ポーランド!!!!

学会も昨日が最終日。朝起きたら一面の雪!という今年初の本格的な雪の日でした。
午前中セッションに出て、午後はおみやげを買って、夕方のクロージングセッションに戻って、最後のビールを飲んで、
というわけで、まるで異世界、のポーランド滞在もあと数時間となりました。
最後に、欠かすわけにいかない写真を、アップしましょう。
Thank you Poland! Thank you Dr.Jablonski!!





最後の1枚、なんじゃこりゃ?ですよね。はい、ちゃんと名前が付いていて、「Mr. Henyo Penyo Myomyonmyo」と。ヘニョペニョ、ミョミョンミョ、であります。日本ぽいです、が、きっと日本の人が付けたのではないでしょう。これが日本の今?

 ポーランド!!!

で、本番であります!
歴史的建造物!って感じの校舎の(古い教会と同じようなやり方で修復工事をしていましたぜ!)講堂で分野ごとに1人ずつ計3人の講演です。結果は、ま、成功、もしかしたらちょっと「大」を付けてあげてもいいかも?くらいの、いい感じ、でありました。はあ〜、よかったよかった。
思えば、講演の写真だけ、ないのです。たくさん撮ってくれてたからいいや、と思ってたら、あら自分のケータイには1枚もなかったか、、。笑
終わってからは会場横のホールで立ち飲みワインパーティー、そのあとは市内中心にある巨大ポーランド的居酒屋でビール、であります。幻想的?なライティングですが、中では何十人もの、えと、日本でいえば魚屋さんのような格好をした角刈りのお兄さんたちが忙しく動き回っていて、ポズナニカップルらが楽しそうにお酒を飲んでいます。
翌日は研究発表のセッションを聞きに行ったであります。今度は一転、少し離れたところにある、本当に工場の半分を切り取って大学の校舎にしたというキャンパス、そこに日本語学科があるのだと。はい、たしかに、工場の音も聞こえてきます。ヨーロッパ各地から来た発表者の発表を聞くのは新鮮でした。
お昼は学部2年生のニコくんが案内してくれました。旧市街のレストランでポーランド風昼食を。今日はビーツのコンソメスープ(透き通った赤紫!でした)と例によってポーランド餃子を。
ニコくんはまだ2年生ですが、日本の映画研究をしたいと心はすでに決まっていて、クロサワやオヅや、、と映画の話を日本語で話してくれました。すごい!



 ポーランド!!

昨日の日記は乗り物っぽかった?ので、今日は食べ物っぽく?行きましょうか。

昨日は市中を案内してもらいました。第一の見所は旧市街。さすがヨーロッパ、であります。落ち着いた、というより地味っぽい?と思いきや、大聖堂なんて中に入れば、ここはどこ〜!?まるで天国を作ってみたの?と言いたくなるような!派手さであります。10メートル以上もあるような高い石柱は、イタリアから運んだのだとか。どうやって〜?
旧市庁舎では、昼12時ちょうどに、時計台の上に白ヤギさんが2匹登場! 角突き合わせて闘うのです、12回。あはは。こりゃ名物だわ。
すぐ近くの古くからあるレストランで、軽いお昼です。ここはポーランドらしさを食べさせてもらいます。まずはズーレック。大きなパンをくり抜いたところに、発酵小麦生地を出汁で伸ばしたスープを張ったもの。冷たいみぞれの降る天気にはぴったりです。お次は、ピエロギ、これは一言で言えば、ポーランド餃子!ですね。この2品で、日本人の小さなお腹はもう一杯です。。

午後は、超近代的なショッピングモールまで連れて行ってもらって、あとは一人で中を探検であります。
地下に巨大な食品スーパーが! どれどれ、、? おお、すごい!ポーランドの人たちは、生肉よりハム、ソーセージがお好き?なんですね。膨大な種類が! 北に海もあるので、魚もあります。(あ、そうそう!町には sushi bar がいくつもありました。いま流行りなんだって!)魚介のマリネ(たぶん油漬けっぽい)がすご〜くおいしそうだったけど、食べる当てがないなあと断念。結局、1時間ほどぐるぐる回りましたが、ビールと水を買って帰りましょう。
ホテルに帰ったら、なんか急にボーッとしてきて、ああ眠い。。これが時差ボケか、と納得であります。
そんなだったので、夜メシをどこかに食べに行くのもめんどいなあ〜、というわけで、近くのコンビニ(カエルのマークが目印!ね)で、ハムのゼリー寄せ?みたいなものと、缶詰の魚(さっきの魚介のマリネによほど後ろ髪引かれたのね、、笑)とパンを1ケ買ってきて食べるであります。これで300円ぐらいかな、安い!
おどろいたのはハムのゼリー寄せ。ハムは実は白アスパラ巻きになってて、下にはお豆や赤ピーマンも。どうしてどうして、なかなかのものでありますよ!

