今、この時
前回更新したの、年単位で前かと思ったら、1年経ってないようでほっとしました。
もう大学期間中ずっと更新出来ないと自分でも思っていたのですが、コメントに触発されて、少しだけ。
自分で自分の書いたものを読みながら、初心を思い出します。
大学の後期が始まって2習慣。大学始まって一番課題が重なったり何だったりで苦しんでいます。
本気で、夜寝てたら課題終わらないっていう勢いで課題が迫ってるのに気付けば寝ていて、何で人間寝ないともたないんだろう……!!ともどかしく思うぐらいに。
しんどいから、興味あって色々に伸ばしている手をどれか話せばいいのですが、離せずにもがいている。
ゼミこそ文芸創作にしたけれど、他に興味あって1年生から続けている別ジャンルの自主参加のゼミも続けたいし、教職も本当に心が傾いてきているので、離せない。
部活も懲りずに、高校の二の舞、って感じで、部長兼編集を務めて、面倒臭い!忙しい!でもやらなきゃ!って周りの人に泣きつきながら、どうにかこうにか。
もう大学も折り返し地点をとうに過ぎて、全然予想出来ない、先が見えない就活が迫っている。
高校受験の時も、大学生になってる自分が想像出来なかったけど、その非でなくて。
学校みたいに一斉に受験勉強ガリガリ!って始まるでもないから、余計実感も危機感もわかなくて、漠然とした不安ばっかりつきまとっている気がする。
それでも、教員、本当になりたい、かも。と傾いてきて、未だに免許取得に向けて動いています。
動いているだけじゃなくて、夏休みはボランティアや実習の機会に片っ端から首を突っ込んで、バイトも実習も何もない日が9日しかない、みたいなことになりました。夏休みなんて無かった。
なりたい、かも。というのは、なりたいな、が大きいのだけど、心がよく折れそうになる部分があるから。
「教員になりたい」の形が、周りと圧倒的に違うことが大きい。
勉強していると、生徒が楽しくなるよう、導くよう、っていう方向が大きくて。
大切だ、と思うけれど、自分が、そのへんを嫌だな、つらいな、って。何となく嫌だな、って思う面がある生徒だったし、それに、そうだよね、って言いたいから、「教員になりたい」というのがあるので。
授業受けながら、心がぽっきりいきそうになったりする。
自分に芯があるよりも、誰かの話を聞いて、そっかあ、って、肯定も否定もなく頷ける人になりたい。
そこまで思っていても他に興味ある分野に専攻は所属していて、それで力も足りない、と思うことが多い。
試験に向けて受験勉強始める!って時期に、そっちに手を出す余裕がないし、自信も無い、と思ったりもする。
大学受験も特別な補習出ずに自分でやってたけれど、それは指導して下さる先生が居て下さったおかげだから、一人でやるのは出来ないんだろうな。時間設けないとやらないんだろうな、とも思ったり。
その返答を出すのが明後日締切なので、絶賛悩み中です。
久々に記事読み返してたら、高校の頃にも教職に悩んでて。
高校入る時は教職目指す!って言ってて。
それがううーん、ってなって一時は大学受験も辞めようかと思ってて。
それなのに今は大学でまた教職……とかうんうん言ってる。
思い返したら、小学校の時の夢も、一時教員だったなあ、って。
その時は、担任の先生が大好きで、明るいパワフルな先生に憧れていた、と思っていたのだけれど。
最近、その先生に懐いてしまったのは、というか、小学校楽しく過ごせたのは、その先生が、私が周囲から真面目そう、って思われてて、私もちゃんとしなきゃ!って思いこんで肩の力入ってたのを見抜いてくれて。
駄目なとこあるよ、って。でもそれでいいんだよね、ってさらけ出せるようにして下さったからだったなあ、と。
ダメなとこをクラスの面前にどんどん出して下さるの、当時は何も考えずありがたがってたけど、今考えたら、先生も結構思い切った橋渡ってる気分だったのではないかなあ、と思ったりする。
昔からクラス替えでもぴーぴーうじうじしながら、変わったらケロッとしてるタイプだし。
今こうやって弱音吐いても、やるしかないし、どうにかなるかなあ、後で思い返せば、と。はてなに来ると思ったりします。
次の更新がいつになるかわからないけれど。
出来れば弱音だけじゃなくて、もっと短くてもいいからちょこちょこ書いていきたいのだけれど。
野火でした。
高校時代。変わってるようで変わらない。
http://d.hatena.ne.jp/s3k2on/20110724/1311518288
あけまして
前更新したの4月ですってよ、恐ろしい、という一人語り。
