2011年2月に観た映画その2
引き続き
ネタばれあり。
-NECK
「BECK」と同時期にやっていたので、なんかの間違いかと思った。
内容はもう果てしないB級で、
アメリカのコメディなみのドタバタ。
騒ぎすぎな上に、笑えない。
相武紗希の関西弁はひどいもんだw
これはツボだった。
武士がパティシエ、の以前に、武士がマンションの一室にいるだけで笑えてくるw
そして意外に現代への適応が早い武士の、江戸時代風の言葉での解釈がまたおもしろいww
久々にみたともさかりえ、すごいいい味出してた。
-カルラのリスト
ユーゴスラビア内戦の国際指名手配犯を追う女性のドキュメント。
結局ドキュメント内で、リストの人間全員を見つけたわけではないので、
その後が気になる。
しかし、虐殺を指示した人間を国際的に裁く事は納得できるが、
じゃあ空爆したNATOはいいのか?っていう疑問がでなくもない・・・
-噂のモーガン夫妻
ヒュー・グラントのラブコメって、結構好き。
あの殺し屋みたいのが案外しょぼいのもご愛嬌。
-処刑人
めっちゃめちゃに撃ちまくってスカっとする。
なんか殺人を肯定してるみたいなとこは嫌だけど・・・
それらの派手はアクションシーンが、
事件後の警察の現場検証での刑事の推理という形で回想シーンのように語られるのは面白いところだ。
しかし、あの兄弟があんまりに強い理由がよくわからないんだがw
けっこう堂々と姿をさらして撃ちあってても、弾に当たらないという。。
-ダレン・シャン
ずっと「ダレン・ジャン」だと思ってました・・・
バンパイアの話なんだけど、
トワイライトシリーズでもそうだが、
ああいう高速移動みたいのできるのって、
バンパイアってそういうもん?
2011年2月に観た映画その1
もう5月ですが、、、、
忘れかけてるので間違い多いかも。。
そしてもちろんネタばれだらけ。
民族浄化が生んだ傷跡の話。
敵兵士にレイプされてできた子供を愛せるか?
重力ピエロに通ずるところだが、この親子はあそこまで「ファンタジー」ではない。
この母親は、娘のために一生懸命働く。
娘を修学旅行へ行かせたいがために、いかがわしいバーで働いたり、知人に無心したり。
充分に愛は感じるけど、時折喧嘩する様子をみると母親の中にも迷いと憤りを感じざるを得ない。
その事実を知らない娘は、父親のことを話さない母親にイラつくが、真実を知ったらどうなるか?
母親が娘に話した数少ない父親に関する言葉、「髪の毛が父親似」
結局喧嘩の末に母親は真実を娘に話す。
真実を知った娘は、女の子なのに髪をそり落として丸坊主に。
母親はカウンセリングの場で、ようやく自分の悩みを正直に話せるようになる。
修学旅行に行く丸坊主の娘を見送る母には、やはり愛はあるようだ。
余談だけど、劇中のセリフの中で、
「チトーにかけて」
という言葉が、嘘じゃないことの強調で使われているのを聞いて、
チトーがユーゴ国民に愛されていた事実を痛感した。
- nude
元AV女優のみひろの自伝的な話。
華やかな世界をただ漠然と夢見てた女が男にくっついて田舎から東京に出てきて、
モデル事務所にスカウトされたと喜んでたらヌードグラビアやらされて、いきつくとこはAVだった。
彼氏がいるのに本番は嫌だと悩んだとか、
田舎の友達がそれらを見てあーだこーだいってくる
そんな話。
ぶっちゃけ、
バカすぎねえか?と。
悩んだとこで、調子に乗ってたんだからしゃーないって思えてしまう。
意思の弱さもある。
もっと「騙された」的な話なのかもしれないけど、
結局事務所の人間が良い人に描かれすぎてるので、
乗せられた女の子のほうが悪いと見えてしまう。
なんか薄っぺらい上に、
先輩役でみひろ本人が登場、ときて、
結局そんなにつらかったのか?とその後の展開をさらに薄いものしてしまった感がある。
- X−MEN ファイナル・デシジョン
サイクロップスのお役ご免が早すぎて、
後半復活してくるとばかり思ってたらそのまま終わった。
調べてみると、俳優の都合上らしい。なんだそりゃww
- ゲーム
