今日も最高のPetyだったな(初稿)

地下アイドル Advent Calendar 2023 - Adventar最終日です。

問:2023年のPetyについて5文字でまとめよ
答:色々あった
清水義範「国語入試問題必勝法」より)
激動の年だった。1人卒業して、1人復帰して、1人加入して、1人脱退して、1人の卒業が発表された。
心も体もボロボロになりつつも、多少なりとも楽しかったので通っていた一年だった(『多少なりとも』『控えめに言って』『比較的』というのはいわばインターネット慣用句なのだろうか、『非常に』『とても』『大層に』を意味することが多い)。
つまり、非常に楽しい。
その結果、今年はどうやら100回以上の現場に通ったらしい。らしい、というのは、ちゃんと数えていないからである。間に合わなかった。そう、本稿は初稿と書いてある通り、初稿である。第一稿である。ファーストドラフトである。書くのが間に合わなかったからだ。数日後には決定稿が公開される予定である。
とにかく、7月の時点で現場70回を超えていた。おかしいだろう。お金はどうなっているんだ。時間はどうなっているんだ。そこにベンツがありますね。いいえ、そのベンツは私のものではありません。そういうわけだ。可視化が良い結果をもたらすとは限らない。

 

今日も最高のPetyだったな、について
「今日も最高のxxだったな」元ネタは諸説あるのだろうが、私の知己であるしにょーりさんが「今日も最高のわれらがプワプワプーワプワだったな」と毎回ツイートしており、私もそれを真似し始めた。最初は画像はついていなかったのだが、ある日私のスマートフォンに全員の足だけが写った写真が残っており、それを添付し始めて続けている。勿論フロアでの自分のポジション取り次第では全員の足だけの写真を毎回撮ることはとても難しいので、時には頭だけを撮ったりしている。結果、何故か一部の人たちから異常な高評価と異常なドン引きを引き出すことができて今に至る。
(これは事実誤認があるかもしれない。最初に足を載せ始めたのは「至高の琥珀かりん」と評して毎回琥珀かりんの脚を載せ始めて、そのあとメンバー全員の脚を載せ始めたのかもしれない)
このエントリを書くために軽くtwitterで検索したのだが、怖かった。何故か流行っている。相互フォローのオタクたちがたまにツイートしているのは勿論把握しているが、知らないオタクや話したことはないけれどもおそらくお互い顔見知りであろう他現場のオタクまでが今日も最高のPetyだったなでツイートしている。これは一大ムーブメントと言っても過言ではないだろう。ムーブメントの立役者としてとても誇らしい気持ちである(誇るな)。
またある時は別現場のオタクに「『今日も最高のPetyだったな』の写真を撮ってる姿を生で見れて感動した!」と言われて、その時も誇らしい気持ちになったものである(なるな)。


水着撮影会について
昨年に引き続き今年も水着撮影会に出たが、昨年のイベントが聞いたこともないようなマイナーイベント(失礼)だったのに対して、今年は1回目がフレッシュ撮影会、2回目が近代麻雀水着祭、と比較的メジャーなイベントであり、まあまあの躍進と言ってもよい。つまり大躍進である。
とくに近代麻雀のほうは、例の埼玉県議員の反対によって一度はつぶれたイベントの代替開催であり、非常に感慨深いものがあった。


2023年のPety年表
1月8日 初のバスライブ
1月17日 パピムズZeppDivercityワンマンでOA
1月21日 室内撮影会
1月28日 神矢すい卒業@下北沢MOSAiC
2月7日 小河ぐみ復帰@新宿SAMURAI
3月27日 ワンマンライブ「アブラカタブラ」@渋谷CLUB ASIA
4月1日 琥珀かりん生誕祭@下北沢ERA
4月17日 観月りり生誕祭@新宿SAMURAI(筆者は身内の手術前日だったため自粛)
4月29、30日 名古屋遠征(筆者は必死になって家庭内稟議をとりつけて参加)
5月6日 フレッシュフェス(水着撮影会)にメンバー全員が参加    
6月 新メンバー白瀬ゆの加入発表
6月28日 屋外撮影会
7月5日 白瀬ゆのステージデビュー(新宿SAMURAI)
7月7日 汐音ほのか生誕祭@下北沢ERA(筆者は当日朝顔を洗っていたらギックリ腰になって行けなくなった)
8月5、6日 名古屋遠征 筆者、今回もチャレンジしようとしたが、「倫理的に許されると思うのであれば行けば?」という家族の発言に轟沈
8月29日 筆者が新型コロナウィルス陽性と診断される
9月3日 屋内撮影会(筆者、熱は下がったけれども旧基準の発熱後10日後は外出自粛に従い自粛)
9月8日 サワソニ@おおばキャンプ村(筆者が感染後10日目に家族が発症したので自粛)
9月17日 2周年記念単独公演「ぺてぃしか勝たん」@下北沢ERA
10月17日 新メンバー募集のツイートがされるが琥珀かりんだけリツイートせずこれはもう卒業確定でしょと筆者が病む
10月29日 浅草着物野外撮影会
10月31日 琥珀かりん最後のライブ
11月1日 琥珀かりん脱退
12月2日 羽乃つゆ卒業が発表される(卒業は2024年2月14日)
12月9日 羽乃つゆ生誕祭、小河ぐみ生誕祭(新宿WALLY)(同日同会場別開催)
12月23日、24日 名古屋遠征 筆者欠席したが病まなかった。成長した。
12月31日 カウントダウンライブ(筆者、最初から家族に対して打診すらせず欠席)


以下、第2稿以降で書かれる予定の内容
増えたオタクたち
2024年1月のワンマンについて
今年のPetyのライブ履歴
今年のPetyのライブ以外のイベント履歴
今年の筆者の参加回数
メンバーについて

