ふわふわ、あわわ


日には、日本中のいたるところで一斉にイルミネーションの点灯が始まって、そこいらでクリスマスソングが流れるようになりますね。わーい!私の仕事も一段落して、いわばシーズンオフに突入です。やった!巷では師走は忙しいというけれど、私たちの仕事は春までしばらく穏やかめに。ふ〜。年末が待ち遠しいな。今年はあれですよ、クリスマスの女子会も最期だし、お正月を実家で過ごすのも最期ですよ。・・・たぶん。
 この時期になると、なんとなく考える、ゆく年来る年(まだ早いか?)。この一年で溜まったものと言えば・・・私のiPhoneに保存してあるラテアートのフォトコレクション。職場の建物の1Fに入っているカフェで出されるカプチーノのラテアートが素敵で、毎回写真を撮ったものが消せずに一年分溜まりました。今のところ、2010年No.1はこのワンコのラテアート。何回みても可愛い!!!本場イタリアでもこんな素敵なラテアートにお目にかかった事はありません!
 ここのカフェは、コーヒーが一杯1000円という強気の値段設定ながら、場所柄(?)いつも賑わっていて、バリスタもコンクールで入賞しているような人が勤めています。でも、職場のスタッフということもあるかな?私たちが行くといつもよそいきカプチーノとは違う、こんなあっ!と喜ぶファニーなラテアートを出してくれて、それが毎回違うデザインなのでとっても楽しみなのです。バリスタと「明日から旅行に行くんだ〜」なんて話してた後で、「Bon Voyage!」なんてメッセージが出て来た事もありました、ランチに利用することが多いので、いつもとっても期待して食後を迎えます。
 今、ラテアートを習ったりするのも流行ってるらしいですね。私も出来るようになりたいなー。この小さなカップという限りあるスペースに詰め込む楽しさがあるから魅かれるのかな〜?限りあるスペースと言えば、今年は久しぶりに年賀状をデザインしようかな〜。けっこう好きなんですよね、あの小さな枠にメッセージを込める作業。。。あ、でも、その前にドイツにクリスマスカードを送ろう!!!はぁ、やっぱり忙しいかも!

いつもはほとんどお弁当を作って持っていってますが、気晴らしにカフェでランチをとることも。日替わりメニューがあるので飽きません。犬連れ、あかちゃん連れの人が必ずいるので癒されます

これは今年の初め、寅年ってことで

来年はこのコの登場ですね。かーわい♡

ゆるり、ゆらり


しい用事でちょこっとだけ実家に帰っていました。久しぶりの関西、あそこにもここにも行きたいところがいっぱい。でも時間も胃袋も限界があるので、“今行きたい”と思うところにだけ絞って行ってきました。
 まずは京都で一泊!京都は大学時代を過ごした思い出の地。当時と比べながらのそぞろ歩き。変わっているところと変わっていないところと両方あるけど、お気に入りの本屋さん、こだわり珈琲が飲める喫茶店から、何気ない定食屋さんまで、好きだったところはまだ営業を続けていて、そういうのを見つけるにつけ嬉しくなりました。10年前は(京都の会社に就職したことだし、京都でこのまま暮らすのか〜)と思っていたのに、まさかの東京勤務、そしてそのまま関西を離れちゃって。今となっては不思議です。
 だいたい、私の食いしん坊が爆発したのは京都でした。学生時代のアルバイト先の料理店でいろいろ美味しいものを食べさせてもらっていて開眼したんですなぁ。バイトの空き時間に大将の集めてた料理の古書を見て、いろいろ謎の食材に想いを馳せ(チョロギって何?とか)お店で残った美味しいなにやかにや(関サバとか!羅臼のウニとか!)を食べさせてもらい・・・ぷくぷくと太っていたのでした。
 その頃、女将さんに連れて行ってもらって、すごく思い出に残ったのが「瓢亭」の朝かゆ。粥といっても、最初に三段重が出て来て、椀物まで出て、それからお粥が出てきて、というデラックスなやつです。しかも、いかにも京都というかんじの佇まいの庭が見渡せるお座敷で食べる・・・学生の時は、アルバイト先以外で外食なんてまずしたことなかったので、その時は豪華な朝ご飯という「大人感」に圧倒された気持ちで食べました。味も美味しかったけど、雰囲気にのまれちゃって。いやぁ、思ひ出ぽろぽろ。
 さて、それ以来随分と月日が経ち・・・今回の京都、お連れさんにとっておきを案内したい、そう思ったら、ネットの情報とかではなく、私が自分で体験して知っているなかでの一番は―朝かゆだ。というわけで、予約をしてみました。時期的に別館での食事だったので、思い出をまんま再現というわけにはいきませんでしたが、それでも味とおもてなしのサービスは思い出に勝りました。有名な瓢亭卵はもちろん、ちょっと付いてるだけ風の枝豆までしっかり料理がされていて、すごいなぁ。美味しいなぁ。と。店内には子ども連れの人も、年配のご夫婦もいろんな人が来ていました。朝かゆもまた10年先も変わらず残っているかなぁ?夜にまったり食事をするのもいいけれど、たまに朝ゆるりとした時間を味わうのも、贅沢でいいです。気持ちが晴々する。ず〜っと先に、また京都に行くことがあったら行ってみたいな。

