素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


宝石パワーは雑誌の広告

 ラクリマ・クリスティーのHIROが故KOJIとジョイントライブをやるのは当然注目してたんですけどてっきりMichiとか潤が出てちょっとコラボして最後にLEVINが出てきて未来航路でも演って終わりかと具体的な妄想してたんですよ笑。まさか初日にKOJIの息子がギターで登場するなんて思わんて。父のギターを手にして表舞台に立つ、嬉しいですね。さらに2日目にTAKAがちゃんとヴォーカルとして登場したと聞いて本当に驚きました。しかも未来航路とTHE SCENTって二人それぞれの名シングルを歌ったとか相応しすぎる。観客ほぼ100%がラクリマファンでしょうけど誰も予想してなかったのがTL見ても明らかでした。そうそれぐらい2024年にラクリマを見ることは絶望的だった特にTAKA。ただ去年チベット玉座みたいな怖い部屋(自宅?)でラフ~にForest歌った動画がかなり評判だったじゃないですか。あぁいう一定の評価を受けたことは間違いなく影響あったと思いますね。今年過去イチでLa'cryma Christi聴きまくってたのでホントに嬉しい報せでした。現職を辞めて音楽に戻るなんてことはもう有り得ないだろうけど、たまーにでいいので歌いに来てほしいですね。そしてその場を用意できるのもHIROしかいないのでKOJIの分も末長く頑張って頂きたい。明石さんとの共演もまた観たいです。

情熱の風

情熱の風

Amazon

 せっかくなのでTAKA関連で。J-POP期のラクリマ(勝手に呼んでる)全体の中でもかなりの名曲だと思うTAKA作曲の「Can't hold you in my dream」。A面の情熱の風と合わせてとてもクオリティの高いシングルだったんですけどね。このCDはメンバーのトレカが付録なんですけど1/5なのによりによってSHUSEだったのが今でも残念です笑。

パラベンフリーが欲しいのに

 昨夜父が帰国しまして、今の日本の政治家大丈夫かとか大谷翔平の通訳などといった時事問題をいきなり話し始める。いや世間のおっさんならね普通だと思うんですけど社会的なニュースについてのお小言って。ただうちの父はもう自他共に認める道楽親父なので、こういう変化見ると大人になったなぁと感じます笑。特に大統領選挙とか大谷については実際に普段米国で暮らす父の見立ては説得力もあり、大体父のどうでもいい話を聞き流す自分も最近は割とちゃんと聞いてるんですけどね。水原氏のことは米国内ではもはや大した報道もなされておらずむしろ気にもしてないというか、司法取引がある時点で「犯罪者と当局との問題」という意識が国民にあると。大谷が一枚噛んでるんじゃないかなんて下衆な勘繰りをするのは日本人だけだと言ってましたね。事実として大谷が球場に来るだけでどこでも客が入るし、チーフスのトップ選手よりもギャランティが高い日本人なんて歴史上いなかったんだからそりゃ米国民の関心はあくまで目の前で見る稀代のスターでありスキャンダルじゃない。大統領選についても自身が暮らすアイオワ州は最初に選挙が開かれるが第一次産業の従事者は間違いなくトランプを選んでしまうから気分が悪いとかなんとか。ただバイデンとの一騎討ちの時も中盤過ぎまでずーっとトランプ優勢とか言われていたのに蓋を開けてみたら惨敗したのを思うとどうなるかわからない、とも口にしてました。わーまとも笑。外国人の友だちとかも含めてこういうリアルな話を聞かせてくれる人が身近に増えたお陰でテレビのコメンテーターとかYouTuberが出鱈目に並べる根拠ゼロのコメントとか本当に何も耳目に入らなくなりましたわ。

