就職活動は一段落。なので、ちょこっと就活情報を。
仕事はやりたいことをやるのは一番だけれど、
待遇面からもそうはいっていられない。


・初任給と基本給の違い。
初任給とある場合は、基本給+募集人員全員に与えられる手当ということ。
つまり、ボーナスや残業代・深夜手当を算出する場合は、
手当分を差し引いてから考えることになる。


・給料差
どの業界や職種でも初任給にはあまり差がない。せいぜい+−2万ほどだと思う。
しかし、実はボーナスで大きく差がつく。例えば月給20万の場合、1年で年収240万になる。
ボーナスは月給×何ヶ月で算出されるため、3か月分なら60万年収に上乗せされる。
だが優良企業なら3ヶ月と言わず、6ヶ月分出されることも珍しくない。
そして中小企業では、ボーナスの額そのものが小さいこともある。
優良企業なら、240万+ボーナス6ヶ月120万で初年度年収は360万。
一方、ボーナス4ヶ月なら240万+80万で320万。すでに40万の差がある。
 さらに、ボーナスがちゃんと出る会社は諸々の手当がちゃんと支払われる確率も高い。
ボーナスが非常に薄い会社は、サービス残業になる確率がある。
そうすると、ここでまた差が出る。残業代で1時間800円とする。
月20時間で16000円。1年で19万になる。残業代が出ないだけで1年でほぼ1月分の差が出るのだ。
また、四季報に載っている会社なら平均年収もわかる。


以上、細かい話だけれど書いてみました。

紛れもなく、就職活動中。
今月だけでも説明会けっこういくなり。
履歴書も書かないといけないなり。


とりあえず、昨年の11月から準備してて良かった。
今から慌てても痛いね…。何事も早めに。

あるある問題がいまだに終結しない。
むしろ、今やっと批判の材料が集まりつつある印象を受ける。
こうしたテレビによる「疑似科学」が批判されるのは何度目かわからないが、
あるある問題が最後にならないことだけは、はっきりわかる。
さらに私の知っている心理学の分野でも、
マスメディアで取り上げられて、首を傾げる事柄もある。
その最たるものは「催眠」である。
まっとうな大学の心理学部で、催眠を専門に取り上げている人はほとんどいない。
それに比べて催眠はあまりにも過大評価されている。
私も催眠によるリラックス効果は否定しない。
また、苦痛への抵抗や身体能力の引き出しについても、全く効果がないわけではないだろう。
しかしそれらの効果は、なにか別の方法でも十分に代替可能なのである。
だが、世の中にはさも催眠が魔法、奇跡のように、
「催眠以外では物理的に不可能な事柄を行える」と喧伝する人達がいる。
いわく、催眠を受けると忘れていた記憶がよりよく蘇る。
いわく、人が上に乗ることが出来るようになる。
こうしたことについて、心理学では既に知見が集まっている。
そして、知見の方向性ははっきりと……「否」に向かっているのだ。
催眠術師を出すような番組制作者は、これらをわかっているのだろうか?
それとも視聴率のために、目をつぶっているのだろうか。