元バイト先にも久々に行ってみました。お店の名前も場所も変わっていたけど、味は変わらず美味しかった!大将がパッパと出してくれた「くもこ」、「からすみ」などを嬉々として平らげる様子をみて、私の珍味好きのルーツが知れた!と、ひろさん妙に納得。

地元では、ちょうど秋祭りがあったので、数年ぶりに足を伸ばしてみました。境内にはたくさんの人。2日間の秋祭り、地元の学校や会社は休みになります。こどもの時は毎年お祭りが待ち通しかったなぁ。秋晴れでとても気持ちよかったです。

京都ー兵庫ー大阪と三都物語。ミナミの夜はちょっと怖い。サラリーマンのおじさんたちしかいない立ち飲み屋。ビビって覗き見していたら、同行していたドイツ人(尼崎在住)から「え。普通じゃん?」と、意外すぎるコメントが(!)

ほわんほわん、ほわんほわ〜ん


っかり涼しくなりました。いつの間にかブログ書いてなかった。この前アイスクリーム食べてたんだ・・・。はは。二ヶ月前と気温が随分と変わりましたね。今ぐらいの季節になると、ベルリンが恋しい季節です。ひやっとしたOlliんちのキッチンで珈琲ぼや〜と飲みたいなぁ、とか。バッバッって落ち葉蹴を散らして歩きたいなぁ、とか。どっちもたいしたことではないし、日本でも出来そうだけど。。ちぇっ。
 去年もそうだったけど、何故か秋にはヨーロッパの友達がぞくぞく日本に来る。今もちらほら。お土産いただいたりなんかすると、ますますあっちの空気が恋しくなる。なかでもフランス人Aが携えて来てくれたお土産がツボすぎて幸せ。いつも上手にワインを選んでくれたけど、またボトル持って来てくれた♡ドイツのチョコも持って来てくれたし♡自分は嫌いなのにチーズも持って来てくれたし♡鴨のサラミみたいなのも美味しかった。それから、なんといってもAのパパが育てたハーブ!夏に実家に帰った時に摘んできてくれたとのこと。これ、宝物すぎて使えない・・・使うけど・・・。大事に食べよう。どうやって使おうかな。

 Aのパパは、南フランスに住んでるけど、時々ベルリンの娘のところへ遊びに来ていたので、何回か一緒に飲んだ(笑 ニコニコ笑顔の小柄な人で、酔っぱらったらくしゃくしゃ嬉しそうな笑顔になった。懐かしい。思い出がほわんほわん。
 いつだったか、夏かな?公園でフェスに行った時、その時もAパパが来てて、酔っぱらいドイツ人の集まりにひとり素朴な雰囲気を漂わせていて(パパ、田舎からこんな怪しい街に(笑)娘が居て心配じゃないのかしら。ってか、今この場所大丈夫?)と思ったことがあったけど、パパは楽しそうにしてた。あぁ、そして・・・なんでだったか忘れたけど(おそらく、私のうっかりのせい)、なぜか私とひろさんはその時、お米(!)を持っていて・・・しかも、そのことをすぐ忘れてフェスにひとしきりはしゃぎ・・・帰る頃に「あれ?米は?」ということになり・・・そしたら、なんとそのお米、Aパパのリュックから出て来た―ということがあった。私たちが米を忘れたことに気付いたAパパ、何も言わないで、数時間しょって持っててくれたんだった(泣)。
 あれには優しすぎて感動した。パパ元気かなぁ。ニコニコの顔が浮かぶ。会いに、いつかAの実家に行きたいなぁ。

