仕事メモ

  • 11/6(日)…雑誌・連載-ソフト紹介/新聞・取材原稿、連載取材準備
  • 11/7(月)…新聞・連載取材、取材原稿2本
  • 11/8(火)…新聞・原稿
  • 11/9(水)…新聞・校正/オフ・フジファブリックLIVE
  • 11/10(木)…新聞・校正
  • 11/11(金)…雑誌・連載-ソフト紹介
  • 11/12(土)…予備日
  • 11/13(日)…オフ

料理日記:唐揚げ、白菜と生鮭のクリーム煮

◆夜(18:00)…唐揚げ丼、大根の皮のきんぴら、仏産赤「WINE&DAYS FRANCE-ROUGE」(680円)
早い時間に軽く夕飯。昨日、唐揚げ用に漬け込んでおいた鶏肉で、ロコモモ風な唐揚げ丼にしてみた。唐揚げは「MouRa|鶏の唐揚げ」のレシピを使用。ガーリック風味を強くしたかったので、しょう油は小1/程度にして塩を小1/2強加えた。普段は卵を入れずに作るのだけど、衣に卵を加えると柔らかく仕上がるようだ。
唐揚げは、油を切って和風ドレッシングを絡め、ご飯、千切りレタスと重ねた上に盛る。半熟にした目玉焼きを乗せ、そこにマヨネーズを散らし、少し一味唐辛子をふりかけて出来上がり。唐揚げならそのままの方が美味しいけれど、丼にするのであれば、和風ドレッシングでなくても何かしらタレを赤らめてから盛った方が、味がしっかりして美味しくいただける。「大根の皮のきんぴら」は、夜更けに1人で、ワインを飲みつつ。甘しょう油のピリカラ味は、まろやかな味わいの赤ワインと良く合うと思う。さすがに、夕飯が早過ぎてお腹が空いてしまったため。
◆作夜(21:00)…柿家鮨のきりこみばら寿司手羽先のオーブン焼き、伊産赤「キュヴェ・セレクト500シリーズ イタリア(赤)」(500円)
◆一昨夜(20:00)…白菜と生鮭のクリーム煮、あさりのガーリックスープスパゲッティ、伊産赤「VINO DA TAVOLA ROSSO」(700円)
「あさりのガーリックスープスパゲッティ」は「あさりのガーリックオイル煮」をちょっと濃い味にして、茹で上がったパスタにかけて出来上がり。使った安白ワインがちょっと甘めのものを使ってしまい、甘さが残ってしまったのかちょっとワインぽさが抜けきらなかったのがマイナス。「白菜と生鮭のクリーム煮」は美味しく出来て◎。手軽にささっと作ったメニューが、美味しいと褒められるのは嬉しい。

  • 「白菜と生鮭のクリーム煮」(『パワフル・ベジタブル―いつもの野菜をもっとおいしく!食いしんぼの元気レシピ105品 (Hyper rev―料理ムックおいしいシリーズ)』p47)
    • 白菜400gは軸と葉を切り分け、軸は縦半分に切ってから一口大のそぎ切りにする。葉は、5〜6cm大のザク切りにする。
    • 生鮭4切れ分は、1切れを2つに切り、耐熱容器に入れて、塩小1/2、コショー少々、白ワイン大2をふりかけ、レンジで3分加熱する。
    • 鍋(ル・クルーゼのココットロンドを使用)に白菜と水1/2カップを入れ、フタをして弱火にかける。白菜が柔らかくなり、汁気がほとんど無くなるまで蒸し煮にする。
    • ホワイトソースを作る。鍋に、「バター大3を溶かし、小麦粉大4を加えて弱火で炒める。小麦粉に火が通ったら牛乳を一気に加えて中火にかけ、木べらでよく混ぜながらフツフツと煮る。
    • ホワイトソースに白菜と鮭の切り身を入れて、塩コショーで調味してひと煮し、出来上がり。

