明日はブラインドサッカー ノーマライゼーションカップ

今年もやってまいりました
さいたま市ノーマライゼーションカップ


さてこの大会名にもなってる『ノーマライゼーション』とは!?


「障害のあるなし、肌や目の色なんて関係ないよ。みんなで良い街つくろうぜ!」

という政令指定都市初の画期的な条例を策定したさいたま市
「混ざり合う社会」を目標としたブラサカ協会のコラボレーションによる大会に、なんと今回はドイツ代表が参戦!


いや〜もうハイレベルな戦いになる事必至ですな
今からワクワクがとまらなーい(*^。^*)


さて、いつもは最後に曲紹介をするのがこのブログのお作法ですが
今回はここで、おぢさん世代には懐かしいドイツを代表するバンドの曲をどぞ

今日の1曲:99 LuftBalons by Nena


和訳

私に時間をくれるなら
あなたのために歌ってあげるよ
水平線へ行った99個の風船の歌をね
あなたはほんとにかんがえてる?
じゃ歌ってあげる
99の風船の歌を
何がどうしてどうなったかをね


99の風船が地平線へむかって浮かんでた
UFOだ、なんて誰かが言ったから
将軍は飛行中隊で追跡させたよ
警告するためにね
でも99の風船が地平線にあっただけだったんだ


99のジェット戦闘機は
カーク艦長みたいな
いずれも偉大な軍人だった
巨大な花火が上がったとたん
隣のやつが攻撃されたと勘違いして
地平線の風船めがけて撃ちまくったんだ


99人の大臣はね
まるで火種とガソリンみたいで
策略だと思い込んだら
その妄想を膨らませ
力を集め、戦争をやりたがってた
99の風船のせいでそうなったと
そうなったと考えてるの?


99年の戦争は
一人の勝者もいなかった
大臣もいないし
戦闘機もない
今日
廃墟と化した世界を見ながら
歩いていると
風船をみつけたの
あなたと思って飛ばしてあげたよ

1984年、世界は東西冷戦まっさかり
ドイツも西と東の2つの国に分かれていた時代
1説によるとネーナのメンバーが西ベルリンで行われたローリング・ストーンズの野外コンサートに行き、演出で飛ばされた風船が悪名高きベルリンの壁を越えていった風景に着想を得たとも言われてる曲


ドイツの視覚に障害を持ったフットボーラ―が
日本の視覚に障害を持ったフットボーラ―と
悲しい人種差別問題を起こしてしまい、そこから懸命に立ち直ろうとしているサッカーチームがあり、そして画期的な差別の撤廃をうたった条例を持つさいたま市
みんなが混ざり合う大会が開かれるのはなんだかドラマを感じてしまうのですよ(*^_^*)

明日は『99 LuftBalons』を聴きながらワクワクしながら足を運びます
あ、勝負は勝つけどね(笑)

最終戦


「ぼくらみんな、これからそれぞれの進路を進みます
 またこのユニフォームを着ることを目標にがんばります
 ありがとうございました」(五勝出キャプテン)



選手の皆さん、ご家族の皆さま
3年間本当にお疲れ様でした
ありがとうございました
またお会いしましょう


今日の1曲:僕らのあしあと by Supercell

何事にも初めてってのはあるもんでして

ブラインドサッカーの審判資格を取ってから13か月
正確にはメモ見ないとわかんないけど30試合は吹かせてもらったかな


1試合として反省の無い試合なんてないんだけど
まぁそれでも少しずつ出来ることも増えてきた


初めてピッチに立った時はただ走り回ってるだけで
それから少しずつプレーが見えるようになってきて
やがて選手の息遣いが聴こえてきて
きっちりとノースピークが取れた時はうれしかったな(笑)
(ノースピーク=ブラサカ独特のルール:守備側が発声しないでチェックに行く事。危ないプレーなのでファウルになります)


