非実在エロゲー初心者の実在を確認したい。

「初心者のためのエロゲー講座 改訂版」初心者におススメのエロゲー募集 - 電波ゆんゆん@はてな出張版にギリギリ便乗。いろいろ考えた結果、「こだわりを捨てよ」という脳内神の天啓によって、細かいことを考えないことに。まあ、その、平均点な位置づけの作品にはたどり着けたかな、とか。


プリンセスラバー!  初回版

プリンセスラバー! 初回版

タグ:「萌えゲー」「抜きゲー」「アニメ化」
 ごくごく一般的な萌えゲーかと思いきや……。
 ガッチリキャラ萌え、ガッツリエロスな良作エロゲ。

世界でいちばんNGな恋 廉価版

世界でいちばんNGな恋 廉価版

タグ:「萌えゲー」「シナリオゲー」「廉価版」
 登場人物同士の掛け合いや、話の運びが単純に痛快。
 ちょうど廉価版発売も近いのでご紹介。

遊撃警艦パトベセル ?こちら首都圏上空青空署?

遊撃警艦パトベセル ?こちら首都圏上空青空署?

タグ:「バカゲー・ギャグゲー」「パロディ山盛り」
 パロディ満載のハイテンションギャグが良い。
 細かいことは気にしないバカエロゲーの優秀作。

機械仕掛けのイヴ ~DeaExMachina~ Vista対応版

機械仕掛けのイヴ ~DeaExMachina~ Vista対応版

タグ:「バカゲー・ギャグゲー」「RPG・シミュレーション等」「近未来SF」「廉価版」
 淫具開発SLG+限定ジャンケン風カードバトルが実に面白い。
 廉価版も発売されているので、比較的手軽に購入できると思います。

デュエルセイヴァー ジャスティス 初回版

デュエルセイヴァー ジャスティス 初回版

タグ:「アクション」「燃えゲー」
 異世界に召喚されて世界を救うぜ系アクションゲーム。
 簡単操作でさくさく遊べるアクションが楽しいエロゲー

ゼロ年代エロゲ超個人的10選

http://d.hatena.ne.jp/matunami/20100105/p1を拝読し、自分も書いてみたくなり便乗。ただ、評価軸ごとに選定出来るほどの蓄積が無いため、ほんとうに個人的な好みを羅列するだけになってしまった感がアリアリではあります。
全体を通してみると、駄菓子みたいなゲームが多いように思います。

タイトル 発売日
ぶるまー2000 2000/10/20
ねがぽじ 〜お兄ちゃんと呼ばないでっ!!〜 2001/4/6
らくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜 2004/6/25
ひめしょ! 2005/11/25
竜†恋[Dra+KoI] 2006/2/3
機械仕掛けのイヴ 2006/9/22
R.U.R.U.R 〜ル・ル・ル・ル〜 このこのために、せめてきれいな星空を 2007/4/27
絶対幸せ宣言っ 2007/9/21
キラ☆キラ 2007/11/22
Dies irae ~Acta est Fabula~ 2009/12/25

選んでいる途中、何度も「10本とか無理! さ、30本じゃダメかな!?」みたいな気分になりました。スパイラルなみとか、スチームパンクシリーズとか、恋ごころとか、色々切りました。エロ方面に関しては、別途まとめようと思います。
それと、一つ一つamazonの商品ページにリンクしていこうかと思ったのですが、のっけ(ぶるまー2000)からコケたので、各自ググって下さい。ずびばぜん。

山のようにパロディというパロディをブチ込んだ珠玉のバカゲーオープニングテーマから既にギリギリで、ノリの近さならファミ通文庫から出ている『超妹大戦シスマゲドン』が近いんじゃないかと思います。いわゆる、1つの萌え要素を意図的にボケることで、延々とイジリ倒すタイプの笑い。こういうゲームの場合、大筋そのものは弱いとするのがおそらく一般的だと思いますが、ところがどっこい、しっかりとドラマティックな部分も忘れない良作です。ライアーソフトというメーカーは、本作に限らず、無茶苦茶に見える箱庭を用意したうえで、手堅く料理するメーカーという印象。