更新したいなあ、と思いつつ課題に忙殺されて更新出来ず。せっかくの御縁を水泡に帰している自覚はあって、それがとても悲しいのだけれど、でも更新出来ないのだよなあ、ととても悲しい。
もう見る人も居ないかもしれないけれど、元々見て下さる人が居ると思って始めたものでもないしで、それなのに最初からこういう語り口調で何故か始めてしまったものなので、一人で自分のために書いていると思ってもこれは抜けない。
ここに書くと思うと自分の中でぱちっとスイッチが切り替わる。
報告の形で書いておくと、生きております。無事新年を迎えました。
文芸創作やりたいな、って入った大学は、二年も折り返し地点を突破して、どういう専門分野を卒論にしますか?っていう進路を決める段階になりました。
大学は課題に忙殺されているけれど、その忙しさは、全て楽しいからだと思っています。楽しいから余計に色々余計なことまで調べて首を絞めていると思います。
そして、色々やりたい中で、悩んだけれど、ちゃんと自分の中で結論を出して、大学に入ったきっかけ、文芸創作にしました。
文芸創作の授業で、自分は出来ないな、って心が砕け散る思いもあるのだけれど、それでもやっぱりやりたいな、って思ったのと、何だかむずむずと出来ないけど、出来るといいな、って自分の中に秘めているものがあるのと。そして「研究」ってものが私にはあまり向いていない、と感じたため。
“知る”ことは大好き。だから大学が好き。だけれど、自分で疑問を持って突き詰めて探していって、何かしらの結論をつけるのは苦手だな、って。理由としては消極的だけれど、後悔はしません。
教職の授業も取っているけれど、就活時期の変更があり、教職の免許をとって就活、という両立が難しくなりました。
その中で、どっちか切り捨てなければならないのかもしれないなあ、と思いながら免許だけは、と今のところかじりついています。
教職は元々向いてないな、って思いながら、でも大学に行ったのだから、一つの頑張った証を、世間一般にも目に見える形にしたいと思って授業を受けていて。
だけれど、授業受けながら、段々、揺れ動くようになりました。自分は教職向いていないな、って思うのだけれど、「教師になりたい!」と授業を受ける人の中に、「何となく嫌」「何となく学校に行きたくない」っていう感覚を知らない人がほとんどだということに気付いて。
私は、何となく嫌だとうだうだしているのを、いいんだよ、休みながらでも、って見守ってくれる先生のおかげでどうにかこうにかサボったりしながらも高校を楽しく終われた気がするから、もし、もしも、私みたいに「頑張らなくっていいんだよ」って言って貰うことで、救われるような生徒が、少人数でもいるのなら、一人ぐらいそんなのが居たっていいじゃないか、という考えが頭をよぎるようになって。
最初は免許だけ、とかじりついていたものが、両立出来そうにないからやめる!ってあっさり投げ出せないものになってきて、今はどちらか捨てろと言われたらとても答えられなくなってきました。
単位落とさないかぎりは、もう少しあがいていたいなあ。
去年は、縁の年だったように思います。
課題が大変になってきて、高校の同級生と続けていた大切な文通を泣く泣くやめました。
あまりに書きたいこと多すぎて、便箋の量が二桁行くような、そんな楽しいやりとりは、楽しいかわりに時間もかかって、便箋の上にペンを長々と走らせる余裕がなくなりました。
それでも年賀状は出します。
はてなもこうやって全く顔を出せなくなって、時折戻って読み返すのだけれど、じっくり打つ余裕がない。
そんな風に、大切な御縁をみすみす手放す一方で、ちゃんと続いているんだなあ、っていう縁もありました。
高校文芸部で集まりました。
卒業式に行けば集まる。文化祭に行けば打ち合わせもしてないのに揃う。体育祭もそう。
そして、ついにOBで集まりたいね、と一個下の子と私の代とで遊ぶことが叶いました。
遊ぶと言っても、そこそこにぎやかにごはん食べたら、あっさり解散。
あっさり解散出来るのは、またいつでも集まれるし、っていう余裕というか安心みたいなものが皆の中に当たり前に横たわっているからだと思う。
そうして、今の大学の合格の報告に、2年前の春に電話したきりの、小学校の恩師に電話しました。
八月の豪雨災害。ちょうど私も実家に帰っていて、通っていた高校のあたりで、知り合いも多い地域、他人事ではありませんでした。
その中で、恩師の住所が、被害のあった地区に該当することを思い出して、翌日電話した。
突然電話したのに「ありがとう」と返して下さる恩師の声にほっとして、不謹慎だけれど、久々に声が聞けて嬉しいと思った。
