祝!エルヴェ・モロー来日

なんと!一年以上もブログ更新してませんでした。
この間、あいかわらずパリオペラ座を中心にバレエ鑑賞は続けてました。
何より、先月の来日公演でエルヴェが椿姫をここ日本で踊ってくれたこと、もう感謝感激雨アラレでした、、(ioi)
椿姫はどのキャストも素晴らしかったです。前回のバレフェスがアレだったのでステファンがどうなるか心配だったのですが、そんなの吹き飛ぶ舞台を見せてくれましたし!
えー、私は前回の更新後、
昨年4月は、マーラー3番を見にパリ詣→エルヴェ降板でカール鑑賞
10月は、来日が待ちきれずに、オーレリ&エルヴェの椿姫を見に再びパリ詣
12月は、エルヴェ降板のため予定していたル・パルク&眠り鑑賞パリ詣はキャンセル
今年2月末には、イザベルのアデューもありましたしオネーギンを踊るエルヴェは日本で待っていても見られないのでパリ詣
ってな感じで遠征(中止も含む)しておりました。
2年前までは夢でしかあり得ないと覚悟していた物語バレエ全幕を踊るエルヴェに何度も会えるなんて、、
しかし私の欲は留まることを知らず、これからの彼の活躍にいっそう期待してしまうのでした。

それにしてもエルヴェのアルマン、熱かったですね。
彼の長い手足と大きな手のひらが雄弁で。。。身体を大きく使って表現する感情の動きが息づかいとともに観客の心をつかんだと思います。あのパッション!
あんなに汗を流しながら全身全霊で踊るのに何故か静かで消して熱すぎないのです。
そして例えようもないほど一瞬一瞬の姿が美しい。

映像に残して欲しかったな。エルヴェは物語バレエでこそ生きると思う。まだ余韻が残っています。記憶が薄れていくことが悲しいです。

NHKプレミアムシアター

ヴァルツのロミ&ジュリの放送、いよいよ今夜です。
NHKプレミアムシアターのHPは、こちら

新国立劇場バレエ公演 ビントレーのバレエ「シルヴィア」
2013/3/11 0:15:00〜2:00:00(2013/3/10 24:15〜)
収録:2012年11月1日
新国立劇場(オペラパレス)

パリ・オペラ座バレエ公演 「ロメオとジュリエット(ベルリオーズ)」 2013/3/11 2:02:00〜3:49:30(2013/3/11 26:02〜)
<出 演>
ジュリエット:オーレリ・デュポン
ロメオ:エルヴェ・モロー
ロレンス神父:ニコラ・ポール(バレエ)
        ニコラ・カヴァリエ(歌・バス)
メゾ・ソプラノ:ステファニー・ドゥストラック
テノール:ヤン・ブロン
<振 付>
サシャ・ヴァルツ
収録:2012年5月
パリ・オペラ座バスチーユ(フランス)

HDD空けて予約完了しました。今からドキドキで〜す♪

ダンスマガジン4月号

ついに!エルヴェが表紙を飾りました。
先月もしかしたら、って思ったらマチューだったんで半ば諦めていたのですが、ロミオの衣装で登場です。
特別企画「美しい男たち」という特集記事にはインタヴューも掲載されています。素敵が言葉をたくさん。。。エルヴェ、戻ってきてくれて本当にありがとう。私も喜びのために生きます。
読んでいて、彼のメンタリティが伝わってきました。それが私の想像通り、というかそれ以上に深いところでダンスという仕事に向かい合って自分の人生を見つめ直した3年間だったんだなと感じました。読んでいて泣けてしまった。そしていっそうエルヴェ・モローというダンサーが好きになりました。これからも応援しますよ!
椿姫での来日に期待してしまいます♪