  • Active 『ねがぽじ 〜お兄ちゃんと呼ばないでっ!!〜』

だいたいですよ、僕だって自分のツボ要素くらいある程度自覚しているんですよ。それでも、これは卑怯でしょう、と。あざといでしょう、と。そう言わざるを得ません。たった一つのきっかけから、まるでネガポジを反転したかのように社会から切り離され、それでもどうにか社会に関わっていこうとする明るい性格の主人公なんて、もう、定番中の定番ですが、やっぱりダメなんですよ。主人公である広場まひるが、ガラリと立場が変わったあとも関わってくれる数少ない友人と、学校でニコニコ話して家に帰り、その部屋の寒さを感じれば感じるほど、心臓の裏側を掻きむしられたような気分になるんです。そんなゲームです。いや、びっくりするほど解説できてなくてすいません。

正直な話をすれば、業界モノというのは卑怯といえば卑怯なわけですが、しかし、実に気持ちのよいダメ人間達を描いた作品として考えると、やっぱりこの作品は抜かせません。エロゲー業界ものエロゲーらくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜。バカっぽくありながらも実にポエミーなお話、それを引き立てる尖ったキャラクターはもちろん良いのですが、それを支える演出力の高さや声優さんの演技も見逃せません。音声収録なんかはやたら時間をかけているというお話も何かのラジオで聴きました。DL販売もしているので、お時間がありましたら是非と言いたいゲームです。

ゆきうたで、奇怪な妹『長谷川菜乃』を生み出したライターさん、藤崎竜太のゲーム。女の子みたいな容姿のショタ主人公が、ひょんなことから各国の姫達に迫られ「はわわ」となるお話……のはずが。藤崎竜太のどこか斜に構えた目線と、本当にどうしようもない下ネタと、ケミカルな味つけによって、どうしようもないバカゲーへと変化してしまっております。ところどころで切り出されるライターさんのセンスが好きか嫌いかによって評価が分かれるかもしれません。「ムカつかない正論なんてある?」「‥ねえ‥脳味噌だけでも、愛してくれる?」などエッジの効いた台詞がガツガツ出てきますが、基本的にはバカゲーだと思います。

正確にはサバト鍋 -Nitro Amusement Disc-に収録されているゲームの一つ。ボイス無し。ド直球なラブコメであり、英雄譚。ヒロインである竜と主人公が出会い、恋をして、竜殺しの英雄と戦うお話。「われら竜はね 呪いの様に生きて 祝いの様に死ぬのだ」とヒロインが語るように、幻想の全てがロマンを成就するために用意されているという世界観のうえで、矜持を持ったり、振り回されたり、足掻いたり、藻掻いたりするドタバタラブコメ。スピンオフとして発売されたドラマCDも別途購入して更に楽しめる一品。

淫具開発SLG+アクションカードバトル+近未来SFという欲張りなエロゲー。だいたい、こういう欲張りなことをしようとすると、大コケしたうえに投げ売りされるのが定番だと思っていたんですが、予想外のクォリティとボリュームに驚かされた一作。声周りも地味に豪華だったり。まあ、ボリューム故にプレイ時間が長大になりがちなところが難点なのかもしれません。しかし、それを補って余あるバカとエロと燃えを堪能出来る作品であると信じたいです。あと、人とそうでない知性のお話というのは、やっぱり個人的にツボということも、10選に挙げるポイントだったかもしれません。

  • light 『R.U.R.U.R 〜ル・ル・ル・ル〜 このこのために、せめてきれいな星空を』

大宇宙家族ごっこ崩壊ゲー。いや、全然違いますけれども。人類がいなくなって、機械達が作った社会の中に、たった一人目覚めてしまった男の子の話。既存の価値観が崩壊した社会で、人間にとって価値のあるもの、しあわせになるための要素っていうのはなんなんでしょうね、みたいなお話でしょうか。キャラデザインやBGMによって、非常にやさしいおはなしのような雰囲気を醸し出していますが、根元の部分でなんだか歪んでいるようにも思える、不思議なゲーム。また、既存のSFや文学作品からのオマージュやリスペクトが溢れているので、そういうのが好きな人にもオススメなのではないかと。公式ページのギャラリーで色々見れますので、気に入った方は是非といったところ。