家の裏手に土砂が流れて来て大変だったけど、無事なの、という声にそうですか……としか返せなかったけれど。
大学に入って、尾道に遊びに行くわ!と言いながら、お父様を亡くされて、お母様の介護で忙しく行けていないね、ごめんね、と先生。
でも、忙しいでしょう?と言う声に、そうなんですよね、としか返せない。
しばらくはお互い忙しいわね。大学居る間は難しいかもね、という話をしたけれど、その会話が嬉しいのは、一生会えないとかどっちもきっと思ってなくて、またゆっくり会える時が来ればいいな、と思っていること。
私は薄情で、優先順位をつけろと言われたら、大切な御縁を後回しにしてでもやりたいことを取りに行く人間です。
決して大切じゃないわけじゃないし、出来るならば大切にしたいけれど、何よりも優先することが出来ない。
そんな薄情な人間だけれど、それでもこうやって繋がる縁があるなら、せめてこちらが大切だな、好きだな、って思っている、っていう最低限のところは残したいな、と思う。
きっと私は更に更新しなくなるのだろうけれど、ここで得た御縁は大切なので、時々、こっそりのぞきに行かせてもらって、ほっとするぐらい。
しれっとここに来て、好き勝手な願望を述べるくらい。
そんなわがままを、どうか。
野火でした。
2年ぶり
としっちがバトンを2年ぶり?くらいにやってらして、それが回ってきたというかいただいてきました。
私も同時期にやっていたので、懐かしい。同じバトンやるってなんか面白そう、というわけで。
【1】6人にバトンを回す(先に回す人を書いておく)
*何だろう・・・やりたいな、っていう方が持って行って下されば。(っていう緩いスタンス)
【2】お名前?
*野火です。
【3】おいくつですか?
*気付けば19歳です。早い。来年は成人式だ。
【4】ご職業は?
*生きること。
【5】ご趣味は?
*読書は少し遠ざかっているものの好き。クラリネットも遠ざかるをえなくて寂しい。
音楽鑑賞と映画鑑賞はぐんぐん来て、相変わらずひっそりと将棋の大盤解説を聞くのが好き。
授業から派生して歌舞伎と落語にも興味を持ち始めて相変わらず多趣味です。
大学入ってからは、日文の授業は「趣味」に入るんじゃないか、っていうぐらい、日本文の授業、授業が楽しいです。大学大好き。
【6】好きな異性のタイプは?
*相槌が優しい人。
【7】特技は?
*甘いトマトを見分けること・・・に大学に入ってから甘い玉ねぎを嗅ぎ分けるという特技が加わりました。
スーパーで玉ねぎくんくんしてたりする不審者。
【8】何か資格持ってますか?
*資格、というほどのことでもないけれど、MOS資格のWord2010のスペシャリストを習得しました。満点合格!
今年中にExcelのスペシャリストと運転免許が欲しいな、と思ったり。卒業までにWordがエキスパートまで行ったらいいなあ。
【9】悩み何かありますか
*自分のマイペースさとか対人関係とか課題の多さとか色々あるけど、過ぎると「そんなこともあったねえ」っていうレベルだと思います。
強いてあげるならば大好きな先生が今年いっぱいで定年なので、如何に研究室に押し掛けるか、っていうとこに頭を使ってます。
ついに先日好きに遊びに来ていいよ、って言っていただいたんですけど。
【10】1番お好きな食べ物と1番嫌いな食べ物は?
*一番・・・!今まで迷いなく大好物の一番は担々麺だったのですが、大学になって尾道に来てからハモの湯引きにハマりました。
今は僅差でハモの湯引きの勝ちかな・・・。あと、冬の鱈も好きです。鍋に入れるための鱈が冷凍庫に常備してありました。
一番嫌いは・・・アスパラガスかなあ、と思いつつ。
あと、旬とは別に食べ頃過ぎちゃった白菜とかネギのまずいことまずいこと・・・!
美味しい野菜は美味しい間に食べないとな、って下宿始めて思いました。
【11】回す6人を指名すると同時に簡単に他者紹介をお願いします。
*ゆるーいスタンスに基づいてカット。
【12】今まで歳上と付きあったことある?
*巡り合ってみたいものです。
【13】あなたは一人旅に出る決心をしました。まず何をしますか?
*何だろう・・・スケジュールの確認かなあ・・・。
【14】好きな芸人は?
*テンダラーが大好きです。あとは、東京03、博多華丸大吉、笑い飯、インパルスetc.
去年の学祭で大好きなばいきんぐとラバーガールがいらっしゃった時は目の前でライブ観て幸せすぎる、って心底思いました。
ミュージシャンとは違った、何かあったかさがあって好きです。
【15】あなたを動物に例えるなら?