小河ぐみ、あるいは、僕だけのヒロイン

地下アイドルアドベントカレンダーカレンダー18日目です。

さて、2023年2月7日という日は世界の歴史、あるいはそれが言い過ぎであれば私の個人史においてポイントオブノーリターンとなる重要な日だった。
小河ぐみが謹慎から復帰した日である。
2022年9月25日のSelene b2でのライブを最後に我々の前から姿を消した小河ぐみは、その後、山本キヨカワ卒業とパピムズZeppワンマンの客席に姿を見せたことはあったが、それ以外はtwitterは動かさず、ふぁぼもせず、一切活動していなかった(あとから聞いたらtwitterは見てはいたらしい)。
4か月の謹慎期間というのは今考えると短い。だが、いつ終わるともわからない闇の中に放り込まれた側としては、4か月はあまりにも長い。
それでも私は耐えて、待って、推しメンが不在のPetyに通い、神矢すい(2023年1月に卒業)に雨宿りさせてもらい(雨宿りという表現は、推しメンになんらかのことが発生してつらい時期にほかのアイドルを推すことを意味しており、一般的な用語かは知らないが私は好んで使う。昔読んだ短編小説に、とある女性が小料理屋の店主のもとに転がり込んでそこの看板娘となって二人は男女の仲になったが、女性の元の男が刑務所から出てくるとその女性は消えてしまった、俺は雨宿りされたんだ、と男は嘆息する、というのがあり、そこから採っている)、安定しない時期にパフォーマンスがボロボロの彼女たちをポンコツPetyと呼び(ポンコツと呼んで楽しむ方向に持ち込むことで精神の安寧を保っていた。激動の期間の彼女たちをそう呼ぶことは酷だったかもしれないけれども私が楽しんでいたので彼女たちにとっても救われていた面もあった、かもしれない)、その間に観月りりを迎え、山本キヨカワを見送り、汐音ほのかを迎え、年を越して、神矢すいを見送り、という4か月を過ごした。思い返して文字にするととんでもない4か月だな。
その間に、三雲なつみしゅきしゅきbotだった私のTwitterでの名前は小河ぐみおいしいbotに変わった(三雲なつみに対しては、これは復活するまでの祈りを込めた名前であると言い訳をしていた。その後も名前が戻ることはなかったので結果的に彼女に対して嘘をついたことになる)。これは2022年9月のワンマンライブのチケット即売YouTube生配信で、「いつか本物のおいしいbotになってね」と言われたことに起因する(YouTubeアーカイブは消えてしまったし私も保存していないのでそのようなニュアンスだったはず)。祈りを込めるのにこれほどふさわしい名前はなかっただろう。
そして迎えた2月7日、泣くかと思ったけれども泣かず、比較的平静に彼女の帰還を私は迎えた。
それから今に至るまでも、比較的平静に推している。ライブへの参加回数(今月25日のエントリまでに数えるが100回行かないくらい)とチェキの撮影枚数が比較的多いくらいだろうか。小河ぐみに会うために(そしてPetyのライブを見るために)デビューから細々と見ている他のアイドルのワンマンを2回干したり、出番が早いライブを見るために新入社員研修で自分が講師なのに早退したり(研修のタイムテーブルを変更したので穴は空けていない)、カメラをレンタルして水着撮影会に行ったり、珍しく生誕委員に関わったり、生誕ライブで最前0を確保して全身筋肉痛になったりなど、過去の自分からは考えられない、平静と言ったが嘘だ、熱狂の日々を過ごしていた1年だった。
去年の悲劇的なエントリが嘘のようである。
控えめに言っても小河ぐみを中心に人生を組んでいるし、老後資金のことも考えていない。オタクをやめますと言っていたのが遥か遠い過去のようだ。
そして今日、小河ぐみは2x歳の誕生日を迎える。
本来であれば国民の祝日として言祝がなければならないところだが、私の力不足でそれは叶わなかった。申し訳ない。来年までには国会で法案を通すようにしたい。そしてこれを読んでいる読者諸兄におかれましては12月18日ではなく19日以降である可能性が高いが、君たちも小河ぐみがこの世界に誕生していることを世界に感謝してほしい。
さて、ここまで書いて満足してしまったが、本来推しメンについて書くのであれば、その人物がいかに魅力的であるかが表現の中心であるべきだった。
例えば、小河ぐみがどんなアイドルなのか、何を考えているのか、趣味は何なのか、歌はどうか、パフォーマンスはどうか、いかに可愛いか、接触はどうか、世界一可愛いというのは本当か(本当である)、圧倒的アイドル感について、というような内容になるはずが、どうやらそうはならなかった。構成を決めずに書くからだよ全く。
ただ、一つだけ確実に言えることは、小河ぐみは私の人生にとって最後の推しメンであるということ、小河ぐみまたはPetyが終わったら私はオタクをやめるということである。二つじゃねーか。
(ここで言う「オタクをやめる」は、月に10~20現場行くようなことをやめるということであり、週1でライブハウスに行くくらいはオタクに入らない)
ということで、私はこれからも淡々と現場に通い続けて、ひたすら小河ぐみを愛して生きていく。
2024年12月18日もまた君に関するブログを書こう。
それまでお互い元気にアイドルとオタクを続けよう。
大好きだよ。

尚、去年からのPetyに関するブログのタイトルは全てPetyの曲名や歌詞から採っており、今回はこういうことです。

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琥珀かりん(Pety)、あるいは、君のこと可愛いって言ったけれども誰にでも言っていたよ

地下アイドル Advent Calendar 2023 - Adventar 12月2日の投稿記事です。

 

