虫脳問題

虫にも脳がある!!!ということを、つい最近、ある日突然に認識したのでしたが、なんとも長年、なんとなく、「脳」というのは「脊椎動物」にのみあるもののような気が漠然としていて、いや、もちろんよく考えてみれば、虫にも脳(と呼ばれるべき部分)はあるにちがいなく、ないわけがなかったのですが、それにしてもしかし、蟻とか、蛾とか、蝉とかにも、本当に脳が!?と、やはり俄かには腑に落ちず、今日も普通に朝から会社のまったく眠れぬ現在午前5時半、いてもたってもいられなくなり布団から起き出してあちこちいろいろと調べていました。

おお、蒙は啓かれた!(笑)

やっぱりあるのですね、しかも相当にすごいやつが!

昆虫―驚異の微小脳 (中公新書)

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脳と言えばマモー。

ルパン三世?ルパンvs複製人間〈クローン [VHS]

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サーコーサーコー

なんか暑くてmixiのオレンジ色を見るのが嫌なうえに、夏はやっぱり島だろ、ということで、久々にこちらに近況など。

★私は会社では「第二編集部」に所属しているのですが、現在、「第一編集部」の方は人がおらず、消滅しているため、オンリー第二編集部状態です。しかも、第二編集部員は私を入れて二人。もう慣れてしまっていましたが、やっぱり変です(笑)。

★遅ればせながら、ビリーズ・ブートキャンプ、しかもエリート開始。先日、ノリノリで張り切ってやってみたものの、初日の、手と足を同時に交差するような感じで動かさなければならない動きに早くもついていけず、それでも必死にビリーに合わせて手足をばたつかせていたら、隣で見ていた母親から大爆笑を浴びせかけられました。
しかし、まさにテレジェニック!ちょっと目を離したらもう次の場面!という具合に、どんどん新しい動きに移っていくので、少しくらいできない動きがあっても、すぐにまた何食わぬ顔で一緒にバタバタとでき、やたらと達成感があります。モスラが羽をばたつかせているような、一番基本の動きならさすがに私でも完璧にできるので、やってるときの基本的な気分はモスラで、そこから攻撃を繰り出すような気持ちで頑張ります。

山田芳裕『しわあせ』を再読。『大正野郎』と合わせて最も好きな漫画の一つですが(『やぁ!』も最高)、部屋の中で熱中症になりかけてもクーラーなどに頼ることなく、無添加自然派石鹸を使い、ジュースは100パーセントのものしか飲まず(でもドクターペッパーとマックシェイクはうまいので可)、味の素よりも天然あごだしを好むロハスな自分などは、ジュンちゃんから小言を言われそうです。でもクリスマスにはちゃんとワム!を聞くので(もちろん所有するCDシングル盤で)勘弁してもらえるか。

★ディズニーランドに行ってチュロスが食べたい。ディズニーランドに行かなくても、チュロスが食べたい。
どこかにおいしいチュロスはないものでしょうか。
自分で作れ、スペインへ行け、メキシコへ行け、とか以外で。

しわあせ

しわあせ

今日の朝、いつものようにおにぎり(たらこ)を掴んで家をあわてて飛び出たものの、会社のある駅に着いてみたら普段より微妙に早い時間だったので、意味もなく改札のあたりでのろのろとしていたら、向こうの方からよろよろ歩いてきたまだ足元も覚束ない2、3歳くらいの男の子が母親に、「ねえ、これ、なにソナタ?なにソナタ!?」と、駅にはりだされていた「ぱちんこ冬のソナタ」(http://www.kyoraku.co.jp/public/products/2006/fuyusona/)のポスターを指差していました。

どうやら、ひらがな・カタカナを覚えたてらしいその子(でも漢字はまだ読めない)が一生懸命に知っている「ソナタ」の字を指し示していると、すかさず母親が「ふゆ。」と答えました。
するとその子は、パァーッと明るい顔をして、「ふゆソナタかあ!」と。嬉しそうに言ったかと思うと、しばらくじっとポスターを見てから、
「ふゆソナタ…。……雪おんな?」と、何とも言えない不安げな顔になって、そのポスターに釘付け。

最後の「雪おんな」発言はほとんどすれ違いざまに飛び込んできたのですが、朝のまだナイーブだった頭に刷り込まれた冬ソナのイメージと、その男の子の「雪おんな?」という不安げな声が、何度もフラッシュバックします。
冬の恋歌 (ソナタ) Classics

