今さらながら明けましておめでとうございます

いや、気が付けば半年もこの日記を放置してたんですね。
実は、この半年の間、第3子誕生、仕事での異動など、いろいろございました。まあ、異動と言っても勤務地内でのことですがね。これまでは「窓際族サラリーマン」でしたが、ウチの会社はなかなか人材不足でして、ついに私にまで「管理職」というお鉢が回ってきた次第です。これは危機だね。金融危機より危機ですよ、我が社にとっては。まあ、管理職と言っても部下は2名の弱小中間(よりさらに下級の)管理職。イメージで言うと、「ショムニ」の森本レオみたいなもんですけどね。それでも、私より適任はおるだろうに。
ま、それでも日々ゴルフのことだけ考える毎日は継続中でありまして、今でも週4回の練習と、月1回ペースのラウンドは継続中であります。幸いなことに、移動後の部署はゴルフ好きが多く、今のところは歓迎されている様子。ご機嫌損ねず、ラウンドに誘ってもらえるよう、ゴマを摺る日々でございます。
で、あれほど年初に酷評していた石川遼選手が、ABC選手権で優勝。夏が明けてから体力が付いてきたんでしょうかね、スイングがだいぶ体にフィットしてきたように思います。周囲の評価ほど、彼はショートゲームが上手いとは思わないけど、中嶋常幸プロレベルのショートゲームが身につけば、世界に出ても通用すると思います。今年は賞金王を取るくらいの勢いが欲しいところです。
シーズン終盤では、日本OPの片山は良かったし、彼がVISA太平洋を狙って勝ったところもすごかったですね。ただね、スイングはいいんだけど、本当のゴルフ力が求められる場面で、スイング論とは違う枠でプレーができるか、というところがどうかなと思います。この辺は、去年好調だった矢野、谷原にも同じように言えることですが。昨年、全英OPと全米プロを制したハリントンは、アイルランドのリンクス育ちらしく、理論・理屈じゃないゴルフをしますよね。そういう野性味を身に付けて欲しいものです。男子ツアーは、この4人が軸だと思うけど、残念ながら他の選手はちょっと離れてるかな。
女子ツアーは面白かったと思います。今年も大いに期待です。アメリカ挑戦中の宮里藍上田桃子もチャンスはある。少なくとも、アニカの引退で5〜6勝分くらいは空き枠あるしね。ただ、米国女子ツアーは、強い米国人不足で今後の盛り上がりは欠けるかもね。ミッシェル・ウィーが復活するか、ポーラ・クリーマーがオチョアを凌ぐような活躍をしないと、スポンサーが一気に撤退してもおかしくない。アメリカ人ってのは、国籍USAなら無条件に応援するでしょ。ライダーカップのアンソニー・キムなんかその典型なんですが、今の女子ツアーの上位の国籍はKORがほとんど。韓国人女子選手の実力はすごいんだけど、それとスポンサー獲得とはまた違う部分があると思うんですね。となると、ウィーとクリーマー次第でしょうね。女子は国内もレベルは高い。上位20名くらいは、常に優勝を狙える選手たちですからね。スイング的には、有村智恵に期待しています。ただ、女子選手に一言。へそは出すな!
米国男子は、開幕戦早々に勝ったオギルビーはタイガーに対抗しうる有力候補と思います。エルス、ミケルソンあたりにはやや期待できないし、シンは手術もあるし年齢もある。復帰がいつになるにしろ、中心ははやはりタイガー。対抗にハリントンとオギルビー。そこに、キムが絡んでくると面白い。特にアンソニー・キムはダイナミックでいいスイングします。見ていて、清々しいというか、気持ちいい。あれだけ振りぬけたらゴルフは面白いだろうなぁ。国内男子が米国レベルに行くには、もう一歩必要かなと思うのは、特にキムのスイングを見てて思うこと。気迫、念力みたいなモノが伝わってこないんだよね。その辺が出てきたら、通用すると思います、
さて、自分自身のゴルフについてですが、昨年は秋に一度だけ79でラウンドできました。が、40+39でしたし、ハーフの30台もこれっきり。昨年はここ数年で一番停滞感のある一年でした。年初からドライバーが不調で、途中でドライバーを抜いてラウンドしていたりしてました。結局、秋以降、10年くらい前のモデルでロフト11度のビゲスト・ビッグバーサの中古を¥2,000で購入。確かに曲がらなくなったけど、ヘッドスピード46m/sの私にはややロフトが大きすぎるようで、飛距離が230Yくらいしか出ない。また、昨年末以来、バンカーショット恐怖症に陥っていて、バンカーに落とすとダボ以上という嫌な傾向が続いている。何とかそれでも平均では80台を維持はしてるんですが、平均70台を目標にしていた年初からは相当悪い結果でした。
まあ、ここはクラブのせいにするということで、ブリヂストンのクラブとボールをここ2年半ほど使ってきたので、この辺で心機一転、2月からはタイトリストに変更することにしました。
ちなみに、昨年夏には、石川遼が優勝したABCゴルフ倶楽部にお邪魔し、最終日と同じピンポジ(ティはレギュラーティなので距離は全然違いますが)で89でラウンド。18番でもパーを制しました。また、実は昨日、知り合いにお誘いいただき、西宮市にあるよみうりCCにお邪魔し、こちらもレギュラーティながらトーナメントコースを89でラウンドしてきました。どっちも、グリーンが素晴らしいのね。名門っていうところはいいな〜、ああいうところのメンバーになりたいな〜、と思った次第です。ま、夢は夢のうちが面白くて、名門のメンバーさんにはそれなりの不満はあるのかなと。次回は、今のところ2/21に宝塚高原CC、2/28に池田CCと、ちょっと歴史あるコースに行く予定になっています。これはこれで楽しみです。
さて、以前はこの日記、政治経済的な話をたくさんしてきましたが、そちら方面では言いたいことは言い尽くした面もありますし、養老孟司本をたくさん読んでいると、そういうことで一喜一憂してるのも面倒だと思うようになりましたので、その方向のネタは基本的に扱わない方向です。タイトルどおり、ゴルフをメインにスポーツネタを扱っていきたいと思っています。ま、月1回は書きたいかなと。