てなことで、これを書いている今日はポーランドも足かけ3日目なのですが、なんかどうしても3時半に目が覚めて、そこから眠るのがとてもむずかしいみたいなのですねえ。夜はもう首がガクガクするみたいに半分寝てるっていうのに、目が覚めちゃうのはどうして、、?と考えると、3時半は日本の昼11時半、、それってつまり、どんなに爆睡しても午後までは寝れないでしょ?って体のリズムなのかもしれませぬ。なるほどこれが時差ボケなのね。
で、夕方5時ごろとかに、すご〜くだるい&ねむくなるって、うーん、その時間帯、まさに私の講演の時間なんだ〜!
なんとかうまく行きますように!




 ポーランド!

突然ですが、ポーランドにやってきました。
ポーランドポズナニという大学町です。

世界のハブ空港、フランクフルトまでは、総2階建という最新鋭の飛行機。
尾翼の上に取り付けたカメラからの映像が見られる〜、というのはなかなかであります。(ちきゅうは丸い!であります。)

同じ空港の中なのに、フランクフルトからヨーロッパ各地への乗り継ぎロビーになると、なんか「ノースモーキング・オーケストラ」の音楽が似合いそうな裏びれた感じ?と思っていたら、おお〜なんと、ポズナニ行きの飛行機は40人乗りぐらいのプロペラ機! いいねえ〜!
と言いながら、朝早く家を出てから20時間後の到着なのであります。いや、ちきゅうは大きい!

空港にはヤブオニスキ先生じきじきにお出迎えくださり、ポズナニの大聖堂なんかも見せていただきました。ホットワイン、おいしかったです〜!



 あづいあづい毎日も過ぎたころにお見舞い申し上げ。

世の中まだかなり夏休みモードであります。電車の中の人びとの格好も、けっこうリゾートなので、自分もすごい格好であります。笑

今年の夏休みはイベントがあったであります。大腸内視鏡検査! おお〜
春に受けた人間ドックで引っかかったであります。はいはい、じゃあ再検査?と思ったら、さにあらず。あいだはなく「次のステップは内視鏡検査」なのだそうで。トホホ、あきらめるか、じゃあまあ夏休みの思い出に。笑
3日ぐらい前から、消化の悪いものは食べてはダメよ。で、前の日は3食とも専用の検査食パック。大の大人のお腹にはいかにも淋しそうな食事ですが、意外にも、腹減った〜!と暴れたくならなかった自分にややビックリ。あら、わたしって、こんな少食人間だったの?
指定の下剤を飲んで、おやすみなさい。寝てて催してきたらどうすんの?と不安でしたが、明け方に催しました。このままずっと行きっぱなし〜?と青ざめましたが、いつの間にか収まって、しっかり二度寝であります。
さて問題はこの後、とネットなどでは言われております。なんと2リットルの下剤!というのを1〜2時間ほど飲み続け、そのあいだ十数回トイレに行き続けて、腸の中を完全に空にしなきゃいけない、というのです。で、この下剤を飲むのがしんどくて!と書かれていたり、たしか経験者からもそう聞いた覚えがあって、ああん、こわいよう〜!
と思ったのですが、意を決して飲んでみたら、おやこれは、ポカリスエットではないですか!と見紛うような味。どれどれ?と本物のポカリスエットと飲み比べたりするうちに、あらま、1時間ちょっとで、ぜんぶなくなってしまいましたよ。しかし問題は、、何事も起こらないこと! それでは困るのであります。
しばらくテレビなど見ていたら、やっと事が始まったであります。な〜るほど、下剤っていうから、なんか悶絶系?をイメージしてしまったのですが(汗)、さにあらず、なんというか、大量の水で洗い流しちゃう、って感じね。最後は、まるでオシッコ状態!けっこう楽しい?なんちゃって。
で、いざ病院へ!であります。ここは鎮静剤を点滴しながら検査するのがオススメの病院で、じゃあ寝てるうちに終わるのね〜、と思っていたらさにあらず。べつに意識レベルでは何も変わらないというか、ただ怖さみたいなものは全然なくて(って実はそれこそがこの薬の効果なんだって!へえ〜すごい!)、はいはいどうぞ〜、みたいな感じで、自分も画面見ながら、はあ〜、結構きれいなもんですね〜、なんて話す余裕もあって。それにしても、先生のスピードの速いこと! 結構複雑な形の腸ですね、と言われましたが、途中1箇所だけ道探しに多少手間取っただけで、まああっという間に終点です。帰りに1つだけ、ちょっと取っておきましょうかね?ああこれこれ、と輪を引っかけてジュッ、って感じで。はいおしまい!
いやすごいすごいであります。同僚に検査フリークさんがいて、いや〜全然平気ですよ〜、僕なんて年1回の人間ドックでセットにしてるくらい!など曰うほどですが、たしかに夏休みのイベントとしては十分なインパクトと面白さがあったであります!
これを読んだあなた、どうです一度? (でも、痛い人は痛いっていうから、そうだったらゴメンよ〜!)
あ、もう一つ。その後イマイチお通じがよくないでありますが…。
('-^*)/

夏やすみ?

