久方ぶりに[映画]劇場版仮面ライダーゼロワン

ポイント無料券でみてきた。前回のジオウ劇場版に比べて出演者を絞ってストーリー重視って感じ。子供達向けにしては描写も含めて娯楽要素が少なかった。前作は悪ノリの部類に入るくらいごちゃごちゃした感じがあったが、全体的にシリアス。

そのせいか今回の主人公である或人の人の演技に違和感が残る。やたらと力んだ叫びやタメが多くてもっとナチュラルにしてくれないと正直クドい。描写にしても血溜まりとかホントに怪我してる感で子供達が泣いてたぞ。ジオウたちが救援に入った時とか拍手してたけど。やっぱり特撮シリーズはこういう歓声込みで作品だと思うから気にはならないが、楽しんでくれてるのかは気になる。作品を支えてるのはそういう子供達だし。

 

犬吠埼といったら勇者部だろ、え?灯台?じゃあ確認しに行こう。

結城友奈は勇者であるがすごく良かったので、土曜の夜から、日曜日にかけて日本で一番日の出が早いという犬吠埼まで日の出を見に行ってきた。
年明けてロクに自転車乗ってなかったし、正月で体重増えたし、これからブルベとかに出るにも体を起こしとかないと、長距離コナせないんで、遠乗りに出てみた。まあ日の出を見るための遠乗りなので、行きは深夜で帰りが昼間という普段と真逆というか、いつもの300kmブルベと似た時間帯。ただ、ひたすら寒い。

夜8時頃に出発して、渋谷ー日比谷ー葛飾と茨城やら取手に行く時のコースでスカイツリーを横目にひたすら利根川まで走る。すでに気温は一桁。ちょうど日が変わるあたりで利根川に着いてそこからサイクリングロードをひたすら東へ。
夜の2時頃に水門あたりでの路肩に引っかかってすっ転ぶ。幸い自転車にも自分にもダメージは少なかったが、車が来てたら死んでた、というくらいに車道に投げ出された。誰も見てねえけどな。

道中はたまに車が通るくらいでほんとに何にもない。星が綺麗くらいでどんどん気温は下がるわ、街灯は減ってくわでここらで寝てたら確実に凍死しそうななか、4時過ぎくらいに銚子入り。すこし時間があるんで適当に仮眠を取る。寒くて眠れん。目的地の近くにガストがあってそっちまで行ってから休憩すればよかった。とはいえ、行き当たりばったりもまあサイクリングの楽しみだ、ということにしておこう。ちょっと寝すぎて水平線が紅くなって焦ったりもしたけど。

なんだかんだで、犬吠埼灯台についたのが6時35分。日の出が47分なのでちょうどいい。すでに灯台周辺には10名くらいの見物客がいる。気温は2〜3度だけど、風もなくてそれほど寒く感じない。もうすこし早く着いても良かった感じ。
日の出の時間では水平線そばの雲が輝きはじめて、わずかに覗き始めた陽光が実に神秘的で心洗われる光景とはまさにこのこと。ただ、ぼーっと眺める時間よりもカメラを構えてしまう心根がすこし残念だよなあ。自分も毒されてると思うわ。

滞在時間30分もなく太陽が完全に水平線から昇ったら、犬吠埼を発つ。あとはひたすら帰るだけ。平地が多かったとはいえ、150kmほど走り詰めた後なんでなかなかスピードが乗らない。三年くらい前に房総半島一周した時と逆のコースで匝瑳市まででる。途中のウインドパークは異国っぽくてもう少し暖かったらしばらく眺めていたかったが、止まると眠い。あと、ちょっと補給失敗してハンガーノック気味だったんでまずは街に出て補給したかったのでひたすら走る。なんだかんだで千葉に昼過ぎ。適当に昼飯食ってから、いつものコースで帰る。千葉まで走ったり千葉から帰りとか結構な回数を357号を走ってるな。車多いわ、路肩狭いわであんまりいい道じゃないけど仕方ない。どうせ走るならもっと田舎道とかがいい。

途中秋葉によったりして、帰ってきたのは18時。昨日の20時発だからおよそ22時間で320kmオーバー。途中でサイコンの電池切れで距離がわからなくなってるけど、コースはこんな感じ。来週は西の方に行こう。熱海かな。

GODZILLA

割に期待して観に行ったんだけど、後半ほとんど寝てました。

まあ、原作設定をそのまま生かすとアメリカさんを批判する部分が多大にあるせいか、かなりゴジラさんがいいもん設定になってた。まあビキニ環礁の水爆実験の放射能汚染で生まれたなんぞアメリカさんが使える訳ないか。それはいいとしてもゴジラが出てこねえ。なんだあのギャオスもどき。どいつもこいつも放射線好き過ぎだろ。


まあ、下手に人道的なことやらず、通るだけで壊滅的な損害だしてるところは作意のわざとらしさがなくて良かったけど、一体この映画は何を見せたいのかわからんかった。眠くて仕方ない。