「去年も今年も私だけ生誕でメセカがなかった」
頬を膨らませて君はうんざりしたような笑顔を浮かべて、言った。
「かりんのオタク仲悪いからね」
そう返した僕に、君はなんと答えたのだったか。
肯定だったろうか、否定だったろうか。

 

それから数ヶ月後、2023年9月17日のPety2周年単独公演を前にして君は手紙が欲しい、とにかく手紙が欲しい、絶対に手紙を書いてほしい、とtwitter等で強めに意見表明をしていた。
僕や他のオタクたちはそれに対して、もしかして単独公演でPetyをやめてしまうのではないか、やめる発表をするのではないか、と危惧していたのだが、少なくとも僕に関しては冒頭のような会話をしたこともあって、過去にメセカがなかったから今回は絶対に手紙を書いてくれよお前ら頼むよ絶対に、という意味だろうなととらえていた。
単独公演前日から当日にかけて、僕はGoogle Keepに手紙を下書きしていた。
手紙や文章などあるあるだが、書き始めると意外に長くなる。
僕は8月末に初めてコロナに感染して家庭内感染で家族にうつしてしまい、それからまだほとぼりが冷めていない、復帰後初の現場だったので、前物販とライブだけ参加して帰るつもりだった。下書きのまま前物販を迎える。
「(スマホを見せながら)下書きでーす。紙に書いてません。残念。書き終わったら渡すね」
「今日書いて!」
「便箋ないし」
「今日書いて!」
「書くものないし」
「なんでもいいよ!」
「レシートの裏に書くかな~」
「それでもいいから書いて!今日ちょうだい!」
君の迫力に気おされた僕は、ちゃんと手紙を書いていたオタクから余ったレターセットをもらってボールペンを借りて、アプリの下書きから加筆修正しながら当日の会場である下北沢Eraの入口の地べたに座って書いた(ありがとうねりょうたろう)。
今考えれば、君のことを考えながらちゃんとレターセットを自分で選べばよかったね。過去には銀座の伊東屋本店で1時間かけてお別れのレターセットを選んだということも僕にもあったのだ。
(2023年1月28日にはPetyから神矢すいというメンバーも卒業している。小河ぐみが不在の間に僕のメンタルを支えてくれたという意味で彼女には多大な感謝をしており、本来はこのように、当時のフレッシュな感情が残っているうちにウェブログを書くべきだったと非常に後悔している)
手紙を撮影するのを忘れて内容は大まかにしか覚えていないが、以下のようなことだったはず。
・かりんと初めて話した日のことはよく覚えている
・Petyポンコツ列伝
・実はチェキをとった「日数」で言えば推しメンの小河ぐみよりも多いかもしれない
・順番としては必ず小河ぐみの次にチェキをとっている、必ず毎回とっているので、所謂2推しかもしれないね~
かりんから手紙の感想を聞いたりはしなかったが、「日数」に関してはそうかも!というような話をした。

 

とは言え、その後も君の卒業/脱退を匂わせるような出来事はあった。

・Pety新メンバーの募集が始まったこと
・新メンバー募集のツイートに対して、その夜のうちに琥珀かりんだけが引用リツイートをしなかったこと
以上二点だけで僕は君の卒業を確信してしまい、その晩は眠れなくて2時まで泣いていたよ。そしてPety関係ない昔からのオタク友達にDMで吐き出したりしていた。
結果的にその予想は当たってしまったわけだが、君は隠し続けてやめないよアピールをしていた。偉い。
「さようなら」
「やめないよ」
「やめるんでしょ」
「やめないよ」
「かりんだけツイートしてなかったじゃん」
「あの日は友達と飲んで酔っぱらってタイミング逃してどうしよう~って思ってたら翌日になった」
「やめるんだね、さようなら」
「やめないよ」
などという会話を何度かしていた。
友達と飲んで酔っ払っていた、ということ以外はポンコツ琥珀かりんだったらありうるよな、と思い、それを信じた、というか、縋ってしまったといってもいいかもしれない。虚偽だったわけだけれども、優しいウソというか、職務上やむを得ない嘘というか、取引先に対しては隠し通すしかないよなというか、まあ、仕方ないとしか言いようがない。
僕たち(アイドルオタク)は、ささやかな現実と大きな虚構のバランスの上に立って遊んでいる。改めてそれを思い起こさせてくれる出来事だった。

 

そして君は10月31日に攻めてないハロウィン衣装(えっちではないウサギ衣装)を着てライブをしたのを最後に僕たちの前から姿を消した。
脱退が発表された11月1日の夜は僕はひたすら泣いていた。発表の20分前に納品されたマルシェを見て泣いていた。家族の前でもひたすらスマホをいじりながら泣いていたので、きっと不倫相手からお別れでも言われたのだろうと思われたに違いない、それくらい泣いていた。家族が寝た後は声まで上げて泣いていたのは今になって思うと本当になんなんだ、笑ってしまうというか同情してしまうというか、推しメンでもないのにおじさんがそんなに泣くんじゃあないよ、という声しかかけられない。それから3週間くらいは睡眠時間も減り酒量も増えた。オタクと飲んでいるときに突然泣き出すなどの奇行もあった。結局体調を大幅に崩して酒はやめたが。酒はクソ。睡眠不足は今も続いている。
マルシェは今も時折見返しては泣いたりしているよ。泣かない時もある。

 