メジャー戦を見たりして思うこと

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かなり日記も久しぶりです。仕事がバタバタしてることと、帰宅後はゴルフの練習(特にパター)に熱中していて時間が取れないw。まあ、それはさておき、福田内閣改造とかあったんだけど、そんなのどうでもいい。支持率を上げたければ、減税以外にはありませんけどね。
で、今日もゴルフの話。
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2週間以上も前になりますが、全英オープンが行われました。ロイヤル・バークデールというのはすごいコースですな。たしか、五木寛之さんの「他力」という本で、「ここは河川敷か妙義山か」と書かれてたと思うのですが(河川敷がそんなにすごいところとまでは僕は思わないんですがねw)、まあ、その印象通りのすごいコースでした。
タイガー不在で盛り上がらない、なんて言われてた大会を盛り上げたのは、結果的に連覇を果たしたハリントンと、3日目までトップに立っていたグレッグ・ノーマン。今日はノーマンのことを少し。
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グレッグ・ノーマン。53歳。かつては、世界ランク1位に君臨した、最強のゴルファーですが、むしろメジャーでの悲運が目立っている選手です。確か、彼は4大メジャーすべてに、最終日トップでスタートして、負けたことがある唯一の選手だったと思います。しかも負け方が衝撃的過ぎる。全米プロでは、ボブ・ツエーがバンカーから直接放り込んで万事休す。マスターズでは、最終日トップを走りながら、「Jack is back!」の大声援に消えた1986年を筆頭に、プレーオフでラリー・マイズのミラクルチップにやられたり、6打差のダントツトップでスタートしながら、ファルドに逆転を許したり。結局、メジャーには全英の2勝のみなんですが、負け続けても、なぜか人気は高まるばかり。負けても毅然としていてカッコイイというのが、その一番の理由なんだろうと思います。
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そのノーマンが、シニアの年齢になって、若者集う全英OPで首位を走る。この年齢で全英OPに勝つとなると、全英OP黎明期に活躍した、ゴルフの父こと、トム・モリスあたりまで遡らなくてはならないのではないかと思います。日本国内の甘ちゃんコースと違って、全英OP開催のリンクスコースは、画面でもわかるように夏でも寒風吹きすさぶ凄まじいコース。もし、ノーマンが勝てば、今までのメジャーでの敗北を補って余りある栄誉になるに違いないところでした。
しかし、現実は甘くない。結局、ノーマンは序盤からスコアを崩し、優勝を逃してしまいました。またも、「勝てないノーマン」の再来となったわけですが、それでもまた彼は負けることでさらにカリスマ性を高めたようにも思います。
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このカリスマ・ノーマン、何がすごいかというと、やはりゴルフの精神を非常に重んじているプレーぶりだと、4日間観戦していて思いました。
特に3日目は風が強く、グリーン上でもボールがゆらゆら動くような状況でした。画面に映るほかの選手は、こういう状況でもあまり気にすることなく、パッとボールをマークしていたように思いますが、ノーマン、そして同伴者だったチェ・キョンジュはすごく慎重にプレーしていました。パットの際に気にする選手は多いのですが、マークする際にここまで慎重にプレーしていたのは、ノーマンとチェだけだったと思います。
また、それ以上に私が感嘆したのは、マークしたボールをリプレースするときのことです。
最近は、ボールに直線を引いて、それをラインに合わせる行為がまかり通っている。日本でも片山某とか横峯某なんかは、これでもか、というほど線を引いて、ラインにストロークしやすいようにしている。世界のトップレベルでも、タイガーだってやっているわけですが、私はこの行為が許せない。
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ゴルフのルールでは、人工物やキャディを目標の線上(前方も後方も)に置くことを禁止しています。じゃ、ボールはどうなんだ。確かに、他人のボールとを識別するために、ボールにサインを入れるのは、ゴルフのマナーです。これをしないアマチュアは多いですよね。私はいろいろ五月蝿いゴルファーなので、必ずラウンドにはマジックペンを携帯していて、同伴者のボールにサインがなければ、ペンをヌッと手渡して、
「サイン書いて下さい」
と言う。いや、いっぱい失くしますから、という人もいますが、むしろそういう人ほどサインが必要なはずですよね。ロストがどうかがわからないでしょ。だから、識別のためのサインはいる。しかし、そのサインを自分のプレーに有利なように使うのは、「人工物の利用」に近いんじゃないかと私は疑います。自分に有利に振舞わない、というのは、ゴルフの精神ですからね。
