Keychron Q1 QMKノブバージョンをカスタマイズしてHHKB日本語配列に近づける

Untitled

自宅のメインキーボードはHHKB Professional BTの日本語配列で、会社はキー荷重45gのREALFORCEです。

どちらも非常に満足はしているのですが、一方でちょっと良いメカニカルキーボードが欲しくなってきて、狙っていたのがこのキーボード、Keychron Q1。

パソコンSHOPアークでセールになっていたのでつい買ってしまいました。ちょっと変な色のような気もしますが、このあたりは割と無頓着なので問題なし。

このキーボードが気になっていた理由は下記の2つです。

  • キータッチの良さ
  • キーの配置を入れ替えてHHKBに近い配置に変更できそうなこと

キータッチについては、潤滑剤付きのキースイッチが良いのか、アルミ削り出しのケースやダブルガスケット構造の筐体が良いのかわかりませんが、とにかく非常に気持ちが良い。キーの打鍵音も高級感を感じる良い音だと思います。

一方で、ダブルガスケット構造により静音化が図られており、ケース自体は直接叩くと鉄製フライパンのように響くのに、キーを「ッターン」と思いっきり叩いてもケースが「キーン」と「カーン」とか鳴らないのは素晴らしい。なお、アルミ削り出しケースなのでキーボード全体では重さが1.8kgもあります。とてもじゃないが「モバイル」できるような代物ではない点はご注意ください。

キー配置については、いきなりカスタマイズしておりまして、HHKBになるべく近づけるために届いて数時間後には先頭の写真のような状態になりました。

まず、このキーボードはQMK firmwareというオープンソースのキーボード制御プログラムのツールに対応しているため、キーがツールで簡単に入れ替えられます。これを使ってカーソルキーを1個左にずらし、下から2段目の右端がShiftキーになるようにしてあります。

さらに、一番下の段の右端のキーはHHKBの日本語配列にはないキーで、なくても困らない右Ctrlを割り当てていたので、キースイッチごと外して養生テープで穴を隠してあります。このキーボードはキースイッチがソケット式になっていて簡単に外せるようになっています(外すための専用工具も付属)ので、キースイッチを外すことは何の問題もありません。あとはWindowsの半角/全角キーはMacにはないのでESCにしてあります。キーキャップももう1つESCキーが付属していたので、FW的にもキーキャップ的にもESCキーが2つある状態です。Caps LockはOS側で変換するのでそのままです。キーキャップもないし。

なお、外したキースイッチは、Rキーの反応がちょっと良くなかったので、キースイッチを入れ替えました。値段自体は結構な高級キーボードですが、あくまで「組み立て済みのキット」でキー単位での品質管理までは行われていないのかもしれません。キースイッチ自体は秋葉原に行ったついでに遊舎工房に寄れば一個100円以下で買えるみたいなので、今度行ったときに予備を買っておこうかな。

こういったカスタマイズにより、スペースキーがちょっと長いですが、配置的には結構近づいたのではないかと思います。 Untitled HHKBの日本語配列は左Shiftキーが微妙に短くて、通常のキーボートと比べるとこの段がちょっとだけ左にずれている、というのがわかりますね。

かなり満足しているのですが、問題は最初に言った通り、HHKB Professional BTも、REALFORCEも別に不満なわけではないので、「今日はどのキーボードを使おうか?」という新たな悩みが発生しそうなことでしょうか。まあ、この悩みはイヤホンやヘッドホンも同じではあるんですが。

同じキーボードは国内版の販売が今この瞬間はほとんどなくなってるみたい(なので在庫処分だったのか?)ですが、無線対応および、より高品質化が図られた「Max」モデルが日本向けに販売開始されるみたいなので、気になる方はどうぞ。

Etymotic ER-4S/ER4SR/ERXのイヤーピースの代替品になる100円均一の耳栓

Untitled

Etymotic(Research)のイヤホンのイヤーピースは一般的なカナル型イヤホンとは形状が異なっていて、ほとんど「耳栓」のような形状です。

これが結構いい値段でして、為替を含めた値上がりの結果、5ペア10個で2200円ほどするのですが、100円均一の「耳栓」が代替品になるということで買ってみました。代替品になるのは100円ショップのワッツやキャンドゥで販売されている下記のイヤーピース。

両方買ってみましたが、ER-4Sには自分の場合は「ふつう」がサイズ的にはちょうど良かったものの純正品よりもシンバルなどの音がキツイ印象だったので、根本を切って短くしてみたら音が落ち着きました。

