいります。
 次に、妊娠、出産に関して悩みを抱える女性を支える仕組みについてですが、区市町村では母子健康手帳の交付や新生児訪問等を通じて相談や指導を実施しており、福祉事務所等でも、妊娠中や出産後の生活相談に対応しております。
 また、都におきましても、女性のための健康ホットラインや不妊・不育ホットライン等で相談に応じてまいりました。
 さらに、来月一日には、妊娠、出産に関する専用の電話相談窓口、妊娠相談ほっとラインを開設いたします。この窓口では、看護師等の専門職による助言や相談内容に応じた適切な関係機関の紹介を行い、メールによる相談や夜間の電話相談にも対応することとしており、電車内の広告やリーフレット等により、都民に広く周知をしてまいります。今後とも、こうしたさまざまな取り組みを通じて、妊娠、出産に関して悩みを抱える女性を支援してまいります。
 最後に、男性不妊に関する啓発についてですが、妊娠、出産に関しては、男女を問わず若い人たちが正しい知識を持ち、自分自身のライフプランを考えるきっかけになるよう、小冊子「いつか子供がほしいと思っているあなたへ」を作成しております。この小冊子には、男性にも不妊につながる要因が存在することを詳しく説明した内容も盛り込んでおり、区市町村の窓口や都内の大学約百八十カ所で配布をしております。
 また、昨年度は、妊娠、出産に関する出前講座を二つの大学で実施し、男性の不妊についても取り上げております。今年度も引き続き小冊子を配布するほか、大学での出前講座の実施箇所数をふやすなど、男性も含め若い世代を中心とした妊娠、出産に関する正しい知識の啓発に努めてまいります。
   〔交通局長新田洋平君登壇〕

〇交通局長(新田洋平君) 都営地下鉄におけるベビーカー利用についてでございますが、本年三月、国土交通省公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会におきまして、ベビーカーの安全使用や周囲への配慮、周囲の方々の使用者への理解と配慮、統一マークの作成等を内容といたします検討結果が取りまとめられました。
 これを受けまして、都営地下鉄におきましても、他の鉄道事業者と連携し、啓発ポスターの掲出やチラシの配布などにより、周知と理解促進に努めてきたところであり、ベビーカーマークにつきましても、現在掲出の準備を進めております。
 今後ともベビーカー使用者と周囲の方々双方のご協力もいただきながら、交通局としてさまざまな利用者の一層の利便向上に取り組み、誰もが安心して快適に利用できる都営地下鉄を目指してまいります。

まぁ、こういうダメ議員って結構いるんだよねぇ…
次の選挙で落として有能な人間を議場に送らないとヤバイぜ…(´・ω・`)

東京都議会とは編集

築地市場移転予算案 特別委で可決

震災から1年、放射脳と言われる連中が過剰に危機を煽り、それを利用してメディアに出演したり本を売ったり金儲けに勤しんでいましたが、皆さん気づいています? 彼らの言論の展開が、この築地移転問題を通じてトンデモ科学を展開してきた連中と同じだと言うことに。

さて、都議会民主党もようやく築地市場移転へ舵をを切った様で、あとは共産党位ですかね…味音痴の懐古厨がしがみ付く相手は…

まぁ、実際自称グルメブロガーさん達は移転によって新しい店(ブログネタ)が出来るから、特に移転に反対はしていない模様。

ただ、本当はこれまで「どうでもいい問題」「どうとでもなる問題」が愚かな人達(主にマスコミや都民だが、あえて都議会民主党の議員含むと言っておく)が騒いだ事でクローズアップされてしまい、「どうにかすべき問題」である「新市場の使い勝手」が、思いっきりスルーされちゃいました。

あの空中庭園みたいな、トンデモ市場構想はどうなったの?(´・ω・`)地震で崩壊しちゃったのかなぁ?設計図が…
あんな設計図でも、熱心に賛成していた人はいたんだよねぇ…(震災後の今だったら、誰も賛成しないと思うけど)

東京・中央区築地市場江東区豊洲に移転するための整備費を盛り込んだ新年度予算案が27日、開かれた都議会の予算特別委員会で、これまで移転に難色を示していた民主党も賛成に回って可決されました。