 ASAYANに出てた印象は全然覚えがなくて、むしろ番組中やその他の局でも目にしたCMでかなり強烈だった「Neat Girl Age」。金髪ウィッグで歌う彼女の姿と♪ニートニートいまニートエイジ~ってサビの異常なキャッチーさが数十年経っても耳に残っていた。この曲が聴きたくて以前アルバム買ったんですけどその後も結構長く活動していたのはそれまで知りませんでした。若いのに歌が上手いですね。上記のデビュー曲以外にも、アッパーからメロウまで振り幅の大きい富樫明生楽曲を難なく歌いこなしててすんなり聴ける1枚です。ルックスも可愛げがあるし同時期に雨後の筍の如く出てきたASAYAN関連の中でも相当いけてると思うんだけどな。ホントにプロモーションの問題だとつくづく感じる。随所で聴けるAMAZONSのいかしたコーラスも注目の作品です。

Break the ORDER, Over the BORDER

 髪切りました。少し前にあまりにも鬱陶しくて前面だけ自分で切ったんですけど当然後頭部~襟足が爆発してきてしまった。先週くらいからやりたかった棚と机の収納入れ替えを夜中にやる。置ききれないというか整理できてなくて床に置いてた書類とか本を全てしまえたのでなんとか維持したい!

 7ORDERの第2章スタート!

 やっと言えますけど、正直彼ら自身で舵取りしてた初期の2年くらいのほうが圧倒的に面白い活動してたとずっと思ってたので今回のリスタート実はすっごく楽しみです。自主レーベルは国内の音楽活動としてはとっくに普通ですし事務所や会社のコネパワーなんかじゃなく彼ら自身の魅力とか仕事で今後の活動が作られていくというのはとても健全な気がするんですけどね。野暮なこと言うとメンバーに入ってくるお金もメジャーより絶対多い笑。勿論いいことづくめでは無いでしょうけど、堅実と積極をバランスよく詰め込んだ活動をしっかりやればファンは付いていきますからどんどんやってほしい。

業平橋からミニマラソン

 たまたま浅草寄る機会があって隅田川の超絶な人混みの中スカイツリーをバックに満開となった桜に浮かれる人々に紛れたのですが、自宅のすぐ近くからずーっと続いてる遊歩道の桜のほうがよっぽど壮観。来る意味がない。こんなのにはしゃいでる都会の人たちや観光客が虚しく見える。

SPEED OF LIFE

SPEED OF LIFE

Amazon

 グラスバレーを解散してREVに区切りをつけた彼が本名でソロデビューしたら全然REVと変わってないという笑。ただ実は当時REVを知らなかったので月刊歌謡曲の冒頭にあるカラーページのインタビューを読み、やたら鼻につく自信たっぷりな感じの話し方に何?こいつとか生意気にも思ったのをよく覚えてます。確かSPEED OF LIFEがテレビ埼玉か何かでかかってるのを見てすっごい良い曲だなと子供心に気に入ってましたね。今もこの曲は出口雅之キャリアの五本指に入ると思ってる。この人最近もちょこちょこ歌ってるそうですね。一度聴いてみたいな。

なんでSURFACEがいないんだ!

 TMのトリビュート盤詳細出ましたね。ちょうど20年ほど前に企画がポシャって自分たちで過去の楽曲をただ演奏するという「TM tribute LIVE」が始まった頃はもうTMも終わったなと思ってましたけど、まさかこんな豪華絢爛なメンツが集って真のトリビュート盤を作れるなんて。さすがに今回はマネジメント側の仕事ぶりを素直に誉めたいと思います笑。B'zでGet Wildはもうホントに吃驚歓喜。松っちゃんがどっかで参加するだけでも十分すぎるくらいなのにまさかのカバーまでやってくれるなんて……。西川の参加も嬉しいです。これアレンジがもしや大ちゃんかな?ユーミンのHuman Systemはユーミンがカバーする価値を凄く感じる最高の選曲って気がするし、FANKS代表としての美雨とミト(満島ひかりのアレンジ)がまさにTMのテーマソングと言うべき2曲をそれぞれカバーする辺りの抜け目なさもポイント高い。くるりの参加も驚いたなぁ。なんかこう邦楽ファンの全方位にきちんと手が伸びるような素晴らしい面々ですよねー。せっかくだし買おうかな。散々出ているベスト盤にも何故かいつもスルーされる名曲Maria Clubの存在をアピールできそうなのも嬉しい。楽しみです。

 そうそう今日の表題。椎名だけでも呼んでよ!ソニーなのに!!

