追伸

poper2007-06-07

この悔しさを忘れない様に、画像として残す。
書店員の皆様。
辞めたらそれまで、潰れたらそれまで、
もう、誰からも相手にはされません。
当たり前ですが、取次ぎも非情なものです・・。


誰もいない、本の無い本屋にポツンと一人でいると、
この空間が自分の将来の様に見えて、不安でたまらなくなる。
だから、一刻も早く這い上がらんと。

(色紙類は全て保管してあります)

お別れです、さようなら。

廃屋書店は本当に廃屋になってしまいました。
なんて冗談を言う気力も、徐々に無くなってきた。
社長は姿見せないし、店長は責任感を感じてないだろうし、
ワシが取次ぎの荷物搬出に立ち会う。15時にやっと店に入れた。
荷物搬出の間に、客注を受け賜っているお客様にお断りの電話を入れ、
定期のお客様へ次号からのキャンセルの旨を伝えるためひたすら電話。
明日は、朝から隣接するゲームセンターでの機械搬出の立ち会いをしつつ、
今日に掛けきれなかった定期キャンセルの電話をして、ゲームソフトを予約された方の
キャンセルの電話もしないといけないし。
自分の置かれてる立場が徐々にはっきりとしてくる。
もう店もなければ、自分の居場所も無い・・。


目の前で箱にどんどん詰められていく商品。破壊されていくコミック売り場。
売る気満々で仕入れた本が返品され、自分で作ったPOPが虚しく取り残される。
こんな経験は二度としたくはないと身体が覚えた。
閉店を予想してない訳では無かったけど、せめてもう少し猶予がほしかった。
お客様に「仕方ないねー」と言われながら幕を閉じたかったなと思う。
昨日、今日の突然の閉店なので、
業者も含め、お世話になった方々への裏切った気持ちで一杯です。
事の詳細は、某業界紙の速報で出てるのでそちらを。


廃屋書店は、本日で閉店です。
・・すごく恥ずかしい。何や、この「負けたな」って気分は・・。

荒川アンダーザブリッジ

poper2007-05-30

先週の話やけど、
荒川アンダーザブリッジ中村光先生の
サイン会に行ってきた。
その流れで、夜は編集さん書店さん交えて飲み!
最終的にはいつものメンバー。
M兄貴と始発まで遊び倒して、限界まで疲れる。
ところで、サイン会に集まったお客さんは
130人以上だそうな!
すごいぜ、中村先生。
画像は、ホッピーの店の「荒川アンダーザブリッジ」。
サイン会のやってた書店さんは、ものすんごい展開ぶり!

預言者ピッピ

poper2007-05-24

地下沢中也先生のギャグじゃないマンガ。
理数系な話。
少年が死んでしまったところのピッピのリアクションで
身体がブルッと震える。(ホッピーは、読んで震えたら絶対売る)

Aさんに頼んだ複製原画が到着したんで飾る。
なぜ予言ではなく預言なのか?
予は予定の予。故にハズれる事もある。
預は、神から預かった言葉。
故にハズれる事はない。・・らしい。
なーるほど!ちゃんと意図してタイトル付けてるんやな。
ちなみに当初は「兆ーsign−」。
と奥付に書いてある。

今売ってる小学館 その2

「世界の中心でくだをまく(仮)」(ロドリゲス井之介
一部書店や業界受けする本って、当たり前やけど
普通のお客さんに売るのってしんどい。
このマンガ、ロドリー先生は人気作家になるべくして、大いに頑張ってるけど、
実は、実際に販売する書店の方が、もっと頑張ってるかも知れない。
どうすれば、もっともっと買ってくれるの?ってね。
しかし、画像にして改めて見ると、「売れない」ていう言葉は使ったらいかんね。
「売れない」のはこのマンガのテーマに過ぎず、実際は売れない事はない、
売れないとしたら自分の努力不足。
「売りたい」にしなアカンかった。