東京都は老朽化や地震対策などのために東京・中央区にある築地市場江東区豊洲地区に移転する計画を進めていますが、都議会最大会派の民主党が予定地の土壌汚染などを理由に反対してきました。
東京都は築地市場の移転のための整備費を新年度予算案に盛り込み、27日開かれた都議会の予算特別委員会で採決が行われました。
その際、土壌汚染対策を確実に行い、都民と市場関係者の理解を得ることや汚染処理を完了したうえで新市場の建設を行うなどとした付帯決議がつけられたため民主党は一部の議員を除いて賛成に回り、予算案は賛成多数で可決されました。
築地市場の移転を巡っては都議会で過半数を占めている自民党公明党などが賛成の立場をとっていて、平成26年度中の移転が予定されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120327/k10014012101000.html

「我々が唯一恐れるべきなのは、恐れそのものである」
“So, first of all, let me assert my firm belief that the only thing we have to fear is fear itself”
ルーズベルト大統領就任演説


最近特に思うのだが…
念の為危機を煽る人、安全マージンを唱える人、文系(科学リテラシーのない人限定)、みんな危険に対する感度の低い連中なんだろうなぁ。

人の安全を守る仕事をしている人で、とりあえず分からないからと「大きめの安全率」を主張する人はいません。「リスクを最小にする」為に、危険を正確に測り予測し対処し「危険率の最適化」を行います。
Aの危険を取り除いた結果Bという危険が発生しては元も子もありません。その判断が出来ないなら(安全率なんて考え方は人の命を守るプロはしない)、例えジャーナリストや学者であっても、口出しすべきではない。
例えば、食品の放射線暫定基準値ですが、これをヒステリックに小さくしすぎた結果、高精度の測定機器が市場や産地に揃わない現実に直面し、かえって高い放射線を含む食品が検査をすり抜け市場に流通する危険があります。逆にこの暫定基準値を大きく取ると、安価な検査機器でも充分に測定可能となり、そのサンプリング数が増え、もしくは全品検査が可能となり、基準値超えの物が検査をすり抜ける可能性が格段に低くなります。後はそのバランスです。安全マージンと言う考え方が如何に危険であるか分かると思います。
便利の裏には危険があることを考えないで、便利だけ享受する生活を続けることが一番危険。自分の目で見て、自分で考え、自分で決めて実行する。そうした自立した個人でなければ危険に対処どころか、安全を語ることも出来ません。大きめの安全率を主張する人は実は危険に対する感度の低い人間なのです。

危険学 (図解雑学)

危険学 (図解雑学)

さて、築地市場の話に戻りますが、現在の築地市場がどれだけ物理的に危険(事故多発等)で、どれだけ衛生面に問題を抱えているか?真面目に見学することをお勧めします。(もちろん見学なのでグルメ禁止で)

それにしても、放射線パニックでそっちに馬鹿どもの意識が飛んでしまって、あれだけ騒いでいたヒ素ダイオキシンベンゼンや・・・えっと・・・あと何だっけ?その辺の大騒ぎは、何処へ行ったのでしょうね?(イヤ、福島に行ったんだろうけどさ)多分、何かが狂っているんだろうなぁ…あの騒ぎ方と、放り出し方は…ちょっと異常だと思うよ。
そんなものに騙されている場合じゃないよ。

みんな安易に「答えだけ」を求めすぎなんだよなぁ。過去の書籍等を紐解いて考え方を学び、現在の事象・事実を検証し、自ら過程を答えを導き出し、その答えが間違っていたなら間違えた過程を各々検証しなかったら、何度でも間違えるしダマされるよ。

という事で、そろそろ新市場の取材でもしに行こうかな?
土壌汚染対策工事の進捗は以下のページ参照の事
http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/

それにしても、この築地問題をBlogで書いたら、あまりに反響が大きくて…それ以外の記事が書けなくなってしまった(;・∀・)過去記事読めば分かると思うけど、もっと自由に色々語っていたBlogなんだよねぇ…(笑)


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳
移転先(豊洲)の汚染除去の実態1
移転先(豊洲)の汚染除去の実態2
築地市場移転騒動
急転 築地市場移転へ
豊洲新市場予定地の液状化について 
新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

築地市場移転先、豊洲新市場予定地で噴砂確認

豊洲新市場予定地で地震後、液状化によるものと思われる噴砂が確認されました。しかしこれはまだ着工前(液状化対策前)の現象ですから、全く問題ありません。

ネット上でデマが飛び交っているので、ここで

以上3点を説明します。


液状化とは何か?
液状化現象とは、地震の際に地下水位の高い砂地盤が、振動により液体状になる現象。これにより比重の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の軽い構造物(下水管等)が浮き上がったりする。(Wikipediaより)






