ブログ引っ越ししました。
暫く更新しておりませんでしたが、基板ブログは
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内のブログへ移動致しました。どうぞ宜しくお願いいたします〜。
筐体や基板、ポスター、ゲーメスト、ゲーム系サントラCD,同人誌など
買い取りお待ちしております〜〜!
大魔界村、最後の忍道他入荷しました
本日は京都府宇治市にお住まいのお客様から宅配買取にてアーケード基板を7枚お譲り頂きました。内1枚は他社様の方がお見積りが高いとのことでしたが、弊社の方で調整させて頂き全て買取させて頂きました。(お見積もり時に他社様の方が高いといった場合がございましたら遠慮なくお申し付け下さい。可能な限り努力させて頂きます!)
本日の基板紹介はその中でも買取額の大きかった4枚をご紹介します。(全体的に状態が良いです。)
最後の忍道
アイレムM72の中でもR-TYPEやイメージファイトと並んで人気のあるタイトルではないでしょうか。アーケードで忍者といえばコミカルで真っ赤な服を着ていたり、アメリカのインチキ日本映画風だったりしましたが、最後の忍道は純和風の渋い世界観を築き上げています。難易度もかなりの物でアーケードのアクションゲームに自信がある人でも1コインクリアまではかなり遠い道のりです。
その後出たPCエンジン版はライフ制になったり色々と遊びやすくなっているので、まずはPCE版で遊んでみるというのもいいかもしれません。
今回買取させて頂いた基板はROMシールにGと印字されているのでNEWバージョンだとみられます。NEWバージョンはバグを利用した永久パターンの削除と6面冒頭に出る一角獣が2体から1体へと減らされています。この頃からカプコンのタイトルにはバージョン違いあり、中には武器が一つ増えるなど大幅な修正がある物も存在します。
魔界村は何故かPC-8801とFM-7に移植されており、ハドソンのマリオブラザーズスペシャルを上回る驚きがありますので気になる方はチェックしてみてください。
こちらの基板は初版です。再販版はルシファー線で無音だったりエンディングの音がずれるなど結構気になる不具合がありますのいざ入手するなら初版の方がいいと思います。買取も初版という事で高めにお値段を付けさせて頂きました。
知名度の割に弾数が少なく昔から高値で取引されている基板です。「基板は無くてもドラキュラだから欲しい」と言われるお客様も多いですね。今回の入荷で久々に3面位まで遊びましたが演出やグラフィック、BGMは流石コナミと唸らせるクオリティです。また懐中時計(タイマー)が超優秀でラスボスですら動きを止められますので、タイマーに頼れば1コインの道はかなり近づきます。
アーケード基板は通信買取も出張価値おりも引き続き行っております。基板だけでなく純正のインストラクションカードや説明書、ポスター、チラシなどがございましたら追加で査定させて頂きますので、ご整理の際には是非弊店にご相談下さい。お見積りのみも大歓迎です。
さいたま市へ基板30枚とC-BOXの出張買取を致しました
昨日になりますが埼玉県さいたま市のお客様がコントロールボックスとモニタ、基板を約30枚程ご整理されるとの事で出張買取をさせて頂きました。弊店が同じ埼玉県にあるという事もあり、ご相談頂いたその日にお伺いさせて頂きました。
30枚お譲り頂いた中から今回は特に人気の高そうな4枚をご紹介します。
アウトフォクシーズ(インストは純正、説明書はコピー)
95年と格闘ゲーブーム真っ只中の時代に出た対戦アクションゲームです。グラフィック、センス、面白さとどこを取っても素晴らしいゲームだと思いますが、家庭用移植に恵まれなかった事と流通量の問題でマイナー気味なタイトルです。一人用でも楽しめますが対人対戦はかなり面白く、また機会があれば仲間内で盛り上がりたいですね。