Sasha Waltzのロミ&ジュリ、ここで見られます

France3で放送されたようです。web上で全編見られます。→こちら
ドイツでは昨年放送されたようです。
そして、ついに、、日本でも!!
NHKプレミアムシアター、3/11(月)午前0時15分〜。3/10(日)の深夜です。HDD空けなきゃ〜。
詳細はこちら
あのエルヴェ・モローが日本のテレビに!動くエルヴェだけでも珍しいのにっ!←アホ(^.^;)

シンデレラ

K-Balletのシンデレラプロモートのためのクローズドイベントに参加してきました。
Kのシンデレラについては、こちら
Bunkamuraのページは、こちら
TBSのページは、こちら
シンデレラの抜粋の映像を見た後、松岡さん、宮尾さんがTBSのアナウンサーの安東さんの司会のもとに質問に答えて行く形でトークショウが始まりました。少ししてから衣装制作をされている林なつこさんも登場しました。

松岡さん、宮尾さんからは、シンデレラの見どころなどのお話が。
「絵本を開いた時のようにおとぎ話として展開される世界やステップの音楽性の表現、継母と姉たちのコミカルなシーンなどが見どころ」と松岡さんがおっしゃてました。宮尾さんは、「舞台美術含めてトータルで完成された世界観を見て欲しい」と。
ふむふむ、確かにKの作品は、ファンタジックな舞台美術がそこにある別の世界を創り出してますよね。毎回見応えあるわ〜と感じます。そしてダンサーの方々がその世界の中で生き生きと踊っている。群舞の方であっても皆さん、役を生きてらっしゃる。


松尾さん、宮尾さんのお話も面白かったのですが、私は林なつこさんのお話が大変興味深かったです。
生地1枚1枚をご自身の工房でムラ染めされていること、ダンサーそれぞれの好みに合わせたフィッティング、照明により色映りが変わるので色だしが大変なことなどなど。
そして林さんは独学で衣装制作の技術を身に付けられたとおっしゃってました。スゴイ!日本に専門で勉強できる場がなかったこともあるようです。一般の服飾のお仕事の経験はなく、ずーっと衣装制作をされているそうです。素晴らしい〜。会場にも衣装2点とヨランダさんのデザイン画が展示してありました。デザイン画から衣装を作り上げるのって二次元の紙の上でもイメージを3次元の形あるものにしていく作業なわけで、素材の質感、色、立体にした場合のフォルムのバランス、装飾の大きさetc.でき上がったものを見てしまうと、デザイン画のイメージ通りで当たり前のようにも思ってしまいますが、すごく難しいことなのではないかと。シンデレラのために用意した衣装の数は役150着だそうで、そこに何人の方の手が係わったかわかりませんが、その仕事量を想像して少し頭がクラっと来ました。

林さんはシンデレラが変身して美しいドレスを身に付けた時のキラキラ感にご自身も感動されてトリハダものだそうですよ!熊川さんにも褒められたそうです。林さんのお話を伺っていたらやっぱり見なきゃ〜!!って気持ちになりました。
完璧主義の熊川さんが、気合い込めて創造する舞台、本気のこもった舞台ですからね。
馬車に乗ってK-Balletの繰り広げるおとぎの国に行きますかね?

熊川哲也 Kバレエカンパニー シンデレラ [DVD]

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ノイマイヤー、マーラー3番プレキャスト

出ました〜。毎度お世話になっておりますダンソマニ様。
L'Hommeにニコラ、エルヴェ、カール。初演と同じですね。うーん、プルミエは誰なのかしら。そして18日の映画館中継の時はいったい誰?イザベル&エルヴェでお願いいたします〜。
来シーズンのプログラムラインナップの発表ももうすぐ。噂される演目の中で椿姫、ル・パルク、オネーギンに心ひかれる。椿姫は来年3月日本でも上演されますね。それなら9月はガマンかなと思ってみたり、、。オネーギンはイザベルのアデューの演目でもあるため彼女がエトワールにノミネされた時のキャストでも一度見たいデス。あー、そしてル・パルク。もしエルヴェで見られたら、私死んでもイイ(うそ)。