液状化を手押し荷車の中に泥土を入れ実演したビデオ↑


液状化する為の条件
地盤の液状化現象は次のような条件が重なった地域に発生することが判明している。

  • 粒径がそろった砂質土層からなる。(間隙が多い)
  • ルーズな締り度である。(体積変化しやすい)
  • 地下水位が高い。(飽和状態にある)
  • 拘束力が小さい。(上載圧力が小さい)

日本の大都市や埋立地は、このような条件を満たしたところばかりで、地震対策には万全の注意が求められることになる。

どうすれば液状化による被害が防げるのか?

地震をコントロールすることは不可能なので、地盤が持つ液状化の条件を除去すれば良い。

つまり上記条件を除去する訳。

  • 間隙を少なくする
  • 地震による体積変化を抑制する
  • 地下水位を下げる
  • 拘束力を大きくする

液状化対策工法の原理と主な工法>

  • 密度の増大(締固め)

サンドコンパクション・バイブロフローテーション・重錐落下工法・振動棒工法

  • 間隙水圧の消散

柱状ドレーン工法(たとえばグラベルドレーン)・排水機能付き鋼材

  • 固結(粒度・拘束)

深層混合工法・注入固化工法(粒度の改良と拘束力の増大)

  • 飽和度低減

地下水低下工法・ディープウエル工法

  • せん断変形抑制

矢板囲い工・連続地中壁工法(間隙水圧の遮断)・排水機能付き鋼材


豊洲新市場の液状化対策

東京都HPより豊洲新市場の計画図を見てみよう。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/dojou/


これらの図を見れば一目瞭然

  • 地下水の移動を防ぐために止水壁の設置(体積変化の抑制)
  • 地盤中に砂杭を打設して地盤を締め固める(間隙を少なくする)

更に地下水汚染防止の為に行っている

  • 地下水汲み上げによる地下水位の低下(飽和状態の解消)

これらの措置を行う事で、液状化対策を計画している。


特に豊洲新市場は護岸に隣接する為、止水壁の設置によるブロック化と、各々のブロックでの地下水くみ上げは側方流動の際に被害を最小限に抑える効果が期待できます。


これでダメな規模の地震が発生したら、もはや東京都中央卸売市場が稼働する意味がないです。つまり、消費する皆さんの家庭が完全に倒壊し、道路はめくれ上がり、ビルは倒壊し、生鮮食料品の流通どころの騒ぎではない。という事です。ヘリコプターによる空輸以外の輸送手段がない状態です。


そして、一部のデマに見受けられますが、「液状化して噴出した汚染された泥土が市場の魚を汚染する」という話は全くのデタラメです。以前も豊洲新市場の汚染除去をレポートしましたが、水にも溶けない、気化しない、熱にも反応しない安定した汚染物質は、確かに地中に残ります。噴砂と一緒に地表に噴出する可能性はあります。が、築地市場でも泥水や泥土がかかったような魚介類は出荷しません。当たり前です。


つまり、噴砂と一緒に地表に噴出した「水にも溶けない、気化しない、熱にも反応しない安定した汚染物質」は、場内のお掃除の結果、周りに被害を与える事無く下水に流れて行きます。


参考
豊洲新市場の汚染除去実験 レポート
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100722
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100817


そして何より、現在の豊洲新市場予定地は全くの更地状態であって、液状化対策前の状態です。そんな状態の埋立地地震液状化するのは当然です。雨が降って舗装前の地面に水溜りができるのと同じように当然の事です。


以下、Twitterで以前土木技術者をされていた、大貫剛さんの解説がまとまっていますのでご覧下さい。
http://togetter.com/li/114267
この記事で述べなかった部分をご紹介します。

ビックリされた方も多いと思いますが、近代的な埋立地では危険はありません。これから埋立地に建設される施設に関しては言わずもがなです。古い埋立地は、順に対策を行っていますが、古くなるとかえって液状化しにくくなることもわかると思います。

戸建は深い基礎を作らないので、心配はあります。特に、原理的に海から遠くても盛土地盤では起き得るので、新興住宅地では適切に施工されたか充分注意すべきと思います。段々になっている丘陵部ではもともと水が抜けやすいのですが、田んぼに盛土した場所などは液状化しやすいです。


