2009/10/15

日記。

1限 天然物有機化学
化学科の授業。内容は生物内での有機化合物の反応。
今回は光合成における二酸化炭素の固定の反応について。

・・反応式を1つ1つ追っていけば理解はできるが、何が本質かはよくわからない。これ覚えればいいの?やってる内容としては高校生物でC3とか表記していたのを、化合物に置き換えただけだから、そんなに難しくなかったが・・。

教え子にも言われたが、代謝は何が本質なのかよくわからない。大学でも代謝学みたいなのを習った記憶がないしなぁ・・。

カルビンーベンソン回路とか明反応・暗反応とかなつかしいなぁ・・。

2限 ゲノム配列解析学
そろそろ教科書が洋書な事にも慣れてきた。
今回はベイズの定理、及びペアワイズアラインメントの基礎。ただしアラインメント手法についてはまだ触れられていない。

3限 実験
あるアラインメントされたデータを加工して、スコアを計算するだけ。アラインメントをしなきゃいけないわけではないので簡単すぎる。


帰宅後、一時間半の昼寝後、統計を一章すすめる。ようやく母関数の意味を理解できた。雑用及び料理後、プログラミングを進める。しかし予定の半分くらいしか進まず。特に焦る必要はないが、昼寝してしまったのはまずかったなぁ・・と。

<明日の予定>
・1限 教育相談2
・2限 地球生命科学
・午後 実験(有田先生)
・夕方 サークルの練習

やっておきたいこと
・韓国語の復習、8章を進める。
・ラルソンーサダカネの完成。
・ISの論文を読む。

・・これは無理だなw

2009/10/14

【日記】
午前、寝坊して15分位2限の講義に遅刻。これではいかん。

2限の講義内容は、命題論理のカルノーマップ、トートロジー、論理表現の公理など。
教科書が丁寧過ぎて普通に読んでるだけで中身が分かる。・・英語だけど。
次回、定理の自動証明(Prolog?)と述語論理に入るのかな。

午後の実習はISの作り方の簡単な解説。そろそろ本腰入れないとまずい。

その後、ヒトカラへ1時間30分ほど。
最近絶対音感成分が薄れてきたのか、キーを変えても普通に歌えるようになってきた。高音を頑張ったり、裏とうまくつなぐことを目指すより、キーを下げて基本的な歌い方を身につける方にシフトしようと思う。

・昔のロボットアニメは低いので、2〜3つくらい上げた方がいい。
田村ゆかりは行ける気がする。

その後家に帰って仕事をしてからダラダラしてしまった・・。むぅ。明日は本気出す。


【明日の予定】
・1限 天然物有機化学 理学部旧1号館 350
・2限 ゲノム配列解析学
・3限 実験(浅井先生?)

やりたいことリスト
・統計を一章進める
・ぎょりえさんにメール
・ランダム配列作成プログラム
・ISの論文を読む
・Larrson-Sadakane アルゴリズムの実装


【教職について】
鈴木文部副大臣が、教職について発言していたことがあったので、以下に自分の考えを記します。

どうやら現行法内で取りきっておいたほうがよさそうな匂いですね。


以下教職を現に取っているものの身として発言します。

○6年制
本当に教員になるのに5年(1年は実習なため)間も座学をやる必要性があるのかは大いに疑問です。修士の意味がこの記事中では定義されていないので、もしかしたら僕の誤読なのかもしれませんが。今自分が取っている単位(20単位分)の中にも、「これは理念的すぎて絶対使えない」とか「もはや教職とは何も関係がない」ような授業が多くあったと思います。っていうかそんなのが大半です。

僕が教職の授業で一番感銘を受けたのは佐藤学先生の「君たち、こんな大学で教師の授業何かやって意味があると思う?まぁ、絶対にないよね」と仰ったことです。先生は、他でもない「教師研究」かつ「現場主義」な先生なので、かなり意味深な発言だと思います。


○実習が1年
長い、と言われますが、本当にそうでしょうか?むしろたかだか3週間〜4週間の授業でなれてしまう方がおかしいのではないでしょうか。

大きく誤解されがちですが、教員のやる仕事のうち「授業及び教材研究」に割ける時間はかなり少ないのです。それはあくまで先生の仕事の一部にすぎません。

特に開成にいると誤解しがちですが、多くの中学高校では、ホームルームは朝と終わりに2回あって、クラブ活動も顧問が出席するのが一般なようです。

この前もらった校務分掌の例から抜き出すと

生徒会担当・部活担当・ホームルーム・学校行事・生活指導・交通指導・教育相談・就職指導・防災・除草・保険衛生・同窓会・初任研修・教具部品 etc

もちろんこれらすべてを一人の先生がやるわけではないですが、授業以外に多くのやらなければいけないことがある、ということです。自分の恩師M先生にこの前話を伺ったところ、「校務を雑務と思わないでほしい。が、仕事の中で校務が占める割合は非常に大きい。根本的に塾の教師と学校の教師を比較することは間違っている。」とのことでした。