食事録

◆夜…京風あわゆき鍋、豚のしょうが焼き、十穀米
今夜は、「京風あわゆき鍋つゆ」という鍋つゆの素を使って鍋。具は、ちゃんこ風に海山混合で鶏手羽と金目鯛。野菜はありもので、白菜、ほうれん草、ニンニクの芽。具材はちょっと変だけど、つゆが美味しくて◎。最後はご飯と卵を入れておじやにした。
手羽は、あらかじめ「しょう油大1、酒大1、ショウガ汁1かけ分」の漬け汁に10分程なじませ、汁気をふいて小麦をまぶし、両面をこんがりと焼いておく。それに熱湯をかけて油抜きしたものを、煮立ったつゆに投入。金目鯛、白菜の芯、ニンニクの芽、白菜の葉、ほうれん草と入れていく。

  • 「豚のしょうが焼き」
    • しょうが焼き用の豚ロース肉を、漬けダレ「酒大1.5、みりん大4、砂糖大2、しょう油大3、しょうが汁大2 」に10分ほど漬ける。
    • 豚肉の汁気をきり、サラダ油を中火で熱したフライパンで両面焼く。
    • 肉を一度取り出しておく。漬けダレの残りをフライパンで煮詰め、肉を戻してタレを絡める。
    • クシ切りのトマトと豚肉を皿に盛り、出来上がり。

◆一昨夜…カレーライス、アンチョビドレッシングのグリーンサラダ
急ぎ料理で煮込み時間が取れないので、ひき肉を加えてコクをアップ。具材は、豚肉切り落としとニンジン、玉ネギ、ニンニク、じゃがいもというごく一般的なおうちのカレー。サラダは、アンチョビと半熟卵のソースがとても美味!

  • 「アンチョビドレッシングのグリーンサラダ」
    • アンチョビ3枚をは細かく刻み、トマト1/2コは1cmの角切り、乾燥バジル小1、みじん切りのにんにく1片分、オリーブ油大1、酢大1/2をよく混ぜ、アンチョビドレッシングを作る。
    • サニーレタス、クレソン、赤玉ネギなど、サラダに入れたい野菜を食べやすい大きさにちぎり、皿に盛る。
    • アンチョビドレッシングをかけてざっと和え、刻んだ半熟卵を散らして出来上がり。

食事録:パスタ

◆昨夜(22:00)…スモークサーモンとほうれん草のクリームスパゲッティ、大豆と粗挽きソーセージのトマト煮込み、伊産赤「Beaujolais Nouveau 2004」
夕食の仕度に時間がかけられないので、炊飯器メニューと見かけ重視の簡単パスタ。「大豆と粗挽きソーセージのトマト煮込み」は、ピーマン無しで、茹で筍を追加。押し麦は省く。ニンニクは、大きめの一片種1コをみじん切りに。コンソメは1.5コ。かなり良い出来だった。クリーム系パスタのクリームソースは、やっぱり作った方が美味しい。生クリームだともたつくし、ホワイトソース缶を使うと、ソースの味が強すぎるから。今夜はどちらも褒められ、ご機嫌だ。

  • 「スモークサーモンとほうれん草のクリームスパゲッティ」
    • 基本のクリームソース(『365日スパゲティが食べたい』p84)を作る。
      • フライパンを弱火にかけてバター40gを溶かし、ふるいにかけた小麦粉15gを、ダマにならないように混ぜながら、少しずつ加えていく。
      • 小麦粉とバターが馴染んできたら、人肌に温めた牛乳1.5カップを少しずつ加え、滑らかになるまでのばす。
      • 塩コショー少々と、ナツメグごく少しで味を調えて完成。
    • ほうれん草1/2束を3cm幅程度に切り、水にさらしてから水気を切る。白ワイン大2を加えたクリームソースに、ほうれん草を加えて一煮立ちさせる。
    • 一口大に切ったスモークサーモンとケッパー大1、おろしたパルジャミーノ大1を加える。味が足りなければ塩コショーで調味。
    • 火を止めて、茹で上がったパスタを加え、さっと和えて皿に盛り、出来上がり。

仕事メモ

  • 10/24(月)…雑誌・原稿 製品レビュー、新聞・取材原稿
  • 10/25(火)…新聞・レポート テープ起こし
  • 10/26(水)…新聞・レポート原稿/夜・オフ 友人お祝い飲み
  • 10/27(木)…新聞・校正
  • 10/28(金)…雑誌・連載-ソフト紹介
  • 10/29(土)…新聞・取材 T!FF
  • 10/30(日)…新聞・取材 T!FF