液状化に関する知識は一般知識とは言いがたい話ですが、ちょっと調べればこういった情報は簡単に入手できます。広めてしまった方は、責任を持って修正して下さい。


そして明記すべきは、こういった一般の方々の不安に付け込む形で、築地市場移転反対派の中の不埒な輩(某地質学者?環境学者?…環境ゴロツキ学者?)が、新聞紙上で不安を煽っています。こういった有識者液状化のメカニズムを知らない訳がありません。デマの確信犯です。それを皆さんお忘れなき様に。


参考
東京都中央卸売市場HP
東北地方太平洋沖地震」の発生に伴う中央卸売市場の対応について
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/news/22/jishin/index.html

豊洲新市場予定地の一部における墳砂について

1 予定地での噴砂の発生状況

  • 5街区、6街区で噴砂を確認
  • 7街区で確認中

2 応急措置の概要

  • 土壌汚染対策法による「当該土地に人が立ち入ることができない措置が取られている」ことに加え、本年夏に実施予定の土壌汚染対策工事までの間、噴砂の飛散防止のためのシートを敷き、安全性を確保する。また、土嚢によるシート保護を行う。
  • 降雨による拡散防止のため、噴砂の 外周部に側溝等を設置する。
  • なお、現在7街区を確認中である。新たな噴砂が発見された場合には、同様な応急措置を行う


追記
浦安の液状化について
本記事の趣旨(豊洲新市場の魚が地震による液状化で危険になる事は無い)と異なりますが、「じゃ浦安はどうなの?」と言う質問に、軽く触れて置きます。

地震直後の報道では、埋め立て地全体で液状化が生じたような印象を受けたが、実態は違った。明らかに場所によって被害に差がある。

被害状況を整理すると、最も液状化被害が大きいのは新しい埋め立て地の内陸側で、次に被害が大きいのは古い埋め立て地である駅周辺、最も被害が小さいのは新しい埋め立て地の海側だった。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20110321/264385/

まず浦安市全土で液状化による地盤の被害があったわけではないようです。(下水道の被害の為、広範囲で上下水道に影響が出ていますが)液状化の危険度に対する対策が追いついていない場所が被害にあったと考えるのが適当でしょう。
そして豊洲新市場は様々な反対運動のおかげ?で、これでもか!ってレベルで対策されています。特に平時に地下水を汲み上げて飽和状態を解消すれば液状化そのものが防止される事は、液状化のメカニズムが理解できた方には自明の事と思います。私も調べてみて「ここまでやるの〜」と驚きました。平時だったら税金の無駄と言っていたかもしれませんね。


実際、震災時俺も「液状化が起きたか?起きなかったか?」に目が行っていたのですが…よくよく考えてみると「起きたからって何なの?更地ぢゃん」と気が付いて、冷静に「何が危険なのか?」考えてみたら、別に何も問題ない事に気が付いた次第で…(笑) 震災パニックって怖いですね。
それにしても豊洲新市場について記事を書こうと集めておいた資料が、こんな形で役に立つとは…


補足
現在の築地市場液状化を免れた理由
これはあくまで推測ですが、築地市場及びその周辺では日々大量の地下水を使っています地盤沈下の弊害もありますが、先に説明した条件の「飽和状態の解消」が日常的に行われているという事です。
ちなみに被害状況は、全中央卸売場の中で一番大きいです。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/news/22/jishin/jishin2.pdf
耐震補強ブレースの変形が水産物本館3Fで確認されています。中央卸売市場の中で唯一建物の主要構造に被害があったのが築地市場です。決して揺れが小さかったとか、地盤や建物が丈夫と言う訳では無い事がわかると思います。


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳
移転先(豊洲)の汚染除去の実態1
移転先(豊洲)の汚染除去の実態2
築地市場移転騒動
急転 築地市場移転へ
豊洲新市場予定地の液状化について (当記事…号外)
新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

東京都議会 民主党 花輪ともふみ議員が築地市場移転賛成に方向転換

いや、本当に驚いた。今までこのBlogが主張してきた事が丸々認められている展開に…

 築地市場(東京・中央)を豊洲地区(同・江東)に移転する経費を盛り込んだ東京都の2011年度予算案が成立する公算が大きくなった。都議会予算特別委員会は8日、移転関連予算案を自民党公明党の賛成多数で可決した。自公は本会議では過半数に達しないが、都議会民主党を離脱した議員が同日、予算案に賛成する意向を表明。移転に慎重な民主などと、移転に賛成する自公などとの勢力が逆転するためだ。