振り返っても本当に琥珀かりんとは内容のない話しかしなかったし、#かりんちゃんえらいね が公式のハッシュタグなのに僕は #サイコパス赤ちゃんかりんちゃん #単位を落とすな琥珀かりん など、しょうもないハッシュタグしか使わなかったし(本人の話を聞いていれば分かるが大学生であることは公式には表には出していなかったので単位を落とすなのハッシュタグは封印した)、 #至高の琥珀かりん などと、君の足元だけの写真を毎回ライブのあとにツイートしていたし、並行物販で話しているときに他のアイドルのフリコピをするし、列挙していたらなんとなく申し訳ない気になってきた。すまん。
それでも手紙に書いた通り常に僕は常に君のことを気にしていたのだった。まあ、好きだった可能性もあるね。

最後の日はチェキを1枚しかとらなかったが、その日も結局単位を落とすな大学はちゃんと卒業しろ僕のGPAは2を切っていたがちゃんと卒業したぞ、という話をした。人生の先輩(GPA2以下)からの最後のアドバイスだった。
貴重なアドバイスなので役立ててほしい。
あと、ちゃんと寝ろ。午後に起きるな。午前中に起きろ。

 

本エントリのタイトルとして「複雑にしてたのは琥珀かりんだったね」というのを用意していたのだが、それはやめた。Petyの曲「ドラマチック」で琥珀かりんが「複雑にしてたのは僕の方だったね」と歌うパートがあり、僕だけがそれに合わせて「複雑にしてたのは琥珀かりんだったね」と叫んでいた。

www.youtube.comおかげでそこは謎に泣きパートになってしまった。
事態を複雑にしていたのは本当に君だったよ、琥珀かりん。
いつかどこかで会いたい気持ちはあるが、君のようにポンコツで優しい女の子はPcycleのようにアイドルにやさしい(おそらく)事務所でないとやっていけない気がする。他のブラックな事務所ではすぐにつぶされそうだし。
無理せず健康に過ごしてほしい。


琥珀かりん年表
2021年9月12日 下北沢ERAにてPetyのメンバーしてデビュー
2021年12月6日 渋谷サイクロンにて初めて僕に見られる
2022年1月5日 寝坊してライブを飛ばす(特典会には参加)
2022年4月16日 琥珀かりん生誕祭
2022年7月17日 お台場アイドル博ライブで初めて僕とチェキをとる
2022年8月10日 人生で初めて浴衣を着る(沖縄出身なので)
2022年10月~12月 山本キヨカワ卒業に際してERAに爆破予告して卒業阻止するなどの発言をする
2023年4月1日 琥珀かりん生誕祭
2023年5月6日 フレッシュフェス2023において初めて水着(攻めてない)になる
2023年10月31日 アルタキースタジオにて最後のステージ
2023年11月1日 脱退

 

琥珀かりんメインだった曲「ひとりよがりマイヘアー」
本エントリーの元ネタの「可愛いねって言ったじゃん 誰にでも言うんでしょ」というフレーズがある。

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小河ぐみ(Pety)、あるいは、運命の出会いなんて恥ずかしくて言えないけれどもきっと運命のプリンセス

地下アイドル Advent Calendar 2022 - Adventar

12月18日のエントリです。

 

12月18日は、筆者の2大推しメンである一人の小河ぐみの誕生日であるため、この日をエントリの日として選んだ(もう一人はPRSMINの三雲なつみ)。しかし残念ながら、今年は彼女の生誕祭はないし(去年も行ったことないのに)、誕生日おめでとうを言うこともできないし、プレゼントを贈ることもできないので、節目としてこのエントリを残す。

もし今君に信頼すべき推しメンがいるのであれば、リスク分散のためなどと誤魔化して安易に推しメンを増やすべきではない。君だ、僕は6カ月前の自分に言っている。
小河ぐみに初めて会った(会った、というのは分かりにくい日本語で、ライブで見たことを会ったと表現する人もいれば、チェキをとって話したことを会ったと表現する人もいるが、今回は前者)のは、先日の山本キヨカワに関するエントリにも書いた通り、2021年12月だった。その時は漠然と山本キヨカワと羽乃つゆがいいなと思っており、他のメンバーはとくに印象に残らなかった。上述のエントリの通り、この時のPetyには本当にいい印象を抱かず、むしろ、このグループ大丈夫なんですかカワシマユカさん、とさえ思っていた。

2回目は同じ月のクリスマスライブ、たしかNEW CODOMO PROTEANとHAKUAKIを目当てに見に行ったのだが、もう一度Petyを見て判断したいなという気持ちもあり、多少は楽しみにしていた。この日はどこのグループもクリスマス衣装で、そもそもコスプレ衣装(ハロウィンにせよクリスマスにせよ)はいつも通っているグループならともかくあまり知らないもしくは初見のグループの場合は本来の魅力が出せない(もしくは本来以上の魅力が出せてしまう)のでよろしくない、少なくとも筆者はチェキをとろうとは思わない。
ということで、この日もやはりチェキをとることはなく、しかし、前回とは違う、小河ぐみという子が可愛いなと思い、フォローしたうえでその旨をツイートした。
その後しばらくして小河ぐみのこの日の衣装のチェキプレゼント企画があり筆者はこの企画に申し込んで見事当選、小河ぐみの滅茶苦茶可愛いチェキを入手したのだが、それは孔明の罠だった。実はこのプレゼント企画は公正な抽選ではなく、応募者の中から筆者を釣り上げたものだったのだ。小河ぐみと当時のPetyのマネージャーのたけうちは二人で共謀し、果たしてこのチェキをだれにプレゼントすれば効率が良いか(つまり、そのオタクが現場に通って金を落とすうようになるか)を検討し、そのターゲットに選ばれたのが筆者だったのだ。これが明かされるのは翌年(つまり今年)に筆者がPetyの現場に通い始めるようになってからだったのだが、この時点では当選したということで何やら運命めいたものを感じていた。ちょろい、ちょろすぎる。そして改めて小河ぐみとたけうちの悪辣な策謀は糾弾されてしかるべきである。