2005秋放送開始のTVアニメFastImpression。

ランク付けは好みで(☆〜★★★★★、☆=0.5、★=1)。
今期は(私的)レベルが高いので最高評価を★5にしてみた。(なかなか一気に書けないので、書いたものからup)

  • 月曜日

なし

  • 火曜日
    • クラスターエッジ<公式>(テレ東・25:00〜)★★★★☆
      [監督:池田成、制作:サンライズ]
      ---「『ガンダムW』&『サムライトルーパー』の池田監督が放つ…!」のキャッチは伊達じゃないらしい。美少年、エリート貴族、名門校、人造人間etcと、妄想力を高めろと言わんばかりの設定に乗った。アゲートとベリルのキラキラ初対面(1話)とか、クロムとカールスの幸せ兄弟記憶(4話)とか。昔の少女マンガによくある“花飛び脳内映像”を見たのは久々だ。展開も早い。カールスはお亡くなりになってるし(実は生きてて…のような気がするけど)、女王様なベスビアは早速悪事を暴かれて、いつの間にかいなくなるし。アゲートは奇跡の人造人間かなーとか思っていたら、4話にして、主要キャラにも正体を明かしているし。
       「何年前のアニメだ」と言いたくなるような止め絵感は、昨今の、動きまくるリッチな画面をもてはやす風潮への反発心なんだろうか。「アニメは少ない枚数でいかに見せられるか、演出力命!」みたいな。…とか穿った見方をしてみるものの、まぁ、そんなことはないか。
       問題のED。surfaceのOPが良い感じで、おおーと思っていたところに、あのEDだったので、ある意味釘付け。キャラソンなら全く許せるのに、EDにしてしまうと、色んな方向から非難がひしひしと感じられて、胸が痛い。キャラソンとしては、あれぐらい上手く(聞こえ)ない方が良い。完璧エリートのベリルだって、歌はちょっとね…というぐらいが可愛げがあるし、クロムは元気であればOK。同じ声優ソングでも、「IGPX」のOPの“熱いアニソン”みたいに、きちんと狙って作っていれば…。と、このように頭から離れないことこそ狙いなのであれば、見事に当たった。
      今後は、クロムと他3人がどう交わっていくのかが見所かな。クロム団が全員鈴木で固められているのは、何か理由があるんだろうかとか、いらんことまで考えてしまう。もしかしたら、一番楽しみにしているのかも知れない。一女子としては★5なんだけれど、純粋に感心した他の作品と差を付けるために★0.5引き。
    • ガンパレード・オーケストラ<公式>(テレ朝・26:40〜)★★☆
      [監督:篠原俊哉、制作:ブレインズ・ベース]
      ---4話まで見たところで言えば、良くも悪くも普通。たくさん出てくるキャラも、個性が皆中途半端で、結局どのキャラも印象に残っていない。敢えて言えば、主役の石田咲良なんだろうけど、駄目チームに来たご苦労様な中隊長殿という以外、説明することもなく…。いや、アレで15才なのか。15才の設定なら、もう少し可愛いいキャラににしても良かったんじゃ? バトルシーンとかはなかなか良いのではと思うけれど、ストーリーが弱いかなぁ。唐突なハードボイルドペンギンは好き。
      全三部作での二部目らしく、世界観だけ同じで、キャラは総取っ替えという前作は見た覚えがないけれど、「Webアニメシアター|ガンパレード・マーチ」であらすじを見る感じでは、なかなか面白そう。とりあえず無料の1話を観てみようかな。
  • 水曜日
    • IGPX<公式>(テレ朝・24:40〜)★★★★☆
      [監督:本郷みつる、制作:Production I.G]
      ---IG初のロボットもの。近未来レーシングスポーツ、国際色豊かなライバルチーム、ちょっと恋愛などなど、サーバーフォーミュラっぽい話になるのかなと思ったら、印象はたいぶん違う。カートゥーンとの共同製作という割には全く日本アニメで、何となく深夜より夕方枠の方がふさわしい感じの内容。とにかく、割とあった不安は無くなった。熱いアニメチックなOPから始まり、スピード感溢れるレースシーンと良い感じ。主役チームのキャラはちょっと弱いかなとも思うけど、スレッジママやスカイラークとか、他チームは個性豊かそう。今後、タケシの一番のライバルとなるだろう天才ドライバーのアレックス・カニンガムが予想外の性格で、好みじゃなかったのだけが、ちょっと残念。流川(スラダン)ちっくなのを期待していたんだけど、結構喋る男のようだ。全体のバランスとしては、レースとレース以外のストーリー半々ぐらいの構成なのかな? 26話しか無いし、レース重視で見たい気もする。
