システム状態方程式の解

システムの動特性を表すベクトル微分方程式が記述でき,それが線形システムだった場合,解析解を得ることができる.


遷移行列\Phi(s,t)
時刻tでの状態x(t)から時刻sでの状態x(s)に遷移させる線形写像\Phi(t)=\Phi(t,t_0)
システム行列Aに対する基本マトリクスとも呼ばれる.
時不変なシステムの場合,遷移行列は\Phi(t)=e^{A(t-t_0)}と表される.この行列指数関数e^{A(t-t_0)}を求める方法として,

  • 行列指数関数の定義から計算(煩雑になりやすい)
  • ラプラス変換による方法 e^{At}=L^{-1}\{ (sI-A)^{-1} \}
  • システム行列Aの対角化による方法
  • ケーリー・ハミルトンの定理による方法

がある.

Eigenライブラリ

今までc++線形代数やるときは、サイズが大きくなければ自分で作ったやつ、boostのBLAS、書き出してoctaveで計算とか無理矢理感が否めないやり方を多くしてたけど、Eigenというライブラリがあるらしいということを目にして使ってみたので自分用まとめ。

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