Untitled

こういうので音変わるんですね。純正品だと高くてこういう思い切ったことはできないですから、ちょっと良い知見を得られました。

ER4SRには純正のER38-18CL-4SXというタイプのイヤーピースが音も含めてちょうど良かったのですが、ER-4Sにはちょっと合わない印象だったので、安くてちょうどよい代替品が見つかった感じです。まあ、1ヶ月後には印象が変わっているかもしれませんが、まあ、110円ですからね。

なお、「小さめ」の方はというと、同じEtymoticのERXで使っています。ERXは形状的に筒の部分が長くて既存のEtymoticのイヤーピースはあまり合わない印象だったので、この耳栓の根本をカットせずにつけるとちょうど良い長さになりました。

Macintosh誕生40周年だそうです。

初代Macintoshが発売されたのは1984年1月24日発売。

Untitled

40周年記念特集の載った紙のMac Fan、買ってみました。古いコンピュータの製品写真見てると楽しいよね。

SNSのアイコンは「MacBookの上にメガネ」なんですけど、Macユーザー歴は15年くらいです。

まあまあ長そうに見えますが、社会人になってからだし、自分で買った最初のMacIntel CPU搭載のMacBookです。Classic Mac OSと呼ばれるタイプのOSを搭載したMacはまともに触ったこともありません。

P1000906

父親が仕事で使っていたこともあり、マイコン・パソコンは小さい頃からありましたが、普通のサラリーマン家庭なのでMacではなく、普通にPC-9801シリーズなどNEC製のものでした。

はじめてMacを見たのは父親に連れられて行った秋葉原LAOXザ・コンピュータ館だったでしょうか。一階の書籍コーナーの壁際に置いてあって、CRTディスプレイ一体型で白ベースのモノクロ画面、見たことのない画面のコンピュータをなんとなく覚えています。多分、Macintosh Classicあたりが置いてあったのだと思います。

Untitled

当時のパソコンは基本的に黒画面に白文字だったので、物珍しく感じました。秋葉原LAOXザ・コンピュータ館というと、神田明神通り側の階段を降りたすぐとのところに喫茶店があって、当時はタバコを吸っていた父親が一服するためによく入りました。

社会人になるまでは、Macはコンピュータ雑誌では見るものの、普通にMS-DOSWindowsを使って過ごしてきましたが、Mac OS X Leopardの白いMacBookを購入してからは、なるべくMacをメインのコンピュータとして使ってきました。Windows PCもたくさん持ってますが、あくまでサブです。

DSCF2350

Mac(というかMacBookシリーズ)の筐体デザインが好きなんです。買い替えても変わり映えはあまりしないですが、飽きが来ず、古臭くならないのが良いところ。Windows PCでは同じような観点でThinkPadが好きです。

今使っているM1チップのMacBook Pro 14インチはメインPCとしては5台目のMacで、最も快適で、最も気に入っているMac。なお、15年で5台+2台(Mac miniMacBook Air)なので、買い替えのペースは普通です。

Untitled

過去使ってきたMacには快適とは言い難いモデルも何台かありました。MacWindowsのどちらが使いやすいかはわかりませんが、発熱によるスロットリングに悩まされながらも半ば意地のようにMacをメインとして使い続けた結果、今ではWindowsよりもMacのUIに「慣れて」います。

慣れている。

ただ、それだけのことです。MacWindowsの使い勝手にそれほど大きな差なんてないと思います。

そんなわけで、こだわりがあるのかないのかわからない感じですが、今後も可能ならばMacをメインとして使っていきたいですね。40周年、おめでとう!

Untitled

自作PCのSATAポートを増やして光学ドライブを内蔵する

自作PC(録画用じゃない方)のケースはFractal Design Define R6で、CPUは低性能で空冷なので、ストレージをたくさん積むために買ったんですけど、SATAポートが足りない。

マザーボードに6ポート、PCIeの増設カードで2ポートで合計8ポートあるんですけど、SATAの2.5インチSSDが1個、3.5インチHDDが7個載っていて、光学ドライブを外して使っています。

そんなに使わないけど光学ドライブを内蔵したいし、HDDを載せるトレイは1個余っているので、2つSATAポートを増設したいと思っていました。

一方で、マザーボードAMDのB450チップセットで、システムのストレージはNVMe SSDですから、PCIeに余裕はありません。そこでPCIe x1で4ポート増設できるカードを買ってみました。

ただ、玄人志向やAREAといったヨドバシカメラで入手可能なメーカー・ブランドのものでは存在しないし、Amazonの中華系メーカーのものは、変なところからドライバを落とさないといけないとかレビューに書いてあったりして躊躇していたのですが、ドライバなしで動きそうな製品を見つけたので買ってみました。