であるにもかかわらず、教育実習に行って、まぁHRと授業だけやって(それでも大変なんですが)、3週間くらいで教壇に立てる、というのはやはりおかしくないでしょうか。また、授業という面に関しても、機会が短すぎて身に付くものは少ないと思います。


○専門職が2年間・教育免許更新制廃止

これはこの前指導先生のO先生から聞いた話ですが、教育免許更新制というのは現状多くの問題を抱えているそうです。

まず、更新するためには単位を取らなければならず、大学に行かなければなりません。となると、授業のない夏休み・冬休みに取りに行くことになりますが、開講している大学が少なすぎて、その時期はすぐに満杯になってしまうのだそうです。その結果、5月・6月などに行かざるを得なくなり、その間授業はお休みせざるをえない、と。

・・本末転倒ですね。

いえ、理念としては更新制はあってしかるべきでしょう。一時「二次関数が分からずに数学を教えていた中学教員」などというのがニュースになりましたが、そんなのを排除できます。また、最近になって問題になってきた事(いじめ、不登校モンスターペアレントなど)について、現状ではカリキュラムに含まれていますが、昔の人は当然そのような授業を受けていないので実態・研究成果を知らず、そのまま教育を行っていることがあります。このような事態に対して、最新の知識を学んでもらう、といったことは当然有効であるように思います。

が、現実が上記のようでは廃止となっても仕方がないように思います。

専門職については、今の専修と一種のような違いと見ていいのでしょうか。正直この違いがいまいち理解できていないのですが、どちらにせよ通常の授業に差し障りのない範囲で免許が取れるように大学院の受け入れ体制を整える必要があると思います。



○自分の教育実習について

正式にO先生に担当していただくことになりました。期間は5月最終週、6月2〜3週。 6月1週がないのは旅行のせいです。

高三について確認してきましたが、「規則としては全く問題ない。むしろ高三こそやってほしい」そうです。理系はちょっと確定ではありませんが、文系生物は持たされるようです。あと中2。

中2ですが、O先生の授業内容に沿った展開、というのも一度経験しておきたいと思いますので、それが一点。あとは科学概論について話をしたいと思います。科学の方法論とかになりそうですかね。レポートも出したいと思います。


高三文系ですが、センター演習も当然体験しておくべきだと思うのが一点。
あと、将来文系職に就くであろうがゆえに知っておいてほしい科学的態度、特に「科学と政治」「科学とメディア」にかかわる部分について話をしてみたいな、と思っています。聞いてくれるのかは知らんw


あと学年関係なくどっかで実験もやってみたいのですが、これはどうしようかなぁ・・。中学1年生のを見学させてもらうか・・?

2009/10/13

久しぶりの授業。やっぱり予定があるというのはいいことだ。

2限 生物データマイニング

フーリエ変換の続きと、畳み込み積分によるBT法。
要は物質に色んなところから光をあてて、得られた影の結果だけから元の物質がどのような物であるか求めようとしているのだが、数学的基礎知識がないせいかよくわからない。

その後、画像処理の話へ。エッジ検出法など。この辺はなんとかわかった・・。

理解を確かにするために、何か適当な参考書が欲しいが、どの辺を当たればいいのやら。


午後 実験
午前の授業で説明された画像処理を実際にやることに。フーリエ変換とかやらされてたら死ぬところだったぜ・・。エッジ検出はそんなに難しくない模様。

むしろ他の皆と比べて森下先生の課題の進捗状況が少し遅れている。まぁ期限まで時間はあるし余裕なんだが。っていうかJAVAで書くとフラストレーションがたまるからやっぱり慣れてる言語で書こう・・。意志薄弱


渋谷のタワーレコードで「ALTUS 奇跡の声」と「ウィーン少年合唱団愛唱曲集」を購入。

前者は
http://www.youtube.com/watch?v=SMK4NNgs1Aw&feature=related
この曲がすごい気に行ったから購入。

後者は、野ばらのまともな音源を聞いたことがなかったのと、1000円と安かったから。他にも色々有名な曲が入ってるので楽しめる。しかし日本語を歌ってる時は思わず笑ってしまう。自分たちのドイツ語も、ドイツ人にはこんな風に思われてるんだろうなw

