ムスカリが開花

 東京は昨日の晴天からまた曇り空に逆戻り。今夜から明日にかけてまた雨になるようだ。

 ずっと前からあるムスカリが今年も咲き出した。

 数年前に水栽培で咲かせた後、庭に植えた黄色のヒヤシンスもだいぶ殖えた。

 ハナニラ

 室内ではブーゲンビリアが満開。

 スズメ。

(きょうの1曲)Michel Graillier / Aicha


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原種アネモネ、もう一株開花

 久しぶりに朝からすっきりとした青空。昨年、2株植え付けた原種アネモネ・フルゲンスのうち、先日咲いた株に続いて、もう一株も赤い花を咲かせた。両方とも2年目もちゃんと咲いてくれてよかった。

 けさのヒヨドリ。野鳥に餌をやっている人にとって、ヒヨドリというのは他の鳥を追い払って、餌台を独占する厄介者であることが多いのだが、うちではヒヨドリもインコ軍団に負けて、ちょっとかわいそうだったりする。

 雨上がりの晴天で、今日も花粉光環が出現。

(きょうの1曲)The Keith Tippett Group / Violence


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WWCC2024最終結果

 カナダ東部のノヴァスコシア州シドニーで現地時間の3月16日~24日まで行われた世界女子カーリング選手権2024。日本代表は13か国中11位に終わり、最終日に決勝と3位決定戦が行われた。

 現地24日11時からの3位決定戦は韓国のキム・ウンジとイタリアのステファニア・コンスタンチーニが対戦。3-3で迎えた最終10エンドに韓国が3得点。6-3で勝ち、銅メダル。

 イタリア(右端がスキップS.Constantini)

 銅メダルの韓国(右端がスキップ キム・ウンジ。アルファベット表記がGimなのはKimが多すぎるからか)


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ITA 0100100100 
KOR 0001020003 

 

 

 そして、現地24日17時(日本時間25日5時)から決勝戦。地元カナダ代表で今シーズン絶好調のレイチェル・ホーマンと世界選手権5連覇をめざすスイスのシルヴァナ・ティリンツォーニの対戦。

 序盤はスイスが相手に1点を取らせては後攻で2得点という理想的な展開で4エンドまで4-2とリードしたが、5エンドにカナダが2得点で同点。後半は6,7エンドがブランクとなり、8エンドにスイスが1点を取らされる。それでも次のエンドで相手を1点に抑えれば、最終エンドでスイスが有利な後攻となるが、9エンドにカナダはNo.1を持った状態で、ホーマンのラストショット。ハウス手前の石に当てて、その石と投げた石をどちらもハウスに入れる絶妙なダブルロールインを決めて一挙3得点。7-5と2点リードで最終エンド。スイスは最低でも2点が必要になったが、4th A. ペーツの第一投がハウスに全く届かないミスショットとなり、相手にガードを置かれてラストショットの進路を塞がれた時点で相手の勝ちを認めるコンシード。カナダの6年ぶりの優勝が決まった。

 金メダルのカナダ(右端がスキップR.Homan)。

 5連覇を逃し銀メダルのスイス(右端がスキップのS.Tirinzoni)


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CAN 
101020003× 
SUI 020200010× 

 

 結果的にチーム別の世界ランキングで1位のHomanが優勝、2位のTirinzoniが銀メダル、3位のGimが銅メダルと、まさに順当な結果になった。この3チームは本当に強い。日本からもこういうチームが出てきてほしいし、今回の代表、チームUenoにはその可能性は大いにあると思っているのだが。今から来シーズンが楽しみだ。

(左からA両川萌音、1上野結生、2西室淳子、3V金井亜翠香、4S上野美優)