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しかし、ノーマンはボールをリプレースしたときに、何も印刷されていない面を上に置いていた。もともとノーマンの大ファンな私ですが、さらに私は彼のファンになってしまいました。
もちろんね、ノーマンは「サインやロゴが見えると、かえって構えにくい」という理由かも知れませんけどね。しかし、これなら有利に振舞っていることにはならない。そもそも、ゴルフはグリーン上でも、同伴競技者のボールと6インチ以上離れてないときは、ピックアップできなかったんですよ。だから、本質から言うと、ピックアップ自体、最小限にすべきだと思うのです。同伴競技者から「気になるからピックアップして」と要請されたときのみ、マーク&ピックアップが許されるべきです。まあ、そこまで原理主義に走る必要はないにしても、ピックアップした球をリプレースしたときに、自分のラインが取れるようにボールを置く行為は、ゴルファーの風上にも置けないと私は思うのですよ。
で、最近はタイガーも含め、ほとんどのプロがやっていて、そこには幻滅してたんです。しかし、ノーマンはそうしていなかったことに、未だゴルフの精神は死なず、と思って安堵した次第です。
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それに引き換え、日本のプロって何なのよ。
背中が痛いから欠場します、とか言っていた二人のプロが、次の北海道の試合には出場してるんですよ。はっきり言わせてもらいます。
 ゴ ル フ を 舐 め て る の か !
もうね、男子ツアーはなくなっていいと思う。存在する価値がない。こういう選手たちに対し、ツアーの上層部、スポンサー、ゴルフジャーナリズムから一切の批判が聞かれないっていうのは、どういうことなんでしょうかね。
本来、全英OPなんて這ってでも出たい大会じゃないのかと。コースが難しくて、天候が悪いから、こんなところでゴルフやって体壊すのもかなわんわ。そう思ってるんじゃないかとね。体調不良で休むなら(しかも風邪とかじゃないんだし)、タイガーみたいに1年休んでみろと言いたい。
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ま、先週の北海道の大会でも、強風下でドライバー振り回して82とか叩いたバカがいましたけどね。こんなプレーでも「勉強した」とか「吸収した」とか持て囃してる体質って、ジャンボ時代と何も変わってないんですよね、マスコミも。
まあ、夏坂健さん流に言わせてもらうと、
「プロゴルファーがいなくなったところで、週末の数時間が多少暇になるだけで、世界情勢が悪くなったりするわけではない」
んですよ。現在のゴルファーの9割方がしている、オーバーラッピンググリップの始祖である、1890〜1910年にかけて全英OP史上最多6勝を挙げた名手であるハリー・バードンは、雑誌の対談企画で次のような意味の言葉を残しています。
「早死にしたオレの兄貴は、1シリングの船賃がなかったために、対岸にある学校に通えなかった。今、オレたちプロの試合を見るだけのために、観客は10シリングの金を払い、オレたちは何10ポンドもの大金を賞金といってせしめていく。しかし、プロがきちんと身を律し、謙虚にならなくては、プロのゴルフは飽きられてしまうのではないかと危惧する」
バードンの言葉は、今にも十分通用していると思いますけどね。
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すごく間違ってると思う

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今日もスコアを崩したので、恐らく予選落ちなんだと思いますが、これは昨日の結果に対する記事です。
「石川、5オーバーにも成長の手応え」
http://sankei.jp.msn.com/sports/golf/080703/glf0807032016002-n1.htm

フェアウエーが狭く、ラフが深い難コースで、スコアをまとめるには第1打の正確性が求められる。今大会の連覇を狙う片山は「1ラウンドでこんなに疲れたのはラフのせいでしょう」と嘆いたほど神経を使った。
特にフェアウエーキープ率が50・71%でランク84位の石川には、至難の業のように思えた。案の定、ショートホールを除く14ホールのうち第1打でフェアウエーをとらえられたのは、7度。上位を望めるイーブンパーで迎えた12番(パー4)では、第1打を右OBゾーンぎりぎりに打ち込んでボギーとすると、ショットのブレを修正しきれずに3連続ボギーをたたき、80位と予選落ちのピンチに陥った。
ただ、今の石川はスコアより「ティーショットに全身全霊をかけている」段階。将来、トップで活躍できる実力を養うためだ。そのために、この日の朝、コース入りする途中で練習場に立ち寄り、100球のうち50〜60球をドライバーショットに費やした。前試合のミズノオープンではラウンド前に300球を打ち込んでおり、「練習のかいがあり、だいぶ安定してきた」と成長を感じ取っている。