 都議会は第1回定例会最終日の11日、同委で可決した都の予算案を議決する。議長を除くと、本会議の議席数は知事を支える自公などが計62で、知事に批判的な民主や共産などが計63。市場業界団体が14年度中の新市場を開場を求める一方、最大会派の民主党は移転に難色を示しており、予算案は本会議で否決される可能性があった。

 ところが、都議会民主党を離脱した世田谷区選出の花輪智史議員が8日、「政治の都合で先送りすることなく、決断することが必要」とのコメントを公表。都の移転関連予算案に賛成する意向を表明した。

 花輪議員が予算案に賛成すれば移転賛成側が1議席増え、慎重な側が1議席減る。自公などと花輪議員で過半数の63議席に達するため、予算案は可決される計算となる。

 花輪議員は都議会の築地市場の移転・再整備に関する特別委員会の委員長を務めているが、8日の同委員会は欠席した。

 一転して移転関連予算案が可決される公算が大きくなったことで、4月の都知事選の候補者の選挙公約づくりにも影響を与えそうだ。
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E6E4E4E4E2E5E2E2EAE2E1E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2

花輪議員のHPを見ると、これまで私がこのBlogで主張してきた通りの展開。

私の決断

2011年03月08日
私の決断
 私は、一昨年の9月25日から、「東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会」委員長の職にありました。



 この特別委員会は、3人の学識経験者と15人の業界関係者などの参考人招致を含め、1年半にも及び委員会と理事会を開催し、土日も含めて熱心かつ真摯な議論を重ねてまいりました。また、大阪市中央卸売市場の視察も実施し、議論を深めてまいりました。



 公正中立な委員会運営に努めるという使命を負った委員長であったがゆえ、この間、私は、所属していた都議会民主党の一議員という立場を超えて、築地市場の移転・再整備について冷静に考えることができたと思っています。



 こうした議論と熟考を重ねた末、申し上げなければならないことは、「この問題をこれ以上先送りすることは許されない」ということです。私、花輪ともふみは、この時点で築地市場の移転・再整備問題に「結論を出す」大きな決断をするに至りました。
 私は、都民のみなさんのために最良、最善の選択は何かを熟慮した結果、今回、豊洲移転経費を含む東京都中央卸売市場会計予算に賛成いたします。

 
以下に、その決断に至った理由を述べてまいります。

○これまでの経緯

 築地での再整備がよいのか、それとも豊洲に移転するほうがよいのかについては、長年にわたって議論してきましたが、そのどちらにも利があり、結論を出せずにおりました。
 そして、昨年の予算案で私たちは、移転予算には賛成しながら、「市場関係者のおおかたの合意が必要」という曖昧な条件を付け、賛成とも反対ともいえない行動を取り、結論の先送りをしました(付帯決議付きの賛成)。その後、特別委員会において小委員会も含め活発な議論・検討を行いました。それでもやはり最終的な結論を出せずに今に至りました。


 築地での再整備にあたっては、「長年、築地市場と場外市場が一体となって育んできた食文化の拠点としての活気と賑わい、伝統・文化を守りたい」、「都民はもちろんのこと、外国人観光客が多く訪れる築地市場を東京の観光の拠点、日本の食文化の世界への発信基地として一層発展させていきたい」、そして、「築地の地でこれからも商売を続けたい」という事業者の皆さんなどの思いを汲み、「何としても築地で」、との思いで、その可能性を探るべく議論してきました。
 しかし、現在地での整備には仮市場を設置する必要もあり、その近隣のみなさんの理解を得るためには、相当程度の調整が不可欠です。よってその分、工期が大幅に延びるなど、「必ず再整備できる」という確証を得ることができなかったのです。
 その結果、その後行われた市場業者団体の役員の選挙でも、移転を願う皆さん、現在地での再整備を願う皆さんの数は同数となり、築地の現在地で再整備ができるというおおかたの事業者の合意形成には至らなかったのです。
○現在の流れ
 また、これまで市場の移転に反対してきた地元中央区も、今までの立場や議論のみに固執することなく、移転が決まれば築地地区のまちづくりの検討に地元や関係者の意向が反映されるように働きかけるとの、きわめて現実的な対応を打ち出しています。都も来年度から、築地地区を中心とした将来のまちづくりの検討を行うことを明らかにしました。