謹賀新年

昨年大晦日の悪夢に引き続き、新年に入ってからも、カーチェイスあり、巨大虫ロボット襲撃あり、血飛沫舞う大乱闘シーンありの一大スペクタクル(観客は自分ひとり)な悪夢に連日うなされて叫んで起きる日々を過ごしておりますが、皆様どうぞ今年も宜しくお願い致します。

さて今年は浅草寺へ初詣に出かけたのですが、またしても「凶」が出そうな予感に指震わせてひいた御籤は「吉」。その場では同行者が「凶」を出したこともあり、御籤なんてくだらないさ、スピリチュアルなんてヤメさ・インテレクチュアルでいこうぜ、と務めてクールに振舞っていたのですが、実は吉なんてひくのものすごく久しぶりで、心中かなり嬉しかったわけです。

その後、まあ大吉よりは見劣りするけれど、しかしながら美しい完全な「吉」……と満足感に浸りながら、そういえばと前から気になっていた御籤の並び順を調べてみたら、諸説あるようですが、一般的な順位としては良いものから順に「大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶」という説が最も多く見受けられました。この順序でいくと、吉なんてただの「普通」……。

しかし、これはどう考えてもやはりおかしい!中吉・小吉の方が吉よりも上だというのにどうしても納得がいきません!
なぜに「小」とか「中」より、フル・スケール・「吉」が下なのですか。「小」「中」って、そのあとにくるものを小さく/中くらいに限定するための接頭辞ではないですか、isn't it?

新年の初理不尽にぶつかり悶々として数秒、気づきました。
そもそも、大とか中とか小とか末などといった小賢しいスケールなどに縛られないありのままの「吉」こそは、他の諸々の「吉」らとはもはや位相を異にしており、そんな区分を超越しているのだ、と。
他のが「幼稚園」「小学校」「中学校」「大学」だとすると、「吉」は「学校」。他のがポメラニアン、柴犬、ブルドッグセント・バーナードだとすると、「吉」は「いぬ」。
ということで、御籤で一番すごいのは、「吉」と「凶」の二つだと思います。


参考リンク
「All About おみくじ…その勘違いが運を逃します」
http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20060103A/index2.htm「おみくじの並び順をおしえて!」http://homepage2.nifty.com/osiete/s358.htm

大霊界

気づいたら2006年の大晦日となってしまいました。
最後ですが、昨日みた夢があまりに強烈だったので、こんな夢をみた、ということで、今年のラスト・エントリー。これが初夢じゃなくてよかった。


場所は自分の部屋らしきところで、ベッドが置いてあります。ふと気づくと掛け布団の上に、なんか灰色のホコリの塊のようなものがモゾモゾと動いています。形と色はネズミのようなのですが、質感はまさに「ススワタリ」。
じーっと見ていると、なんか目があって、形もネズミよりも細長くて、得体の知れない感じです。ぎゃあ!と更に回りを見てみると、他にも全部で同じようなのが8つほど、布団の上をモゾモゾしています。
これはいったい何なのですか!?と、何故か部屋に粋な着物を着て立っていた丹波哲郎(若い頃)に問うと、「それはマンボウだ」とのこと。
え、マンボウ?と思って更によく見たら、確かにマンボウが布団の上を泳いでいるような気がしてきます。
マンボウってこんなだったっけ?と思いながら、そのうち大きいやつがだんだん私の方へとにじり寄ってきたので必死にフーフーと口で吹き飛ばそうとすると、そいつはフワッとホコリのように飛び、同時に分裂して2匹に!
それぞれ前よりも若干小さいのですが、ちゃんと目があって、やはりモゾモゾと動き続けています。
細かい虫のようなものが大嫌いな私は全身の血の気が引いて丹波哲郎の方を見ると、彼は全然そっぽを向いて、哀愁漂うメロディーを口笛でピイピイと吹いていて、全くこちらを向いてくれません。
私もつられて悲しい気分になりながら、「マンボウですが、分裂しました!」と訴えても丹波哲郎は口笛を吹いているだけです。
そうこうしているうちに、なんとなくいやな予感がして自分の着ていた服を見ると、上着の胸のあたりに1匹くっついていました。
うぎゃあと叫んでパタパタ払って取ろうとしたのですが、叩けば叩くほどにマンボウたちは分裂し、やがてそれぞれがものすごく細かくなって全部が服の上をゾロゾロと動き回ります。
私は泣き叫びながら部屋中を転げまわってマンボウたちを振り払おうとするのですが、全くの逆効果で、そのうちズボンの方にもびっしりと分裂マンボウがくっついてしまいます。
このままだと私は狂う!狂ってしまう!と思い、何故か部屋についていた洗面台にダイブ(私が)。洗面台の中で水道の蛇口を全開にして水を被ると、水のついたマンボウたちは途端に固くなってポロポロと剥がれ落ち、動かなくなりました。
ああそうか、こいつらフワフワしているからさては水に弱いな?と思って今度は部屋中に水をまくと、やがてマンボウたちは次々と皆固くなって動かなくなりました。
やりましたよ私!と思って丹波哲郎の方を見たら、丹波哲郎はなにか菓子パンのようなものを齧っているところでした。
あ、そのパンなに?と思ったところで、目が覚めました。