 ところで、今年の世界ジュニア選手権を圧倒的な強さで全勝優勝したのはスイスだった。スイスのジュニア代表X.Schwallerは一般の世界ランキングでも日本のロコ・ソラーレより上の11位につけている。当然、世界選手権に出てきてもおかしくない強豪といえるが、44歳のベテランが率いるTirinzoniはまさに大きな壁、目の上のたん瘤となっている。今回の世界選手権代表の座をかけたスイスの国内選手権では予選でSchwallerが勝っていて、予選は1位通過。しかし、決勝ではTirinzoniが勝って、Schwallerの世界選手権出場を阻んでいたのだった。来年あたり新しいスイス代表が出てくるかもしれない。

 

 さて、今週末からは男子の世界選手権が始まり、日本からはコンサドーレが出場する。男子カーリングは女子以上に世界のレベルが高い。予選突破をめざして頑張ってほしい。

 

 

WWCC2024決勝トーナメント~日本は予選敗退

 きょうの東京は曇りで、夕方には弱い雨が降りだす。都心の最高気温は15.5℃。ほぼ平年並み。当初の予想ではもう東京の桜は開花しているはずだったが、まだ咲かない。ここ数年に比べるとやや遅れ気味か。

 これは庭のスモモ。


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 カナダのシドニーで行われている世界女子カーリング選手権2024。 13か国が参加して、総当たりの予選リーグが昨日で終了。 日本代表のSC軽井沢クラブは3勝9敗の11位で予選敗退。

 今年の参加チームを見た時、各国のトップチームがずらりと顔を揃えており、初出場のSCにとっては厳しい戦いになるのは予想できたが、チーム創設5年目で初めて日本選手権を制した若いSC軽井沢の世界での実力は未知数であり、ロコ・ソラーレなど日本の強豪チームよりさらにハイレベルなチームが数多く出場する大会で、 どこまで通用するのか、楽しみでもあった。 実際、日本チームにも素晴らしいショットがいくつも出たものの、やはり、全体的にはショットの精度が安定せず、対戦を通じて世界のトップチームの経験と実績に裏打ちされた完成度の高さを見せつけられる結果となった。スイスのフォース、アリーナ・ペーツなど日本戦でのショット成功率100%というありえないような数字で、日本は完敗だった。 まぁ、これは仕方がない。 伸びしろはたっぷりあるチームだから、この経験を今後に生かせばよいだけの話だ。

 ただ、今年と来年の世界選手権で順位に応じて付与されるオリンピックポイントによって、次の2026年冬季五輪の出場国が決まるので、今回11位で3点のみに終わったことから(優勝で15点)、日本女子のオリンピック出場もかなり厳しくなった。 来年、どこのチームが日本代表になるか分からないが、相当頑張らないといけないし、それ以前に来年の出場権を取るところから始めなければならない。 ポイントが足りずに出場権を得られなかった国々による世界最終予選もあるが、これも厳しい戦いになるのは間違いない。 4年に1度、オリンピックの時だけ異常に盛り上がる日本のカーリングだが、実は大ピンチである。 だから、国際試合はロコ・ソラーレに任せればよいのだという声も出そうだが、ロコが日本選手権で予選落ちしてしまったのだから仕方がない。

 もうひとつ。日本の若いチームが世界選手権などに出て、戸惑うのが、いわゆるアリーナアイス。カーリング専用の施設ではなく、フィギュアスケートやアイスホッケーの試合が行われる大きな会場で試合が行われるので、観客の熱気などで氷の状態が刻々と変化して、対応に苦しむ場面が多く見られるのだ。日本でも2年前の日本選手権は横浜のアイスアリーナでの開催が予定されていたが、新型コロナの影響で会場が稚内に変更され、無観客開催となった。来年以降、日本選手権は多くの観客が入れる都市部のアリーナでの開催を検討してほしい。観客もそれなりに入るのではないか。

 

 で、カナダでの世界選手権であるが、予選を勝ち抜いた上位6チームによる決勝トーナメントが始まる。

 予選1位は11勝1敗の地元カナダ(Homan)、2位は大会4連覇中で、世界選手権の連勝が42でストップしたスイス(Tirinzoni)、3位がイタリア(Constantini)、4位が韓国(Gim)、5位がスウェーデン(Hasselborg)、6位がデンマーク(Dupont)。