マイケル・ダグラス主演のサスペンス。
ラストのどんでん返しが話題になってた、というか有名すぎてオチはすでに知っていたが。
それでも、これゲームなのか?と過激な内容に、
そりゃテンパるわなぁ、と。
お祝いのドッキリとはいえ、大半は激怒してた。
いいのかそれでwww
- 瞬
北川景子と岡田将生カップルがバイクで事故って、
岡田くんが死亡、北川景子は生き残るが、事故時の記憶がない。
弁護士役の大塚寧々に調査を依頼して、なぜ自分だけ生き残ったのかを探し求める。
その記憶の空白の間にあったことってのが、
バイクがトラックにぶつかる直前に、
岡田君が彼女をかばうように抱きしめたために彼女は助かって、
一旦気がついた彼女は倒れてる岡田君の指がなくなってるのを見て、
とれた指を拾って、必死にくっつけようとしてるうちに気絶、ってことだった。
いやなんか、救急車呼ぶとかしろよ、とすごくもどかしかった。
岡田くんが画家を目指しているとかだったので、指がなくなったら絵がかけない、ってまず思ったからの行動だと思われるけど。。。もちろん自分も事故の衝撃で相当混乱してたとはいえ。。
散々引っ張った割りに、なんかしっくりこない内容でした。
それと、北川景子って、顔の筋肉ゆるすぎるのか、なんかいつも引きつってるように見えてしまう。。
-ハリー・ポッターと謎のプリンス
原作がどんどん分厚くなってくのに、
もう1本で収めるの厳しいよね。
最後の、学校内での乱戦が思いっきりカットされてて、
ポッター以外見せ場なしとか、ちょっと寂しい。
ただ、原作よりもスネイプ先生の行動に含みが見えたのがちょっと良かった。
2011年1月に観た映画その3
うーん、けっこうなペースで観てるなぁ〜
あたりは少ないけど、気にしないで全部書きます〜
もちろんネタばれも・・・
-おとうと
宣伝チラシを観て、「どいつがおとうとだ?」と家族で疑問になりましたが、
吉永小百合が姉で鶴瓶が「おとうと」なんですね〜
蒼井優はのっけからかわいいが、いかんせん話が暗い・・・
年をとっても子供のようでどうしようもないおとうとと、なんだかんだで支える姉。。
結局は死に至る病で、いかに安らかに死んでいくか、
そういう人達を支えて診取るって話になって行く。。
亡くなった人に「がんばったね」って声をかける石田ゆり子がなんか悲しい。。。肉親よりもいっぱい喋ってました。
兄弟愛を描きたいのか、ああいう施設を描きたいのかようわからなくなって終了。
ちょっとどよーん。
ただちょっと思ったのは、冒頭の蒼井優の結婚式で暴れるおとうとをあまり止めない親族達、違和感たっぷり。
ああいう席だったら無理やりにでも退出させて、会の中では冗談だったかのようにしてやるのが筋なんじゃなかろうか〜
始めのシーンでは「あの人嫌い」と言ってたボケたばあさんが、最後に「あの人もずっと人に煙たがられて一人で生きてきてかわいそう」
みたいな事を言って、まぁ少しの救いにはなる、って感じで終わるのだけど、
いかんせんお前らもうちょっとどうにかできたろう、と。
話は良いとして、吉永小百合にはちょっとがっかりしました。
喋り方が、ずっとアクオスのCMしてるみたいで、落ち着きすぎというか、感情の起伏も少なく、
丁寧にセリフを文章としてこなしてるだけに見えてしまった。
反対に蒼井優は、ふとした表情からなにから最高w
最後にはおじさん(つるべ)とちゃんと向き合おうとする、って物語の中でも唯一成長してるし、そういう変化が演技の中に見てとれる。
何気に一番好きなシーンは、
離婚して実家に帰ってきた蒼井優が「あたしなんか出戻りだから」とひねくれた事を言って加瀬亮にちょっと怒られた後、
出ていったと思った加瀬亮が帰ってきて
「俺は君が離婚したって聞いた時、正直、ヤッターーー!、って思った。」
って力いっぱい言うとこww
ああいう愛の伝え方も面白いw
その後の蒼井優の笑顔はまた最高www
Xメンシリーズは初めてみるのだが、単純に楽しめた。
ウルヴァリンくらいは知ってたが、武器がツメだけってどうなのよ?