      パルコのIG展で飾られているサトミのマシンは、作りが細かくて◎。他チームの解説付きパネルもずらっと飾ってあって、なかなか良かった。
    • 灼眼のシャナ<公式>(tvk・24:45〜)★★★★☆
      [監督:渡部高志、制作:J.C.STAFF]
      ---ライトノベル同名原作のアニメ化。世界観とキャラをまとめて紹介しつつ、早い展開で1エピソードをまとめた第1話は、ライトノベルらしく、つかみはOKな感じが好印象。毎話、悠二の独白で締める進め方も良い感じ。シャナの外見が、必要以上にロリ入ったツンデレ娘なのがちょっと嫌だけど、これは原作仕様なのでしょうがない。突然頬を赤らめたり、メロンパン食べながらふにふにしたり、朝起きたらベッドには下着姿のシャナが…みたいな、分かりやすいサービス的設定も、ライトノベルアニメっぽい。キャラ的には、4話で大活躍のマージョリー女王様&口悪マルコシアスが一番好き。どつき漫才も面白いし、何より岩田光央のキレっぷりがかなり◎。
    • ARIA The ANIMATION<公式>(テレ東・25:30〜)★★★★
      [監督:佐藤順一、制作:ルフィルムメーカー]
      ---佐藤順一監督が、久々に総監督ではなく監督するということで期待していた作品。原作のテイストを壊さずに、綺麗にまったりのんびりとが良い。こういうのも作るんだなぁと素直に感心した。ノームの話と、新年の仮面パレードの話(たぶん入ると予想)が楽しみ。萌えとかではなく、この世界観をぼぉっとしながら見て欲しい。
  • 木曜日
    • Paradise Kiss<公式>(フジ・24:35〜)★★★★
      [監督:小林治、制作:マッドハウス]
      ---ノイタミアの枠、『BECK』の小林治監督&マッドハウスという布陣で、期待外れなものになるわけないと思っていた通り、普通に考えれば◎以上。可愛くセンス良い感じのOP&ED、シーン替えの花模様やアイキャッチも可愛くて良い。ストーリーは少女マンガらしく、原作通りで良いと思う。キャラデザも、適度なアニメらしさが◎。ここまでプラス要素が揃っているのに、心が沸かないけどなぜだろう。主人公の山田優が余りの出来で、へなへなしてしまうことは、たぶん問題じゃない。ミワコ(松本まりか)がどうしても「シュガシュガルーン」のショコラにしか聞こえないことも。ノリ切れない理由は、しばらく見てみて考えるかな。ユカリとジョージのキスはかなり素敵だった。ああいうシチュエーションは、女の子だったら夢見るよなぁという感じに。
    • BLACK CAT<公式<>(TBS・25:25〜)★★☆
      [監督:板垣伸、制作:GONZO]
      ---連載誌が手元にあっても、いつの間にか読まなくなっていたという、何となくな薄い印象は、アニメになっても同じ。画も、少年誌の原作ものアニメとしてはまぁ普通に見られるし。現時点で、トレインラブなクリード=ディスケンスぐらいしか期待所が無いので、一話も逃さず見続けるのは少し厳しいかも知れない。★2.5分は全てサムシング吉松のED。あのゆるゆる感は素晴らしい。歌自体も合っいてて◎。
    • 舞-乙HiME<公式>(テレ東・25:30〜)★★★☆
      [監督:小原正和、制作:サンライズ]
      ---ドタバタ学園コメディ&バトルな美少女もの。前作は、後半のドロドロな展開がかなりツボだったのだけど、今回はそれに入る前のお気楽展開がメインなのかなと思わせる第1話〜第4話。主人公・舞衣以外の前作のキャラクターが、性格そのままでパラレルワールド的に存在しているので、まるで同人ノリな感じがしてしまうけれど、それはそれで結構ハマる。シズル×ナツキが幸せ度合いも、前作の絶望な幸せの結末から言えば、妄想が実現してしまったよう。ナギのそのまんま加減に180度別人のマシロなどなどの、キャラの配置も好き。あとは、既に姿を見せている元“黒曜の君”がどのようなキャラになっているのかがとても楽しみ。しかし、「クラスターエッジ」と比べると、サンライズのあからさまな力の入れ加減には悲しくなる。
    • ローゼンメイデン トロイメント<公式>(TBS・25:55〜)★★★
      [監督:松尾衡、制作:ノーマッド]
