10月5日〜2007年3月11日分
『なつこ、孤島に囚われ。』西澤保彦(祥伝社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
まあ、“お遊び”ということで(笑)。でも、形は一応ミステリでしたね。
『リンダリンダラバーソール』大槻ケンヂ(新潮文庫)
↑休日のお供(読了)。
バンドブームを振り返った、大槻ケンヂのエッセイ。同じ時代を生きてきたものにとっては、とても共感できるし、懐かしさも感じます。どこいったんでしょうね、バンドブーム(笑)。
『痴情小説』岩井志麻子(新潮文庫)
↑休日のお供(読了)。
志麻子ねーさんの得意分野でしょう。異国の男との交わりを描いた短編集。サインもらっちった(^-^)。
『乱歩賞作家 黒の謎』鳴海章ほか(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
乱歩賞作家というわりには、ミステリ度低し。いろんな作家さんが読めるのはいいけどね。
『月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿』鯨統一郎(徳間文庫)
↑休日のお供(読了)、
マンドリン片手に登場する朔太郎。解決の仕方がいかにも鯨さんらしくて笑えます。
『天才・龍之介がゆく! 十字架クロスワードの殺人』柄刀一(祥伝社文庫)
↑休日のお供(読了)。
このシリーズ、初めての長編ではないでしょうか。柄刀さんらしく、いろんなところに仕掛けがあって、頭を使います。もちろん、私には解けません(笑)。
『λに歯がない』森博嗣(講談社ノベルス)
↑休日のお供(読了)。
ま、シリーズの途中にこんなものもあってもいいかな的作品。誰かさんは“中だるみ”とか言ってたな(笑)。
『隻手の声 鬼籍通覧4』椹野道流(講談社X文庫)
↑休日のお供(読了)。
扱われてる事件はなかなかハードです。それを優しく救うのが椹野さん。各キャラクターもいい味出してます。
『コッペリア』加納朋子(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
なかなかヤられます(笑)。人形の凄みが伝わってくるのは、さすが加納さん。
『百万の手』畠中恵(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
扱うテーマはなかなか重いもの。それを子供の目を通して描くことで、ときに容赦なく、ときに優しく感じられます。
『Shelter』近藤史恵(祥伝社文庫)
↑休日のお供(読了)。
合田先生シリーズ第3弾。だといういうことに、途中まで気付きませんでした(笑)。(どこかに書いといてくれよ^^;)これまた痛い話ですが、合田先生が優しく、容赦なく解決してくれます。
『黒猫館の殺人』綾辻行人(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
『暗黒館の殺人』直前のシリーズ。ここから『暗黒館の殺人』までが長かったんだよね。それはおいといて。相変わらず綾辻色満開です。
◆『死の拙文』ジル・チャーチル(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
こちらも相変わらずドタバタしてますが、コージーとはいえ、ミステリ度高し。
『グロテスク(上・下)』桐野夏生(文春文庫)
↑休日のお供(読了)。
ミステリではないけれども、なかなか面白く読めました。女って、心にグロテスクなものを抱えているものです。それを容赦なく抉り出している感じ。私もこうなるのかな、とか思いました。
『黒後家蜘蛛の会 3』アイザック・アシモフ(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
ちょっとした息抜き(笑)。やっぱりヘンリーは凄かった、というところでしょうか(笑)。
『猥談』岩井志麻子(朝日文庫)
↑休日のお供(読了)。
志麻子ねーさんにかかると、私なんてまだまだだと思います。え? 思わなくていいの?(笑)。
『Puzzle』恩田陸(祥伝社文庫)
↑休日のお供(読了)。
短い割りに、なかなか凝った作りです。最後、そこからどうなるの的な終わり方もやっぱり恩田さんらしい。
『彼女はたぶん魔法を使う』樋口有介(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
設定はハードボイルドなんだけど、どことなく優しさが漂っていて、でも、容赦はない感じがいいかも。
『マスグレイヴ館の島』柄刀一(光文社文庫)
↑休日のお供(読了)。
シャーロキアンならもっと楽しめたのかも。シャーロキアンじゃなくても、もちろん楽しめるのだけれども、柄刀さんにしては、ちょっと毒が強かった気がします。
『照柿(上)』高村薫(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)
なんとなく、合田さんらしくない始まり方。まだ、下巻を読み終わってないので、なんともいえませんが…。
『照柿(下)』高村薫(講談社文庫)
↑休日のお供。
“事件”は解決しそうな雰囲気ですが、合田さんの心の中はまだまだぐちゃぐちゃしたままです。これがどうなっていくのか、楽しみです。
読了報告、書いてます。
通勤時間を使って、少しずつ本が読めるようになりました。朝はたいてい寝てますが(笑)。
本サイトの方の未読本を数えてみたところ、345冊ありました(笑)。これで、ダンボール2箱半くらいだから、既読本は7箱半あるので、やっぱり1000冊は越えてるな。
