満腹


10時ごろ起き出し、洗濯や掃除をこまごまと。
塩ラーメンを食べて、外出。
ローソン100の野菜炒めセット(もちろん105円)を入れると、幸せな感じ。
貧困ビジネスの功罪を感じる。
帰宅後は、石田衣良『Gボーイズ冬戦争』『非正規レジスタンス』を読む。
人材ビジネスに携わる人間は、このシリーズは必読。
特に「非正規レジスタンス」は、日雇い派遣の話だし。
このあたりに興味があれば目新しい話ではないけれど、
社会の「いま」を描いているという意味では、応援したいと思う。
世の中は、まだまだ他人事だと思うから。


あと、堀北真希の写真集を衝動買いしたのだけれど、
この子はお人形さんというか、フィギュアっぽいのね。
なんとなく、フィリップ・K・ディックアンドロイドは電気羊の夢を見るか
レプリカントを思い出してしまった。
こういう風に「見られながら」生きるというのは、どういう感覚なのだろう。
もうちょっと、探ってみたい。
そう思わせるハタチくらいの子って、少ないのだ。


夜はこれまた衝動買いしたレッド・ツェッペリンのアルバムや、
オアシスの新譜などを聞きながらウイスキーを飲む。
「アキレス最後の戦い」は何度聴いても格好よい。
オアシスはやっぱり『モーニング・グローリー』が良かったな、と感じる。
ブライアン・ウィルソンの新譜『That Lucky Old Sun』ものびやかで
個人的には好きですよ。『SMILE』にはやっぱり届かないけど。


ラッキー・オールド・サン(DVD付)

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安息


9時ごろに起き出し、『フロスト気質』を読了。
終盤で、ほろりときた。
フロスト警部は下品で、いきあたりばったりの人だけれど、
何が大切なのかをよく知っている。
僕は、こういう人間でありたいな。
お昼くらいに久屋大通で買い物をした後、帰宅。
石田衣良『灰色のピーターパン』を読む。
人間の強さを感じる「野獣とリユニオン」が良かった。
その後は『マクロスF』の最終話、『創世のアクエリオン』8話までを観る。
マクロスFは後半テンションが下がったけど、最後のメドレーが良かった。
ここ数年だと、エウレカはがんばっていたのだと実感。
ONE PIECE』の8巻まで読んで就寝。


マクロスF 「娘々サービスメドレー」

滞留


3ヶ月に一度の業績確認。
1年目からのサプライズで、お手紙をもらう。
cobaが流れるかと思ったよ。
想いを届けるには、まっすぐなものがいい。
願わくば、彼らがつくるコピーもそうであらんことを。


夜は高校時代の後輩と、新栄鐵板堂へ。
彼女とはもう15年ほどの腐れ縁だけれど、
ものすごく世間話がうまいことに初めて気づいた。
でも、僕にレディースの店で服を買えというのは、
ちょっとハードルが高すぎるんじゃなかろうか。


ちなみにこのお店は午前3時までやっているそうなので、
近くの方はぜひごひいきにしてください。
おもてなしということを、よくわかっている飲食店は少ないからね。
番頭の田口さんは、もう次のお店のことえを考えているようだけれど、
この人は本当にすごい。プロだ。
なんだかとてもうらやましい。
僕も、もっとがんばらなきゃ、という気持になる。
かなり酔っ払った末、歩いて高岳まで帰る。
もちろん、即就寝。

匍匐


昨日、緒形拳の訃報を聞いて、ああ、この人はもういないんだと思った。
あんまり人の生き死にには興味がないほうだけれど、
どうもこの役者の場合は喪失感を覚えているらしい。
なんだかひょっこり現れそうな人、というのは確かにいて、
緒形拳はその筆頭格なんじゃないかと思う。
あとは渥美清とか。まだ死んでないけど、小田和正もそうかも。
会ったこともないのに、いて当たり前、みたいな空気感がある。
というようなことを、うつらうつらと考えています。


スーパーロボット大戦Z』は、20話くらいまで終了。
キングゲイナーのアデット姐さんはいい人だ、と再確認。
『フロスト気質』ももうすぐ読了予定。

伸縮


9時すぎに起き出し、たまっていた新聞を片付ける。
朝食は卵2個分のオムレツ。
『フロスト気質』の上巻の残りを片付けた後、
『創世のアクエリオン』を3話分消化。
アクエリオンはいまいち、乗り切れない。
微妙にエロ、というのがいかんのかも。
その後、『バーテンダー』12巻を読んで、ウィスキーが飲みたくなる。
そういえば最近、バーには出入りしていない。
強いお酒を身体があまり欲していない気もする。
また、一人でいくほど心が乾いてもいないし、
誘うほど心を許す相手もいないのかもしれない。
一緒にバーに行きたくなる人というのは、なかなか難しい。
個人的には、さばさばした人がいいと思う。
不思議なもので、バーに誘いたい人は、大阪の方が多かったかな。
それがいいのかどうかは、わからないのだけれども。
夜は『スーパーロボット大戦Z』をぐだぐだやって、就寝。


Bartender 12 (ジャンプコミックスデラックス)

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『幸せの1ページ』/ジェニファー・フラケット&マーク・レヴィン監督


ジョディ・フォスターを久しぶりに観たけれど、神経質な作家の役をうまく演じている。さすがオスカー女優。物語のほうは消化不良を起こしており、3人のエピソードがあまり連動もしないまま、なんとなく終わった印象。ニム(アビゲイル・ブレスリン)に焦点をあてて、女子版ハックルベリイ・フィンの冒険にしたら、もっと良かったのではないか。出ている役者が良いだけに、もったいない。エンドロールのアニメーションが、一番クオリティが高くてわくわくした。

『キッド・ピストルズの慢心』/山口雅也


前作に比べると小ぶりな作品が多いが、
キッドの生い立ちが語られる「キッド・ピストルズの慢心」、
英国らしいカントリー調の「執事の血」などが良かった。
「ピンク・ベラドンナの改心」からは山口雅也の「高尚なものも
低俗なものもいっしょくたに論じる」文化への視線が感じられる。
そういえば、「〜慢心」は筋肉少女帯の「イワンのばか」という
曲を思い出すなあ。


キッド・ピストルズの慢心 (講談社文庫)

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