戦闘シーンも案の定ヒーローっぽくなく・・・
村上春樹のパン屋”再”襲撃の思い出話で出てくる、主人公が若い時にパン屋を襲撃した話、の映画化。
もともと短編でありながら、さらにそのちょっとした1エピソードということで、上映時間は30分程度。
気が付いたら終わってた、ってくらいな。。
これで村上ワールドが描けているのかはまったく不明。
原作を読んだことなかったので、「これほどの名作を映画から入ったらバカだろ」って思い、原作をさくっと読んでから観てみた。
原作はさすが、というくらい面白かったが、
なぜあれだけ「自殺」とか「女と心中」とかを客観的に書けたのにその後すぐに太宰が自殺したのかがちょっと腑に落ちないんだよね〜
ちょっと前にDVDで観た「ヴィヨンの妻」でも心中失敗の話出てくるし、、
あれだけ自分を投影したかのようなキャラクターと話を書いておいてなぜ。。。
この映画の方はというと、特に面白くなかったです。生田くんは悪くはなかったけど、
なんつーか原作の「手記」というスタイルではなく、ただそのまま主人公のお話として進んでいく時点で少しの違和感と物足りなさ。
一人称による心の葛藤の描写もない、
ただ出来事だけを追ったみたいな、
言ってみればなんのとりえもなくなった感じです。
アメリカ大統領専用機エアフォースワンがハイジャックされて、脱出したと見せかけて船内に隠れていたハリソンフォード演じる大統領閣下がテロリストに闘いを挑む、という無茶なお話。
まぁ指導者があれだけかっこよければ、国民は誇りだろうなとは思えたけど〜
腑に落ちないのは、テロリストはアメリカとロシアが協力して逮捕した独裁者の釈放を求めるためにハイジャックに及んだのだが、
その作戦からハイジャックまでどれくらい期間があったのかな、と。。。
奴を逮捕したぞ!ってロシアで発表した帰りだから、意外とすぐ、と考えると、テロリスト達が容易周到な計画ができたとも思えず。。
ロシアのテレビクルーを偽装して侵入するんだけど、本物のテレビクルーの人数と同じ人数だったのはたまたまなのか、下調べの結果なのか、
とにかくにもそんな急な話で世界一安全な飛行機がハイジャックされるなんて、なんともお粗末な・・・
- Xメン、Xメン2
「ウルヴァリン」を観たので、Xメンにも手を出してみました。
話は「ウルヴァリン」がXメン結成前で一番最初、なのだが制作は一番最近なうえに監督も違う、ってことで、
若干整合性が取れてないのがちょっと気にはなった。
あと、Xメンの連中もどうにも武器が地味というか、もっと強い奴いねえのかよ〜、と思ってしまう。。。
サイクロップスのビームも強そうで、意外に当たってもけっこう平気みたいだし。
コスチュームはコミックとは違うんだが、ウルヴァリンなんか普通の人が戦ってるようにも見えるからね〜
ファンが観たらどうなんだろ?
もういいかげんにしてください。
ってくらい続いてますが、まだ続きそうな・・・
途中途中で不自然な超スローシーンがあったのだが、
後で聞くと劇場では3D公開もやってたみたいで、
3Dで観ればあのシーンもすごいんだろうなとは納得したが、2Dで普通に観るとなんかしょぼい。。。
背景はけっこう関係なくて、
すごいのはこの映画は戦車の中の映像と、
戦車のスコープから観た外の映像のみで構成されているってこと。
その描写のなかで戦争の生々しさ、
軍人といえども恐怖でおかしくなっていく様が描かれていて、
戦争映画としてアメリカ人にこそ観てほしいものだ。。
ただこれも1つ腑に落ちないんだけど、
戦車の中にちょいちょい上官が入ってくるんだけど、
始めは誰だかわからないにも関わらず警戒もせずに中に入れちゃったし、
そのあとも幾度か簡単に入ってくるけど、戦車ってあんなに簡単にフタをパカって空けて入れるものなのかな〜、と。
そいつが来たのも見えてない時もあったし、視野もめっちゃ狭そう。
通信途絶えたらなんも出来なそうだな〜
あと、戦車が一発撃たれて「エンジンがかかれねえ」とか
「エンジンがかからないと弾も撃てねえ」とか焦ってるシーンがあるのだが、
そういうもんなのかなぁw
- 狼たちの報酬
アンディ・ガルシアがべルバトフに見えてしかたありません。
あと、フォレスト・ウィテカ―は何やっても良い人に見えちゃうなぁ、と。
4つくらいの別のエピソードがうまく交差して・・・って構造が結構好きだけど、
全体的に話が弱いというかインパクトがないというか・・・
- 特攻野郎Aチーム
ドラマ版観たことなかったが、仲間内でドラマ版の評判が良かったので観てみた。
アクション映画はこれくらい軽い方がいいな、ってあらためて思った。
リ―アム・ニーソン演じるハンニバル大佐の作戦はことごとくものすごいが、
ことごとく「それ作戦として無理じゃね?」ってのばっかなのがなんかなぁ〜。もっとおもしろい作戦ないもんかねw
チームの黒人役の俳優さん観たことないな〜と思ってたら、エンドロールで”クイントン・ランペイジ・ジャクソン”と書いてあってマジビビりましたw