結局ゴジラさんがよくわからん判定基準でMUTOを退治して海に帰っていきました。自然の安定という意味では人間滅ぼすほうが理にかなってる気がするが、一体なにがしたかったんだろう。単に宿敵だの餌だの言った方が理解できるが。
おんなじ自然界のバランスとしては寄生獣の方がテーマとしてはわかりやすいんで、そっちのほうが楽しみだ。楽しみつっても裏切られる事が明白な作品なのがなあ。なにをどう考えたら、寄生獣に乗っ取られた肉体が記憶を残して家族愛に目覚めるような展開を思い付けるんだろう。いい原作を原作通りに作ってればいいのに、クソみたいな制作者のプライドで原作を消費して自分の首を絞めてなにが楽しいんだろう。タコが自分の足食ってるだけだよなあ。観客と原作者と原作ファンがとばっちり。

あ、映像としてはすごかったですよ。キグルミゴジラの方がいろんな意味でリアルでしたが。
あと、出てくる日本人博士の英語台詞がゴジラのとこだけ発音がかわるのがおもしろかった。本筋に関係ないな。

長野ー上田ー小諸ー軽井沢ー上野

ragi-jun2014-07-27

朝5時頃に勝手に目が覚めて目覚ましに勝つ。軽くシャワー浴びたりして準備。朝から暑いなこっちも。朝食摂って、さっそく南下。ほぼ18号をひた走って高崎までの予定。7時過ぎには真田で有名な上田市を通過、9時過ぎには小諸に到着。小諸そばも食ってみたかったがさすがに11時まで待つのも苦痛なんで軽井沢でそばを食す事にしてそのまま通過。実家に桃とか送ってみるつもりもあったけどまあ、軽井沢の方がネタとして面白いかとそのまま突っ切ったらそういう路地販売とかほとんどなかった。りんごはさすがにあちこちで売ってたけど。
割とキツい上りをこなしながら10時過ぎには軽井沢に到着して、ちょうど追分宿の夏祭りやってた。日差しは痛い程だけど日陰に入ると一気に涼しくなるのは湿度が低いせいかな。避暑地たる所以だろう。でも気温はやっぱり高い。
中軽井沢駅前のかぎもとやで早めの昼食。信州そばの老舗らしく、作りは古く客は多い。天ザル頼んで早速食事。そばが10割そばのせいかわりとボソボソした食感。天ぷらは旨い。うーん、そういう店じゃないのか。
その後は碓氷峠に向かって走ってると天気雨。止むかなと思って碓氷峠を下り始めたらどんどん雨脚が強くなってくる。雨はどうでもいいんだけど、下りで路面が濡れてるのが辛い。去年雨の下りですっころんで、いまだに腱板損傷ひきづってる身としては、とてもこの状態で走れない。結局4kmくらい下ってから折り返す。なんだかんだで碓氷峠を二回越えるハメに。こっち側はヌルい峠だな。こんどは高崎から碓氷峠経由で小諸ー佐久ー韮崎のコースやってみようかな。
碓氷峠を越えると天気は回復、軽井沢駅周辺は路面濡れてるけど、晴天。あーもったいねえ。それにしても最近話題の軽井沢のアウトレットって駅に直結してるのね。まあ興味ありませんが。
軽井沢駅輪行して上野駅へ。とちゅう強烈な雨が降ってたりして、強行しなくてよかった。
上野駅に2時に着いて、帰ってると明らかにゲリラ豪雨の雲が近づいてる。あーこれはギリギリ間に合わねえかなあ、と思ってたら予想通り瀬田の辺りで強烈な豪雨。あと10分くらいで家に着くところだけどしょうがない。まあ見た感じ数分で止みそうな感じだったのでコンビニでかるく食べながら雨宿り。予想通りすぐに弱くなって、強行したら多摩川越える辺りでは止んでた。というか神奈川側ではほとんど降ってない模様。雨降って湿度だけ上がるパターンか。とはいえ、なんとか家に帰り着いて自転車停めて一息ついたのが5時半。あーなんか煮え切らない二日目だったな。碓氷峠はいつか行く。