で、買ったんですがカードの写真を撮るのを忘れてそのまま組み込んでしまったんですよ。なので写真はなし。Windows 11で使う範囲ではドライバを別途インストールする必要もなく動作しています。

中身としてはSATAのケーブルも増設する4ポート分のケーブルが付いてくるし、別途買うと地味に高いのSATA電源の分岐ケーブルも必要な端子分のものが付属。至れり尽くせりなセットでなかなかお買い得でした。

新年初回の更新です

Untitled

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

有休を取って年始の休みと成人の日の3連休を繋いだので、今週から仕事が開始。

年末年始は実家に帰ってる間はほとんど何もせずに過ごしました。年末は実家でのテレビのチャンネル権がなく、テレビは見たいものが見れず。本当は紅白を流しつつ、適度に他のチャンネルに切り替えながら見たかったのだけど。

こっちに戻ってきてから遅めの初詣をして、去年は後厄でお祓いをしてもらったので、厄払いの御札を返納してきました。去年の年始の挨拶は厄年のことを色々書いているんですが、幸いなことに(自分の記憶の範囲では)これといって悪いことも起きず終わりました。

今年はどうしましょうかね。

何も考えてないですが、年が明けてからすぐに地震や航空機事故など色々と起きて、TVやSNSが騒がしいので、何かの保護回路が働いて敢えてボーっとしていたところもあります。とりあえずは目の前のことに集中しつつ、落ち着いてきたら考えましょう。

2023年に買ったものを振り返る

例年通りのフォーマットで行きます。去年分は↓

スマートフォン

PXL_20231012_113737307

去年は妻のiPhone SE3と、家の中でWiFi運用するためのPixel6とPixel7でしたが、2023年は自分のメインのiPhone 15 Pro Maxの買い替えのみ。

価格は高かったが満足度は高い。最新のAndroid端末のカメラと比べると不満の声もあるカメラも、iPhone同士の買い替えが基本の自分にとってはiPhone 12 Pro Maxから充分に進化を感じられる画質で大満足。5倍ズームが結構楽しい。

しかし、ドコモの回線がいまいちだなぁ。都市部の人の多いところの通信品質は20年くらい前にタイムスリップした気分になりますね。そうは言っても、家族割や固定回線を含めてドコモにロックインされていて、コスト的なメリットは小さくないので、妻もirumoにしてしまったんですが。

パソコン関連

Untitled

自作PCのCPUを交換したり、録画用のPCを更新したり、ゲーミングノートPCを買ったり、シンクライアント端末を買ったり、2023年はパソコン関連をたくさん買いましたね。

今思うことは、ゲーミングノートPC(hp Vectus 16)買う必要あったかなぁ、、、ってことなんですが、2022年に買って同じようなことを思ったMac miniは今はモバイルモニターとセットで妻が使っていて、しっかり活用されています。

結果として、「Mac miniが安く買えるうちに買っておいて良かったなぁ」ということになったので、ゲーミングノートPCもこれから活用方法を考えていくことにしましょう。来年中学生になる息子が活用してくれると良いんだけど。

モバイルシンクライアント(HP mt45 Mobile Thin Client)の方は、USB-Cの作りがあんまり良くなかったり、性能的にはIntel N100でも良かったのでは?という気もしますが、Elitebookの筐体は作りがよくてビジネス向けノートPC好きとしては好みです。「おもちゃ」として買ってよかった。

あと、パソコン関連ではSSDが安かったのでストレージをたくさん買いましたね。

なんか10TB以上SSD買ってますが、写真保存用の4TBのSSDは買ってよかったですね。フルサイズに移行してデータ量が増えたけど、まだ1年分の写真が1台のストレージに入ります。

入力デバイス(マウスとキーボード)も買いました。

MX Master 3は自宅のメインマウス、REALFORCEは職場で使っていて、どちらも満足しています。ARCHISSのメカニカルキーボードは、「東プレと併用するメカニカルキーボードは1万円くらいじゃ安っぽくてダメ」ということの勉強代でした。このクラスではキータッチにシルキーさが足りない。

さらに、家庭内のネットワーク環境も一部をマルチギガ(2.5G)化。

インターネットはマンション内がVDSLなので、スピードテストは100Mbpsもいかないのですが、家庭内のMacから自作PCへの写真バックアップや録画PCで録画した番組の移動とかに地味に効果出てます。