 また、ここにきて、きたる都知事選挙で都民に判断を任せるべきではないかという声も聞こえてきました。しかし、現在、都知事選挙に立候補を表明している有力候補は、この問題について明言を避けるか、「もう一度検討する」と言い、なんら方向性を示していません。このような状況で都民のみなさんの判断を仰ぐというのは無理と言えましょう。

 そして、いま、市場業者の大変厳しい経営状態が日々伝わってきます。「移転するのかしないのか、はっきりしないと、今後の経営の計画が立てられない」、賛成か反対かの議論の中で「ぎすぎすした人間関係を早く修復したい」という関係者の声も聞こえてきます。
「とにかく結論を出して欲しい」というのが、多くの人々の切実な願いではないでしょうか。

○決断

 開場から75年が経過した築地市場の老朽化は窮まっており、機能性の面から見ても再整備は喫緊の課題です。検討にいつまでも時間をかけることは許されない状況なのです。
市場再整備計画は1970年代から議論されていると聞いています。であれば、政治の都合でこれ以上先送りすることなく、ここで決断することが必要なのです。

 それが、時には辛い決断になることもあります。その決断は、マニフェストでお約束したことと違う場合もあります。しかし、国民、都民の皆さんが今の政治に求めているのは決断力だと思います。
 今こそ、その声に応え、政治家が自らの責任で決断しなければならないのです。そのため、私は、平成23年度東京都中央卸売市場会計の原案に賛成いたします。

 もとより、豊洲に市場を移転・整備するにあたっては、汚染された土壌が完全に無害化され、安全な状態になることが大前提です。都はこの約束を守るとともに、市場業者一人ひとりに対し、移転に向けた課題や不安に丁寧に耳を傾け、意向を確認しながら的確に対応し、経営や資金面などの支援策を講じなければなりません。

 これらを踏まえた上で、豊洲新市場が安全で機能的なことはもちろん、築地以上に日本の食文化を世界に向けて発信できるような一大拠点になることを願っています。
東京都議会議員
花輪ともふみ

http://setagaya-hanawa.com/blog/archives/2011/03/post_188.htm

実際「築地市場の再整備に関する特別委員会」の委員長という職にあれば、私がこれまでこのBlogで言及した事実は、全て検討したはずである。そうなれば、余程の完成度の高い対案が生まれない限り、移転にGoサインを出さざるを得ない筈である。そして対案の完成度は、誰が見てもレベルの低いものだった。


正しい情報さえ入手出来ていれば判断は容易で、与党民主党としても都政を真剣に考えればマニフェストがどうあれGoサインを出すしかないのである。願わくば共産党を除く賛成多数で可決して欲しいものである。


もちろん花輪議員が言及している通り、汚染除去の実証実験で確認された作業が確実に行われ、汚染された土壌が市場運営に支障のないレベルまで無害化される様、議会は今後もしっかりした作業監督活動を行って欲しい。この内容が付帯決議としてくっついても良いと思う。


新しく都知事を目指す候補は、この問題をもっと認識して欲しい。花輪議員が苦言を呈しているが

現在、都知事選挙に立候補を表明している有力候補は、この問題について明言を避けるか、「もう一度検討する」と言い、なんら方向性を示していません。

有力候補の方々は猛烈に反省すべきである。


直接民主主義制度ではないのだから、議会で議論を重ね、選挙当時と違う議決を行う事は、議会制民主主義の正常な姿。花輪議員の問題は、委員長でありながら築地市場の再整備に関する特別委員会で説明責任を果たさずに欠席した点。移転賛成派としても残念でならない。


都議会自公が築地市場の再整備に関する特別委員会の存続を認めた。これも多数決だけでなく議論を重ねる余地を残している点で、移転賛成派から見ても非常に高く評価できる。花輪議員は、早急に委員会を欠席した事を各委員にお詫びして周り、自ら考えを変えた事に対しては自信を持って説明すべきである。


とりあえずこれで石原都知事も安心して引退できるだろうね。


この問題を語ると、ネット上は酷い有様。石原都知事を税金の無駄遣いだ、利権だ、と何の確証もないデマが飛び交っている。


渡邉美樹候補が本当の立候補の理由で述べているが、見る人は見ているって事ですね。

池田:これまで石原慎太郎さんが、3期に渡って東京都知事を務めてきました。渡邉さんは、石原都政をどのようにご覧になっていましたか。

渡邉:12年間、非常に多くの良い仕事をされたと考えています。ディーゼル規制、羽田空港の国際化、そして何よりも財政を再建しました。様々な功績が石原都政にはあったと思います。