レッドに言わせれば「ナンペイジャクソン!!」
2011年1月に観た映画その2
ネタばれ大いに気にせず・・・
-リーサルウェポン 1〜4
ケーブルテレビで一挙に放送していた。
まぁどれもそこそこ楽しめるシリーズです。
主演の二人の刑事は特に有能なわけでもないので、ただ騒がしいだけみたいなイメージもあるけど・・・
しかし4までくると、
荒くれモノで売ってたメル・ギブソン演じるリッグスも、自分が年をとった事を実感してちょっとさえなくなってくる。
そんな中現れる悪ーいやつはジェット・リ―演じる超強い中国人。
世代交代の波もなんのその、
「あいつ強いから今日は帰ろう」とかジョークを飛ばしながらも、
相棒のマータフと二人ならなんとかなるさ、
とばかりに無謀に挑み、ぼこぼこになりながらもなんとか倒す(逮捕じゃなくて殺す、ってあたりを気にしないのがこの映画かw)。。
ジェットと一緒に海に沈んで身動きとれなくなったリッグス、地上で倒れていたマータフは起き上がって探しまわる。
「聞こえるぞ!」とか「お前がどこにいるかわかる!」とか言いながら相棒を助けに向かうシーンは、なんかF91のラストシーンを思い出したわ。。
とは言え、そこはおっさん二人の話。
見つけて抱き合ってエンドロール、とはいかずに、助け出されたリッグスの第一声が
「おせえよ!」
まぁこれがこのコンビの面白さでしょうw
その後の出産騒ぎ〜写真撮影までは無駄に長くてどうかと思うが、
殺伐としたところで終わらせないのもまぁありかな、って。
-8mm
ニコラス:ケイジ演じる私立探偵が、急死した富豪の遺産のなかに隠れていた8mmテープの出所を突き止める事を依頼される。
映っていたのは、若い女がレイプされ殺される映像。
そういう裏社会を調査して、スナッフビデオを撮る監督と、映っていたマスクを被った男優をみつけ出す。
結局はそいつらを殺してしまうんだよね〜
罪と正面から出くわしたニコラスが闇に落ちていくような、そんな結末。
結局のところ、死んだ富豪もまっとうな奴とみせかけて
そういうビデオ見たくて大金はたいて撮らせた、
っていうしょーもないやつだった事が分かったり、
マスクの男優は、マスクをとってみると、そこらにいそうな冴えないおっさんだったりで、
誰でもそういう罪を犯し得る、って事でしょうか。。
誰でもエロビデオは観るし。。。
だけど、行きすぎた性欲はろくな事にならない、ってお話。。
-8mmⅡ
続編かと思ってちゃんと1を観るまで観ないでおいたのに、完全にだまされた・・・
まったく1と関係ないし、ニコラスどころか8mmフィルムさえ出てこない・・・
B級のエロティックサスペンスです、ただの。。
途中でだいたい「こいつグルだな」ってわかるし〜・・・
-アバター
家でDVDで観たので、もちろん2D。。
なのでさほどの感動はありませんでした。
映像は確かにキレイだけど、なんかゲームの映像のようでさほど新鮮味があるわけでなし・・・
FF12が途中で止まってるのを思い出してやりたくなったわ〜
あと、軍隊がロボットみたいの乗って戦うんだけど、
自然にでてきちゃってるけどそのロボットなんなんだよ、とちょっと疑問。
ああいうのに乗って戦う映画ってあまり聞かないから新鮮だったんだが、
だったらロボットモノで一本撮った方が良かったんじゃないか?
-キックアス
映画館行きました。
もう、クソワロタww
バットマンとかアイアンマンとかみたいなヒーローにあこがれるオタク少年が、
全身タイツみてーなだっせえ格好で、
ヒーローとして街の安全を守りに行く、
ってお話なのだが、
いかんせん彼は特殊能力もなければ、財力で作った特殊な道具や武器もない、
ただのコスプレ男ですからw
とはいえ、初戦でいきなりナイフで刺された揚句に車に跳ねられて病院送りになったのは笑ったww
ただこの映画、主人公はその「キックアス」というヒーローもどきだけど、
主役を食うくらい素敵なキャラクターが存在します。
本物のヒーロー、「ビッグダディ」と「ヒットガール」。
ヒーローと行っても彼らは「強い」だけでただの人間で、基本的に銃とか武器を使って普通に戦うのだけどww
ビッグダディはなんとニコラス・ケイジ、、、それだけで笑ってしまいそうw
出撃の際には鏡の前で筆を持ち、目の周りを黒く塗り、なぜかひげも書き加えてからコスチュームに着替えるww
どんなヒーローだ、とww
しかしこの映画の最大の魅力はなんといってもその娘役の「ヒットガール」。
10歳くらい(?)の女の子なんだけど、これがもうすげえアクションでぴょんぴょん跳ねまわりながら、
いろんな武器で悪者を惨殺していきますww
両手に銃を持って走りながら撃ちまくり、相手の弾はよけては、こっちの弾がキレたらマガジンを空中で装填する。
いやもう、カッコよすぎww
「キュート」という形容詞が最も似合う女の子です。
カノジョの戦闘シーンではかわいいガールズポップみたいな歌が流れるのがまたグッド!