      ---OP、EDだけで言えば★5。前作と同じくALI PROJECTを起用しつつ、切り絵風&ロマンチックゴシックなフォントのOPは、前作を思いっきり超えて◎×2ぐらい。ストーリーは、前作見てない人には不親切な作りだけれど、見ていた方には面倒な説明部分バッサリ省かれていて嬉しいぐらい。ジュンが社会生活復帰に近付いているのも、見ていて楽。今回は、視聴者をダラケさせないためか、早速お父様の謎がちらほらと見える。これで、上手い具合に話が展開してくれれば。
    • SoltyRei<公式>(テレ朝・26:40〜)★★★☆
      [監督:平池芳正、制作:GONZO×AIC]
      ---世界観もキャラクターもありがちと言ってしまえばありがちで、B級っぽい雰囲気はバリバリなのだけど、B級だろうと毎期必ずオリジナルを出してくるゴンゾは、ある意味とても素晴らしいのではないかと思う。それでいて、原作ものも含め同時に何作も手掛けているし。美少女ロボットと美少女軍団な特殊部隊というこれだけ女女している世界に、中田譲治が渋く重く存在感を示していることで、バランスが保たれている気もする。「純粋無垢な機械仕掛けの少女ソルティ」は、既に人間らしい感情を持ち始めているので、今後は、自分の正体を知ったソルティが、どうそれを受け入れていくのかというところだろうか。
  • 金曜日
    • ノエイン〜もうひとりの君へ〜」<公式>(テレビ埼玉・26:00〜)
      ★★★★★
      [監督:赤根和樹、制作:サテライト]
      ---赤根監督×サテライトの最新作。一度倒れた企画が復活したとかで、力の入れ方の凄さを感じる。第1話は、アバンタイトルから全編、私程度にも分かるほど素晴らしい作画だった。予想通り今期一番だと思う。赤根監督と言えば、動きまくるアクションシーンらしいが、確かに、面白い構図で目を引く。それに対して、普通に過ぎていく日常世界の描き方も◎。ヒロインが12才にもかかわらず色っぽいのは、腰つきのせいかな。そこらで言われていることだろうけれど。絵柄が変わった2話は、狙いなのか判断付かなかった。どちらが好きかと言われれば1話の方だけど、2話の画の方が、安心して見られる。ストーリーは、これは全く何も知らなかったら、ちょっと分かりにくいのかもしれない。ただ、世界系入ったライトノベル&マンガ読みな人なら、何となく分かってしまうんじゃないかな。きっと、この物語は1話1話解いていって欲しいんだろうなと思う。痛さ爆発のユウもいいけど、個人的には中井さんのカラスが直球。切れキャラのアトリも◎。鈴村健一だったことに驚いた。(追記:11/6)ああいう演技もできるんだなぁと感心していたところに、公式ブログに本人からの書き込みが。「アトリは僕にとって『冒険』させてもらえる役」「僕の中にある『タブー感』のようなものをキャラクターにのせられたら…」。見直した。
      関連の仕事があるために、1〜4話を続けて見直して見たら、やはり2話のキャラの画は浮いていた。本放送時は、馴染みのあるOVAっぽい絵柄だったので見やすいかなと思ったんだけど、『ノエイン』という作品には合っていないんじゃないかと思えてきた。なぜ2話だけ、元の画と別方向でOKにしたんだろう。『アクエリオン』のように、作監さんの個性を出す方向性なのかしら。今の所まだ分からないけど、お遊びを入れている余裕はなさそうな『ノエイン』は、統一する方向で進めて欲しいなとか思う。そして、3話でも少し、4話では仮面&腕も表したシャングリラの“ノエイン”。中井さんは声が分かりやすいし、正体を隠しておこうということでは無いんだろうな。
  • 土曜日
    • 地獄少女<公式>(東京MX・17:00〜)★★★☆
      [監督:わたなべひろし、制作:スタジオディーン]
      ---「何かしらの事情で追い詰められた被害者が、死んだ後に自分が地獄に堕ちることを条件に、加害者を地獄に流す契約を地獄少女と交わす」という、ちょっとセンセーショナルな内容を午後5時に! と思ったんだけど、本放送は深夜だそうでその辺はOKなのね。初回、本放送の方はかなりの高視聴率を取ったとか。とは言え、やはりそんなに表現はきつくない。1話のいじめられ少女、3話の体育会系上下関係イジメの果てに…の少年、4話の悪徳獣医に愛犬を死なされた少女と、それぞれ追い詰められ方は甘いかなーという印象はあるけれど、きっとあれ以上やってしまっては、社会問題になってしまうというところだろうか。マンガ版が「なかよし」で連載中ということは、元々ドぎつい表現はしない方針なのかも。