新銀行東京に関して、ネット上では暴論しか見受けられませんが、これも石原知事の功績なのですし。(個人的には60点位の採点ですが)私は新銀行東京は中小企業の連鎖倒産防止に役立った位の認識しかありませんでしたが、利益も出始めているんですね。驚きました。

池田:さて、少し各論に入りますが、先ほどでた新銀行東京に関してはいかがですか? 都政にとっては悩みの種でありますが……。

渡邉:私は2月15日に出馬宣言した時に、撤退と答えていました。大きく見れば、新銀行東京が撤退すべきだということは間違っていない。設立当初の意義は間違っていなかったと思います。中小企業にお金を貸してあげようと。しかし、状況が変わって、メガバンクが中小企業にお金を貸すようになった。結果として、貸す対象がなくなってしまって、1000億円もの損失を出してしまった。実はこの段階で撤退すべきでした。しかし、さらに400億円も投入してしまった。売るか? 撤退か? でも、売るにしても、300億円くらいでしか売れないんですよ。

池田:300億円も値段がつくんですか?

渡邉:違いますよ、400億円持ってるからです(笑)。100億円くれなければ、買ってあげないよって。新銀行東京は、現在1700億円くらいの預金があります。なおかつ今の経営者や社員の方が、ここ1〜2年間すごく頑張られた。私は月次を見て少し驚いたんです。固定費が30億円まで下がっています。1.8%利益が確保されているんですよ。最初はそんなに利益を確保できなかった。ものすごく高い金利で預かっていましたからね。1.8%の利益を出していて、30億円の固定費だとすると、逆算すれば1700億円の預金があれば利益が出ます。現時点で2000億円の預金がある。つまり、毎年利益を出せる体質になっている。わざわざ100億円を損して、利益が出ている銀行を売るバカはいない。私はこのように現状だけ見ても売る必要はないと思います。

もうひとつは、日本の国債が破綻して、メガバンクが貸さなくなった時の窓口になり得るのではないか。将来の中小企業、零細企業、商店街へのセイフティーネットとして、新銀行東京は使い勝手があると考えています。同時にこれだけでは充分じゃないので、新証券東京も作りたい。つまり、融資だけでは救い切れないので、社債を買ったり、出資したり、それによってベンチャーまでも盛り上げることができます。新銀行東京と新証券東京……、これができたら面白いことになると、ワクワクしています。

池田:ちょっと心配なのは、役所が武家の商法をやると……(笑)。

渡邉:これは僕にしかできない。僕がやらせてもらえるならば、出来ると思う。金融や経済を27年間やってきたことですから……。申し訳ないけれど、石原さんも分かっていなかった。彼は発想しただけですからね。任せてしまった。私がやるのであれば、銀行・証券で、東京の商店街や中小・零細企業を盛り上げて行けると思っています。

池田:おっしゃることはよく分かりますが、銀行や証券で本当にいいのか……? 新銀行東京のコンセプトのそもそもの間違いが、ベンチャー企業に融資していたことです。投資すべきであって、融資すべき対象ではありません。ミドルリスク・ミドルリターンという妙な事を言って貸したのが、大きな間違いでした。やはり日本でなにが足りないかと言えば、ハイリスク・ハイリターンのビジネスを行なうこと。東京が新しいビジネスモデルとなれば、シリコンバレーにはなれないとしても、ハイリスク・ハイリターンのビジネスを育てることができるかもしれない。

渡邉:それを実現するのが新証券東京だと考えています。ベンチャーとかベンチャーキャピタルをここでやりたい。新銀行東京は、担保を取らない銀行として残したい。成長戦略性のある企業に対してお金を貸す。新銀行東京の失敗は、担保を取らずに成長性に対するお金を貸すことに関するノウハウがまったくなかった。だから、貸せば潰れてしまった。本来ならば、社長の顔や事業計画書をみて、貸すべきか判断しなければなりません。それを本来の新銀行東京の役割でしょう。

これだけ明確に都政を語っているのに、何故か築地市場移転問題については語っていない。スルー出来る程些細な問題ではないにも関わらず。


これは色々工作をかましてくる共産党の候補者を除いて、全て同様です。いや、むしろここで決着が付いて「あー良かった」と思っているのでしょうね。不確かな情報やデマゴギーでこじれ過ぎましたからね。この問題。


今回の築地市場移転問題という昭和の時代からの宿題をなんとか片付けられたのは、石原都知事最後の功績ですね。こんな複雑怪奇な問題、本当にご苦労様でした。(まだ今日の時点では可決していないけどね)


誰が次の都知事になるのか現状全く分からないけど、候補者は足を向けて眠れないのでは?