 1位カナダと2位スイスはそのまま準決勝進出。 プレーオフで3位イタリアは6位デンマークと対戦し、イタリアが勝利。 4位韓国は5位スウェーデンと対戦し、韓国が勝利。

 準決勝ではカナダと韓国、スイスとイタリアが対戦し、どちらも接戦となったが、カナダは韓国1点リードで迎えた最終エンドで3点を入れて、9-7で逆転勝利。 スイスはイタリアに6-3で勝利。

 明日は日本時間朝5時から決勝がカナダ対スイス。 世界ランキング1位のR.Homanと2位のS.Tirinzoniによるまさに世界の頂上決戦。3位決定戦が世界9位のイタリアのS.Constantiniと世界3位の韓国E.Gim 。 すべて世界トップ10以内のチームが順当にベスト4に入ったということになる。

 

 この上位4チームのうち、日本はイタリアに対して2点リードで最終エンドを迎えながら、相手コンスタンティーニの最終投で2点取られて同点に追いつかれ、有利な後攻だった延長11エンドでもちょっとしたミスから主導権を奪われ、2点をスチールされて、8-10で逆転負けを喫したのが惜しかった。

 

 ところで、現在の女子カーリング界における日本の位置というのを見てみると・・・。

 チーム別の世界ランキングでトップ10にはカナダが4チーム、韓国とスウェーデンが2チームずつ。 スイス、イタリアが1チームずつ。 残念ながら、日本のチームは入っていない。
 昨シーズンはロコソラーレ(Fujisawa)が4位あたりにずっとつけていたが、今シーズンはずるずると後退して、現在は12位である。

 しかし、世界のトップ30を見てみると、やはりカナダが最多で13チームだが、2番目に多いのが日本で、5チーム(12Fujisawa,18Kitazawa,20Yoshimura,28Tabata,30Ueno)。今回代表のSC軽井沢は世界30位だった。

 以下、韓国3チーム、スイス、スウェーデンアメリカが各2チーム、イタリア、スコットランドノルウェーが各1チームで合計30。

 日本は世界のトップ30に入る強いチームは少なくないが、本当にトップクラスのチームは存在しないというのが、世界ランキングだけでみた現状。

 

 ところで、日本国内でも日本ジュニアカーリング選手権(21歳以下)が北海道・妹背牛町で男女8チームずつが参加して開催中で、本日が決勝戦だった。女子は世界ジュニア選手権で金メダル1個と銀メダル2個を獲得している三浦由唯菜がスキップの札幌国際大学が優勝。男子は常呂ジュニアが優勝。

 女子は今年も世界で銀メダルを取っているので、日本は来年の出場権もある。三浦選手は4個目のメダル獲得に挑むことになる。

 

(きょうの1曲)DOOPEES / Now That You've Gone


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春分の日の青い花

 春分の日。東京は天気の変化が激しい一日。雨が降るとの予報だったが、午前中は快晴で、とても雨が降るようには思えない好天。しかし、午後になると、雲が出て、あっという間に降りだす。しかし、長続きはせずに、また陽が射してきたので、これで終わりかと思ったら、再び空が真っ暗になり、雷が鳴り、強風が吹き荒れる。夕方にはまた夕日がのぞくが、空は強風でごうごうと唸っている。

 ベロニカ・オックスフォードブルーが咲きだした。オオイヌノフグリみたいな青い花

 ネモフィラ。これは開花苗を植えつけただけ。

 デルフィニウム。これも園芸店で開花苗が並んでいた中で、まったく花が咲いていないのを選んで買ったもの。やはり、最初から咲いているのは面白くない。

 けさのインコ。昨日は10羽ぐらい来たが、今日は4羽ほど。

 昨日の朝の鳥たち。


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(きょうの1曲)ASTURIAS / Brilliant Streams