ラストは、カノジョとキックアスがギャングの本拠地に殴り込みに行くのだけど、
まずはヒットガールが単身で乗り込んで暴れまわる。
そしてヒットガールがネットショッピングで購入した(笑)ガトリングガンを託されたキックアスが、
そこにどう登場してどう使うのかとハラハラしてると、
「その発想はなかったわww」
と言わんばかりの登場の仕方をしていただきもう笑いが止まりませんでしたww
基本、敵もヒーローも容赦なく人を殺して行くので結構グロいシーンが多いのが難点だけど、そこはコメディと割り切るしかないな〜
2011年1月に観た映画
映画館、DVDを問わず、この一カ月で観た映画をちょこっとメモ。
ネタばれおおいにありえるのでご了承。。。
クリストファー・ノーラン監督、大好きです。
彼が撮ればなんでも面白くなってしまうような、そんな重厚な映像をいつもみせてくれます。
他人の夢に入り込む企業スパイ、ってのはわけわからんが、
夢の世界を「建築」するとか、
夢が多重構造になってて、階層が深くなるほど実時間の流れが遅くなるとか、
起きて実世界に戻るために「キック」するとか、
なかなかアイデアは面白い。
夢の世界で寝ている本人に気づかれようにするとか
その中での緊迫した銃撃戦や、
「キック」を多段でタイミング合わせるなどのところは、
なかなかの緊張感。
まぁ難癖付けるならば、
夢の中でことごとく戦争のような戦いなのは何なのか、銃社会か?
あと、渡辺謙の立ち位置が終始意味不明w
お偉いさんで、かつど素人なのに、なんで実働部隊みたいに戦わされて散々な目に・・・w
「サイトー」って名前、攻殻みたのかなぁ〜
-トラブル・イン・ハリウッド
ブルース・ウィリスが本人役で登場。
撮影直前だというのに、なぜかふっさふさとひげを生やし
「お前誰だ?」と言わんばかりの容姿に加え、
ひげそれって言ったら暴れまくり、エージェントはストレスでダウン。。
こんな役を引き受けたブルース・ウィリス、きっとすごく良い人なのでしょうww
エクスペンダブルスの続編もおkもらったってスタローンが言ってたし〜
慰謝料とか大変なのかなぁ・・・
-500日のサマー
こんな女いるよな〜と思ってみてると、
むしろ主人公の男の方が腹立たしくなってくるわ〜
まぁああいう関係ってうらやましくもあるけど。
しかしたった500日でころっと宗旨替えしてあっさり他の男と結婚したサマー、言うほどの事はないのか、
または逆に主人公が初期のサマー寄りの体質に変化しつつあるころに、
当のサマーがあっさり変化してしまうってとこが、
悲哀というかなんというか、「そんなもんだよね」って事かな〜
-リアル鬼ごっこ2
パラレルワールドはいくつもある、ってなら、一生やってろ!って感じです。
内容は全く大したことないけど、「鬼ごっこ」と言うだけあって、
アクションが「戦闘」ではなく「鬼ごっこ」に見えた点では巧いのか。
しかし、主人公だけパラレルに存在しない、って設定が、パラレルワールドがいっぱいあった時点でよう分からなくなってるような・・・
-カケラ
満島ひかり見たさに借りたが、カノジョはこんな役ばっかなのかなぁ・・・
無駄な下着露出シーンとかわき毛とか・・・
同性愛云々の前に、この相手の女が段々と恋愛依存症みたいになってくのは嫌だなぁと。。。
-アウトレイジ
たけし映画では久々に面白かったです。
あまりやくざモノは見たことないんだけど、
椎名桔平のドスを効かせた感じとか結構かっこよくて、こういうのも悪くないなと。
騙しあいに次ぐ騙し合い、トラブルにつぐトラブル、
で、どうしようもなく破綻していく感じがコーエン兄弟の映画のよう・・・
ただ、キャッチコピーに「全員悪人」みたいにあったが、
やくざなんだからそりゃ不思議はないわな〜
「告白」の登場人物の方がよっぽど「全員悪人」だな、てふと思った。
-フローズンリバー
夫に逃げられて生活に困った女性が、密入国の手伝いをして稼ぐ事になる、って話なのだが、
最後逮捕されても「刑期は数カ月だから」とか、
詐欺を行った息子が警官に促されて騙した相手のばあさんにちょっと謝って終わりとか、
罪が軽く描かれすぎてたのがちょっとひっかかった。