想い出ごと存在を閉じ込めて

 Sexy Zoneラストライブ、少し観ました。もともと「改名」から始めた一連のプロジェクトを、最終的に「全員がグループから卒業してそれぞれの活動へ」とまとめたのはすごく良いキレイな着地点だった。多分風磨が考えたんだろうけど、ホントにケンティーの脱退発表後からpuzzle発売前くらいまで、ファンを名乗る連中からの総スカンっぷり凄かったですからね。いやもう誹謗中傷だろうそれはってくらいインスタもTwitterも大荒れだった。いよいよタイムリミットが近づいてきてだんだんケンティーやめないで(泣)みたいになってきてたけど、この最後のライブで誰もがそういうネガな思いを吹き飛ばせたんじゃないかと。それくらいメンバーのパフォーマンスも詰め込まれたメッセージも完璧だった。マリウスの登場は予想してたけど、最後に5人でSexy Zoneを歌って終わり誕生日まで祝うのはさすがだったなー嬉しかったですよ素直に。

 すべてのけじめを5人で付けて、道は分かれていくわけですけど、こうしてお互いのCelebration!を大切にするのは変わらないというかね。勝利の言うとおり「Sexy Zoneは永遠に5人」になりましたよね全セクラバの中で。素晴らしかった。

 さて息つく間もなく3人と中島健人の新天地が発表されました。timeleszの挑戦(新メンバーオーディション)、僕は称賛派です。時代に合わせていく発想の柔軟さや野心はさすが風磨。ある意味伝統芸能だった事務所のカラーを良くも悪くも変えていかなければいけない空気をしっかり読んでいますよね。発表直後からこれまた大荒れだったファン界隈への質疑応答としてストーリーズを使い丁寧に回答するというのもインスタの使い方として大正解だと思います。今のところ非の打ち所がない。あとはオーディション番組をどう盛り上げるつもりなのかってとこですね。ただ一つ気になったのが決断の時期。「中島が抜けると決まってから時間が無かった」というのを今までかなりアピールしてたと思うんですが、今回の発表はだいぶ前から構想されていたみたいだし、新しいグループ名は3人で11月に決めたってのもちょっと疑問符が……。まぁショービジネスをする人に全ての裏側を見せろというのは野暮で下衆な発想でしかありません。目の前で何を見せて楽しませてくれるかがエンタメのすべてだし、彼らにもそれを求めていきたい。とりあえずケンティーはまったく変わらず我が道を往く感じで安心しました。timeleszは今後が楽しみです。

誰にも言ってないクイズ

 春雨ってホントに嫌いっす……。

 珍しく仕事が忙しかった。これからこういう雰囲気になるんだろうな新年度だから。でも暇な時間が多くて彷徨っているより全然良かった。

 今こそもっと評価されてほしい国内インストゥルメンタルの名盤、そう言い切れる出来。豪華なバンドメンバーの演奏は勿論、当時筋肉体操をする未来なんて微塵も思わせないコケティッシュな武田が時にROCKに時にFUNKに時にJAZZYにスウィングする全9曲。BGMとしても極上です。武田のサックスをフィーチャーしつつも、曲によっては低音を効かせて鍵盤を目立たせる等といったプレーヤーとしての佇まいは見事。そりゃ清志郎も気に入るわ。リリース当時も好きでしたけどやっぱり歌入りのJ-POPには敵わなかった。今この歳になってどんどん良さを実感してる次第です。シングルカットされたSPEEDは出色の仕上がりですね。Sweet Loveとかメロウな曲も心地いいし後半のコーラス有楽曲はフツーにカッコいい。今こそもっとライブやればいいのに。