*最近聞いてないので何とも言えないけど、以前は化け猫、って良く言われてたんですよね。
でも家族からも言われるし、私自身「猫」に近いような気がします。マイペースなとことか、日向ぼっこが好きなとことか。
【16】今までで1番嬉しかったプレゼントは?
*クラリネット・・・か?一昨年ぐらいに誕生日に貰った電気毛布も保健室でお世話になりっぱなしだった私としてはとても嬉しかった。
あとはプレゼントじゃないけど、大学の合格通知・・・。
あ、文芸部の後輩がオーダーメイドで用意してくれたケーキとか、色紙は一番かもしれない。
優越つけられないね。
【17】カラオケでよく歌うのは?
*最近だと圧倒的に9nine。「SHINING☆STAR」が一番頻度が高いかなあ。
【18】恋をするとどうなりますか?
*比較的盲目的なんじゃないかな・・・。さだまさしさんの「恋愛症候群」とか的を射てると思います。
【19】最後の発信、着信履歴は?
*発信が実家、着信は母君の携帯。自分は家族離れ出来てない、ということに最近ようやく気付きました。
思いの外家族が好きだったみたいで、マザコンならぬファミリーコンプレックス、ファミコン?・・・ファミコン!?ってなります。
【20】何のシャンプー使ってる?
*LUX。下宿生になってから安いものに走る傾向がありますが、怖くてこれだけは変えられない。
【21】もし100万円貰ったらどうする?
*弟の学費かなあ・・・今のところ。自分が進路好き勝手した分、弟に進路の上では迷惑かけていると思うので。
【22】今日何件メール来た?
*4件。全て大学の業務連絡。
【23】貴方の好きな歌詞は?
*曲と合わせて聴くとああ!って思うのあると思うのだけれど、歌詞だけって言われると中々出ない。
確か以前「headlight」は出したので。
受験期に聞いて励まされていたのは9nineの「colorful」。
「僕らの未来がどうなるかなんて僕らにしか決められないんだ いつかきっと願いは叶うから その思いを諦めないで」とか。
あと『ONCE ダブリンの街角で』っていう映画に出て来る「Falling Slowly」のサビとか好きです。
「Take this sinking boat and point it home
We've still got time
Raise your hopeful voice you have a choice
You've made it now」
映画の字幕訳が好きだったのですが、記憶が曖昧です。
大まかな訳としては「沈みそうな舟で家を目指そう 僕らにはまだ時間がある 希望の声を上げて 君が選ぶんだ 君が今、選ぶ道だ」という感じ(多分)。
【24】結婚相手に求めるポイントは?
*呼吸するみたいに一緒に居れる人がいいなあ、って最近思います。
常に一緒、っていう意味ではなくて、一緒に居ることが自然で、居心地が良くて、沈黙が苦しいものでないような、そんな風に居れる人。
結婚相手に求めるポイントではないのですが、一緒に居る時に、言葉なんかなくても居心地がいい、っていう人が居るんだ、ってことに驚いて。
言葉にしなくても、相手が今して欲しいことがわかるし、自分がそれに対してしようとすることも、相手に伝わっていて。
去年退任された大学の先生が半年にも満たない期間しか関わりがなかったけれど、そういう感じで。居心地いいなあ、好きだなあ、って本当に思ったので。
言葉いっぱいで、おしゃべりする人も大好きで、それはそれで大切だけど、こういう関係もあるんだな、って。そういうことがあったので。
それは貴重なことだけれど、どちらにしろ「呼吸するみたいに一緒に居れる人」ていうのが、我儘な希望です。
【25】今の着信音は?
*MONKEY MAJIKの「headlight」にずっとしていたのですが、うっかりSDカード抜いちゃったものだから設定がずれて内臓メロディーのよくわからないのに勝手になってしまった。
【26】今日の晩御飯は?
*鱈はないけれどキムチ鍋。もう最後かな。
【27】異性のこんなことしたら引く行動3つ。
*異性に限らず、食べる時のマナーが悪いのは本当に嫌いです。
ムードメーカーとか盛り上げ隊長タイプ大好きなんですけど、それをやろうとして目立とうとするタイプにセンスがないのも苦手です。
あと、人見知りとしてはチャラチャラした若人がナンパに声を掛けてくる感じが理解不能です。
【28】オススメの映画は?