さてしかしながら、それからは確かコロナの第6波ということで筆者は2022年2月の三雲なつみの生誕にすら行かず、悶々とした日々を過ごしていた。次にPetyを見ることになるのは、6月、実に半年経過しているが、この3年のコロナ禍では半年というのもさして問題にはならないだろう。
2022年6月、POPChuuuNというPcycle主催イベントの招待企画に筆者が当選してライブを見に行くことになったのだが、これも当然ながらこの時もたけうちと小河ぐみの共謀である。厳正な抽選ではなく、筆者は狙い撃ちにされたのだった。後から小河ぐみ当人に聞いたところ、「ようやく来た」とのことだったらしい。

それからの(筆者の中での)小河ぐみの躍進は目覚ましいものがあった。
他のメンバーには目もくれずチェキに並び、2022年クソイベオブザイヤーことお台場アイドル博ライブにもチケット代6500円や熱中症リスクをものともせず鑑賞し(さすがにイベント中断リスクは誰にも予想できなかった)、9月18日のワンマンライブの券種をさんざん悩んだ結果Sチケット(優先入場、Tシャツ、オフ会で30,000円)を購入し、Pcycleお得意の一人のオタクにワンマンチケットを複数枚買わせる商法に合わせて自分のSチケットのほかにBチケットを3枚購入して友達を招待して(尚、PetyはPcycleの他の2グループと比べて明らかにチケットを売る気があまりなく、果たしてこれは何か深い思慮があるのか、ワンマン翌日のオフ会で確認しようかと思っていたのだが忘れたまま今に至る)、ついには推しメンと呼ぶようになった。尚、筆者の推しメンの定義は一昨年のこのエントリの通り非常に狭い。小河ぐみが推しメンであるという旨のツイートをしたら三雲なつにみふぁぼられてビビり、それでも9月3日のぐみの日にtwitterの名前を三雲なつみしゅきしゅきbotから小河ぐみおいしいbotに変更するなど、人の心というものが勝手に暴走する様は本当に恐ろしい。そのように、筆者の中で小河ぐみの存在は非常に大きなものになっていった。そして最高潮の感情で迎えた9月18日のワンマンライブとオフ会。ワンマンライブについては先日のPetyに関するエントリでそもそも記述すべきだった。新メンバーも新曲も新衣装もないワンマンライブというのは正直呆れないでもなかったが、それでも、ワンマンでしか摂取できない栄養というものはあるし、「ワンマンに向けて頑張る」という過程を経ることでアイドルというものは輝きを増すのだという認識を新たにした素晴らしいライブだった。
からの、小河ぐみの無期限謹慎の発表である。

 

涙の数だけ強くなれるのかそれとも涙の数には上限がありいつか心は折れるのか、いつまでたっても分からないけれども我々地下アイドルのオタクにとっては慣れたものである。しかし慣れているからと言って悲しくないことはないし、何度迎えても慟哭は禁じ得ない。そしてオタクをやっていれば年に数回ペースで直面できるあまりにもインスタントな悲劇である。勿論喜劇でもある。
というわけで、小河ぐみは2022年12月18日現在も絶賛謹慎中で、筆者は、俺はひたすら君が復活するのを待っている。ときに夜に枕を濡らしながら、ときに泥酔してPetyのライブを見ながら君を待っている。
いつのことだったか忘れたけれども、「ぐみも可愛いけどPetyが最近最高に楽しい」と言ったら喜んでくれた君、普通なら推しメンがこんなことになったら現場には通わなくなるけれども、君がいなくてもPetyは楽しいから俺は君不在のPetyに通っている。君の帰る場所を守っているなんてことを言うつもりはさらさらなくてただ単に楽しいから通っているだけなんだけれども、君がいなくても楽しい。けれども君が帰ってきてくれればもっと楽しくなるだろうから、早く帰ってきておくれ。
小河ぐみおいしいbot(本物)より。

 

フフフ…奴はみくも四天王の中でも最弱…

地下アイドル Advent Calendar 2022 - Adventar

12月12日の記事です。1日遅れですが。

今回は小ネタです。

 

私は三雲なつみという女性アイドルにガチ恋しているというか、むしろ三雲なつみは本妻なのでガチ恋するのはおかしいのであるが、とにかく、2年前に書くことを予告して書かれなかった、「推しメンが全滅した話 NATSUMi編」を読めばわかる通り(書かれていないので読めないのだが)、私の三雲なつみへの愛は至上のもので、それはなんぴとたりとも侵すことのできない事象として、3年半前から継続している。
当時より、なつみというアイドルやNATSUMIというアイドルを発見するたびに、なつみじゃん、という話はしていたが、なつみという名前は比較的メジャーでキリがないので、とくに興味を持たずに日々を過ごしていた。
が、三雲なつみが三雲なつみという名前で昨年PRSMINというアイドルグループでデビューしたことにより、他にも「みくも」という音を持つアイドルを発見するたびにみくも四天王作れるじゃん、と思ってTwitterでリストを作るなどしていたので、アドベントカレンダーの空き枠もあったし、小ネタとしてここに記録を残しておく。

 

三雲なつみ(PRSMIN)

twitter.com

四天王最強。
本人的には四天王とか言うな私が一番だろ同列にするな、と思っているに違いない。その通り、私にとって三雲なつみという存在はもう別格なので、同列にしているつもりはないが、今回は小ネタエントリなので。

 

みくも(ワガママきいて??)