マスコミも必死なんでしょうな。正直なところ、マトモにゴルフを知っている人なら、石川が日本ツアーであっても通用しないことはわかると思うんだけどね。まあ、彼にぶら下がってカネ儲けを企んでいる人もいるだろうし、大変だなと。
で、気になったのは、太字にしてるところです。ホント、彼を生かすも殺すも周囲の大人次第だと思うんですがね。この時期は、むしろ、微妙なタッチを身に付ける時期であって、ドライバーなんて別にどうだっていいと思うんだけどな、私は。
米国で活躍したプロである、トム・カイト(1992年全米OP勝者)、ベン・クレンショー(マスターズ2回優勝)など、男女とも多くのプロを育てた、「ゴルフの仙人」こと、故ハービー・ペニックさんが書いた「AND IF YOU PLAY GOLF YOU'RE MY FRIEND」(もし、ゴルフをするのなら、君は僕の友達)には、こんな一節があります。

==ランディのドライバー==
ランディ・ミューラーという生徒がいた。彼はオースティン高校のゴルフ部内で、誰もよりもドライバーを遠くに飛ばしたいと思っていた。ロングヒッターになるより、もっとも上手いプレーヤーになるよう、私は彼に説得を試みた。
私はランディに2番ウッドを手渡し、ティからはこれで打つよう助言した。
「みんなみたいに、ぼくもドライバーを抜きたいですよ」と、ランディは言った。「ティで2番ウッドを持ちだすなんて、カッコ悪いじゃないですか」
私は言った―――「直せばいい」
彼の手から2番ウッドを取りあげて、私は接着テープをソールに貼り、そのテープの上に大きく「1」と書いた。
「さあ、君の新しいドライバーだ」と、私は言った。
ランディがこの新しい「ドライバー」で高校選手権に優勝したのは、それからまもなくだった。
ボールを真っ直ぐ打って狙った場所に置くことが、人も驚くほど遠くまでボールを飛ばすことよりもはるかに重要なことを、彼は学んだのだ。
(訳:菊谷匡祐「ハーヴィー・ペニックのゴルフ・グリーン・ブック」より」)

ま、周囲の大人が、こういう本を読んでないってことなんでしょうな。
いい師匠に巡り合うことは難しいけど、いい師匠がいい本を残してくれているんだけどねぇ。
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一つの仮定を外してみれば