*自分の好みは地味、と言われがちなので、オススメ、というならサークルでかけて反響の良かった『リアル・スティール』とか。
あとは定番中の定番だけれど『スティング』と『ショーシャンクの空に』は本当に長く好かれる理由のわかる映画だと思います。
個人的に好きな物を挙げるならば、去年一番ハマったのはロバート・レッドフォード監督の『声をかくす人』。
あとは恋愛ものなら『ペネロピ』、『ONCE ダブリンの街角で』、『美女と野獣』。
頭をからっぽにして楽しめるのは『スパイダーマン』、『特攻野郎Aチーム』、『ピンポン』とか。
あと、『そして、父になる』は良かったな、と。
【30】好きなお酒は?
*未成年なのと、アルコールの苦味が嫌いなのとで全然飲みません。飲めません。
【31】本当に酔った時どうなる?
*お酒弱い家系なのであんまり考えたくないことですね。
【32】最近読んだ本は?
*一番最近読んだのは夏目漱石の『草枕』。
読書から遠ざかっているけれど、最近楽しかったのは『ロング・グッドバイ』、『迷子石』、『ツナグ』。
【33】初キスは?
*何それ、美味しいの?
【34】好きな動物は?
*馬、虎、水牛!・・・と答えたらつい先日びっくりされましたが。兎とか思ってました、って言われましたが。
猫とか兎とかとにかくふかふか、ふくふくした動物大好きですが、大型動物の温かさとか威風堂々さとか目とか好きです。
あ、ウミガメの目、好きだ。
【35】右利き?
*右利き、A型の超一般大衆ですね。
【36】今一番欲しいものは?
*タイムターナー!!!
ハリーポッターにて、ハーマイオニーが時間割で重なる授業を取るためにマクゴナガル先生から貰って使うのですが、時間割を立てる期間の今、心底欲しいです。
【37】好きな季節・嫌いな季節は?
*以前は虫が苦手だったので消去法で冬でしたが、最近耐性が出来つつあるので、割かしどの季節も好きです。
でも夏は羽虫が鬱陶しいのが嫌いかな。
【39】自由になる時間とお金がいくらでもあるとしたらどこで何する?
*温泉行きたいです。薩長同盟の宿の松田屋の足湯で読書とかしたいです。
【40】子供の頃に抱いていた将来の夢は?
*小説家、パティシエ、教師・・・と推移してるみたいです。
【41】ジェンガは好きですか?
*いとことか来ると盛り上がります。
【42】好きな果物は?
*八朔、グレープフルーツあたり。最近パイナップルも好きです。
【43】一年前の今日、何してた?
*入学後で浮かれてましたが、今と同じように時間割とにらめっこしてたと思います。
【44】じゃあ明日のご予定は?
*卵かけごはんの刺身定食が食べたくなって、食べに行きたいな、って急遽友達と算段しているところです。
【45】絶対やらなきゃならないとして、コスプレするなら何?
*何だろう・・・あ、でもコスプレとは少し違うけれど、舞妓さんのあの化粧とか着付けは一度やってみたいなあ、って思います。
【46】キュンとくる行動、妄想してください!
*目をすぼめて笑う・・・!!
【47】このバトン長いと思います??
*久しぶりにやると。途中何回かPCが勝手にとんでデータが消えたので心折れそうでした。
【48】かき氷のシロップは何派?
*レモン!でもいちごとレモンのミックスも好きです。
【49】駄菓子といえば?
*え、10円ガム・・・?
【50】ハトの巣ベランダにぁる?
*まずベランダがない!
【51】ipodとsonyのウォークマンだったらどっちがいいと思う?
*どっちかなあ、私は使ってないので。でも今なら何となくipod・・・かなあ。
【52】マックですきなメニューは?
*ポテトとプチパンケーキ。
【54】使ってるのはSuica?PASMO?
*どっちも使ってないです。
【55】コンビニエンスストアの王様は?
*ファミリマート!と言いたいけれど、下宿するとローソンしか出会わないです。山道を3キロ下った先のローソン・・・。
【56】今,頭の中を流れている曲はなに?
