紅白「梅」合戦

pandaman3852011-02-16

南森町駅構内で見かけた『紅白「梅」合戦』というのがツボでした。長浜盆梅展のポスターなんやけど、NHK大河ドラマ「江」で、「江のふるさと」として長浜が出てきてるので、そのつながりやね。このポスター、あれこれ笑える。


梅と梅の間に唐突に置かれたマイクからして妙なインパクト。紅白の梅写真のキャプションが『白梅キャプテン「さざれ岩」樹齢伝350歳』、「紅梅キャプテン「不老」樹齢伝400歳」と書いてあったり、「あちらは61回、こちらは60回」とか、『見所いっぱい春の長浜へ、みんな揃って「レッツ・江」』とダジャレを炸裂させていたり。


ユーモラスなポスターですが、これも日本一と言われる「長浜盆梅展」や「江」の知名度だからこそ出来ること。その辺の距離感の取り方が抜群やな〜と感心しました。

バレンタインは女子のための祭

pandaman3852011-02-08

先日ロフトに行くと、バレンタインフェア真っ最中でした。手作りセンター?みたいなものがあって、チョコの材料やら、製菓道具、ラッピングなんかがとっても可愛い感じでモリモリ。女子たちでにぎわう売り場を見ながら、「やっぱバレンタインは女子のための祭やな〜」と思ったのでした。


男子に想いを伝えるのはたしかに一大イベントなのだけど、女子同士でチョコを買いに行くことがもう単純に楽しいのであって、チョコ売り場にいるときの高揚感とか、勝手な妄想を繰り広げたりとか!むしろもはや、友チョコが楽しい気もするし。ま、この年になると周りの女子は旦那さまやら息子やらにチョコをあげるので、そういうのも女子的楽しみも減ってきてちょっぴり寂し。


友チョコでもいい、男子からでもいい、バレンタインチョコ欲しい!
欲しいプレゼントは…う〜ん、妖怪人間ベムのDVDやな!

「シチリア!シチリア!」

pandaman3852011-02-03

2月の映画の日は、「ニューシネマパラダイス」で有名なジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作の「シチリア!シチリア!」を見に行ってきました。


貧乏な牛飼いの家に生まれたひとりの男性の生涯。幼少の頃から家族を助けるために一所懸命に働き、青年になると政治活動に傾倒し、情熱的な恋をするも家族の反対にあったり、それを押し切っての結婚と、その後の家庭生活の風景。


場面転換が早くって(劇場版だから、もしかしてカットされてる部分があるのかな?DVDでディレクターズカット版がでたら、そちらも見たい)、頭がついていくのが大変、あらすじとかもまったく読まずに行ったので。1930年代〜1980年代くらいのイタリアは政治的に激動していたので、その辺の知識くらいは持ってると入りやすかったかも。


ただ、劇場を出たあとにジンワリきます。どんなに政治的に腐敗し、絶望的な社会状況であっても、家族の絆がもたらしてくれる小さいけどたしかな幸せ@シチリア、って感じ。いまの日本で、いまの自分に、この手の絆が必要なものなのかは分からない。だって家族の絆は幸せではあるが、時に自由を奪ったりもするから。それでも最後に頼れるものは家族だったりする。深いな〜、家族。

思想地図β

思想地図β

元旦の朝まで生テレビを見て以来、あずまん(東浩紀氏)がお気に入り。「思想地図β」は丸善ジュンクで予約して1月中旬にゲット☆最近はずっとこれを読んでます。非実在青少年問題、ショッピングモール論、パターンサイエンスとか、企画ごとにテーマはあるけど話題が広がりまくるのが面白いです。


ブックデザイン的にも、装丁が美しいし、がっつり読み物系雑誌なのに写真や図版のバランスがいいし、なにより本文の文字組みがキレイなので読みやすい!浅子佳英氏の装丁&エディトリアルデザインとのこと。あぁ、こんな素敵な仕事がしたい。
http://d.hatena.ne.jp/superficial-ch/

パンダ戎

パンダ戎

今日は戎さん。笹と言えばパンダ、というわけで自作のパンダ戎さんを作ろうと思い立ったのが昨日。無事に出来上がりっ!デザインがうまくなるには、作ろうと思ったものを最後まで作ってしまうこと、の積み重ねしかないのだっ!ただいまカッティング中。時間かかるけど、最後まで頑張れパン玉☆


請求書も作成。どうせならオサレでデザイナーっぽくみたいに思ったらやっぱあるのねw
http://www.smashingmagazine.com/2009/11/05/invoice-like-a-pro/


次に請求書の必要事項をググってみたら、自社名、取引先社名、請求金額と明細、「請求書」と「上記(下記)の通り請求いたします」の文言、住所と電話番号、請求書の発行日、振込先と書いてあった。必要事項を入れても上3分の1くらい使えた。とりあえず今日のは一案で、また思いついたら作ろうっと。