      2話のストーカー被害の女性の話は、演出が細かくて良かったと思う。単にストーカーに対する本人の恐怖感だけでなく、両親の辛さも描かれているところとか、最後の「犬のおまわりさん」とか。しかし、最大のポイントは、お嬢と呼ばれる能登麻美子閻魔あい)の決め台詞「いっぺん、死んでみる?」〜EDまでの能登ボイスアワーかも
    • BLOOD+<公式>(TBS・18:00〜)★★★★★
      [監督:藤咲淳一、制作:Production I.G]
      ---第1話は、アバンタイトル〜EDまで期待通り。IGらしいハイクオリティーアニメという感じで、言うこと無し。高橋瞳のパワフル&キャッチーなOPに、歌姫・元ちとせのEDという配置も◎。復活第1弾シングルということで話題性も充分だし。EDバックに流れる。幸せだった頃の宮城家象が、これからの展開を考えるとせつない。
      4話の「カイ君切れかける」の回は、ちょっと走り気味だった気がするけど、全体的には丁寧にストーリーを描いていると思うし、画もきれい。『BLOOD THE VAMPIRE』をメジャーアニメ化したというか、“土6”ということで譲った感なキャラデザも、個人的にはとても好き。萌えを多少入れつつも、正しい萌えには決してなっていないというような。ある男性知人曰く、シャナぐらいに萌え要素を入れてしまえば良かったのに…と。小夜の髪型&目は、全く萌えないらしい。そのときは、なるほどねーとかいった反応をしたのだけど、よく考えたら、女性層を取り込みたいのだからそれは無い。濡れた感じの唇とか良い具合の腰はセクシーだし、1話で女生徒といちゃついていたのも良かったんだけどな。
      血のキスで目覚める小夜と、その小夜に従う者のハジはとても良い雰囲気で、2人きりで翼手退治をする旅に出るとかいうことであれば、閉鎖的っぽい関係がとても素敵なんだけど、周囲の人間関係はぶち切りそうにはないし。その割には、2人以外の人々の存在感が薄い。カイ=小夜を現実世界に引き戻す鍵とか考えていたのだけど、カイの回だったはずの4話でも、アブなくなる前に、小夜に見せ場奪われちゃったし。彼は一体どの位置付けにいるキャラクターなんだろう。せっかくの吉野裕行、もっと需要キャラになって欲しい。
      (追記:11/6)5話でようやくらしさが爆発! やっぱ乱暴な言葉遣い&叫び(怒鳴り)はお得意だな、吉野裕行。ここのところ、ギロム(メルヘブン)、クロム(クラスター)、ピート(銀盤)と堪能できすぎで、普通にファンになってしまいそうだ。しかし、ヤンバルお留守番のカイは、来週出番なしかな…。
    • 銀盤カレイドスコープ<公式>(テレ東・26:30〜)★★☆
      [監督:タカマツシンジ、制作:カラク]
      ---原作はスーパーダッシュ文庫だったのか。アニメも、サラッと流し見できる感じのライトな作り。原作は全くの未読なので、話がどう進むのかは楽しみにしておくところだけど、これまでに(たぶん)無かったフィギュアスケートを題材にしていることが意味を持つ内容だと嬉しい。まぁ、そうでなくても、この番組の私的見所は、あのすごい英語含みで吉野裕行のピートなので、ストーリーがグダグダになっても見続けるだろう。できることなら、大会プログラムの演技シーンの作画は何とかして欲しい。3話4話のスケートシーンは本っ当にいただけなかった。
    • 蟲師<公式>(フジ・27:40〜)★★★★
      [監督:長濱博史、制作:アートランド]
      ---原作マンガは未読。表紙が気になっていて、いつか買おうと思っていたらアニメが始まってしまったという。内容は、「蟲師」のギンコが毎回蟲にまつわる現象を解いていくという読み切り型のストリーで、独特な世界観が淡々と描かれる。
      とにかくビジュアルが素晴らしい。異界を感じさせる静かな色合いなんかは、TVでもここまでやれるんだなぁと感心した。OP〜番組中の音楽もEDも、音関連全て◎。1話の、縁側に立つしんらと風に乗る蟲たちのシーン、あの描き方は気持ちが良かった。一般的言えば、見続けたい心を喚起するほどの刺激を所々盛り込まないときついかもなぁと思うものの、自分も含め奇譚好きな人たちには、この淡々とした雰囲気こそがたまらないような気がするので、このまま行ってもらってもいいなとか思う。ギンコの棒読み度合いには少々驚いたけど、この作品ならギリギリOKかな。