*頭の中、というか今聴いているので絢香さんの『君と空の間には』。
以前のものと比べてみると、全然違うところ、全然変わっていないとこ、とあって面白かったです。
野火でした。
蚤も蚊も居ない国
「世の中は気の持ちよう一つでどうでもなります。蚤の国が厭になったって、蚊の国へ引越しちゃ、何にもなりません」
「蚤も蚊もいない国へ行ったら、いいでしょう」
「そんな国があるなら、ここへ出して御覧なさい。さあ出してちょうだい」と女は詰め寄せる。
「御望みなら、出して上げましょう」と例の写生帖をとって、女が馬へ乗って、山桜を見ている心持ち――無論とっさの筆使いだから、画にはならない。ただ心持ちだけをさらさらと書いて、
「さあ、この中へ御這入りなさい。蚤も蚊もいません」と鼻の前へ突きつけた。驚くか、恥ずかしがるか、この様子では、よもや、苦しがる事はなかろうと思って、ちょっと景色を伺うと、
「まあ、窮屈な世界だこと、横幅ばかりじゃありませんか。そんな所が御好きなの、まるで蟹ね」と云って退けた。
ご無沙汰してました。
その間に、気が向いて、再び草枕を読んだ。
蚤も蚊も居ない国が無いように、人が死なない国もないんだ、っていうそんな言葉が浮かんだり。
前回の更新の前。一ヶ月前に祖父が亡くなった。
ブログにすぐ書かなかったのは、今回は、忘れてはいけないんだろうな、っていう思いを、別の形で残してみたいともがいていたから。
小説に書くっていうことに、意味があると思ったお見舞いの逆のことをしようと思って。
いつもはブログで少し心を整理していっていた作業を、今回は文芸創作の上でしてみたかった。
1ヶ月の間、震災の3年後のニュースもあって、そういったものを、どうにか形に出来ないかともがいてもがいて、拙いけど、少しは形になったような気がして、すっきりするぐらいのものが出来たので。
こちらに戻ってきた。
この歳になって初めての葬儀は、思うところが多くて。
小さい頃なら、もっと怖かったのかな、とか、それとも今だから怖いのかな、って思うこととか。
最後の最後。泣いてしまって。
悲しいとか、何だかよくわからないのだけれど、泣けてきて。
祖父が好きだったな、と思った。
そして、こういう気持ちもは、やっぱり徐々に薄れて、慣れてしまうところがあることを、改めさいて実感した。
『草枕』を、その時期に読もうと思ったのは何となくだけれど、読んで良かった。
どこか浮世離れしていて、仙人の卵のような香りのする小説だけれど。
最後に浮上した、現実が、切なくて、優しくて。
上手く、言えないけれど。
何から何まで、上手く言えないけれど。
それを、少し包んでくれるような、そんな思いになるような、今回の『草枕』だった。
違う状況で読んでみたら、また変わってくるのだな、としみじみ。
野火でした。
realtime
先週末から、忘れてはいけないんだろうな、って出来事が起きたりして、日々が目まぐるしく動いていて、それらは整理がついてからじっくり、と思っていたのだけれど。
つい一時間前に地震が起こって、寮だったから恐くて、心細くて、何かにすがりたくてつけたのが、NHKニュースと、もう一つ、Twitterだった。
浅い繋がりだから、ってそういうもんじゃないな、って。
Twitterの身軽さは、素早い繋がりでもあるんだなって。
Twitter追ったりつぶやいたりしていたらあっという間に一時間たって。
この感覚、きっとすぐ忘れてしまうから、記録したいな、って思ったけれど。
多分Twitterがそのままだな、って思って。
そのまま残すことにした。
自分のために。
遡って一時間から。
1時間
こ、こっわぁぁぁぁぁ。
寝てる時とか初期微動の段階で起きるから揺れが長くて本当恐い。
あれ4なん?ほんまに4なん?
実家じゃないと頭働かんし本当困る・・・。
1時間
余震どんなもんなんじゃろ。恐いな。
というか明日朝帰ったらバスよう走らんことなってそうで恐いんじゃけどなあ。
1時間
しかし、寮の簡易水切りは宙づりに上から打ち付けられたものに食器を置いてるだけなのに毎度毎度揺れても何も食器が落ちたりしないから本当関心する。
57分
情けないけど地震起きた時は強烈にホームシックになる・・・。
56分
まだ心臓バクバクしてて動けんし、寝れん・・・。
44分
ちょっとぉぉぉぉぉ!!!…ICとか聞きなれた言葉が聞こえたんですけどぉぉぉぉ!!!上下線共に通行止めってどういうことぉぉぉぉ!!!