で。ここで話題にできるような出来事はなく(笑)、なのでまたメモ程度で。
もらい物も含む。
『生存者、一名』歌野晶午
『覆面作家の夢の家』北村薫
◆『夜歩く』横溝正史
『ユリ迷宮』二階堂黎人
『人獣細工』小林泰三
◆『家元の女弟子』戸板康二
『魍魎の匣』京極夏彦
『天使たちの探偵』原りょう
◆『銅の魚』仁木悦子
◆『暗い日曜日』仁木悦子
◆『青じろい季節』仁木悦子
◆『急行エトロフ殺人事件』辻真先
『盗作・高校殺人事件』辻真先
『シャム双子の謎』エラリー・クイーン
◆『オランダ靴の秘密』エラリー・クイーン
『鈍い球音』天藤真
◆『吸血蛾』横溝正史
◆『枯草の根』陳舜臣
◆『大密室殺人事件』大谷羊太郎
『あったとさ』出久根達郎
◆『ぼくと、ぼくらの夏』樋口有介
『日本殺人事件』山口雅也
6月25日〜10月4日分
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹(富士見ミステリー文庫)
↑休日のお供(読了)。
なかなか痛い終わり方で、満足(笑)。なるほど、桜庭さんってばこういうのを書くのね的な作品、という感じでしょうか。
『月の扉』石持浅海(光文社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
読んでる途中でそば屋に忘れてしまい、再度、買いなおして読んだ曰くつきの作品(笑)。展開が読めなくて、最後まで楽しみました。
『ハーメルンに哭く笛 探偵SUZAKUシリーズ2』藤木稟(徳間文庫)
↑通勤のお供(読了)
朱雀さんのシリーズ、随分間を空けてしまったので、どんな雰囲気だったか忘れてしまっていたのですが、前の雰囲気を引きずることなく、これはこれで、充分楽しめると思います。暗〜い世界観が好きです(笑)。
『Jの神話』乾くるみ(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
なるほど、これが“ぶん投げ本”なわけですね(笑)。途中までは案外、いい雰囲気だったんですけどね。最後がいかん、最後が(笑)。
『心のなかの冷たい何か』若竹七海(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
若竹さんぽく、毒満載で楽しみました(笑)。痛い、というよりは、やっぱり“毒”でしょう。若竹さんが好きな人には超おすすめ。
『ルパンの消息』横山秀夫(カッパノベルス)
↑通勤のお供(読了)。
会社の子が貸してくれました。ミステリなんだけど、どちらかというと、警察小説? 違うかなぁ。
『ブードゥー・チャイルド』歌野晶午(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
これまた不幸の連続でかわいそうなんだけど、そういうのが案外好きなのです(笑)。
『うつくしい子ども』石田衣良(文春文庫)
↑通勤のお供(読了)。
石田さんは、子供を書かせてもうまいのね。諸刃の剣を持つ子供が丁寧に描かれていたんじゃないかと思います。ちょっと痛め。でも、最後は救われるので、いい感じです。
『悦びの流刑地』岩井志麻子(集英社文庫)
↑休日のお供(読了)。
いかにも志麻子ねーさんらしい作品ですね。最後の最後まで救われない(笑)。
『天使と悪魔(上・中・下)』ダン・ブラウン(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
1日1冊ずつ、あっという間に読みました。止まれませんでしたね、相変わらず。展開が速いはスケールがデカイは、大変(笑)。読み終えて満足しました(^-^)。
『暗いところで待ち合わせ』乙一(幻冬舎文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリではないかもしれない。ない気がする。ありえないシチュエーション&雰囲気は、とっても乙一らしく、楽しめます。
『怪笑小説』『毒笑小説』東野圭吾(集英社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
いわゆる“ユーモア小説”。でも、ちょっと毒は多め、みたいな短篇集でした。『毒笑小説』は、京極との対談もついてます。
『ドミノ』恩田陸(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
まるでドミノのように、いろんな要素が組み合わさって、キレイに倒れていきます(笑)。キレイに倒れたドミノは何を見せてくれるか。そこが恩田さんらしかったと思います。
『ナ・バ・テア』森博嗣(中公文庫)
↑通勤のお供(読了)。
『スカイ・クロラ』の続編。キルドレなのに、彼、いや彼女はあんなことに!(笑)。森博嗣の作品はほとんど四季につながってますが、これだけは独立したシリーズのようです。最後まで読んでみないと分かりませんけどね。
『猿来たりなば』エリザベス・フェラーズ(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
『自殺の殺人』よりも、やはり先にこちらを読んでおいた方が、あのコンビのことがよく分かってよかったかも…。洋モノだけど、苦労せず楽しく読めました。
『トリック・ミュージアム ミステリー傑作選』日本推理作家協会編(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
ミステリー傑作選とはいうけど、あんまりミステリ色は強くない気がする。既読の作品が多かったせいかな。
◆『動く家の殺人』歌野晶午(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
