ピアス
疲れ切ってへらへら笑いながら歩いてたら、自分がピアスをしていることを突然思い出した。一ヶ月以上忘れてたよ。まったく不思議なもんだ。今つけているピアスは大好きな女の子に貰った物なので、そこにあると思うととても嬉しい。
昨日から突然落ち着いた気持ちになってきた。やっと秋に馴染んできたのだろうか。その途端に昔の恋人から連絡が入っていたり、遠くの友達から電話が来たり。なんつうか大体こんなふうに日常は動いていくもんだよな、と改めて思った。
明るい貯金計画
昨日ぼんやりと駅からの帰り道を歩いていたら、突然「孕ませても困らないくらいの貯金」というフレーズを思いついた。なんかしっかりものなのかダメなのかよく分からない感じがとても中途半端でよいと思った。ま、孕ませるような相手はいないので、そんな貯金は必要ないのですが。
台風
なにやら台風が続いてますな。天気に敏感な身体の方はさぞかし大変かと。つうか、びしょぬれになってるひととか家がぶっ壊れてる人の方が大変か。幸い俺は台風が来てもヒマなくらいでたいした影響はないのですが。と、ここで台風にまつわる思い出でも書こうかと思ったのですが何も出てこない。試しに大雪だとか大雨だとか梅雨とか晴天だとかでも考えてみたのですが、やっぱり何も出てきません。僕らはなんでも忘れてしまうね。もしくはただの痴呆症。
それにしても俺は昔の話を覚えていないのであった。覚えているのはすべてその時の感覚に変換されたあれ。何か閉塞しきった部屋、ままごとみたいな生活、芝生の上でうだりながらフリスビーを投げ続けた日々。どれも今から思うとどうでもいい。おそらく過去も未来も現在も俺にとってどうでもいいことなんだろう。しかし、どうでもいいっていうことほど空しいこともないのであった。
猫が3歳になっていた
何かがおかしい。あれほど行きたかったパーティーにも行く気分ではない。疲れ切っているのだろうか?それとも何かが変わってきているのだろうか。と思ったら時間がすべて解決してくれた。簡単な話、終電を逃したということなのだが。とりあえずコンビニで簡単なつまみでも買ってきて、焼酎でも少し飲んで寝たりしようかな。
そういえばうちの猫が3歳になっていたことに突然気づいた。(当時の恋人が突然連れてきた拾い猫なので誕生日はよく分からない)。家に来てからもう3年かあ。そう考えると時間が経つのは早いもんだね。昨日眠る前に猫が俺の周りをうろうろしているのを見て、改めて家には俺以外に独立して生きてるものがいるのだなと思って不思議な気分になった。猫が何を毎日考えたり、感じたりしているのかはさっぱり分からないのだが、時に俺の膝に頭を乗っけて喉を鳴らしながら寝そべっているのを見ると「こいつはこれで満足なのかもしれない」と少し安心した気持ちになる。俺がこいつに何をしているのかよく分からないが、俺でも何かを満足させられるようなのだ。まったく妙な話だが、うれしい。世の中には他にもそういうことがあるのかもしれないと思うと、少しは張り合いも出るもんだね。
アメフリ
東京は雨降りです。庭の砂利もしっとり鼠色。落ち葉なんかも散ったりしてて、あ、もう秋なんだ、と改めて思う次第。縁側にスーパーで買った鮨についてたガリを置き忘れていた。こんなことじゃいかんなあ。
猫は隣で寝ています。避妊手術をしてから好調のごようす。お腹の毛もだいぶ生えてきた。最近とても表情がゆたかでうれしい。
どうも近頃なりゆきに任せているだけなのに、図ったようにスケジュールが上手く組み合わさっていく。まったく不思議なところにはまりこんだもんだなあ。そういや周りで聞く会話も「この流れやったらうまくいくでしょ」とか、やたらに流れって感覚が出てくるようになった。不思議な波乗りをしてるなあと自分でも思いますよ。さて、明日からはまた忙しくなるな。