36分
よ、横揺れだったのか・・・あれで横揺れ・・・まじか・・・。
34分
しかしこういうニュースの地震映像を何度観ても、NHKの職員さんって物とかのある程度の安全や状況確認したら、カメラ持って走ってらしたりネクタイしめて走ってらっしゃったり、PCに向かってらっしゃったり、揺れてる間から次の行動に入ってらして、本当に感動する。
18分
東日本大震災のこともあって、原発原発って揶揄する動きは多くあっても、地震直後に原発の安全確認に向かう職員さんのことを思う言葉ってのは中々表には出ないんですね。
17分
・・・・・・と、悪態をつけるまでに回復するまでに一時間かかったけれどそれでも心臓バクバクが未だ完全には冷めやらぬ。
12分
「一時間が立ちました」っていうNHKのアナウンサーさんの言葉に、私が一時間頭働かないまま固まってた間に、このアナウンサーさんや職員さんは慌ただしく動いた一時間だったんだろうな、って思った。
消防といい何といい他人のために、誰かのために、って動いて下さる人が居るんだな、って。
まだ本当は飛び交ってた友人とのTwitter上の会話があったりする。
明日、が必ず約束されているわけじゃないことを、すぐに忘れて。
また、明日の予定は、とか、来週のスケジュールは、とか考えるんだ、きっと私は。
野火でした。
こうして並べるとTwitterとここでは全然言葉遣いが違う。
だから多分切り離してる部分があるんだろうな。
なんか、スイッチが違う、多分。
偽る、とは違って。
瞼の裏
少し落ち着いてみよう、と一晩明けて。
昨日は高校の卒業式で、毎年の如く文芸部は卒業生を囲んでワイワイやるのだろうと、参入してきた。
同じく文芸部の同級生だったNとお邪魔したのだけれど、もう1人のメンバーも駆けつけていて、私の代もがっつり参加してしまった。
私とNは卒業式には出ず、終わるぐらいの時間帯におそらく準備しているだろう部室に直行。
何も連絡せずいきなり登場したのだけれど、入るなり「先輩いいところに!手伝って下さい!」と部誌の製本作業の真っ最中に駆り出され。
卒業式に出る人が多く、人手もないまま部屋の片づけと同時進行だったようで、Nと慌てて荷物下ろして製本作業に入り、部屋を片付けて、飾り付けをして、っていう人員のお仲間に。
文化祭の茶道部もこんな感じだったなあ、と思いつつ、やっぱりそういうことに奔走するのは好きだなあ、と改めて。
そして、去年、私が卒業する年から始まった後輩からの派手なプレゼントやサプライズパーティーはこんなにも準備が大変だったのか、というのも、今更になって知った。
自分はされる側第一号だったから、知らなくて。知らなかった当時でも申し訳なかったのに、本当に幸せだったのだなあ、と。
そしてああしたい、こうしたい、って、後輩が思ってくれるのは部の居心地の良さにあるのだろうなあ、とも。
文芸部は元々ゆるめで、先輩方が優しくて、居心地の良いのんびりとした部だったけれど、もう生涯二度とないと思えるぐらいに、唯一無二の居心地の良い、自分の居場所、と思えるような部を作ったのは、今年卒業する代の後輩だったように思う。
だからこそ、絶対来たくて。
プレゼントは、その後輩達から受けた恩恵に比べれば、すごくちっぽけで。
申し訳ない、申し訳ない、と思いながらも、せめてもの抵抗に、Nと二人で選んだもの。
久々に来た文芸部でも、そして文化祭でちらりと顔を合わせた程度の一年生を見ても、少しずつ形を変えながら受け継がれているものがあるのだなあ、と。
寂しいようで、嬉しいようで。
去年、Nと二人で、後輩に向けてのつもりで合作で小説を書いた。
文芸部の部誌が『半月』の名前だったことから、少しは進歩した高校の集大成だけれど、まだまだ、という思いを込めて、1作品だけのそれを簡単に製本して、『十三夜』という誌名を勝手につけた。
そんな思い付きのような、二人の悪巧みのような作品の後書きに、この『十三夜』の2号、3号とが出るといいな、なんてちっぽけなわがままを書いた。
すると、部長の男の子が。
「編集長と二人で、『十三夜』2号、作ったんです。」
実は夏休みぐらいからやっていたらしく。部長と編集長の合作小説と、編集長の小説が一本。
製本出来なかったらしく、データであとで送って貰ったのだけれど。
文芸部の日々が詰まっていて、懐かしくて、嬉しくて、泣きそうになりながら、でもニヤニヤが止まらないような。
あんまりに嬉しくて、自分用に印刷して、簡単に製本した。
繋げてくれたこと、作ろうと思ってくれること、そんなこと全部が、嬉しかった。
時間の関係で、在校生の後輩側からも、卒業する後輩側からも、コメントは部長だけになった。
それを聞きながら、一人だけ、卒業生なのに、泣いてしまった。
去年卒業の時も勿論寂しかったのだけれど。
卒業してからもたまに来れば、そこには後輩が居て。
私の文芸部の光景っていうのは、そういう、大好きな後輩達が笑って迎えてくれる、そんな小さな部室で。