twitter.com

四天王2人目
ハチ公前でフライヤー貰ったんだったか。詳細を覚えていない。申し訳ない。私が「おやすみくもなつみ」というTwtterでのおやすみのツイートをしていたのだが、彼女は「おやすみくも」という挨拶をしており、非常にかぶるって困る。そして私が困っていることをいじってくる。
7月のお台場アイドル博ライブでライブを見てちゃんと有償でチェキをとった。その後もPetyと何度か対バンかぶっているが、物販タイテが合わないなどの理由で、2度目ましてはしていない。

 

美雲はに(点染テンセイ少女。)

twitter.com

3人目
たしかこちらもハチ公前でフライヤーもらったのだったと記憶しているが、あまり覚えていない。「俺の推しメン三雲って名前で、ワガマきにもみくもいるんだよ」等と話した記憶があるので多分3人目。ライブかぶることがないのでまだ一度もチェキどころかライブも見ていない。2023年は一度くらい機会があるでしょう。


羅夢み雲(AiDOLOXXXY)

twitter.com

4人目
もう3年も活動しているのに、つい最近までグループ名すら知らなかった。界隈があまりにも違い過ぎる。先に兎月りとという子をインスタで知って、お、顔が俺の好みじゃんってフォローしたらメンバーにまさかのみくもがいることに気づいた。
2023年はちょっとライブを見てみたいと思っている。兎月りとの顔が可愛いので。


ここまでが本来のみくも四天王だったが、最近5人目が追加された。

 

海雲みくり(Next☆Rico)

twitter.comNext☆Rico今気づいたけど明日デビューだ、おめでとうございます。
対バンかぶるかなあ、かぶらないだろうなあ。見ることは無さそう。
でも17歳だからなあ、ワンチャンあるかも(何故17歳だとワンチャンあるのか論理的な説明はできないが、この感覚はアイドルオタクならわかってもらえると思う)。


ちなみに全てのみくもを自力で発見しており、アイドリッターのGoogleスプレッドシートは参照していない。偶然の導きがあったわけだが、それも全て私の三雲なつみへの愛ゆえである。

Pety、あるいは、ロイヤルでミルクでクリスピーで甘い甘い君たちのこと

地下アイドル Advent Calendar 2022 - Adventar
12月9日のエントリです。

前提

先日の山本キヨカワに関するブログを書いた後に、そもそもPetyとは何か、基本的なところを記述していなかったので、改めて主観を排除して記録を残しておく。

Petyとは、カワシマユカ率いるPcycle(ピーサイクル)という事務所から2021年9月にデビューしたPcycle3つ目のアイドルグループ。1つ目はパピプペポは難しい、2つ目はモノクロテレビジョン(2022年8月13日解散)、からの3つ目のグループである。

グループの略歴は以下の通り

2021年9月12日 下北沢ERAにて、羽乃つゆ、小河ぐみ、琥珀かりん、永井萌、山本キヨカワ、若月美麗、の6名でデビュー
2022年01月22日 下北沢ERAにて永井萌、若月美麗、卒業
2022年01月23日 新メンバー神谷すいの加入が発表される
2022年01月27日 赤羽ReNyαにて神谷すいがデビュー
2022年03月30日 新宿MARZにて1stワンマンライブ「キュンLOVE」開催
2022年06月04日 筆者が明確にPety目当てでライブに行く。下北沢ERA。
2020年07月20日 羽乃つゆと小河ぐみが水着撮影会をして、「俺別にえっちな衣装程度で病んだりするオタクじゃないから」とぐみに言っていた不参加の筆者がtwitterを見て秒で病む。
2022年08月10日 琥珀かりんが人生初の浴衣を着る(沖縄では浴衣は着ないらしい。正確には、これより前に練習的に着ていただろうけれども)
2022年08月18日 お台場アイドル博ライブで一人も熱中症を出さずに無事帰還。尚、2回予定されいてたステージの2つ目はイベント中止に伴いキャンセルされた
2022年09月11日 ワンマンチケット手売りイベントにて筆者がマスクを外した顔を見せることになり、メンバーに逆マスクと褒められる
2022年09月18日 代官山SpaceODDにて1周年記念ワンマンライブ「ギブユーラブ」開催、山本キヨカワの卒業が発表される
2022年09月19日 ワンマンライブSチケットのオフ会で初めてマスク無しチェキがとれて筆者がニコニコする
2022年09月30日 新メンバー観月りりの加入が発表される
2022年10月02日 マネージャー「たけうち」がこの日あたりで退職したと推測される
2022年10月04日 小河ぐみ、琥珀かりんに契約違反が発覚、琥珀かりんは厳重処分、小河ぐみは無期限活動謹慎となる。筆者の情緒が死ぬ。
2022年10月11日 羽乃つゆに契約違反が発覚、厳重処分。筆者の情緒が虚無になる。
2022年10月13日 新メンバー観月りりデビュー
2022年10月16日 観月りりが自炊したヤンニョムチキンでカンピロバクター
2022年11月28日 新メンバー汐音ほのかの加入が発表される
2022年12月05日 下北沢Eraにて山本キヨカワ卒業ライブ
2022年12月09日 秋葉原Twin Boxにて新メンバー汐音ほのかデビュー、新曲「ドラマチック」お披露目
2023年03月27日 渋谷Club Asiaにて3rdワンマンライブ「アブラカダブラ」開催予定

2022年12月09日時点で、小河ぐみの謹慎は解けておらず、5人で活動している。

キャッチコピーは

「生きるのムズい」世界を変える!ささいな毎日にささいなハッピーとLOVEを
だが、筆者は実際には非常に大きなラブ(所謂、BIG LOVE)を受け取っているので、このフレーズはひどい間違いであるという指摘をせざるをえない。

 

持ち曲

ロイヤルミルククリスピードーナツ

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あなたたけよ召し上がれというフレーズがえっちな曲。
早く野外ライブでリフトされて紅茶を飲みながらドーナツを食べたい。

 

生きるのムズい!

www.youtube.comアイドルとオタクの関係や、アイドルのつらい日常について歌った曲。こういうの好きなオタクもいればぞわっとしちゃうオタクもいるでしょう。筆者も最初は共感性羞恥で死にそうになった。

 

ムカつくことが溢れすぎているよ

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これも好き嫌い分かれるアイドルについての歌。オタクは出てこない。山本キヨカワの行くぞー!という煽りが秀逸だったが、もう見られない。残されたメンバーは煽りがんばれ。ちょうがんばれ。

 

ひとりよがりマイヘアー

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ひどい男にひっかかって2番にもなれない曲。そんな男よりも俺がいるよぐみ…と筆者が声にならない慟哭でうめく曲。

 

キュンキュルして!

