趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

万年筆用古典インク (iron gall ink, 没食子インク, タンニン鉄インク) の実験結果と評価 ~文献を調査し、自ら実験してきた記録~

この記事はトップに表示されるように設定しているので、最新の記事は下にスクロールした2番目の記事になります。

鉄を含む万年筆用インクである古典ブルーブラックインク(古典インク, 没食子インク, タンニン鉄インク, iron gall ink)について、文献にあたり、様々な実験をして記事を書いているのですが、たくさんあって自分でも何を書いたか分からなくなることがあるので、ブログのトップにまとめを表示します。秘伝のタレのように継ぎ足しながら書いているため長いです。

これまでの経緯は下記の一連の投稿 (古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか - 趣味と物欲) からどうぞ、頑張って書きました^^)ノ
pgary.hatenablog.com

どのインクが、古典インク (iron gall ink, 没食子インク, タンニン鉄インク) なのか調べ続けているわけは以下の記事に書いています。
pgary.hatenablog.com

古典インクは、ある程度の耐水性・耐光性があり、比較的裏抜けや滲み難く、書いた後の色の変化が楽しめ、昔ながらのインキ消しで消すこともできる上、ペン先が汚れたらアスコルビン酸できれいに落とすことができるインクです。耐水性・耐光性では顔料インクに一歩譲りますが、インクの性能云々というより使って楽しいインクだと思います。

www.youtube.com
色素が入っていない没食子酸インクの色変化

個人的には古典インクが好きで良く使っていますが、このブログでは以前から、インクの好みは千差万別、好みが9割と主張しています。
pgary.hatenablog.com

更に詳しい情報は、下記の「続きを読む」を押してみてください

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ノックペンシル M-1700を買ってきて、即行バラして重り抜いた

令和版ノックペンシルのM-1700が発売されるという話は、随分前に聞いた気がして、実際公式の発売日は3月4日ということなのですが、福岡の文具店ではとんと見かけぬ感じです。
什器の中でひっそりと、他のシャーペンに紛れて売られているのでしょうか。結局、横浜の有隣堂さんで購入して来ました。

最新の趣味の文具箱では、江口寿史 先生も愛用していたと紹介されているノックペンシル、鉛筆のような細さと軽さが受けていたと思うし、令和版M-1700の謳い文句も「軽くて使いやすい鉛筆型のシャープペン」なのですが、何だか重たくないですか?
www.zebra.co.jp

重い原因は明白、新たにフリシャ機能を搭載したために、そのためのバラストが重くて、ゴットンゴットンと中で動くので、更に重たく感じるのです。
思ってたんと違う!と感じたので、バラして重りを抜くことにしました。

ペン先をねじって外せば簡単にバラせるかと思ったら、嵌めごろしになっていて、それだけではバラせません。

軸に2箇所スリットが入っていて、そこに内部機構の爪を引っかけて止めてあるので、爪を2箇所同時に押し込んでやれば、やっと外すことができます。

フリシャ用のこの重り、なんと3.4 gもありました。

ヤマザキ春のパン祭り 白いスマートボウル2椀目

ヤマザキ春のパン祭り 白いスマートボウルの2椀目をいただいて来ました。

白いスマートボウル

もう何点か残っているシールがあるけど、今年はこれで終わりかな。
pgary.hatenablog.com

趣味の文具箱 vol.69 2024年4月号を購入しました。

遅ればせながら、趣味の文具箱 vol.69 2024年4月号を読みました。

今回は「手書きを愛してる」特集で、インタビュー記事が多いので読みごたえがあります。
文房具を使うために筆記するのではなく、ガチの仕事のために選ばれた文房具の数々は強いです。ガチ仕事の文具には鉛筆が多いと感じました。
江口寿史さんが万年筆のインクは全てパイロット ブルーを使われているところが、潔さがかっこ良くて憧れます。
DJ KOOさんのお笑い賞レース優勝者予想ノートも、これこそノート使いの本道という感じで楽しんで使われていて良かったです。