そしてついにこの日が来てしまいました初イエローカード
今までも担当した試合でカードの出た試合はあったけど
ブラサカは2人の審判がピッチに立つのでたまたま相方のエリアであっただけ
なぜか不思議と自分の前では起こらなかった
(正確には、2度ほどイエロー相当のファウルをカードを出さずに見逃していたのを後の反省会で指摘されていた)


そして今日のB2/B3(ルールはほとんどフットサルと一緒)の試合最終盤
ボールを追ってPAに侵入。キーパーが納めたのを交わした後、慌ててポジションに戻ろうとした時、スローしようとしていたキーパーの背中にプッシング気味に接触
明らかなバックチャージ
やった方もやられた方も納得の黄色
試合終了後オフィシャル席に戻った時、先輩審判からの「良く出した!GJ!」の声にほっとした
自信はあったのにほっとしたのはなんでだろう?(笑)


帰り道、振り返っていろいろ考えた
カード(懲罰)ってなに?
ファウルってなに?
そもそも審判てなに?


人がいてボールがあって、蹴って遊ぶのが楽しくて
ゴールがあって点を取ったり取られたり
勝ったり負けたりを決めるのにはルールが必要で…


ファウル(ズル)したらつまんないから
ファウルしたら危ないから
だから笛を吹く人がいて…


サッカー審判4級を取った時、講師の先生が言っていた事思い出した
「サッカーを愛する仲間として
 許せないと思ったら黄色を
 一緒にはプレーできないと思ったら赤を
 迷わず出しなさい
 一緒に楽しむフットボールファミリーとして出しなさい」


カードなんて出したくないよね
できたらファウルの笛だって吹きたくない
キックオフの笛を吹いて、ゴールインの笛を吹いて
そしてタイムアップの笛を吹いておしまい
それが理想なんだよね


その責任は選手だけが背負うものじゃないし
審判は必要悪じゃない
選手のギリギリ目一杯のプレーにはジャッジが必要だし
それがフットボールをより面白いものに昇華させてくれるはず
そんな事を考えた帰り道


自分のジャッジに自信とちょっとだけ悲しさを覚えた初イエロー
また忘れられない試合が増えました



今日の一曲:散歩道 by Judy & Mary

Nothing to Lose - クラブユース選手権関東2次予選 FC東京U‐18 vs つくばFC@小平グランド 4-2

プリンスリーグもいったんお休みして
いよいよ始まりました、夏のお祭り
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会関東大会2次予選リーグ
タイトル長いよ…(;-д- )=3ハァハァ


んで、さっそくスタメン
T3で頑張ってた選手も加わって新しい布陣で挑みます

こーさん、これ便利ねっ(*・∀・*)


序盤から東京ペース
CKから鴨池くんのヘッド
流れの中から佐藤くんの超絶コントロールのミドル
と、ポンポンと2点先制するも
徐々につくばFCの守備がアジャストしてきて上手くいかない…


なまじボールを保持できて、局面では出来ちゃうしリカバリーもできるもんだから
だんだんと丁寧さが失われて築いてきたサッカーが荒れてく感じ
時折隙を突かれてつくばFCに攻め込まれるも、なんとかDF陣が弾き返して前半を終了


HTにどんな指示があったんだろう?
ものすごくそこを聴きたいですが
後半開始早々、気合を入れなおした3年生コン
川上→鴨池で突き放し3−0とする


が、つくばFCの見どころはここから!
PA前に転がった5分のボールにGKが鋭いダッシュ
速いグラウンダーのボールが東京DFの間を抜け出し
そのままFWに持ち込まれ失点。3−1


東京も気を取り直し、丁寧に、本当に丁寧にパスを繋いで
後半から登場した蓮川くんが落ち着いて決めて4−1
ゴール内に転がるボールをいち早く拾い上げ、ダッシュでセンターサークルへ戻り5点目を狙うその姿、蓮川くんイイよー!