韋駄天翔」「ロックマン エグゼ BEAST」「capeta」「こてんこてんこ」「冒険王ビィト エクセリオン」「アニマル横町」「ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ」は未見。「闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才」は、麻雀に興味なさ過ぎで切。初めは読んでいたけど、割と早い内に読まなくなってしまった原作と同じ感じ。
Canvas2 〜虹色のスケッチ〜」は、苦手なタイプのパステルカラーな男性向け恋愛ゲーム調アニメ。ターゲットが違いすぎて、見続けるのはちょっと無理だった。「ラムネ」「ToHeart2」も同様。一応どれも第1話の前半部だけは見たのだけど、ハーレムな男性向け恋愛ゲームに惹かれないのはしょうがないということで。「魔法少女リリカルなのはA's」は見忘れ続けて、録画データが消えた。「ぱにぽにだっしゅ!」と同様な扱いになりそう。「格闘美神 武龍」は、惹かれるものが無くて…切。肉体系格闘ものは、性に合わないらしい。
今期は水曜(「涼風」続行)と木曜の重なり方が半端じゃなく、CoCoonPSXで3番組録画しつつ1番組リアル視聴でギリギリ、という厳しい状況。それが原因で切った番組もある。これに加えて、「エウレカ」「ガッシュ」「ナルト」「じゃパン」「ガラスの仮面」「シュガシュガルーン」「ぱにぽに」「ガンソード」「雪の女王」が引き続きあって、ドラマも「危険なアネキ」と「恋の時間」と「大奥〜華の乱〜」「相棒4」と奥菜恵復帰ドラマは外せずで…今期はTV漬けになりそうだ。その分、家事はきちんとやれそう。

DEF.DIVA

「HEY! HEY! HEY!」を付けたらちょうど「DEF.DIVA」登場。おー、つんくプロデュースの中ではトップと思われる娘を集めたユニットが。うーん、あやや以外は歌わないで踊って笑っていて頂きたい。全員で少しずつ歌う前半部分はダメダメだけど、あややがほぼ一人で歌い上げてるっぽい後半部で、何とか歌として保ってる感じ。つんくお得意の、歌謡曲入ったカラオケやりやすそうな、そして、どこかで聴いたことあるような感&すぐに忘れられそうな一時感溢れるメロディーラインが良いね。