個人的には2000年代中期から後期に掛けてデンジャラスシードやパカパカパッションと並びずっと中野のナムコ直営店に入っていた事を思い出します。
ギガウイング(1枚基板版、付属品全純正)
弾幕シューティングですがリフレクトフォースのお陰でその弾幕を弾き返すことが出来るので広い層に受け入れられました。スコアのインフレが激しく1分遊んだだけで1億点入るとミステリアスストーンズもビックリの配点で楽しく遊べます。
ギガウイングの説明書はCPS2版と1枚基板版で2種類あり最後のページのイラストが差し替えられています。また今回は「銀行もビックリ!万全の景気対策!」と書かれているハイスコアポスターも付属していました。サターン版のもうぢやには「景気回復パズルゲーム」と書かれていたりとゲームのパッケージにまで90年代終りの不景気が見え隠れしているのが面白いです。
ファンタズム(インスト取説コピー)
幽霊になった主人公が敵の体を乗っ取り女の子を助けて脱出する・・・とだけ書くとボーステックのレリクスそのままですがファンタズムの方が出来がいいと思います。豪華なBGMとレリクスの何倍もいる乗り移れるキャラ、切ないエンディングに隠し要素と遊び甲斐のあるアクションゲームです。
忍者が凄い優秀なキャラですので青忍者で進みつつ、赤が出たら赤に憑依すればかなり先に進めると思います。
奇々怪界(インスト純正、説明書コピー)
ここ一年はあまり見る機会に恵まれなかった1枚です。基板を初めた当初はJAMMAコネクタと反対側に何のケーブルも刺さっていない事からもう1枚サブボードがあるんじゃないかと思っていました。小夜ちゃんのイラストが描かれたカスタムチップが有名ですが同じボードと見られるキック&ランもサッカーボールのイラストが描かれていました。
達人王(東亜プラン)入荷しました
本日は神奈川県横須賀市にお住まいのお客様から達人王を買取させて頂きました。(今回は達人王のみの入荷でしたが、BEEPでは基板1枚からの買取は勿論ですがお見積りのみでも大歓迎です。)
また今回お譲り頂いた基板のインストと取説はコピーになります。
達人王といえば今でも覚えているのが、その昔北海道へスキー旅行に行った際に宿泊していたホテルの廊下に筐体が2台並んでいたのですが、そこにテトリスと今作が並んでいた事です。テトリスは非常にキャッチーで子供や女性も遊んでいたのですが、火柱と共に出てくる「達人王」の三文字の前には人が寄り付いていない、あるいは速攻でゲームが終わっていました。
今思うにリースのオヤジが適当に入れたんじゃないかとは思いますが、スキーリゾートにこのゲームを入れる事に対し何故反対者がいなかったのが不思議です。
東亜プランのBGMといえば大体が上村建也氏と弓削雅稔氏による曲ですが、上村氏はヘルファイアーやアウトゾーンなど「熱い」男らしいBGMを書くのに対し弓削氏は独特の世界観を築き上げている印象です。共作の飛翔鮫や究極タイガーはまだそこまで違いがありませんが、TATSUJINは激しい敵弾に独特のキャラクターデザインと今までのシューティングとは毛色の違うのBGM(2面"Sally"が一番好きです)がTASUJIN以外何物でもない世界を作っています。
その続編である達人王は敵弾、インストのピピル星人(ゼロウイングにもいましたが)に何故か水が波打つ1面ボスなどのキャラデザ、そして弓削節ともいえるBGMが更にパワーアップしています。達人王のBGMは全体的に宇宙遊泳を感じさせる曲調(5面の"Still Love You"は特にそんな感じです)だと思っていますが、ザコ敵すら固く弾は熾烈とミスマッチさを出しています。ただ遊んでみるとゲームと曲が合っているのでやっぱり凄いゲームだと実感させられます。
私は達人も超えられず王にもなれませんでしたが、王になれる自身のある方はお手元に置いておきたい基板ではないでしょうか。(VINGのTOWNS版も非常に良く出来ていました)
ガンフロンティア、ドラゴンブリード、ジオストーム等基板20枚入荷しました