東京の電車と駅は「ポケモンスタンプラリー」を競う子どもゲリラらが駆け回っています。おお、夏やすみになったのね〜。すっかり夏の風物詩、でありますな。
これから仙台であります。夏やすみ?はまだであります。東北大で集中講義。新幹線を待っていたら、向かいに停まっているつばさ号ポケモン新幹線!
たのしそうだニャー。われは授業しに行くニャー。あづいニャー。


 韓国へ、行ったッソヨ〜! その1

とつぜんですが、ネ〜、アンニョンハセヨ〜!であります。
週末に、韓国へ行ったのであります。はじめての韓国、っていうか、はじめての外国!であります。この年まで何してたんだ〜?ではありますが、まあ人生5まわり目に入って、いろんな人と話をしに出かけよう〜、と思ったであります。わっはっは、楽しかったであります!
メインは、韓国外国語大学の大学院での講演、ということで。院生さんや先生たちのお知り合いなど、60人近い聴衆が来てくれました。結局2時間話しましたが、その後の質疑応答がまた1時間!てことで、なかなか盛会だったのではないかとおもいます。カムサハムニダ〜!
翌土曜日、朝早く目が覚めたので、よーし、大河「漢江(ハンガン)」を見に行こうと思いました。地下鉄に乗ってお出かけです。電車に乗るには、まず Suica みたいなカード(Tモニ[T-money])を買うのがよいとガイドブックが言っています。駅の窓口でチャージ込みで買えるって、じゃあ簡単簡単〜。
はい、駅に着きました。あ゛、窓口が閉まっている〜、、。朝早くて?土曜日だから? うーん、どうしよう。あっちの売店は開いているような。えー、仕方がない、売店のおじさんに聞くしかないな。韓国語で言えるかな? えー、予習、予習、、、よし。「チョ〜、ヨギソ、Tモニ サルスイッソヨ?(あの〜、ここでTモニ買えますか?)」 と、おじさん、「ネ〜」とカードを出してくれました。おお〜、初韓国語デビュー!であります。パチパチ。
が、そのあとがいけません。わたしは1000円ぐらいチャージをしたかったのです。でもすぐには言葉が出てきません。まごまごと、財布からお金を出しながら、「マン(1万ウォン)、、」と言いかけるや、おじさんが何かを早口で言っています。ポカン、と口を開けて立ちつくすわたし。。ま、聞くはよいよい、答えはわからん、て、よく聞く話でありますな。結局、駅員さんが無言でちゃちゃっとチャージをしてくれました。コマプスムニダ〜!
漢江近くの駅まで来ました。地図を見ると、ここから歩いて散歩したらちょうどよさげ、に思えます。おお〜、ここは川沿いのサイクリング&ジョギング道になってるのね〜、市民の憩いの道ってやつね〜。ではわたくしも、テクテク、テクテク、、テクテク、テクテク、テクテク、おお〜、やっと漢江の支流が本体に合流するであります、大きい〜〜!(日本に大河はない、ということがよくわかりました)。ちょっと感動的でしたが、感動ばかりもしていられません。近くの駅まで歩いて、帰るであります。ではこっちね、、テクテク、テクテク、なかなか見えてこないであります、テクテク、テク、、テ、ク、テ、クテ、ク、、、うーん、この日は30度のピカピカ天気、だったのですが、ちょっと頭がボー、としてきましたよ。たもとに駅があるだろうはずの橋は、まだはるか遠くであります。ああ〜、これはぜんぜんムリ、たどり着けそうにないなあ、であります。
では仕方がない、まずは川を離れて、少し町に入りましょう。しばし休憩(30分ほど、ジー、と)、こりゃあぶない、熱中症になるところだよ〜。さて、わたしはいまどこに、、? こまったなあ、iPodWi-Fiの電波を拾ってくれたりしたら、地図が使えるんだけどなああ、、むりだよなあ、、。と、おやまあ、使えた!! すげ!と感動ヘッスムニダ。
休憩後、iPod のおかげで地下鉄の駅にたどり着きました。でも、自分の目を疑いましたよ。なんだこりゃ?城壁都市かここは? 町工場とか倉庫なんかが並ぶ一帯の向こうにそびえ立つ壁?の一番てっぺん(6階ぐらいの高さがあるねえ)がどうやらホームらしく、人びとが階段をとことこ上がっていきます。不思議な光景。。でも、ホッ。
ぶじ戻って一休みして、午後は高麗大の院生さんと面会であります。超立派なキャンパスを案内してもらい、まじめな話をひとしきりして、仁寺洞(インサドン)の韓定食やさんに連れて行ってくれました。楽しい午後をありがとう〜!であります。それにしても院生さん、信じられないくらい日本語がうまくて。この人は日本の人で韓国に留学したんだな〜、と何度か錯覚したであります。ほえ〜!
あ、3枚目の写真は、伝統風致地区だからとハングル表記しか認めない仁寺洞で、きわめて例外的にロゴをハングル表記にして出店したスタバ、なんだって〜。ほおお