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アメリカが北朝鮮を事実上、容認するという格好になりました。拉致問題を抱える我が日本としては、実に苦しい立場に置かれたわけですが、残念ながら、アメリカにとっては日本の拉致問題は、流石に自国内の問題ではないわけですよね。そこを頼りにしないと成り立たない、日本の外交力はかなり悲しいところです。
今日は拉致問題をちょっと棚に上げて考えてみようと思っているので、この辺りで止めておきますが、外交の背景にはそれなりの軍事力が必要だな、と思うところです。
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さて、私も小中学校の間には、まだソ連という国があって、東西冷戦という時代の終わり頃を体験しています。大韓航空機撃墜事件は、たまたま自宅で速報ニュースを見ていました。いわゆる共産勢力というのは、なんと恐ろしいところだ、と思った経験があります。
その分、私の国際社会観もいわゆる「敵味方」はどっちだ、という考え方で見てしまうことが多いわけです。この問題で言うと、北朝鮮は当然、敵国ですから、北朝鮮と「親密」に交際している(ように見える)シナ共産党政府は敵。で、テロ国家指定を解除するまでのアメリカは、白馬の騎士であるように見てきたわけです。
が、本当にそうなんだろうか、と思うのです。
ここでの私の意見は、「週刊アカシックレコード」の分析によるところが大きいです。
「中朝山岳国境〜シリーズ「中朝開戦」(13)」
http://www.akashic-record.com/y2008/ckmbdr.html#02
冷戦終了後、アメリカは世界を支配する唯一の巨大勢力となりました。今、ロシアは復権に躍起になっているわけですが、今のところ、かつてのソ連ほどではない。それに較べると、そもそも巨大なマンパワー、すなわち人口を持つシナ共産党政府、いわゆる中国大陸とインドがアメリカにとって、かなりややこしい存在なのではないかと思うわけです。
例えば、ロシアは宗教的、人種的に通じます。が、ことアジア、しかも日本のように「西洋化」されていない国は、やはり彼らにとっては扱いにくい。また、人口が多いということは、それだけ巨大な市場ということであるわけで、経済力を持って旧共産勢力を駆逐したアメリカにとって見れば、ここを「支配」することの価値は大きい。ただ、このご時世で、「支配」というのは評判が悪いので、政治的な統治は現地政府が行い、経済的には自分たちが支配するというのが一番いいやり口だと言えます。
今のところ、インドはこういうアメリカ式のルールに従順に映っている。しかし、シナ共産党政府は、そもそもが資本主義体制を否定することを建前にした政府です。しかも、独裁国家であり、自前で持つ軍事力を自国民に向けることにためらいのない政府です。こういう国は、アメリカから見ると「信用できない」国になるのだと思います。今は、表面上、アメリカ式のルール、いわゆるグローバルスタンダードに、不完全ながらも乗っかるようにはしていますが、いつその手を返すか、わからない。アメリカにとっては、かつてこういう経験を中東や中南米で何度もしてきている。つまり、アメリカという国ほど、世界各国で年から年中、ケンカばかりやってる国もないし、またそこからケンカの「作法」のノウハウを大量に持ち合わせている国もないんです。
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そのアメリカが今回、北朝鮮をテロ指定国家から排除したとはどういうことか。
そもそも、我々は北朝鮮とシナ共産党政府は仲がいい、ということを前提に考えています。しかし、よく考えると、朝鮮民族とシナ共産党政府の根幹を形成する漢民族とは民族が違うわけですし、歴史的に見ると仲が良いわけがないんですね。だって、歴代のシナ大陸にできた大きな王朝は、朝鮮半島を「犬扱い」でしょ。で、その王朝は、しばしば朝鮮半島の付け根にあった国家の軍事力によって滅ぼされたりしてる。そこが、今、蜜月になってるように感じてしまうのは、多分、第二次世界大戦の敗北による「罪悪観(感じゃなくて)」から来ている部分もあるんじゃないでしょうかね。
で、北朝鮮がそもそも核開発をするきっかけになったのは何か、と言えば、近隣の大国に侮られないためでしょ。悪だとか言う前に、彼ら視点で見れば、そうならざるを得ない。近隣に、シナ、ロシア、日本や韓国を媒体にしたアメリカ。あんな小さい国が、3ヶ国からはさまれ、睨まれる位置にあるわけでしょ。で、何か近隣諸国に手渡せる「お土産」でもあれば、話は別ですが(例えば、日本なら経済力であったり、工業力だったりする)、どういう物産にも恵まれず、かといって、地域安保上、すごく重要な位置にいて、かつ他勢力に併呑されずに済まそうと思ったら、相手を威嚇するに足る軍事的手段を持つ以外に方策がなかったわけですね。
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アメリカとしては、五輪を機会に世界的に大きくなる可能性のあるシナ共産党政府は放置したくない。これは、欧米人としてはナチスの例がある。五輪のとき、五輪が平和の祭典という言葉を鵜呑みにしたら、ナチスは増長し、結果、国家存亡の危機に立たされました。だから、何とかシナを牽制しておきたい。かといって、五輪中にシナ共産党政府を武力で露骨に吊るし上げたくもない。これは、ただでさえ、国際世論(政府の見解とは違ってることが多い)で評判の悪いアメリカの評判を落としかねない。同じように、シナ人の爆発的な勢力拡大を懸念しているのは、ロシアだったりします。中ロ国境は長大な上、ロシアにとって、そこは人口の超稀薄地帯。シナ大陸は平和になると、人口が膨大し、辺境へ入り込むというのは、シナ大陸史に繰り返し起こってきていることですから、ロシアもシナには頭が痛い。
そこで、白羽の矢が立ったのが、北朝鮮ということです。
北朝鮮をそれとなく支援してやる。実はそれだけで、シナ共産党政府には牽制球になるわけです。シナ共産党政府は、一つの王朝だと思っていいのですが、歴代王朝の支配が終わるきっかけの多くが、東北地方、つまり現在の北朝鮮の辺りに住み着いた勢力の侵入であるからです。
今、シナ共産党政府が支配している地域は、ほぼ清王朝の最大版図と一致します。その清は、それ自体、実は今の北朝鮮界隈に居住していた半農半牧民族だったわけです。それが人口比で100倍以上の漢民族を支配したわけでしょ。そのただでさえ「強い」北朝鮮アメリカやロシアが暗黙に肩入れするという事実は、シナ共産党政府にどれほどの圧力がかかっているか。
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で、ここで想像が付くのは、シナは思ったほど金メダルを稼げない。特に、判定種目では有利にならないだろうということです。もともと、シナに持っていかれても構わないもの、例えば卓球とかバドミントンとか、飛び込みだとか、体操だとか、そういうものは、シナが表彰台独占ということにもなるでしょうけど、その他、欧米諸国が必死になってやっている(つまり欧米諸国にとってカネになる種目)では、抑え込まれてしまうのではないかと思います。もし、これでもシナにあからさまに有利な状況が起きたら、下手すればドンパチものかも、ね。
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こういうシナリオも考えられるということです。拉致問題も大きな問題ですが、残念ながら、今の国際政治のパワーゲームの中では、埋もれてしまいかねない問題だということなんですが、上記の「アカシックレコード」によると、安倍→福田への首相交代も、この一件が背景にあるとのこと。いや、本当にそこまでなのか、福田首相の我々から見ると、異様なほどの親中派ぶりを見ると、それはちょっと信じがたいようにも思うのですけれどね。
何がどうあれ、我々としては拉致問題の完全なる解決を望んでいるのですが・・・。
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勝つだけが全てじゃない