本日は大阪府にお住まいのお客様からゲーム基板20枚程とコントロールボックス(コンボAV)を宅配買取にてお譲り頂きました。こうして基板がまとまって届きますと査定もついワクワクしてきますね。
本日はお譲り頂いた中から人気の高いタイトル3枚をご紹介します。
まず1枚目はガンフロンティアです。基本的には敵を迎え撃つだけだったシューティングゲームに演出を重点的に取り入れたタイトルとしてシューターを中心に人気があるタイトルです。独特のボムのシステムやグラフィック、敵弾の形はバトルガレッガでオマージュされていました。今回入荷した物はインストが純正でその他の付属品がコピーです。
続いてはドラゴンブリードです。R-TYPEが大ヒットして以降、アイレムはいかにオプションを使いシューティングを作るかに注力していた印象がありますが、今作もドラゴン(無敵)というオプションを活用させるゲームになっています。アイレムだけありグラフィックも書き込まれており満足度の高いタイトルではないでしょうか。インスト(破れあり)と説明書、キット説が純正です。
最後にご紹介するのはこちらのジオストームです。末期に出ただけあり出回っている数が少ないと聞いています。今作はスーファミでも移植されたガンフォースの続編で続編らしくかなりパワーアップを遂げた作品です。演出やグラフィックなど外見部分だけでなく、操作性や主人公の強さといった所も強化されていますので非常に楽しく遊べます。ボイスやグラフィックの質感も含めメタルスラッグと共通しておりメタスラファンでしたら一度は遊んでおきたいゲームではないでしょうか。
グラディウス基板をご紹介致します
今回は伝説となったゲーム『グラディウス(コナミ・1985)』をご紹介致します。
『1・9・8・5・宇宙が・マルゴト・ヤッテクル』のキャッチコピーでゲームセンターに衝撃を与えた
『グラディウス』はコナミより1985年に発売され、当時のプレイヤーに大絶賛で迎えられました。
ゲーム内容や当時の時代背景は例によって他のサイトが詳しい為割愛させていただきます。ご了承下さい。
「グラディウス」基板は『バブルシステム』と言うシステム基板で、パソコンの「FM-8」でも採用された「バブルメモリ」と言うROMを採用、そのROM(通称弁当箱と呼んでいました)を交換する事により別のゲームになる基板です。この基板では同年に『ツインビー』、『ギャラクティックウォーリアーズ』、『RF-2』の合計4作が販売されましたが、「バブルメモリ」のデータ保持がかなり弱く、磁気を近づける等の行為で文字通り【泡のように消えてしまう】為、結局その4作のみで終了し、この基板の下ボード(所謂ビデオボード)を使用したタイトルが後に数作発売されました。
この基板はあまりにもデータが消えてしまう故障が多かった為苦情が殺到したのか、コナミは後年少数の【交換用上ボード(俗に言うROMボード)】を作成し有償(修理扱い)にて交換しておりました(当時7万8千円)。ROMの再書込で治る物は普通に安く修理で帰って来た為、「確実に」上ボード交換となるように基板を壊し、ROMボードに交換した強者がいた事を覚えております。
なお、私は詳しく無いので詳細は不明ですが、「グラディウス」にはバブル版でも複数のバージョンがあるようでいまだに希望のバージョンを探している方もいるようです。蛇足ですが、インスト(ラクションカード)では2つのバージョンを確認しております。(俗に言う「大インスト」、「小インスト」、写真は小インストです)
今年2015年は「グラディウス」が発売され30年が経過し、家庭用の「プレイステーション4」でも満足な移植が出るなどまだまだ盛り上がりを見せておりますが、肝心の基板がBEEPでも入手が難しくなっており、関連基板(グラIIやグラIII)もあまり入荷が無く、皆様が探している状態です。もし手放す事があるようでしたらBEEPにご相談下さい。ご納得戴けるよう努力致します。
スタッフ:K