勝負は決まったと誰もが思うロスタイム
つくばFCが掴んだCK
全員が東京陣内に入り、GKはハーフラインから檄を飛ばす
一度ははじくも守備が詰め切れず、ゴラッソなミドルを喰らい失点。4−2


そのままタイムアップ
なんとももったいなさの残る勝利でした


つくばFCは全員が声を出し続け最後まであきらめない良いチーム
特にGKは上背こそ無いもののその運動量と指示の声は特筆もの
2得点は彼の功績と思ってます


一方東京
勝ったのはなにより!
でも課題も噴出
1、2年生が主力で闘えたのも収穫
これからこれから(*・∀・*) がんばれー!


今日の1曲:Nothing to Lose by REBECCA

The Longest Time - 2013 第12節 東京 - 清水@味スタ 2-0

昼間はしゃぎ過ぎてスタンドでまったり観戦(*・∀・*)


ね!秀人やってくれたっしょ(*・∀・*)
あの湘南戦からこの日まで、ものすごく長い時間に感じただろうな〜
もうミスしたくないって恐怖とやってやるって思い
(*・∀・*) GJ!
次の鹿島戦大事だよっ!


林くん決めなきゃあかんよ〜ポジショニングいいんだから(笑)
草民もタマももっともっとガンガンいけいけ〜
でもATの最後のCK、時間稼ぎに走らず攻め続けたのはしびれたな〜
(*・∀・*) GJ


林といえば、清水の方の林くん
次の試合まで長いだろうな…


今日の一曲:The Longest Time by Billy Joel

All Alone With You - 2013 ナビスコ杯第6節 東京 - 新潟@国立競技場 2-1

仕事で遅くなって、絵画館前まできたら
ナオのチャントが聴こえてきた


着席 残り35分


新潟の見事なクロスから綺麗に1点取られたけど
タマが入ってリズムを変える


フリーランで相手を引き付けて
味方のスイッチを入れ続けて
そして自ら作り上げた歓喜の一瞬


ナイスゴール!タマ
幸せな35分間


Jリーグ誕生20周年おめでとう
これからも楽しい時間を!


今日の1曲:All Alone With You by EGOIST

メリーゴーランド - 2013 第11節 湘南 - 東京@BMWスタジアム平塚 3-2

テレビ観戦@おうち


ちょっと自分の話を…
十数年前に事故で足に障害を負って
スポーツはおろか走る事さえもしない日々を送ってた
去年からブラインドサッカーの審判をやるようになって
走り始めてやっと半年
ようやく試合のスピードにも着いて行けるくらいには走れるようになって、選手のプレーも少しづつ観えるようになってきたところ
公式・非公式合わせて10試合くらい笛吹かせて貰ったかな
振り返れば「なんであのファール取れなかったかな」とか「あの判定は正しかったかな〜」とか「なんでこう動けなかったかな〜」なんて反省ばかり
不幸中の幸いは、試合を決してしまうようなミスにはまだ巡りあってない事くらいかな
ミスはある。だから考えて考えて、足りないところをトレーニングして、また実戦に戻って高めて行きたいなとおもいます



さて今日の試合のお話し
試合が終わった後のツイッターの罵倒と擁護を観ていて
どちらに組する気にもなれなかったし、両方ごもっともと思って読んでいた
だって、自分だったらミスは攻められるべきだし、反省してがんばれと励まされれば嬉しいから
ミスは反省して、もうしないように努力して、信頼を勝ち得るしか道はないよね


唯一同意できなかった意見は「秀人考え過ぎ」
ん〜、彼の評価は以前書いた事あるけど、その評価は変わってない
だって彼はやっぱり「考える凡人」なのだもの


俺ごときが失礼だとは思うけど
もっと高いところを目指して
考えて考えて考え抜いて
這って行こうぜ


『今からでも飛べるって思ってるし
 誰より高く って思ってる
 望まれた所は うまく歩けなかったけど
 好きできたここなら はってでも行ける』
          (メリーゴーランド/SION)


今日の1曲:メリーゴーランド by SION