豊洲新市場の問題点

実は長らくこのBlogの更新が滞っていたのは、入手出来る豊洲新市場の設計に関する資料が薄すぎて、予定している「新市場の設計はこれでいいのか?」と言う記事を途中までしか書けないでいたからである。(やたらめったら分厚いのは手に入るんだけどw)

これで弾みがついて、都庁内の議論の中心と情報公開内容が豊洲新市場関係に振り向けられれば嬉しいな。と言うかね、着工まで日が無いので早く都民に分かりやすい形で公開してくださいな!


現状、買参人の買い周り導線の不備?、市場内物流の手法に対する質問、観光施設はいるのかどうか? 問題にしたいことが一杯あって、その割りに情報公開が追いついていない気がするので…


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳
移転先(豊洲)の汚染除去の実態1
移転先(豊洲)の汚染除去の実態2
築地市場移転騒動
急転 築地市場移転へ
豊洲新市場予定地の液状化について 
新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

3/12追記

東京都の築地市場中央区)の豊洲地区(江東区)への移転関連経費を盛り込んだ中央卸売市場会計予算が11日の都議会本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。都は予算成立を受け、来年度に豊洲地区の土壌汚染対策工事などを開始。2014年度中の新市場開場に向けて一歩踏み出す。

 本会議では、民主会派を離脱し無所属となった花輪智史都議が造反し賛成に回ったことで、与野党の勢力が逆転し、賛成63票対反対62票の1票差で成立に至った。同予算は約288億円で、うち移転関連経費は約21億円。 

石原さん出馬するの?(笑)
で、彼が「国家未曾有の危機」なんて言った直後、大地震発生。本当に未曾有の危機になっちゃったよ…

そして、この有事に驚くべきは「築地市場は丈夫だ」とか、必死にお馬鹿なツイートを繰り返す共産党工作員地震の規模もあるが、揺れの種類によっても倒壊する建物は違ってくるのに…実際、震源近くの建物だって残った建物はあるんだから…

あ、そうそう築地市場は無事です。地震による影響はありますが通常通りの取引が行われています。流石に観光客は少ないようですけどね。

とは言え・・・こんなツイートも見られました。


市場はますます豊洲に移転して欲しい。築地の土地売却益で、豊洲新市場も含めた災害対策を行って欲しい。一昨日、歩いて築地の前を通って自宅に帰ったが、あのあたりは道路事情も悪く、車道も歩道も大渋滞。到底大規模災害に耐えられる市場じゃないと実感。

築地市場移転騒動は業者のワガママと共産党の自作自演

記事が長いので、ちょっとサマリーを書いて整理した。築地市場問題はいかに検討違いの論点で政争に発展し、引き延ばされる事でどれだけ都民が迷惑か? 化学に無知な人間を騙してヒステリックに騒いでいるか? 理解してもらえれば幸いです。

ワーイ(・∀・)褒められたぁ

★サマリー★

移転騒動の経緯

  • 鈴木知事から青島知事時代は現地再整備:場内の組合(現在の移転反対派)に潰される(実際危険だった) 
  • 青島知事時代に豊洲移転案が浮上する。
  • 石原知事が豊洲移転を決定する。既得権益が侵されると知った業者が反対運動開始!
  • 反対していた中央区を都が説き伏せる。
  • 移転反対派が都議会共産党に泣きつき、陰謀キャンペーン開始

 
ネイチャー騒ぎは共産党の自作自演

  • ネイチャー記者David Cyranoskiの取材先の紹介
  • 記事紹介
  • 赤旗自画自賛記事紹介
  • 結論、共産党の自作自演
  • データ黒塗りの真相

 
原点に戻れば移転は急務

  • 移転・現地整備のそもそもの理由は?
  • 100年構想?
  • オリンピック問題は無関係
  • バカなジャーナリストの紹介
  • 2chの声をお楽しみください
  • 築地市場 建て替え 試算の半額 の記事のウソ
  • ついに東京都、「築地市場は汚染されている可能性がある」発言

 
食文化の崩壊

 
 
今回は騒動の紹介なので結論は記載しません。どうしたら良いか?それぞれ考えてみてください。