散歩堂残日録 弥生まもなくPARFECT DAYS日和

本日もTW、しかし12時でパソコン閉じて午後有休なり。今日はオカタケ「PARFECT DAYSロケ地」散歩なのだ。急ぎ岡武師匠等が待つ亀戸に向かうが、京王もJRも強風によりなにやら飛んできたとかで遅延しており予定を15分程過ぎての到着となった。駅近喫茶店Pで待たれていたのは師匠と師匠の担当者であった元毎日のM氏、挨拶しながら3人で近くの居酒屋安べゑで焼きサバ定食を食べ、さてお勘定という段になって「えらいこっちゃ財布がない」と岡武師匠が小さく絶叫された。ほんまえらいことである。喫茶店Pにも戻り、駅前交番にも届け出てあちこちに停止の電話をされ意気消沈された師匠にかける言葉もなく、私の経験から「出てきますよ」というのが精いっぱいであった。一旦これで帰ることになるかな?と思ったがやはり行こうということになり、バスでPARFECT DAYSロケ地アパートに向かった。当たり前だがそのまま残っていて感動しながら写真をパチパチ撮る。その後主人公平山が境内付近を掃くホウキの音で目覚める隣の神社も訪問、私は扁額が近衛文麿で驚き、古札焼却炉に千木が付いていてまた驚きしていたが岡武師匠はその横でおみくじを引いて気持ちを落ち着かせておられた。その後、都電車庫跡の公園経由、PARFECT DAYSロケ地コインランドリー、たばこと塩の博物館と回っていると師匠に吉報が届いた。喫茶店Pに財布はあったのだ‼万歳である。万々歳である。急ぎバスで亀戸に戻り、財布を受け取られめでたしめでたしとなり、我々の地元西郊に舞い戻り祝杯をあげようということになった。高円寺で下車し、今流行りの「不適切にもほどがある」で神戸の設定で使われた高架下の鮪の店から久々のコクテイルで「古本屋台」の白波お湯割り、そこで勢いついてちんとんしゃんに流れた夜となった。めでたしめでたし。

 

本件の岡崎武志さんのブログはこちら

あれ、財布がない! - okatakeのブログ (hatenablog.com)

散歩堂残日禄 まもなく弥生にて候

今年になって3年日記を購入してつけだした。遡って書いていいことだけは書いてみようかなと思う。まあ、すぐに飽きるかもしれんが。

 

今日は出社日なり。晴れ。杉並4°-12℃ 風強し。本日2.26事件の日なり。朝6時台には目覚めるも、しばし布団の中で暖かさを味わう。8時前出社し、朝食にツナ&たまごサンドを午後の紅茶でいただきつつ、昨日から読みだした万城目学著「八月の御所グラウンド」読了する。面白かったが、これが直木賞をとるのかあ、と少し疑問にも感じた。京都スポーツ異界交流譚とでも言うべき2編だが、特に受賞作は「フィールド・オブ・ドリームス」を思い出さない訳にはいかない。万城目さんはもっと以前に直木賞をとっているべき人なんじゃないかな。仕事は本日、私の業務を引き継ぎしている松本のNさんがお休みで日次業務をこなしたがとある仕事は私がおこなっていた頃を加えても過去最大のボリュームで驚いてしまった。昼は朝食と同じくセブンイレブンで買い求めたバターカレー。少し野菜不足かなとは思う。午後はバタバタしたことはあったものの静かに流れていった。17時半退社、いやあ寒い。冷たい風がぴゅうぴゅう吹いているのだ。高井戸京王ストアで割引のマグロ手巻き寿司、煮物、チキンサラダを買い求め夕食とする。夜、衣巻省三作品集の詩なぞ読む。

散歩堂残日禄 茅ヶ崎行き

10時過ぎ外出、JR渋谷駅に入ってからこの時間では東急で横浜に出た方が早いことが判明し慌てて移動、横浜着も遅延となり急いでJR横須賀線乗換と、もうこれは疲れてしまった。雨の鎌倉に到着し、西口でNさんの車にひろってもらい茅ヶ崎行き、濱時間というお店でしらすパスタをいただき、その2階でとあること実施、その内容はまだ書けないのが残念。いずれの公開をお楽しみに。それが終わってから「茅ヶ崎ゆかりの人物館」に寄るのを楽しみにしていたが「あること」が長引いてしまい行けなくなり残念であった。また鎌倉駅まで送ってもらい帰京の途につく。品川までは順調だったが、渋谷駅で人身事故があったとかで山手線が止まっており、悩んだ末、総武線直通で東京まで出て帰ることとなった。かなり遠回りなり。吉祥寺でC&Cカレーで野菜カレーにソーセージトッピングして夕食とした。