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Petyの代表曲。きっと運命のプリンス、というフレーズで小河ぐみが指差しをして筆者が膝から崩れ落ちる。

 

夜明け前のロストワールド

www.youtube.com抽象的に彩られた歌詞は受け手によって解釈が分かれる、曲調も他とは大きく異なる出色の曲。とても良い。

 

サマバケサンチーム

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オレンジレンジみたいな頭の悪い夏曲。歌詞がえっちなので筆者が病む。

 

超絶愛してレスチャンス!

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釣り上げたオタクを弄んでやろうという曲。主に筆者が小河ぐみに弄ばれる。

 

ドラマチック

2022年12月9日初披露

 

メンバーは以下の通り

羽乃つゆ(赤)群馬県出身

twitter.com低身長巨乳美少女。えろいという言葉をカッコイイとかいう意味の誉め言葉として使う。YouTube配信時の声がでかく、電車に乗ってイヤホンで聞いていると突然の大声で耳が破壊され音漏れで周囲の人にじろじろ見られる。筆者がマスクを外したら逆マスクでイケオジって言われたので好き。

 

小河ぐみ(青)愛知県出身

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オタクを釣るのがうまい。声が可愛い。顔が可愛い。圧倒的に可愛い。謹慎中。早く帰って来い。好き。ほんと好き。絶対結婚したいけど結婚したら毎日他の男が寄り付かないか3分に1回不安になる。好き。本当に好き。

 

神谷すい(紫)大阪出身

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メンバー全員登場して初見だったらパッと見一番可愛いし話しても可愛い。背が高そうに見えるが実は低い。常に眠そうな声。深掘りすれば面白そうなんだけどまだ実は本性表していないんじゃない気がする。新衣装になった時に非常に喜んでいた(旧衣装は旧メンバーのおさがりだった)が、旧衣装も似合ってて可愛かったよ。ぐみがいない間手持ち無沙汰だから紫振っていい?という失礼な申し出にも快諾してくれて優しいので好き。

 

琥珀かりん(ピンク)沖縄出身

twitter.com顔面の暴力。顔面だけではなく、山本キヨカワ卒業が嫌すぎて卒業公演予定のライブハウスに爆破予告をしようなどと発言する暴力性が可愛い。顔と声と喋りと雰囲気とまとう空気が可愛いので好き。

 

汐音ほのか(緑)横浜出身

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今日ブログを書くために出身地を聞いた。とくに公開もしていないが隠してもいないとのこと。横浜の人は神奈川県出身と言わないので横浜と記載した。
まだ1回しか会ってないけど多分好き。

観月りり(黄色)宮崎出身

twitter.com化粧や自撮りや照明で印象が毎回変わる。過去2年間ライバー活動をしていたので配信アプリでのコメントの読み方が完全にライバーで草。ダンスバトルでMCをしたりするらしく、深掘りしたい。付き合いは短いけど多分好き。

 

おわりに

以上、筆者の主現場であるPetyについての備忘録。
間違いを見つけた有識者は指摘してほしい。
メンバーによる削除依頼、文章の訂正依頼は受け付けます。
新規サインありチェキ無料なので、対バンでかぶったら是非行ってみてほしい。

山本キヨカワ(Pety)、あるいは、生きるのはムズいし人生にはムカつくことがあふれすぎている

地下アイドル Advent Calendar 2022 - Adventarの2022年12月5日の記事です。

このエントリは例によって未完です。随時追記していきます。

www.youtube.com

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2022年12月5日、つまり本日、山本キヨカワがPetyを卒業した。
今回は卒業の日に合わせ、彼女についての記録(もしくは主観的な思い)を残しておくことを目的としている。

彼女を初めて見たのは、2021年12月5日のことだった。
比較的飛び道具的なアイドルを好む私は、この日に、以下のように記録している。

 