高崎ー渋川ー暮坂峠ー草津ー渋峠ー長野

ragi-jun2014-07-26

ろんぐらいだぁすツーリングガイドに載ってた渋峠に挑戦して来た。渋峠といえば、自転車乗りにはよく知られた国道最高地点のある群馬と長野の県境。ある程度乗れてる人にとっては一つの目標みたいなもの。多分。他には都内の激坂「和田峠」やら富士周辺のあざみラインとかこないだ行ったしまなみ海道とかも自転車乗りの定番のひとつ。
渋川市にはなんだかんだで三回程行ってるのでそこらへんはすっとばして高崎まで新幹線で輪行して、暮坂峠経由の草津から入ることにして、長野で一泊。次の日は小諸、軽井沢からの碓氷峠越えて高崎に帰る二日がかりの日程。初日は距離180km、獲得標高は2800m程度でかなりきつめのコース。二日目は120kmくらいで獲得標高1200mの一気に楽な感じ。まあ二日目はおまけみたいなもん。
前日は会社の定時退社日でゆっくり用意できるかと思ったが、なんやかんやで結局11時くらいまで身動きとれず結局寝たのは1時過ぎ。4時に起きて5時過ぎに出発。まずは上野まで走ってから輪行準備。輪行に手間取って予定の新幹線を目の前で乗り遅れる。初っ端からケチついてしまった。上野駅は改札から乗り場まで遠すぎる。失敗した。
とは言え、八時に高崎から出発。朝から暑い、夏用装備で日焼け対策してはいるけど汗はどうしようもない。夏だから渋川あたりの強烈な吹き下ろしもなくほぼ平坦で快適に飛ばしてはいるけど汗だく。渋川からの上りでどうなるか想像したくもない。
9時過ぎに渋川の道の駅過ぎて上り開始。何台かおなじような人と抜いたり抜かれたりしながら10時過ぎに吾妻原町のセブンイレブンで一服。このとき予定コースから外れてる事に気づいてた小遠回りしながら暮坂峠側に突入。ここらへんは日本ロマンチック街道と呼ばれる道路で車はほとんど来ない割に路面は良好。なんだけど、途中にほとんど補給地点が無くて水分の残りが気がかり。最悪となり走ってる上沢渡川で給水するか、と思いつつ上ってると12時丁度あたりで暮坂峠に到着。もくろみよりも1時間くらい遅れてる上にかなり足に来てる。寝てないからかなあ。
峠の茶屋で給水したりアイス食ったりして多少回復したので、出発。下り始めてすぐにそば屋さんがあって、後で見ると有名なそば屋さんだった模様。昼飯にすれば良かった。そのあとちょっと下って六合方面に入ったところから全長30kmで1500mほど上るコースに突入。気温、湿度ともに上りにキツい。なんとか1時くらいに草津入りして、ここで昼飯と長めの休憩を取る。しかし昼飯はもっと食っとくべきだったな、まさか峠の手前でハンガーノック起こしそうになるとは。
二時に出発して草津を抜けて本格的な上りへ。この時点ですでに標高1000m越えてるんですが、暑い。1000mほどで約6℃さがるんだけど、下が38℃かだから普通に30℃越え。しかも上の方は霧に覆われてて湿度100%。もうこの辺りでちょっと進んでは休みと時速10km越えられない。途中の殺生河原とか余裕無さ過ぎて通り抜けるだけで精一杯。硫黄の匂いがすごくて風光もいいのだけどほとんど記憶に無い。上を見ても霧で見えないし下を見ても雲海状態でなんも見えず。こりゃのぼるしかねえな。
なんとかかんとか白根山山頂まできたら天気もよくなって見晴らしもいいのだけど、絶賛火山活動中で停車規制中。山頂のレストハウスも閉まってるし、タイミングが悪かった、と思ったけど実際のところ、つい何日か前までは停車どころか通行規制中だったらしい。ちなみに今も規制だったり。
白根山のあと軽く下りがあって、万座温泉側に抜ける道との分岐から最後の上り。ここら辺まで来ると足も回復して来て割と軽快に上る。もくろみでは2時頃着く予定だったのが、結局4時過ぎに日本国道最高地点の石碑に到着。さすがにここらへんは圏外だな。渋峠のインディー君やらおいしいパンとやらも4時閉店でどちらも拝めず、補給も出来ないまま、一気にくだる。平均時速35kmは軽く超えてたろうな、瞬間的には60km/h越えてるところもあったし、びくびくしながら道の駅で軽く休憩したり、最後の補給したりしながら長野に入ったのが6時半すぎ。ホテルにチェックインしたのが7時半で本日の日程終了。ちょっと遅くなったけど、無事に目的地に着いて良かった。体調次第ではそのまま新幹線乗って上野か東京まで帰ることも出来たけど、そのまま飯食って寝る。明日は6時前に出発。
ホテルは姫路で泊まったホテルアベスト姫路と同じ系列。姫路のわりと良かったんで、選んだんだけど、サービスとか作りに差がありすぎる。姫路がよかったのか、こっちが悪いのか知らんが、まあ二度と使うまい。

キャプテンアメリカ ウインターソルジャー

赤い腹巻巻いた超人が世直しする話。なんというかちょっと強いくらいで空を飛べる訳でもなく銃で撃たれたらダメージ食うし、飛び道具も連発できない辺り、正直言って一人じゃ何もできないレベル。ある程度人員揃えて運用出来れば意味もありそうだが、コイツ一人だったら諜報活動くらいしか出来ないんじゃないかなあ。戦場に投入するとしても、こいつ一人暴れ回ってても戦況そのものには影響しない戦略とればいいだけだし、ある程度離れたところに囮だして隔離できればそれだけで無力化できるじゃねえか。純軍事的にほとんど無用の長物ですな、こいつ。
という感じで割と地味な戦い方をするため、キャプテンアメリカ、というよりもキャプテンアメリカチームの話。略してAチームでいいんじゃねえかな。しかもアベンジャーズじゃ戦士というよりも指揮官の位置づけだし、ニック・フューリーと被ってるぞ。というかアクションだけみてもニック・フューリーの方がかっこいい。
まあ、元々がそれほど超常的な存在としてではなく、ちょっと強いくらいの人間臭いキャラ設定だからそれが正解な気はするが、ゴルゴ13とタイマンで負けそう。頑張れ人間。