いやはや驚いた

http://d.hatena.ne.jp/kawauso999/20060610
Kawauso999さんのブログで紹介されていた記事にビックリ。
イカの「たべぶぎょうのもうそう」第2号
http://www.honya.co.jp/contents/squid/index.cgi?20011113
いやはや何とも…Kawauso999さんがお書きのとおり、ベジタリアニズムへの偏見はある意味普通のことなので別に驚きはしない。が、Kawauso999さんもご指摘の通り、イカによる文章の最後の段落のペスコベジタリアンにこっそり鶏ガラの出汁を食べさせる項目は唖然の一言…。Kawauso999さんの比喩「寝ているお前の口に人肉をねじ込むのと大差ない裏切り行為」がどうにも印象的だったし、その通りだと思った。
ベジタリアニズムを完全に遂行している訳でもない僕が言うのも何なのだろうが…こういう暴力行為でもって「良いことをした」って思う善人、やっぱりいるんですねぇ…。自分も気づかないうちにそうならないように本当に留意していたい。イカのような人物がウェブで食べ物に関する長期連載を持っているという現状にも何となく憂鬱なものを感じる。

ヒヨコ豆のファラフェル

http://www.citywave.com/osaka/cafestyle/050909cafe.html
今日は、我が町から車で10分くらいのところにある海辺の公園で、日本人が集ったBBQパーティーに参加。総勢50人近くが参加した盛大なものとなった。BBQ自体はベジタリアンとはほど遠い内容だけれど、持ち寄り料理で僕と妻はビーガンもオーケーなヒヨコ豆のファラフェルを作って持って行った。皆さんにも概ね好評だった。
ほとんど上記URLに従っただけだが、卵はもちろん使わなかった。ただそうすると、ツナギがやはり弱くなってしまうので、小麦粉を適宜投入して固まり具合の様子を見ながら作った。これは、以前にgnarlyさんの書き込みのアドバイスに従ったもの。上手く行きました。

ここ最近のこと。

妻が入国してからほぼ1ケ月。はじめの1週間は、慣れない妻のためにほぼ僕がすべてビーガンな夕食の準備をしていましたが、1週間目くらいからはそれぞれ帰宅が早かった者が夕食を作るルールとなりました。両方ともこの国で仕事がある身ですし、決してヒマではないお互いを支えるためには妥当なルールですが、やはりこうなるとビーガンを貫くのは難しくなっています。うちの妻は相当にベジタリアン食に理解を示してくれているので、食材に肉や魚はまったく使っていませんが、しかし彼女はチーズと卵の魅力を捨てることは難しいようで、彼女の作る料理にはこれらが普通に入ってきます。もちろん、この現状においてもなお(これでも不完全だが)「ウェスタベジタリアン」の分類には入る食生活ではあるのだから、共同生活の妥協点として十分に満足すべきポイントであると考えてもいますが、正直今後は当初のブログの趣向は貫けそうにありません…。さらに、どうも仕事自体が忙しくなってきて、レシピをいちいち打ち込む手間がおっくうになりつつもあります。何だか、これまで以上にいい加減かつ個人的かつ更新の遅いブログになるでしょうが、今後も皆様から気軽に書き込みいただけると嬉しいです。

大根菜の自家栽培

ptth-garden2006-06-03

我が町では大根菜が手に入らないことは以前にも書きました。でも考えたら、大根菜って、大根のヘタを水に付けておけば生えるんじゃ…と思い立ち、水につけて日当たりの良いところに置く事1ケ月半。結構立派に育ってくれました(写真)。ようやく収穫を決意し、細かく刻んで塩揉みし、大根菜の混ぜご飯を作りました。旨かったー。

ルクルーゼの鍋

ptth-garden2006-05-07

結婚祝いとして友人からルクルーゼの鍋をいただいていた。ルクルーゼの鍋は前から本当に欲しかったので大変に嬉しいお祝いの品で、今日ついにはじめて使ってみた。正確には、僕はちょっと夕方に仕事に出る必要があったので、妻が使って料理を作ってくれた。
後から妻から聞いた話をまとめると、オリーブオイルを引いてキャベツと(かなり古かった)キュウリ、そしてセロリを入れて、野菜から水が出るまでそのままフタして弱火。そこにさらに、マッシュルーム、ヒヨコ豆を加えて、トマトソースと野菜ブイヨンで味付けしてさらに煮込み、最後にパセリを加える。
…信じられないくらい旨い料理で、僕も妻もほとんど無言で一気に平らげてしまった。結構汁気のある出来だったのに、妻の話では水は一滴も加えていないという。ルクルーゼの重い鍋の威力を大いに感じた料理。今後も大切に使って行きたい。
写真の右奥は、さらに妻が作っていた一品。台湾の辛味素肉にニンジンとチンゲンサイを炒めて片栗粉でとろみをつけた炒め物。これもまた旨。

ナスとタケノコのカレーうどん

ptth-garden2006-05-04

http://blog.livedoor.jp/premierjerico/archives/50531782.html
「おさかなの国でベジタリアン♪」より、カレーとうどんを合わせたレシピ。

ー手順ー
1)ナスは細長く切り、油で軽く炒める(揚げる)。缶詰の茹でタケノコは細切りにする。
2)鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたタマネギを炒める。薄茶色になってきたら、クミン、カイエンペッパー、コリアンダー、タイムパウダー、シナモン、ガラムマサラ、塩を加え、さらに炒める。
3)つぶしたトマトと刻んだショウガを加えてなじむまで炒め、水少量を加えてローレルを入れてしばらく煮る。
4)(1)を加えさらに煮、仕上げに醤油を加え、味を調える。
5)うどんを茹で、ざるに取って皿に盛り、(4)をかけて完成。

ターメリックを入れること、またナスに塩をふりかけるのは省略。mieさんもお書きのように、醤油を加えることが隠し味としてかなりポイントかも。旨い。ただし、妻はあまり辛いと食べられないので、カイエンペッパーは今までよりもかなり控えめ…。