まぁこれで泥沼になっていったらそれこそコーエン兄弟だが・・・
-シュアリー・サムデイ
小栗旬の初監督作品ということで色眼鏡をかけて批判する人、評価する人さまざまだと思うけど、
けっこう楽しめたってのが正直なとこ。
話自体はすっごくベタなものの寄せ集めだし、
青春モノってとこに音楽をつければ良い、
みたいに安易に見えてしまうのは非常に残念だけど。。。
あとは、主役の少年達がやくざに追われて、ぼこぼこにされて地面をはいずりまわるくだりで、
どうにか解決せんのかと思いきやそのままながーくシーンがつづくとこがちょっといけてないなぁと。
-ヤギと男と男と壁と
ほんとに実在したかは知らんが、実在したというアメリカの「超能力兵士」軍団のお話。
のわりには、元超能力兵士のジョージ・クルーニーが見事に何もできねえwww
その辺を笑うコメディなのかなんなのか、
ちょいと中途半端かなぁ。。
ただそういう特殊能力を言うときに「フォース」がどうたらって言うんで、
アメリカでスターウォーズの影響ってでかいんだなぁって
。。
日本だったら「気」がどうとかって言う感じなのかなぁ。
- ブレイキング・ポイント
レストランで銃乱射事件があり、
その事件に居合わせた人々の「その後」を描いている。
大きな出来事の「その後」をメインにしたあたりは面白い。
目の前で父親を殺された少女はその後ものすごく気丈に振舞うも、段々と「信仰」色が強くなっていく。
しかも父親が実際は命乞いをしてションベンもらしながら殺されたというのに(これがラストのオチでもあるのだが)
「父は私たちをかばって勇敢に死んで行った」と現実から目をそむける。
逆に、少女と一緒にいた友達の少年は事件のショックで喋れなくなって、
一見こいつが現実逃避してるのかと思わせるんだけど、
そいつが事実をちゃんと見ていて、
最後には少女に「現実を観ろ」と事実を思い出させる。
なんか皮肉というか。。。
群像劇なので、全くそのコらと関係ないガイ・ピアース演じる医師も登場。
レストランにその犯人が入るとき入れ違いで出て行ったのだが、その時犯人のためにドアを開けて「どうぞ」と言わんばかりに入れてしまった事、
その事件で担ぎ込まれた人々を医師として助けられなかった事、
関係があるかは分からないけど、その後悔がちょっとづつ彼をむしばんでいったようにも見える。
偏頭痛持ちの奥さんに薬をあげる。
でもこの薬には副作用で不整脈がでる。
不整脈の薬には副作用で偏頭痛が起きる。
このいやらしい連鎖というか矛盾というか、そういうものを深く考えず(調べてたから考えてたのかも知れんが)に彼は不整脈の薬を奥さんが食べる食べ物に入れていく。
他にも、幸運にも銃撃から助かったフォレスト・ウィテカ―が自分の幸運に気づき、ギャンブルでひと儲けする、といった話も。
最後には少しづつ彼らが自分を取り戻していくんだけど、何がきっかけなのか分からないというか、それが「無い」のがイマイチかなぁ
空からカエルでも降ってくりゃいいきっかけにもなるだろうに・・・
2010年のFOOTBALL
総括ってわけでもないけど、メモ程度に。
昨シーズンの事、W杯についてはいまさらすぎるがww
- 09-10シーズン ヨーロッパ
印象深い試合は何と言ってもCLのインテル‐バルサ2nd leg 。。
まぁあれは1stleg(3−1でインテル勝利)ありきだけど。。
1stlegの3点目のおかげでインテルは2nd leg で0−1なら決勝進出って事で
ガッチガチなわけで、
いくらバルサと言えど引いたインテルから2点取るのは案の定・・・
10人になった後のインテルの亀っぷりにはドン引きするとともに、洗練された組織というか今良く言われる「守備のブロック」ってやつの見本のようなディフェンス。
なによりエトーあたりがサイドバックさながらに守備に奔走する姿に、モウリーニョの人心掌握術のすごさを感じたというか。。
先週のミラノダービーでのインテルのバッラバラ加減から比べると、メンバーもさほど変わらないんだからそのまま監督の差と言って過言ではない。
あの試合が「アンチフットボール」の象徴のように言われるのはまぁわかる。
そこまで勝負にこだわるか?と言うのも分かる。