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中島みゆきさんの名曲に「ひとり上手」ってのがありますね。
http://jp.youtube.com/watch?v=iOy1do6XSw0

心が街角で泣いている ひとりはキライだとすねる ひとり上手と呼ばないで 心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとり好きなわけじゃないのよ

まあ、学生時代、まだカミサンと知り合う前までは、この歌が支えでしたな。こうは言いながら、一人で時間をうっちゃることのできる人間であることを、僻みつつも誇りにしていた時代がありました。男は一人で飯を食える、酒を飲める店をいくつか持っておくべきだ、と思ってましたからね。これは、結婚した今でも思ってます。「ひとり上手」になっておくと、いろいろ人生、耐性が付くんじゃなかろうかとね。
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で、無理やりな前振りなんですが、サッカー日本代表のニュースね。
「打ち砕かれた「プライド」W杯アジア3次予選 日本代表対バーレーン代表」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/200806230004-spnavi.html

「僕はバーレーンでの屈辱(アウエーで0−1で敗れたこと)は、一生忘れないでしょう。そういう意味で、この試合は自分の、そして日本サッカーのプライドを懸けた試合になると思っています。どんなことがあっても勝つ、勝たねばならないと思っています」
14日のアウエーでのタイ戦(3−0で勝利)を終えての会見で、岡田監督はこのように語っている。

う〜ん、これ、どうなんだろうって思ったんですよ。実は中継も見てなくて、新聞の朝刊で結果を知ったくらいです。裏で、EURO2008という下手したらW杯以上のイベントをやってる状況ですからね、こういう発言する価値があるのかどうか。
別にね、すでに3次予選は突破してて、1位通過しても次のラウンドでのアドバンテージってないわけじゃないですか。その中で、この試合を「プライド」のために戦う必要があるのかな、という木がするんです。確かに、アウェーで負けはした。でも、結果的には最大の目標である3次予選は突破したわけですから、ここは別にプライドも減った暮れも無い。観客の皆さんには申し訳ないけど、下手したら最近強化が上手く言ってない五輪代表にカツを入れるためにも、半分くらい五輪代表組混ぜます、くらいでも問題ないと思うくらいです。
で、思うのは、相変わらず日本のスポーツ選手とかその関係者ってのは、負けるのが下手だなってこと。
負けるのが下手というか、負けることが思考の中に入ってないんですよね。例えば、この3次予選はリーグ戦で、2位通過で目的達成なんだから、上手に負けていい。その負けを上手にこなしていく。そこが大事だと思うのですよ。
何事も勝つ、勝つ、勝つ。これじゃ勝つべきところで勝てないことになる。
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その点、プロ野球っていろいろ言われてるけど、すでに北京五輪じゃ優勝候補筆頭でしょ。WBCのときなんか、結果論かもしれないけど、上手く負けたと思う。予選で韓国に負けたけど、肝心要の準決勝では圧倒した。これがいわゆる「負け上手」だと思うんです。プロ野球って、年間150試合近く戦っていくでしょ。優勝チーム、まあ、例えば阪神タイガースであっても、最下位候補の広島カープと26試合戦って、18試合も勝ったら御の字左近ですよ。8試合は、相手が弱小であっても負けるわけ。プロ野球の指導者ってのは、その辺がしっかりしてるんですよ。星野さん、僕は個人的には好きな人じゃないけど、やっぱりプロの野球人として、負け上手なんだと思うね。
しかし、サッカーってのは、Jリーグも出来て10年以上経つんだけど、どうも負け上手な人がいない。ジーコさんは、僕は個人的には評価してるんだけど、あのブラジルであっても、南米予選って結構苦しいんですよ。だって、主力のいい選手はヨーロッパにいて予選に帰ってこない。帰ってきても、コンディションはイマイチ。しかも、ブラジルってW杯優勝が目標のチームだから、南米予選にベストを尽くすこともない。その分、他のチームでW杯に出場することを目的としてるチームに足元すくわれたりもする。でも、結果的には必ずW杯に出て、優勝するか、近いところまでいくわけですよ。これも、負け上手なんです。要するに、負け上手ってことは強いことの証なんじゃないですかね。
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で、こう考えると、サッカー日本代表の岡田監督のこの発言ってのは、どうもトンチンカンだな、と思うわけです。むしろ、思い切って負けちゃってもいいくらいですよ。まあ、裏には日本サッカー協会とかスポンサー筋の「カネ」も絡んでるとは思うけど。
でね、正直言うと、私は岡田監督就任以降、日本代表は応援してないんですよ。何せ、あのフランスW杯でカズを外したでしょ。あれが、私にはどう考えても納得できない。使いたくないなら、ベンチでも良かった。あの大会で、日本が予選を突破する確率なんて万に一つもなかったでしょ。あそこは、カズをメンバーに入れ、日本サッカーがここまで来たことに対する最大の功労者を顕彰すべきだったと、今でも私は思っている。あの、岡田監督の采配は、サッカーをやっている選手に、どうせ日本人の上層部は、最後は自分を裏切るんだ、という悪しき先例でしかないように、私には思えるんですよ。だから、あそこはカズで負けてよかったんです。それが、負け上手への第一歩だったと思うんですよね。
そして、日曜の凡戦でしょ。それに、W杯ベスト4とか言ってる。あんたは、大本営かと。
太平洋戦争とか大東亜戦争とかいう戦争に負けたのも、結局、負け下手だからでしょ。そこは、実は日本人のメンタリティかも知れません。でも、ことわざに「肉を切らせて骨を断つ」ってのもありますよね。これも、負け上手になれってことじゃないんでしょうかね。
そろそろ、北京五輪ですが、ま、無事に開催されたとしてですよ、負け下手な日本がどういう結果になるか、ちょっと気になっています。一番、怪しいのは男女のバレーボールでしょうな。そういう視点で見ると、去年の世界選手権でメダルを取った後、イマイチ結果が出てない、バドミントンのオグシオなんかは、むしろ期待して良いんじゃないのかな、と思ったりしてます。まあ、ばれてると思いますが、ルックスが私の好みってだけなんですけどね。
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魔術師と凡人