どちらも割と満足。部室で聞いてたら隣のサークルに凄い不審な目で見られたのは何でぞ・・。


夜は先生練。KyrieとOffertriumを進める。
インフルエンザのせいで一週間歌ってないせいか、慣れてるはずの曲でも皆さんいつも以上に音がよろしくない。駒場生には1回特練をやって復習しておいてもらったほうがいいかもしれない。もちろん本郷生も練習しますが。

次の先生練は2週間後。やっぱり今年の先生は気合が入ってる。明らかにスパンが短い。頑張らねば・・。

にしても、またしても先生練に学指揮が来なかった。正直苛立ちを覚える。次来なかったら乗ってもらわなくてもいいのではないか。

2009/10/12

木曜日は台風のため先生が来れず休講。午後の実験も同じく(担当する先生が同じなため)金曜日の1限と午後は普通に休講。2限はまだ開講されず。

というわけで5連休でした。木・金はバイトをしていたのでよかったのですが。(なぜか地学のテストを作ったりしていた。確かに地学のセンターは割と取れてるんだけど・・)

土・日・月は暇。ニートとか引きこもりはよく生きていけるよな、と心から思う。夏休みとか終わりごとになると「早く学校始まらないかな」って思うのと凄い似た感覚。無論、4月や9月上旬のように「忙しすぎて寝る時間もなく体調や精神状態をぶっ壊す」ような状況にはなりたくないが、適宜忙しい状況では常にありたいものだと思った。

一応、そこそこに勉強はしていたが、試験前でもないしレポート提出前でもないので、あまり集中力は保てず。うーん・・。

レポートはとりあえずJavaで書いて見ている。が、慣れない分色々めんどくさい。特に文字列処理のあたり。オブジェクト指向的なプログラミングはまだしていない。



ふと思い立って韓国語の勉強を始めてみた。第二外国語の時もう少しまじめにやっておけばよかったなぁ、と今更ながら思うが、快適に進む。2年たっても中々忘れていないものだ。現在7/20終了。

韓国語は日本語に文法的に近いので少し勉強すればしゃべれるようになる。少なくとも僕は、第二外国語の平均点が51.5点とは思えないほど、1年終了時には韓国語がしゃべれていた。(他言語と比較して) 無論、これは真面目に勉強していたクラスの人はもっと喋れていたという事なんですけれども。

来年はソウルに行く予定があるので、ある程度の会話は出来るようになっておきたい。サークルの影響で、語学に対する興味は常にあるので、毎日とは行かないだろうがモチベーションは持続すると思う。


明日は中谷先生の実験かな?

2009/10/7

大学が始まって一週間経ったので、授業の感想でも。

○月曜日

2限:細胞情報学
シグナル伝達の話。ネットワーク的に生物を見るなら、必須の考え方だろうので、しっかり身につけておきたい。初回は参考書の説明や授業のガイダンス、無記名による知識確認小テスト。参考書は特に買う気はない。知識は、アミノ酸など忘れているところ多数。大学以降に得た生物の知識は、あまりメンテされていないので記憶率が悪い。要復習。

4限:連続系アルゴリズム
休講

5限:生徒指導・進路指導
レポート一通での評価なので全欠席の予定。駒場にあまり戻りたくはないので。何かあったら、教職を取ってる後輩を通じて聞く。


○火曜日

2限:生物データマイニング
前半は中谷先生。最初の3回は画像処理の話をするとのこと。CTスキャンの原理として離散フーリエ変換などが紹介されていたが、フーリエ変換の理解があいまいな自分には厳しい。生物情報科学科に入ってフーリエ変換が出てくるのは3回目(タンパク質構造解析、細胞内高周波フィルタ)なので、まじめに勉強しておいた方がいいか・・。

3限:実験
この日は床下をはがして配線工事したり、荷物を運んだりなど実習室の設置。Let's noteを配布される。今までのラップトップがうそのように軽い。しかもWindows7が発売即日で使える模様。


○水曜日

2限:生命情報表現論
前半は森下先生。命題論理の話をやっていたが、駒場記号論理学1(金子洋之先生)の授業をきちんと受けたので、知ってることばかりで眠い。授業後の質問によると、1階の述語論理の完全性は、不完全性よりはるかに難しいらしい。道理でプリント読んでも全然わからなかったわけだ。