もう一人の赤というのは羽乃つゆという巨乳低身長美少女だが、この時の印象は「垂れ目で俺好み」だった。彼女についてはいずれ語られることがあるかもしれないしないかもしれない。
ちなみにこの後、この二人ではなく別のメンバーである小河ぐみにガチ恋してPetyにハマっていくことになるが、それは12月18日の小河ぐみ誕生日にエントリをアップする予定。
ともあれ、今回は山本キヨカワである。
この日初めて見たPetyは、カワシマユカ率いるPcycle(という名称の事務所)の3つ目のグループとして、私は従前より興味を持っていた。例によってここでまたワンピースばりに話が過去に飛ぶが、カワシマユカがセルフでプロデュースしていたただの女の子が解散発表したあたりから私は通い始めて、その後、彼女(たち、つまり白羽根優衣と一ノ瀬春奈)がクラウドファンディングで新グループを作る際にも課金をして、わたしたち名無しさん(という仮称グループ)からパピプペポは難しい(パピムズ)のデビューを見守っていた。その後は残念ながらパピムズの楽曲が好みではなかっため離れることになるが、動向は追い続けていた。
そんな中、コロナ禍で殆どアイドルのライブに通っていなかった2021年の冬あたりに第いくつの波か忘れたが、波と波の合間を縫って、久々にサーキットイベントを見に行った。タイテの中にPetyがあったので、お、ようやく見れるやん、と思ってかなり期待して見たのだが、グループおよびパフォーマンスとしては散々だった。今でこそPetyが主現場であるが、初見の感想は「ゆかち(カワシマユカをオタクが呼ぶ時の呼称)これでいいの?」だった。ひどいパフォーマンス、ちょっと無理なタイプのメンバー、メタ的な歌詞(アイドルとオタクの関係性だったり、地下アイドル業界についての描写がなされているメタ的な歌を私は好まない)、ツイボじゃないのにこれなのか、と落胆を禁じえなかった(ツイボだったらこれでいい)。ただし、この時のライブは本当に印象に残っていて、所謂ところの「爪痕」を私に残すことに成功した。そして山本キヨカワは、とにかく粗削りで大声を出して緊張をほぐそうとしているようにしか見えない、恥ずかしさをごまかすために早口で何を言っているか分からないMC、と、非常に低評価にも関わらず不思議と何かを私の心に残していった。
ただし、よくあるタイプの飛び道具アイドルだね、自己紹介でのツイ廃グリーンというのもはいはいそういうアイドルいるよね、と、どうしてもネガティブな評価にならざるをえなかった。
そして12月にもう一度Petyを見る機会を得るが、この時はクリスマスコスプレライブで、トナカイのコスプレをしていた小河ぐみってもしかして可愛いかもしれないなあ、などと思った程度でライブとしてはあまり印象に残らなかったし、山本キヨカワについてもあまり記憶がない。
その後、(コロナ的に)散々だった冬を迎え、次にPetyを見るには実に6月。詳細は12月18日に書くが、Pety主催のイベントのRT企画で無料招待されてはるばる下北沢まで行くことになった。結局この時は小河ぐみとだけチェキをとって他のメンバーとは目も合わさないようにしていた(そしてその後しばらく何度かライブに行くことになっても変わらなかった)のだが、7月17日にようやくチェキをとった。というのも2022年の夏はコロナの第7波でまた陽性者が急増していた時期で、家族との兼ね合いもあり7月8月はライブは自粛、唯一7月16日~18日にお台場の野外で開催されるアイドル博(あの、アイドルが大量に熱中症で倒れたイベント)であれば野外だし感染の心配もないだろう、そして、当分ライブに行けなくなるから今回は全員とチェキをとろう、ということでようやく山本キヨカワとはじめましてをした。
この時はたしか、キヨも含めて全員(羽乃つゆ、琥珀かりん、神谷すい)が既に私のことを認知しており、名乗るだけであ~というような反応を得られて、地下アイドルのオタクとして非常に満足の行く日だった’(地下アイドルのオタクは人生がうまくいっていない唾棄すべき存在なのでアイドルに認知されるだけで承認欲求を満たすことができる)。キヨとも話をして、noteも全部読んだよ、なんか推したらめんどくさそうだよね君は、君のオタクは大変そうだわ、という非常に失礼な発言をしたように記憶している。

note.com


ただ、リンク先を読んでもらえれば分かると思うが地下アイドルのオタクであればなるほどこういうネガティブなこと書いたりリツイートしたりするアイドルいるよね~あるある~と思われるのではないだろうか。一つだけ違うのは、note(またはブログ)でここまでネガティブなことを書くのは少ない(もしくはごく稀)ということくらいだろうか。

(中略)

ある日、急に評価が変わった。私のとらえ方が変わったのか、彼女の中で何かが変わったのか不明で、私としては当然後者なのだが、それまでただ叫んでいるだけのようだった歌声に、急に情念のようなものが乗ってきた。私が昔小劇場で演劇をやっていた時にボイストレーニングの先生に「君の演技にはブルースを感じる」と言われたのだが、山本キヨカワもまさにそれで、ブルース、情念、あるいは何かの恨みを昇華させるかのような迫力を感じるようになった。正直Petyメンバーには申し訳ないが、5人の中で最高のパフォーマンスを叩きだすようになったのだった。パフォーマンスはどんどん良くなり、私は彼女から目が離せなくなり(事実ではない。基本的に、ガチ恋している小河ぐみを8割がた見ている)、9月18日のワンマンライブでクオリティは絶頂を迎えた。
そしてそのワンマンライブで山本キヨカワの卒業が発表された。
まあ、地下アイドルあるあるである。楽しさ最高潮の中での悲しい発表は。
地下アイドルやコンカフェキャストに間違ったロールモデルを提示してしまった某元アイドルは「秋葉原では卒業はおめでとうなんだよ」などと言っていたが、そんなのおめでたいわけではない。ただ、本人の病気や体調、他にやりたいことがあると言われればオタクは悲しい気持ちを表に出さずにあるいはギャン泣きしながら彼女の行く末に幸いあれと祈りを捧げながら見送るしかない。そもそもちゃんと卒業公演できるのだから幸せだよ我々は見送ることができたんだよある日突然消えてしまったあのグループやオタクと繋がって二度と会えなくなってしまったあの子のことを考えればお別れを言う機会がある我々は幸せだよと自分に言い聞かせながら。

(中略)

というわけで、本日また、山本キヨカワはパフォーマンスのレベルを最高に仕上げながら、しかしそれが勢いだけでたまたまた、というようなものではなく、安定した一人のパフォーマーとして卒業を迎えることになった。
前物販では「通知とってるんだよね、楽しみにしといて!」と言っていたので、楽しみにしています。そしていつか私と君の人生が交差する瞬間があるだろうことを願ってやみません。