散歩堂残日禄 帰京致し候

ウクライナ侵攻2年目の日。朝日朝刊一面は「ロシアに連れ去られて ウクライナ侵攻2年 必至の帰国 少年は成人した」。8時起床。いつもの朝食後、Amazonから届いた、母の骨伝導式集音器の使い方説明、前から持ってるオムロン補聴器の電池入替と扱い方説明で時間がとられつつ、「ブギウギ音楽祭」「探偵!ナイトスクープ」など見る。その後、母は団地廻りの掃除をお願いするシルバー人材のことで頭を悩ませていたが、ようやく新しい方が見えて森さんと一緒に掃除範囲の説明などしていた。昼、coop中華丼と焼肉の残り。食後、文旦をいただく。13:42のバスで京都経由東京に戻る。富士山は見えなかった。そのままちんとんしゃんに顔を出し、20時半には帰宅。とにかく寒かった‼ 帰途、久我山啓文堂万城目学「八月の御所グラウンド」購入。

散歩堂残日禄 座高円寺寄席

まずは見聞きしたもので先に埋めていくか。

この日は高円寺演芸祭最終日であった。

座・高円寺寄席 講談、浪曲たっぷり!

青之丞 雷電初土俵

太福  天保水滸伝 笹川の花会 曲師:みね子

奈々福 寛永馬術 曲垣と度々平 曲師:美舟

南海  太閤記 間違いの婚礼

お仲入り

愛山  蜀山人

雷電、花会、度々平(これで私は浪曲・奈々福にハマった)と続き、後半は笑い多き講談2つ。草書にょうに軽い蜀山人もいい。しかし張り詰めた講談が聴きたかったという思いもある。佳き会であった。しかも区民割で500円安くなったのも嬉しい。

終了後、さるえ堂とyummyでお茶しながら少し話しをしてから、赤堤ガーデンオブジョイキッチンへ移動、とある出版記念パーティでワインを飲み過ぎた。

散歩堂残日禄 若手浪曲三昧

奈みほと綾の朝の勉強会@木馬亭

奈みほ 増山鏡 

綾   吹雪に咲く花 

曲師:美舟

 

景友 鬼平犯科帳を唸る@木馬亭

景友 総持寺開創物語 能登地震で差し替え

春陽 徳川天一坊 網代問答︎

仲入り

景友 鬼平犯科帳 白い粉 

曲師:美舟

 

赤坂で浪曲の西岡さん主催公演の朝・昼に行く。朝公演はさるえ堂と誘い合っての参加であった。奈みほも腕はあがっているし、間もなく名披露目の綾は声が出ていなかったが必死であった。西岡さんの綾名披露目チケットと景友CD売りの啖呵売が木馬亭延々と続いた。終わってから水口食堂で鰈煮付定食を食べてさるえ堂と別れて再び木馬亭へ。景友の独演会は初めてだった。最初の総持寺開創物語は能登地震発生のためすり変えたもので本来は鬼平物のはずであった。鬼平物は椅子に座りギターでn口演という景友スタイル、「白い粉」は自身の裁判員経験を含めた翻案だと語っていた。講談の春陽の網代問答は聴き損じていたものだっただけに嬉しかった。

 

散歩堂残日禄 菊之丞独演会

菊之丞独演会 @ちんとんしゃん

菊之丞 夢金︎

お仲入り

菊之丞 二番煎じ

 

夏の前回が船徳、夏冬の違いあれど船繋がりなのが面白い。いい夢金だったな。中洲に侍を残して去るところの粋ったらたまんない。仲入り後はこれまた寒風吹き荒ぶ二番煎じ、今の季節にぴったり過ぎて猪鍋で熱燗やりたくなる。菊之丞師の噺にはこのちんとんしゃんの薄暗い空間がぴったりだ。次回も期待大である。尚この日には師のカラオケ仲間という文楽の三味線師匠も客席に姿を見せられ私は大喜びしたのだった。