幸せについて本気出して考えてみたゲー。お話の展開や構成に問題があり、最終ルートはなんだか暴走気味な感はありますが、それはそれとして、こんなにも「幸せになるには」について頑張って回答しようとしているエロゲーというのも、非常希有だと思っていまして。ところどころで流れる、説教臭い自分語りみたいなもののなかには、共感してしまう台詞がゴロゴロと溢れているのであります。同作者のStarTRainnega0も幸せをテーマに掲げて頑張っているので、合わせてプレイをお勧めしたいです。まあ、クセがあるのでアレなんですけども。

今まで挙げてきた中で、おそらく一番メジャーなゲーム。青春恋愛ロックンロールノベル。歌ものをガンガン押し込んで演出できるのは、OVERDRIVEならではという部分なのかもしれません。また、まるで夢のようなご都合主義的に描かれる“バンド漫画にありがちな展開”を散々やり尽くしたあと、意図して等身大の人間が抱える苦しみを持ってくるあたりが、実に嫌らしく、そしてインパクトのある話づくりだった記憶があります。そして、その全てがおそらくは青春という一言で片付いてしまう程度の些細なお話なのでしょう。こういう話は大好物です。

かつて詐欺だのなんだのと騒がれたDies iraeの完全版。Acta est Fabula、喜劇の終わり。異能バトルモノで何がツボかといえば、そりゃあ、能力とパーソナリティが関連づけられているっていうタイプの話で、そのパーソナリティが強固であればあるほど能力の強さも増すとなれば、少年漫画的には非常に盛り上がると思うのです。そして、これも少年漫画的なんですが、戦いながら自分語りの応酬。腹の中で煮えたぎっているものを吐き出しながらのバトル。その気持ち良さったらない。そんな楽しみ方をしたり、各ルート毎に用意された展開の違いを楽しんだりと、良くできたエロゲであることは間違いありません。ゼロ年代の締めくくりとして、Acta est Fabulaを持ってくるのもアリかなと思い挙げてみました。




だいたいこんなもんでしょうか。アレがねえとか、コレもねえとか、色々ありますが、10本だとこんなもんでしょう。趣味全開で出しているので「それはないわー」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが……。
ともあれ、文章消えたりしてやる気がトンでいたんですが、なんとか書き終わりましたので、今日はもう寝ます。ぐえええ。

ええ、そうですよ! はじめましたよ!

基本的に流されやすいブタ野郎たるアタクシらしく、ブログを始めてみたわけなんですが。なんだろう、その、140文字以上の文章を書くのが久々過ぎて、どうにも書くことが出てきませんね。
だいたい、言いたいことはバカを休み休みいうpodcastの方で散々言っているし、日々のつぶやきはついったー大先生に吸い込まれているので、長々と愚痴を垂れ流したいときぐらいしか、たぶん使い道はないんですよね。いやはや。

とはいえ、ブログなんて始めてしまったのには理由が3つありまして。
1つめは、普段聴いているpodcastを配信している方々がブログやってて、「なんかうらやましい!! うらやましい!! やましい!! おれ、やかましい!!」と思ったということ。2つめは、鬼まり関連でついったーのTLに愚痴を垂れ流しまくって「もうしわけねえええええ!!」と思ったということ。3つめは、http://d.hatena.ne.jp/matunami/20100105/p1を読んで「わっちも書きたい! 書きたい! 書きなぐりたい!!」と思ったということ。
この3つの理由から、ブログなんつーものを始めてしまったわけです。

おそらく、誰も読んでいないのを良いことに好き勝手なことを書きなぐると思いますので、不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、ええと、その、しったこt……いや、すいません。すいません、はい。


あ。あと、エロゲの感想とかも書けたら書くかもしれません。深い考察とか全くなく、思ったことを垂れ流す程度の内容ですががが。



ともあれ、本日はこれにて。失礼つかまー。