けど、アレはアレで面白かった。洗練された組織を見るのは面白い。
もちろん、この試合は「攻めを放棄」したという意味では極端すぎる。
だけど、「守備的だ」とかいってきちんと守ったチームを批判するってのは
「ああやってきちんと戦術に沿って動けばちゃんと守れるんだよ」
っていう事実を放棄して
ただ、スペクタクル=ノーガードの打ち合い
ってのを求めてるだけになってしまうとも言えるのでは。
そういった守り方はワールドカップでもトレンドとなっててそれがつまらないような言い方もされてるけど、
世界的に戦術レベルが上がって点が取りにくくなったっていう風に考えれば喜ばしい事だと思う。
競技レベル自体が上がってるんだから。
まずはやれることを各々がやっただけだ。
ワールドカップのドイツなんかはそんなやり方の中でも点を取る事も成し遂げてしまった、現代フットボールの理想のようなチームになってしまったわけだし。
そしてそういうチームをバルサのような「攻撃的な組織」を持ってるチームがいかに崩すか、これが面白い。
というわけで、来週はクラシコだ。
- その2
話がそれたので戻します。昨シーズンの印象深かったシーンをとりあえず羅列。
・CL アーセナル‐バルサのメッシのハットトリック
もう奇跡としか言いようのないスーパープレイ3発でハットトリック。
しかも3点目の、タイミングずらしてGKの股間通したのはもう神としか言いようがない。。
これでインテル戦とか、ワールドカップでメッシが爆発するのを誰も疑わなかったのは仕方がない・・・
・CL バイエルン‐ユナイテッド戦のロッベンのスーパーボレー → おじいちゃん顔
昨シーズンのベストゴールと行っても過言ではないCKを直接たたき込んだボレー。
そしてその後の意味不明な顔。。
昨シーズンの彼は他にも「なんでそんなんで入るの?」ってゴールを連発して輝いてました。
そもそもこの試合、「なんでユナイテッド負けたの?」ってくらいの代物。。
なんでだろうね、ラファエウ君?
・アルゼンチン人のの活躍
メッシ34点、イグアイン27点、テべス23点、ミリート22点、アグエロ12点
ワールドカップ登録メンバーのFW5人でヨーロッパ主要リーグ100点を軽く超えております。。
他にも「メッシを止めた」サネッティ、
抜群のゲームメイクを見せたカンビアッソ、
パレルモで不動の地位を築いたパストーレ、
セリエA後半戦だけで2ケタゴールのマキシロペス、
ポルトガルで復調ぎみのサビオラ&アイマール、
おんなじチームで着実に活躍してレアル行きをさっさと決めたディマリア
などなど・・・
これでなんであのザマだマラドーナ?ww
って、W杯に登録すらされてない選手が数人・・・
・ルーニー
C・ロナウドが抜けて生き生きと点取り出したルーニー、今年入って怪我したのが痛かったけど、それまでの活躍っぷりはバロンドールの匂いを感じさせてくれました。
・テリー
完全にお騒がせ男になってしまったテリー君。
マンC戦では散々でした。。
- その3
最後に、良かった選手達を
スナイデルとかメッシとか、言わずもがなな人は抜きます。
・ヴェルメーレン
ベルギー人の名前の読み方はよく分かりませんが、、
プレミア1年目で見事にフィット、得点力で際立ち、守備でも十分及第点。
・ディアビ
巧い選手、になったと思う。すごく。
・ハドルストン
もう何キロか痩せたら・・・
彼のキック力&精度はイングランドの武器になると思うんだけどなぁ
・オベルタン
なんかリズムが面白い。おっせーのになぜか抜けるドリブルとか。。
・クリシ
エヴラより良いサイドバックになったのではと思うんだけど・・・
・パンデフ
途中加入なのにあっという間にインテルの前線に違いを生みだした。
・ボッリエッロ
やっとできるコになってきたと思ったのに・・・
・クリーシト
ウイングバックが適正とやっとわかった。
・ヨベティッチ
ファンタジスタと言われる輩はやはりボールタッチから違う。
・ピアニッチ
多く見てないから、ダイレクトが多すぎて多少淡白に見えてしまったのだけど、センスは感じられた。
・ザモラ
イングランドらしからぬテクニカルなFW。なぜW杯選外?