初っ端から衝撃です(笑)。そのまま騙されるような私じゃないけど(笑)。でも、意外性的な面白さはありました。
『覆面作家の愛の歌』北村薫(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
だんだんと“仲間”も増えてきて、いい感じに進んでいるのですが、この続編はないものでしょうか。私的には“ぬるい”けど、北村さん的には“痛い”事件も多かったです。
『天啓の殺意』中町信(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
なかなか複雑で、それだけ面白く読みました。何かをしかけよう、という作者の意図がものすごーく伝わります(笑)。
赤い館の秘密ーワン:赤い館の秘密" style="border: thin outset #EEEEEE" />『赤い館の秘密』A・A・ミルン(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
面白かったことは面白かったけれども、あそこまで引っ張る必要はあったのか、という疑問は多少残る。でも、いろんな仕掛けがあって、楽しめました。
◆『マジックミラー』有栖川有栖(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
再読ですが、すっかり内容を忘れていたので、とても楽しめました。学生アリスシリーズとは違った意味で、力の入った作品だと思う。そして、ちょっと切なかったりして(笑)。
◆『ぼくらの時代』栗本薫(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
伊集院大介とは違って、なかなかに軽いタッチなので、すいすい読めます。
『ひまわりの祝祭』藤原伊織(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ハードボイルドだねぇ。『テロリストのパラソル』とは違った意味で、むちゃくちゃハードボイルド。なんか、たまりませんね。
『怪奇探偵小説名作選2 渡辺啓助集 地獄横丁』渡辺啓助(ちくま文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリではないし、そんなに怖くもなく、個人的にはなんとなく中途半端な感じ。暗い雰囲気は好きですけど。
『死体を買う男』歌野晶午(光文社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
作りは凝ってると思うんだけど、そんなに衝撃的な感じではなかった気がします。最後、意味が分からなかったし(笑)。
『西の魔女が死んだ』梨木香歩(新潮文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリでもなんでもないんですけど、児童文学かもしれないけれども、なんとなく、鼻の奥がジンと痛くなります。良いです。すごーく良いです。
◆『O・ヘンリー ミステリー傑作選』O・ヘンリー(河出文庫)
↑通勤のお供(読了)。
小さい頃からO・ヘンリーは好きでね。ミステリばかりを集めた作品なので、“感動”はあまりないですが、「20年後」があったのが良かった(^-^)。
『娼年』石田衣良(集英社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
これはなかなか奥が深いですよ。石田さんは若者の心をつかむのがうまいのですねー。
◆『女王蜂』横溝正史(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
横溝はいつ読んでも面白い。結構厚いんだけど、冗長な感じはしないし。結末には驚かされます。
『さよなら妖精』米澤穂信(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
まさしく“青春”だねー。米澤さんだよねー。
◆『妊娠カレンダー』小川洋子(文春文庫)
↑休日のお供(読了)。
痛くて不思議な雰囲気を醸す、小川さんならではの作品。カバー裏に“透きとおった悪夢のような”とあるけど、まさにそんな感じです。
『親不孝通りディテクティブ』北森鴻(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
連作短編ですが、1作だけ既読でした。この続き方が、とっても北森さんらしい! 最後の作品は、すごいぐっときましたね。
『Blue Rose』榎田尤利(i novel)
↑休日のお供(読了)。
榎田さんらしい、ちょっぴり痛めな作品。続編があるそうなので、いつか読みたい。
『なつこ、孤島に囚われ。』西澤保彦(祥伝社文庫)
↑休日のお供。
読み始めました。森奈津子になりきっている西澤さん(笑)。楽しみです。
久しぶりの更新です。
諸事情により、本が読めておりません(^^;)。いつかまた、たっぷり時間を取って読書を楽しみたいと思います。
というわけで、メモ程度で(笑)。
随分貯めました。
『O・ヘンリー ミステリー傑作選』O・ヘンリー
『緋色の記憶』トマス・H・クック
『新版 名探偵なんか怖くない』西村京太郎
『水木しげるの日本妖怪紀行』水木しげる・村上健司
『乱歩賞作家 黒の謎』鳴海章ほか
『キッド・ピストルズの慢心 パンク=マザーグースの事件簿』山口雅也
『シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― アリアドネの糸車』桑原水菜