カメラ関連

Untitled

2022年はカメラの年だったんですが、2023はほとんど買ってない。エントリーを書いたのもこれくらいですね。

超広角レンズがディスコンになってしまったAPS-C用のSEL1018しかないので、これをなんとかしたいとはずっと思っています。2023年は新しい超広角レンズがいくつか出て選択肢が増えましたが、ボディがα7IV(フルサイズ)とα6600(APS-C)の併用なので、どっちに付ける超広角レンズを買うべきなのかがまず決められないんですよねぇ。

機材は買い増ししませんでしたが、写真を撮ることは飽きることなく続けられたので、問題はありません。

オーディオ関連

Untitled

オーディオは愛するブランドEtymoticのERXを購入。ER-4Sも復活し、ER-4S/ER4SR/ERXの3つのEtymoticイヤホンで室内での音楽再生を楽しんでいます。

フルワイヤレスイヤホンとしては、Pixel7のときにもらったGoogleストアクレジットを使うためにPixel Buds Proを買いましたが、音がそれほど好みではないので、2021年に購入したWF-1000XM4が外出時のメイン。Pixel Buds ProはヘッドホンタイプのWH-1000XM4(これも2021年購入)と気候に合わせてサブで併用しています。最近は寒くなってきたのでヘッドホンの出番が多く、Pixel Buds Proは使用頻度が下がっています。

WF-1000XM5も出ましたが、旧型のWF-1000XM4の無償バッテリ交換からそれほど経っていないので購入せず。今のところ、買い増し・買い替えの欲求はなし。WF-1000XM4で充分です。

タブレット/ゲーム機/その他

これらは2023年は特にトピックになるような購入はなしです。

タブレットは家族用のiPadが古くなってきているので、自分用のminiではなく通常サイズのiPadを買い替えたいのですが、為替レート的には高く感じます。もう少し為替落ち着いてくれないかなぁ。

ゲーム機は、噂のNintendo Switchの後継機は来年発表されるんでしょうか。去年購入した家族用の有機ELNintendo Switchはともかく、自分用の初期型のNintendo Switchはさすがにボロいので、後継機を家族共用として買って、有機EL版が自分のところにやってくるような形になると良いのですが、出るとなると争奪戦ですね。

買ってよかったもの、いまいちだったもの

Untitled

買ってよかったものの一番はiPhone 15 Pro Maxです。買い替え前のiPhone 12 Pro Maxと見た目はあまり代わり映えはしないのですが、不満点が確実に解消されていて良い。あとは小物ですがα用ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTは三脚撮影時に便利に使っています。

イマイチだったのはゲーミングノートPC(Vectus 16)かなぁ。自分の普段の用途からすると、パソコンとしての高負荷作業はMacBook Proで満足しちゃってるし、ゲームはゲーム機で済ませちゃいますからね。

振り返ってみると、2023年はパソコン関連ばっかり買ってるんですが、もう少し違うものに配分できたんじゃないか、という気がします。

来年は?

2022年のエントリーの「来年は?」の項目を読み返すと、「(自分用の)iPhoneを買い替えたい」は実現したし、PC系も大体書いてある通りにやりました。PC系はもう良いでしょう。

妻のiPhoneはSEではなくもう少し良いランクのモデルにしてあげたいし、iPadも1台くらいは買いたいですが、これは為替によるAppleレート次第。今のレートではなかなか買いにくい。もっと円高になってくれ。

カメラとオーディオですが、カメラについては今年は結局超広角をほぼ使わないまま楽しく過ごせてしまったこともあり、焦ることなく超広角レンズをどうするか考えていきたいところ。オーディオも、オーディオインターフェースを新しくしたいですが、狙っているのは海外ブランドの製品なので、こちらも為替レート次第になるでしょうか。

そんなわけで、今のところは2024年がどうなるかは全く予想がつきません。実際のところ、地味な1年になるんじゃないでしょうか。

アシダ音響 ST-90-05-H

Untitled

ちょっと前の大崎の回のアド街で紹介されていたアシダ音響。

妻と一緒に見ていたらそのときに紹介されていたヘッドホンに対して、「これいいね」と言っていて、ポタフェスに寄ったら会場限定割引の6000円で売っていたのでその場で購入。

色は黒色と灰色の2種類があるんですが、「業務用っぽい感じが良いね」って意見だったので灰色。

ちょっと低音が盛り上がっている印象はありますが、価格帯を考えるとシャリ付き感がなく、メーカー直販で6600円という値段を考えると素晴らしい音質・コスパ

自分が使うわけではないですが、妻は見た目も含めて気に入ってる感じなので、買ってよかったです。イヤホン・ヘッドホンって、別に自分が使うわけじゃなくても「選ぶ」と「買う」というプロセスを経ると、なんか物欲が満たされることを知りました(それで良いのか?)。