Folioでました。


http://folio.daa.jp/
つうか、このサイトってどれぐらい見てるんだろう。見てないだろうな。
まあいいけど。やっと10号が発行できたのがとてもうれしい。参加者や協力者あってのFolioです。
ありがとうございました。

あと、今回のFolioを(全部ではないが)まとめて文学フリマに参加します。

http://bungaku.webin.jp/index.html
売り切ってはじめて採算がとれるぐらいに安くしましたのでどうかよろしくおねがいします。
よろしく。

クチュクチュバーン

吉村 萬壱
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167679477/qid=1124024657/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-2726337-3943426
奇妙奇天烈なストーリーと吐き気を催すような描写。かなりパワフルで味の濃いスパイスいっぱいのスープを一リットル飲まされてしまうような感じ。確かに面白い。だが最後まで飲むのにかなり苦労するんじゃないか? 筒井チルドレン。いや。ここまでやれるんなら、もっと先を目指したい。いくつかの描写や情念は人ごとではないと感じられた。

神と野獣の都

イザベル・アジャンテ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594049850/qid=1124022161/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-2726337-3943426

久しぶりに時間を忘れて読んだ。行きの電車で読み、帰りの電車で読み、そのまま時間が惜しくて駅前のベンチにすわって最後まで読みました。
冒険小説とちゃんと主題と語りとが最高レベル。久々にワクワクするような小説を読みました。こんなのはここ何年もないことで。すごくうれしいね。そういう本にめぐり会えるってことは。