ということで、皆様よいお年を。

冷蔵ヤモリ

冷蔵庫の中を片づけておったら、冷蔵庫の中から何かが飛び出してきたそうな。驚いて見てみると、それはヤモリだったそうな。
ヤモリの体は冷え切ってつめたく、白くなっていたそうだが、その動きは随分とすばやかったらしい。
殺すのもかわいそうなので、尾っぽをつまんで家の外のレンガ石の上に置いてやることにした。
しばらく様子を見ていると、ヤモリの体は冷蔵庫と同じ白色から、レンガ色に変わったそうな。やつめ、保護色になりおった。
そもそも冷蔵庫の中になど、なんで入ったのか知らないが、しばらく冷蔵されていたにも関わらずやるもんだなと、今度はレンガから土の上に下ろしてみた。
すると今度はヤモリのやつ、すかさず土色になりおった。
これはたいしたもんだと、以来そのヤモリは家人たちの尊敬を集めているという。

わらいぶくろ

pansar2006-12-04

周りにろくなうまい店も心踊るおしゃれスポットもない会社の周辺ですが、そんな中、日々わたしの心のよりどころとなっているのが、通り道にぽつりと建つ、小さいながらも充実した品揃えの100円ショップです。腹いっぱいの昼食後や、腹を空かせて早足になる帰宅時など、気づくと用もないのについ寄ってしまいます。

もう数ヶ月前のことになりますが、連日のようになにか買ったり買わなかったりしながらふらふらとこの店に寄っていて、ある日「お笑いぶくろ」という、「笑い袋」のパチもんのようなおもちゃを発見。小学生のころ、『りぼん』で「ちびまる子ちゃん」を愛読していた身としてはたまりません。ここぞとばかり、人へのプレゼント(もらったら嬉しいはず)用も合わせて5つほど購入したのですが、今手元に残るは2つ。

で、この残りの2つをずっと会社の引き出しにしまっていたのですが、先日、資料の本を探していたとき、引き出しの奥で指先に触れたやわらかげなものをちょっと強めにつまんだら、シーンとした社内に「うぇへへへふふあははははうぇへへへふふあははははうぇへへへふふあはははは」と、形容しがたい電子音が鳴り響きました。ふくろのわらいの、なんと長く感じられたことでしょう。

それに懲りて今は自分の部屋へ持ち帰ってきましたが、ただでさえ物で溢れかえっている机の上にこれらのふくろを置いておくと、余計な世話ながら、こんなに「無用の長物」という言葉の似合うものもないような気がしてきます。でもつい押してしまう。

「笑い袋」の本家・アイコのサイトを見てみると、笑い袋のほかにも「ゴマスリ袋」「モテモテ袋」「怒り袋」「祝儀袋」「恐妻天国」「亭主関白」「おとぼけ袋」「おなら袋」などの袋シリーズが(計11種類も!)展開されているということが分かりました。世の中は知らないことだらけです。

笑い袋誕生秘話の載っているアイコHP→http://www.aico.co.jp/waraibukuro.html


「笑い袋」はアマゾンでも売っているようです。…欲しい…。

笑い袋 男

笑い袋 男

笑い袋 女

笑い袋 女

笑い袋 カップル

笑い袋 カップル