これからは、来てもそれがないんだな、って。
一つ下の後輩はもう居ないんだ、って。
文化祭なんかで来ても、みんなで顔を合わせる確率は低いんだろうな、と。
きっと、またあっという間に一年たって、もう一つ下の後輩も居なくなるんだ、って思ったら。
自分が卒業した時なんかより、よっぽど寂しかった。
それだけ、居心地の良い、優しい場所だった。
そんな体験をさせて貰えたからこそ、高校生活での後輩は、すべからく可愛い。
寂しい。
私がこういう時すぐ泣くことを、小学生の時から知っているNは、呆れながら隅でぐじぐじ言ってる私を慰めてくれて。
そして、後輩達に「年1回でも集まろうぜ。飲もうぜ。」と絡んでくれていた。
私は、そういうのが全然言えないから、こういうところ、ずっと助けられてきた。
その言葉に、いいですよ、と返してくれる後輩の面々にまた泣きそうになって、Nに「絶対してよ、じゃなきゃ私泣くから!」と意味のわからないわがままを言った。
生涯もうこれほどまでに居心地の良い居場所に出会えることはないかもしれないし、この関係がいつまで続くかなんてわからないけれど。
それでも、ずっと続いて欲しいなんて思える唯一無二の場所があったことに。その中に居られたことに、感謝して。
来年までは、絶対押しかけてやろう、だなんて、企む。
野火でした。
居心地の良い場所からの帰り道は、無性に人恋しいね、とNと二人。
ひとこいし。
神様のカルテ3
ちょうど去年の受験の期間に、受験終わったら読むぞー、と買っていた本の中の一冊。
「神様のカルテ3」読了。
- 作者: 夏川草介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/08/08
- メディア: 単行本
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実は受験が終わって真っ先に手に取ったのもこの本だったのだけれど、早々に課題で本を数冊突きつけられてなんだかそっちに持っていかれてしまい、その後中々本を読まないのと同時に別の本にいってしまったりもしてずっとほったらかしだったもの。
「迷子石」を読んだらなんとなく読みたくなって、ようやく。一日本を読んで引きこもる体験とか久しぶりで。
「神様のカルテ」っていう作品は、続編が出ても相変わらず続編、っていう感じがしないなあ、とつくづく。
ちゃんと地続きっていうのは勿論のことなのだけれど、根底にある基本スタンスが良い意味でずっと崩れなくて、2巻が出ても、3巻が出ても、全部で一つの作品、って思えるから不思議。
単調、って言ってしまえば、そうなのかもしれないけれど。
私にとっては変わらない、っていうのも十分な魅力。
主人公栗原一止さんの奔走は、登場人物の進藤辰也ではないけれど、やっぱり胸を打つものがあるというか、何かしらガツンとくるものがあるなあ、と。
この時期に読んで、良かったなあ、と本当に思う。
大学でそろそろ学ぶジャンルを選ばないと、っていう選択の年になってきて。
色々楽しいだけになんだかなあ、って思うけれど。
ひとまず色んなことに、手を伸ばせるうちは伸ばしてみるのもよいのかな、と。
そのつど目の前にあるものに、真摯な態度で向き合っていきたい。
そうしてもう一つ。
患者さんと向き合う栗原一止さんのお話でもあるけれど、それと同時に地域医療の話でもあって。
以前読んだ時には思わなかったのだけれど、これ結構詳しく書いてあるよなあ、と奥付の作者紹介を見たところ。
この作者さんが、医学部を出て、実際に地域医療に携わっていた方だと、今更ながら知った。
この作品が本当に好きで、好きだからこそ。
作品を書くことに、どこの学部出身だとか、何歳だからとか、関係ないんだ、っていうことを、改めて痛感させられた。
作家になれるかなんて聞くな。書きたくて仕方なければ既に君は作家だ。
というのは、映画『天使にラブソングを2』で引用されていて知った言葉なのだけれど。
ああ、本当だな、って。
そして今の自分の甘さをなおのこと噛みしめてしまう。
創作がやりたくて大学に入ったけれど、他のジャンルも楽しくて、迷っている。
でも、本当にやりたければ、関係ないんだ、って。
高校の時は、それこそ本当に、書きたくて書きたくて、っていう人の集まる部活だったから、それに触発されていた部分が大きかった。
大学では文芸部、というものに入らなかったために、その触発される部分がとても薄れていて。
途端に書けなくなる自分に、甘いなあ、と思っていたけれど、やっぱり甘かった。
「神様のカルテ」は1巻が出たのが高校受験の時期。
その時も本は少し遠ざけつつあったのだけれど、やっぱり一気読みしてしまったんだ。
そういう変わらない、ものがあって、その中にもやっぱり少し変わるものがあって。
そのつど今の自分を見つめなおして、目の前にあるものに向き直せるような。
そんな自分でありたい。
野火でした。