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いや、何なのさ、タイガー・ウッズって。ありゃ、魔法使いだろ、どう考えても。
明日、ヒザの状態だけですな。それ以外に死角なし。上位陣でタイガーに太刀打ちできそうなのは、+1にいるオギルビーくらいでしょうからね。
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さて、魔術師の話は置いとくとして、金曜日の報告でございます。
場所は近江CC。拙宅からクルマで15分。昨年秋、地元の町内会対抗ゴルフで初めてラウンドしたのですが、とてもいいコースでしたので、今回、いつものゴルフ狂4人でラウンドしました。昨年秋は白のフロントティからでしたが、今回はコースにお願いして、青のレギュラーティから、6,500YのPar72。
16日に有名なアマチュア競技の「日刊アマ」の関西地区予選が開催されることもあって、グリーンが見事な仕上がり。ピッチマーク跡がほとんどないし、かなり固く仕上がってました。また、ラフもかなりきつくなってました。これでいいスコア出たら自信付くぞ、とか思ってたんですが。
同伴者も言ってましたが、このコースは距離が正確なんですよ。どういうことかというと、距離のサバを読んでない。安手の我々が普段行くようなコースでは、ドッグレッグホールでの距離計測が甘かったり、打ち下ろしが大きかったりして、実は表示ほど距離が無いことが結構ある。つまり、ぱっと見には、自分が良く飛んでいるような錯覚があるんですね。ところが、近江CCは競技志向コースということもあって(当たり前なんだけど)、距離が正確。400Y超のミドルでドライバーをミスするとセカンドで200Yくらい残るし、芯当たりしても実際には240〜250Yくらいしか飛んでないんですね。確かに、9Iで120Yくらいしか飛ばないんだから、こんなもんなんですがね。
さて、今回、自分自身への課題として、使うクラブを1W、5W、5I、7I、9I、SW、パターの7本に限定してみました。スコアがどれくらい変わるのか、という実験です。
結果を先に言いますと、前半(In)が51、後半(Out)が45の96でした。う〜ん、今年はどうも途中に大叩きすることがあって、なかなか80台の前半までスコアが伸びません。前半は、林の中に入れ、そこから出すだけなのに、木に当ててOB。さらに打ち直しも木に当ててまたまたOBで10を叩き、後半はプレ4のないホールで1Wのティショットを2連続OBして、ここも10の大叩き。これだけで8打もミステークしてるんですよね。難しかったグリーンに対しては、何とか34パットで収めているので、パターやアプローチは悪くなかったと思います。特にアプローチはかなり上手く打てたように思います。他にもOBが1回あるので、10打の損。86程度では回れてないといけない内容だなと思います。
では、クラブを限定してどうだったか、というと、ほとんど影響なかったんだな、これが。残り140Yなら、7Iで軽めに打ちゃいいだけのことでして、フルショットできない状況でも別段、困らない。というか、フルショットできるクラブでもミスはするだろうから、結局一緒だったと思います。
ということで、今後は今回の7本に加えて、53度のAWを入れた8本でラウンドしようと思います。あと、1Wは抜いて、3+Wを入れようと思います。というのも、今回、1WはOBが2回あるわけですし、林の中からのOBも1Wを曲げたのが原因です。OBは1打罰で打ち直しなので、実質2打のミスなんです。そうすると、OB2回に林に入れたのを1回と仮にカウントすると、ドライバーを使った13ホールに対し、実質は19打をドライバーで費やしたことになる。仮に、まともに飛んだ13ホールの飛距離の平均が250Yだったとすると、ストローク1打に対して、171Yしか飛んでないんです。この距離、私の5Iとほとんど同じくらいってこと。しかも、方向性は5Iの方が上だから、実は5Iでティショットしてた方がいいスコアであったという可能性が高いということなんですよ。だから、とりあえずしばらく1Wは封印して、3+Wを入れて、距離より方向性を重視しようと。もうすでに、バッグからは8本以外は抜いて、物置に入れちゃいました。キャディバッグも軽くなったんで、スコアも軽くならんかなw。
次回の確約予定では、7/19と8/13。特に8/13はあのABC選手権開催コースのABCゴルフクラブ。いいスコアで回りたいねぇ。とりあえず、クラブ限定とアイアンのティアップ練習でダフリ防止に取り組まなくてはね。
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ご無沙汰です