・オリッチ
シーズン最後の数ヶ月間はヨーロッパ中の注目の的だったのに、W杯出れなかった事で存在が一気に薄れた・・・
つまんない映画特集(おおいにネタばれ)
原作を読んで映画館へgoしました。
時給11万2000円のバイトに応募した連中が
推理ものの定番である閉ざされた館で
殺し合いを演じる、
というお話。
期日は7日間。
各自には個室と1つだけ武器(各人によって異なる)が与えられ、夜の出歩きは禁止。
館には「ガード」と呼ばれるレール移動式のロボットがいて、夜の見回り(部屋を出たものにペナルティを与える)や、犯人の逮捕(監獄室行き)、死体の移動などを行う。
その中で人を殺した場合や、その犯人を指摘した場合、等複数のシチュエーションに対して
獲得金額が何倍かになる、というのがおおまかなルール。
7日間何もせずに過ごしても賞金は得られるのだが、やはり殺人が起こってしまい、
原作では、各人の心理戦、頭脳戦が展開され、
なかなかの緊張感。
しかし結局犯人の計画がなかなかに運任せなとこもある上、動機なども割と安易だったため、
読んでてちょっと「フライトプラン」を思いだしていたので、
映画に関してはやはり期待は持てないな〜と思っていたのですが、
やはり予想を上回る出来でした・・・
原作へのツッコミは置いといて、映画化されたモノへの批評としてツッコミどころをあげていきます。
ありすぎて全部は書ききれなそう・・・
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①
映画は私物の持ち込み制限無し
↑
原作では、「化粧品はオーケー」というスキマを縫って犯人が自分の「武器」偽装、ってのがポイントであったが、制限ないならやりたい放題じゃん・・・この時点で不安いっぱい。。。
②
犯人間違えにペナルティ無し
↑
殺人を犯したとされる犯人を逮捕(監獄室行き)するには、
探偵役が推理を展開し犯人を指摘した後、それが正しいと思うかの多数決をとり、
半数以上の賛成で犯人確保となる。
原作では、多数決成立後もそれが間違っていた場合には賞金が減額されるため、探偵役も慎重になる。
が、映画だとこのペナルティがないため、
「とりあえず誰かを犯人に指摘して、過半数通ればよい」という安易な考えのもと、
ロクに調査もせず即推理開始、適当な推理の後多数決、
その場の恐怖ゆえの感情的に賛成しまうもの、探偵役とグループを組んでいるため無条件に賛成するものがいるため、
あっさり犯人検挙。
いやもうこれ、推理ものでもなんでもないじゃん。。。
③
登場人物(館でのゲーム参加者)が少ない。(+バカばっか)
↑
原作は12人、映画では10人となっていて、
時間の関係上しかたないのかな、と観る前は納得してたのだが、意外とこれはネック。
まず、先に言った多数決があっさり通りやすい。
一回の殺人+犯人でもう残り8人。(犯人に票はない)
最初に探偵役をした奴はカノジョ(無条件にカレシに賛成)も一緒に来てるので、あと2人が賛成すればもう半数。。(あ、探偵役に票がある点も原作とは違う点か・・・)
その後トントーンと殺人、自殺が続いて、推理とか無くあっと言う間に残り4人(+監獄に一人)。。
なにが問題かっつーと、
この中に殺人者がいるかもって状況で、
残り4人になってさぁどうする?
ってのにこいつら仲良くたむろして行動してやがる。。。緊張感まるでなし・・・
原作では殺人防止のために3人組行動を基本とするなど、当たり前だが「犯人と一緒にいたら危ない」って観念があったのに、それが全く欠如している。。
その4人のうち1人が、先に1人殺していたことがばれた後ガードに殺されて残り3人(+監獄に1人)。
ここで最初の殺人もガードによるものだと発覚。
しかしガードに殺された人数と、犯人が既に明白な殺人の数を足してもまだ合わない状態だというのに、
3人は普通に仲良く行動。。。
あほか!!
(結果的にはこの中に殺人者はいなかったわけだが、結果論)
④
館内での殺人の容認がない
↑
原作において、この館内での犯罪行為については外界に出た後も一切伏せられる、という前提があったため、
このゲームにおいて犯人も賞金(犯人ボーナスがもらえる)のために殺人を犯す気にもなったはず。
映画にはその前提がない。。
その中で簡単に殺人を犯すか?
なので映画の中での補正としては、
殺人を犯した者はそれぞれ金のためではなく、
相手が殺人者だと思いこんで殺した等のその場の一時的な感情のためや、
一人に至ってはただの快楽殺人者。
これで「賞金のためでも人を殺す」事はないという事は成立したものの、
これだとそもそも「高額時給下でのゲーム」とか「ボーナス」とか金がかかってる意味があまりなくね?
もうなんか主旨すら取り違えてる感じ。。。
しまいには、館での様子は実はネット配信かなんかされてて、街の人々がその殺人の様子を携帯とかで見ている、っていう始末。。。
警察は何をやっているww
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他にも、
各自の武器に示された文章や引用の推理小説のタイトルがなんの意味もなかったり、
7日間の途中でも脱出できる秘密の通路がなかったり、
等も異なる点ではあるが、まぁもはやツッコミきれないので良しとする。。
あぁあと、映画ならではのツッコミというと、
7日間何させられるかわからないというのに、
石原さとみがヒールの高い靴を履いて来てたのがアホくさすぎて印象深かったわ〜
もうなんか全体ひっくるめて、
心理描写とか知的な行動とかが皆無だったことは、
サスペンスだかミステリーだかをただのパニックモノに変更してしまったっていうことだよね〜
残念。。。