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カナヘビ

 今日も東京は晴れて、最高気温は21.7℃と4月下旬並みの気温。

 朝の鳥たち。


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 昨日、1輪だけ咲いたハナニラが庭のあちこちで咲き出した。

 トサミズキも開花。

 初夏を思わせる陽気に誘われたのか、庭にカナヘビが出てきた。

 ニホントカゲは毎年見るが、カナヘビはかなり久しぶりだ。

  過去の記事を調べてみたら、2015年6月に庭でカナヘビを見たと書いているから、9年ぶりだ。

peepooblue.hatenablog.com

 前回はもう夏だったが、今回はまだ3月。ちょっと出てくるのが早いのではないか?

 最初はまだ体が温まっていなかったのか、動きが鈍かったが、だんだん動くようになり、少し目を離した隙にどこかへ消えた。庭に居ついてほしい。

 

 さて、カナダのシドニー(オーストラリアではない)で現地16日から世界女子カーリング選手権2024が開幕。日本代表のSC軽井沢クラブは日本時間で17日午前2時からニュージーランドとの初戦。

(代表ユニフォームのSC軽井沢クラブ。左からリード上野結生、セカンド西室淳子、サード金井亜翠香、スキップ上野美優、リザーブ両川萌音)

 13か国の代表が参加して、総当たりの予選リーグを戦い、上位6チームがプレーオフに進出。7日間で12試合というハードスケジュールであるうえに、今年の参加チームを見ると、かなり厳しい戦いが予想される。強豪チームがひしめく地元カナダを別とすれば、ほとんどの国が毎度おなじみの世界トップレベルのチームが代表に選ばれていて、その点では毎年のように違うチームが出てくる日本は層が厚いといえるのかもしれない。とはいえ、世界的に知られたFujisawaなどに比べると、チームUenoはまったく無名の存在に近い。よほど熱心なカーリングファンなら2年前の世界ジュニア金メダルの上野姉妹がいることに気がつくかもしれないけれど。とにかく、今回は完全なチャレンジャーであり、初出場のチームが簡単に勝てるような大会ではないのは分かっているが、彼女たちがどこまでやれるのか、楽しみでもある。

 初戦はアイスの読みに苦戦して、上野美優が得意なはずのドローショットをなかなか決められず、ピンチも多かったが、終盤になって、上野のショットが決まりだし、4-4の8エンドに3点を奪って、ようやく優位に立って、最終的に8-6で勝利。

 恐らく、どこのチームよりも楽しそうにカーリングをするのが持ち味のSC軽井沢なので、あのいつもの雰囲気のままプレーできれば、案外いいところまで行けるのではないか、という期待はしている。

 次の試合はロコ・ソラーレがなぜか勝てないトルコ戦。でも、中部電力は2022年の世界選手権で勝っているので、この相手には負けたくないところだ。ニュージーランド、トルコ、デンマークと続く序盤の3試合は連勝で行きたいが、どうなるだろう。

 NHK-BSで日本の試合はすべて放送があるのはありがたいが、時差がちょうど12時間。とりあえず、すべて録画するつもり。初戦はリアルタイムで観てしまったけれど。とにかく、永久保存版になるような試合が続出してくれれば、と願う。

 

(きょうの1曲)Chet Baker with SPACE JAZZ TRIO / Blue In Green


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スモモとハナニラが咲きだした

 今日の東京は朝の最低気温が10.8℃、最高気温が22.7℃というポカポカ陽気。

 鉢植えのアンズがほぼ満開。

 スモモ(プラム)も咲き出した。若葉と白い花の取り合わせがきれい。

 庭のあちこちに生えているハナニラも最初の一輪が開花。

 ヒヤシンスも花盛り。

  本日、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業。かつてこの区間を在来線で旅した時に、車窓から田んぼに野鳥のケリがいるのを見つけたことを思い出すが、新幹線の車窓からでは見つけられないだろうなぁ。

 

(きょうの1曲)


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