パケ買いキムチ

pandaman3852010-12-23

昨夜、コンビニにて購入した「川越達也イチオシキムチ」。普段あまりテレビを見ないのですが、実家に帰ったとき料理を批評する番組に出ていて、他の人はボロッかすに批判するんだけど、この人は批判しながらも「こうすれば美味しいのでは?」と提案したり、美味しいと思ったら満面の笑みで「美味しい」って言ったり。すごく好感が持てたのです。笑顔で癒される系ですね。


だからこのパッケージ見て、思わず手に取ってしまいました。パッケージとして、作り方がうまいと思う。川越氏の素敵な笑顔の写真で訴求して、商品名や(「キムチ」ってほんま、そのまま!)コピーもシンプル(「川越達也イチオシ」「野菜と魚介の旨みがおいしい。」)だし、商品の中身もしっかり見えるようにしているし。


お味のほうもなかなか。ご飯が美味しく食べられるキムチでした。それにしてもこの人、1972年生まれなんや!めっちゃ美肌やし、可愛らしいし、もっとお若い方かと思いました。素敵やな〜。いつか行ってみたいぜ、代官山タツヤ・カワゴエ!


http://ameblo.jp/tatsuyakawagoe/

ラ王のお湯お湯詐欺から一考

pandaman3852010-08-25

ラ王が追湯イベントを終了して4日。舌の根も乾かぬうちに新ラ王のプロモーションを始めたということで、総スカンくらっていますね。
http://twi-tou.rao.jp/
このマーケティングのまずさと、私ならどのようなマーケティングを行うか、について考えてみたいと思います。初めに、失敗してるな〜と思う3点。


1.再発売までの時間があまりにも短い
ラ王の生産終了は8月2日。ラ王追湯式典は8月20日に終了。復活発表が8月24日。なんですか、この期間の短さは?追湯のためにラ王を20軒も探した消費者(=パン玉だよwww)、あるいは店頭在庫品薄で手に入らず追湯できなかった、という消費者も多数いるわけです。そんな追湯熱が冷めないうちに宣伝を打ってしまったのは大失敗。うまい具合に在庫処分した、と思われてもいたしかたない。


2.生麺ではなく、乾麺で復活
ラ王と言えば、生タイプ高級カップ麺の先駆けだよ。それを、乾麺に対して使うとは。「(新たに開発した)麺の出来がよく、ラ王にふさわしい」と日清は判断したようですが、消費者にとってラ王=生麺、なわけですよ現段階では。むしろ新商品を売るためのコンセプトが見つからず、ラ王のブランドネームに頼った、と見るべきでしょう。


3.twitter2chを敵に回した
ネット連動広告なのに、twitter2chを敵に回すとか、ありえない。このような声が出てしまうことを予想できなかったんでしょうか?成功イメージだけを描き、失敗イメージはまったく想定していなかったのかもね。おかげで「終わる終わる詐欺」「ホラ王」とか、ネガコメのオンパレードですよ。これらをどうやって収束させるのか。新ラ王は商品発売前からマイナススタートだね〜。


では、私なら、どのようなマーケティングを打つか。


「ラ王継承トーナメント」をネット連動で開催します。現時点で日清から発売されているカップ麺で、「ラ王を継承しうる商品」を消費者が選んで、投票するようなシステムを作るのです。「麺づくり」「麺の達人」「Goota」「太麺堂々」「行列のできる店のラーメン」とか、まぁいろんな(名前も知らず、食べたことないような)カップ麺がいっぱいあるから、エントリーします。。
http://www.nissinfoods.co.jp/product/lineup/
そこに無名の「新たに開発したラーメン」も混ぜます。もちろん、この「新たに開発したラーメン」には、この時点でブランド名はつけない。覆面戦士、みたいな位置づけにするわけ。


トーナメントはネットで行う訳ですが、単純に投票方式にしてもいいし、もし商品購入と連動させたいなら、パッケージに簡単な応募コード(シールで十分でしょう)をつければいい。投票者の何人かには選ばれし「新ラ王」の箱1ケースをプレゼント。期間は3週間くらい〜1ヶ月くらいかな。もし、新開発の麺に本当に自信のあるなら、絶対選ばれるという前提でこれくらいのこと出来そうだし、出来レースにしても「消費者が選んだ感」の演出になりそう。もし日清の思惑と違って、他のラーメンが選ばれてしまったとしても、それはそれでいいじゃないか。今まで知名度も低く、売れなかったラーメンが売れるんだから。


追湯で消費者を巻き込みまくったのに、「ラ王」にふさわしい新商品、なんて押しつけはいらない、それが我々が怒っている本当の理由じゃないかな。