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いや、いろいろゴタゴタしてたりして、気が付けば一ヶ月も更新をサボっておりました。
まあ、いろいろというのも方便でして、実際のところは普段とほとんど変わらない生活をしてはいたわけです。ぎっくり腰で動けなくなったくらいかな。仕事も35歳になる中堅社員ともなれば、窓際族であっても忙しい。帰宅してからは、とりあえず発泡酒2本となると、もうカラダが動かない。
これだけのことで、1ヶ月日記を書かないわけです。毎日書いておられる方、それだけでも尊敬に値します。
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秋葉原の事件の件ですが、犯人がどんな人物だったのか、ということが盛んに報道されているようですが、どうなんでしょうかね。まあ、これだけ過去のことを暴かれるのは、ある意味では犯罪に対する抑止力になると思いますが。そうだな、そういう意味では価値があるのかもね。だったら、例えば、わいせつ事件で捕まる教師とか公務員とか報道関係者なんかも徹底的に、その過去を蒸し返してやればいいのに、と思います。
ま、冗談はさておき、こういう事件が起きて、その背景にあるものとして、今回は学業の挫折、派遣先の待遇、そしていわゆる「オタク」が挙げられてますが、そのどれも関係があるに決まっています。が、同じような人はたくさんいることを考えると、実はどれも決定的な要因ではないわけでしょ。オタク叩きが今以上に大きくなるんだと思いますが、それよりも、こういう事件を起こした人の脳を調べてみてはどうだろうか、と思いますよ。
別に脳を調べるといっても、頭をカパッと開けるわけじゃない。今はCTだとかMRIだとかいろいろ便利な機械もある。で、こういう犯罪を引き起こす人の脳ってどうなっているのかを調べておく。もちろん、一般の人の脳もできるだけデータを取る。で、性格だとか癖だとか、そういうものの調査と組み合わせておくわけです。そうすると、自分は脳から見ると、どういう傾向にあるのかを把握できるわけです。自分は、実はカッとなりやすくて、そういう意味である犯罪者に脳の形態が似てると。ってことは、ある程度、自分はそういうところを意識しておけば、自分で自分を抑止することで犯罪防止になるわけです。
ま、今の都会の人間は、カラダはどんどんデータ化しても平気なんだけど、なぜか脳味噌だけは嫌がるだろうな。だから、こういう提案は受け入れられないとは思いますけどね。でもさ、よく考えたら、脳味噌だってカラダの一部なんだけどね。
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問責決議案の件。
法的に拘束力がないものを、立法機関で議決する意味が分からない。あと、内閣不信任案はわかるけど、内閣信任案ってのも意味が分からない。
以上。
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今週は全米OPの件。
雑誌見てビックリですよ。今年のコースは、トーリー・パインズってところで、春先にタイガーが優勝して、今田が2位になったビュイック招待の会場なんですが、全然違うコースになってんの。7,600Y超でPar71とかモンスターコースにもほどがあるっての。
今日の深夜から中継なんで、楽しみです。ラフは深くないといいながら、芝がキクユ種という根っこの強い品種らしいので、結果的には例年と同じかなと。フェアウェイも固めの設定にしているそうなので、飛距離の出る選手が有利だとは思いますが、誰が勝つんでしょうね。僕は、本命はガルシアと先々週優勝したペリーかなと思っています。タイガーは復帰早々では難しそうだし、ミケルソンはドライバーの精度次第。コースの位置が、全英OPを開催するリンクスに近いことを考えると、ハリントンあたりも不気味です。あああ、楽しみだぁ。
ちなみに、トーリー・パインズはサンディエゴ市の公営コースで、サンディエゴ市民なら1R\5,000弱だそうな。実は、私、明日は休暇を取ってゴルフなんですが、こっちは\12,000。サンディエゴ市民はええのぅ・・・。
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