3限:実験
森下研の日。3週間でSAを実装して実際にヒトゲノムを格納してみるとのこと。Javaを使えるようになっておきたいので、頑張ってJavaでプログラミングしてみたい。来週までに、Larsson-SadakaneによるSAの構築と、ランダムな塩基配列の生成プログラム、Induced sortingの論文読書、くらいはやっておきたい。

○木曜日

1限:天然物有機化学
教室の場所が分からず撤退。後に教室変更があった旨を知る。
明日は休講らしい。

2限:配列情報解析学
明日開講

3限:実験
担当は浅井先生と推測される。


○金曜日

1限:教育相談2
教職科目のため履修。理念的というよりは実際的な話がメインなので楽しい。今学期唯一の文系講義。

2限:地球生命科学
なんと開講は来週。

3限:実験
誰?有田先生?

○その他

何か理系の講義ばかりだと精神的に疲れるので、文系的な講義を入れようと思ったが、教養の時のように気軽に入れられそうな文系の講義がなくて破綻。素直に本でも読むことにする。

2009/9/29

【午前】
定期演奏会の立看板の作成。この1年間での釘打ちの速度上昇率にびっくり。何か今回は全部遅刻したけど全部参加した気がする。

演奏会ごとに立看を作り始めたのは去年からで、主に今の3年の立案なので、下級生に引き継がれたのは素直に喜ばしい。

正門前に立看板がおいてあると、何となく見るじゃないですか。で、何度も看板立ててると、「あ、またこの集団だ」って覚えていきません? マーキュリーとか、コント集団ナナペーパーとかの演劇系サークルを名前だけならおそらく多くの人が知ってるはず。これが看板効果だと思う。

自分がコールアカデミーに入ったときは、合唱入りました、っていうと「柏葉会?」ってすごく聞かれて、コールアカデミーっていうとどこそこ?って聞かれるくらい認知度が低かった。最近は昼練の影響で知名度があがってきているみたいだが・・。学内での知名度をあげることは、決して損にはならない。むしろ新歓などでは得になることが多いはず。新歓看板のデザインなどの練習にもなるし、ぜひ今後も続けていってほしい。

まぁ自分が演劇を見に行ったことがないように、直接的な来場効果、というのは薄いだろう。演劇系の実際は知らんけど。とりあえず去年は看板を見て演奏会を聴きに来た人はいなかった。

とはいえ、「去年もやったから」という理由で続けるとマネジメントの腐敗につながるので、技術的な部分は勿論、「何でやるのか」とかいう部分まで含めてしっかり引き継いでほしい。

出来たのはいいんだけど、隣の演劇系の看板に比べると出来が・・という部分はやっぱりある。しょうがないか。

【午後】
テナー特練。
なぜかテナーのパトリになっていて、しかもテナーで自分が一番音が合っているという状況が去年からは想像しがたい。それでもベースパトリにいつも怒られるが。

皆、大まかな音は取れているんだが、精度が足りない。やっぱりMIDIの聞き込み不足だろう。MIDIで音を取ると、慣れないうちはフレーズが崩壊して点の塊になるのだが、それは後で修正すればいいのでとりあえず正しい音を取る事から始めてほしい。

特に、4度以上下がるところの、下がった後の音が壊滅的。特に1年生は、声の出す位置が大きく変わって、音をはずす上に声質も変わってしまっている。まぁ、自分が1年の時はできなかったので、発声の改善を待つしかない気も。

テナー全体練で細かい音を一つ一つ直していくのは、時間の無駄な気がしたので、上級生VS下級生で個別指導。一人ずつ聞いてると、音もそうだが発音や歌い方まで気になってすごい細かく言ってしまった気がする。でも、人に言う事で自分が意識出来ていく面は大いにあるので、今後も特練は何回か組みたい。

【夜】

先生練に臨むにあたっては、「音は取れてて当然」というレベルで来てほしい。今日は2時間かけてたった2PのIntroitusをやったのだが、この曲はそれだけ表現や技法的に言うべき所があった、ということ。この曲だけでそうなのだから、他の曲を始めたらきりがない。だから、先生に音の注意をされているようでは始まらない。

以下テナーメモ
・レガートが出来てない。
・入りがそろわない。
・楽譜見過ぎ。
・カウンターの音色がそろってない。
カンブレが下手すぎ。今後一番気を使っていきます。
・語尾子音が弱い、というか、ない。
・個人的な話だが、母音を伸ばそうとすると指揮から遅れる・・。
・a母音が開きすぎ。
・発音に関しては全般的にだめぽ。