料理が上手なA。日本で食材を買って晩ご飯を作ってくれました。久々のAの料理。うまうま。デザートのタルトタタンが絶品でした。作り方教えてもらおう。

しゃりしゃり、じゃりじゃり


ぞれ しろ、懐かしくて買った。子どもの時からずっと変わらないパッケージ。でも、子どもの時は、こういうシンプルなものは大人が食べるもんだと思って、自分は色が付いてるイチゴとか、クリームがはいってる宇治金時なんかを選んでいたから、味が同じかどうかまでは分からない。改めて知るってかんじ。すっきりと飽きない甘さ。ずっとあるってことは、それなりにファンがいるんだろう。
 子どもの時のお気に入りは、もなかに板チョコが挟んであるアイスクリームだった。あと、屋台のおばちゃんのかき氷。そのお店は小学校と図書館の間の松林にあって、おばちゃんが一人でやっていた。夏になると赤い字の“氷”の旗がかかった。屋台だから、流し台やトイレなどの設備がなくて、おばちゃんは公園のを使っていた。母なんかは「衛生によくない」と、そこでお菓子を食べることにいい顔しなかったけど、図書館にやたらめったら通う子だったので、そこを通ること頻繁で、前を通ったら食べずにいないことが居たたまれなかった。行きか帰りかのどちらかには立ち寄らないと、もったいないような気がした。
 おばちゃんは通年、白いあんこの入ったまんじゅうと、子ども向けに“ミルクせんべい”と私たちは呼んでいたんだけど、ふわふわの薄い板状のお菓子に練乳を挟んだものを作って売っていた。かき氷は、いつも暑くなってきたらいつの間にか始まっていて、そのうちまた気付いたら終わっていた。夏休みが終わってもまだ暑くて、よし今日も。と思って寄ってみても、おばちゃんは素知らぬ顔でまんじゅうを焼いているのだった。
 50円のかき氷はシロップだけ。100円になるとたっぷりの練乳が上にかかった。よく縁日とかでかき氷を売っているけど、あれはじゃりじゃりと氷を削った後にシロップをかけておしまい。おばちゃんのやり方は違っていて、プラスチックの容器を手に取ったら、まず底に透明のシロップを少し流す。それから、氷を削って入れた。そうすると、シロップがかかっているところを食べ尽くしてもまだ甘いというわけで、誰かのリクエストかおばちゃんのアイデアか分からないけど、見えない優しさがそこに潜んでいるようで、子ども心に感心していた。そこが、私的に他のアイスとおばちゃんのかき氷とが一線を画しているところだった。おばちゃんと何か話したりしたことがあったのかどうかは覚えてないけれど、そういうことはなんだかよく心に残っている。古いかき氷の機械も、よくある氷のつぶみたいなガリガリの氷が出来上がるのじゃなくて、斜めにシャッシャと氷を削ってくれる機械だった。削られた氷はフワフワなので、すぐに容器いっぱいに山が出来る。そしたら、おばちゃんは少し上の方を押さえて固めてからまたさらにふわふわを積み重ねてくれた。あれは特別な機械だったのかな。今はどこで食べてもじゃりじゃり氷一辺倒で、ふわっとした食感のかき氷に出会うことがない。なんでだろう。ふわふわしゃりしゃり氷を作る機械は淘汰されてしまったのか。
 みぞれ しろ、も、じゃりじゃりの食感。原材料には、少し、食塩が入っているよう。異性化液糖は呼び名が仰々しい。イセイカエキトウ、と口に出すとエイリアンみたい。
 亡くなった私の祖母など、ミルクせんべいのおばちゃんと話しているところなどいっぺんも見かけたことなかったのに、なぜかその人の事情(なぜ、ひとりで屋台をしているのか、など)をよく知っていたりした。私はずっとひとところで暮らしていたことがないので、分からないけど、いなかというのはそういうものなのかな。みんな知り合いじゃないようで、地域の人のことはよく知っている。私がどこの家の子かなんて、ミルクせんべいのおばちゃんには知られてないだろうと勝手に思ってたけど、まずそんなことはなかったんだろうな。祖母は散歩に出掛けた時など、私のことをおばちゃんと話したりしていたのだろう。
 おばちゃんの屋台からほんの100mぐらい離れたところには、ライバルのまんじゅう屋のおじいさんが居た。おばちゃの店にはせんべいやかき氷があったが、おじいさんの店にはまんじゅうだけしか売っていなくて、しかも、おじいさんはちょっと佇まいが不気味だったので、当時ぜんぜん立ち寄ることがなかった。先におじいさんが店を畳んで、おばちゃんはライバルが居なくなった。いつの間にか、かき氷もやらなくなっていた。あれから随分たったので、今はもうおばちゃんの店もないんじゃないだろうか。

嬉しいこと。フランス人のAnaïsからカードが届いた(左)。イタリアのコモ湖に行ったらしい。コモ湖、インターネットで調べてみたら素敵すぎてくらくらした。この後は南フランスの実家に帰るのだって。そして、秋に日本に二度目の来日。待ち遠しい。右は、春に届いたドイツのAnna-lisaからのカード。どちらもレトロな女の人のイラストがすごくきれいで、部屋に飾っている。みる度にふたりのことを思い出す。メールで世界中とすぐやりとりできて、今なんかSNSでリアルタイムに海外の友達が何してるかとかわかっちゃって、超便利だけど、やっぱりハガキがはるばる届くと嬉しい。私も書こうかな。南フランスは、今となっては夢のようだけど、ニースで数日過ごしたことがある。夏で、すごく暑くて、宿で同じ部屋だったオーストラリア人のギャル達と浜辺に夕日を見に行った。Anaïsの、あの優しいパパが暮らす村は、どんなところなのかな。

ざくざく、まぜまぜ


風邪ひいてズビズバです。ここ数年、冬場は風邪っぴきになることなかったのでなんか悔しいです。クーラーがだめですね。気温差がだめですね。もう暑いのはいいです・・・早く夏が終わって欲しい。
 そんなこんなでバテバテMAXなので、野菜と果物をたくさん食べるようにしています。今日はお休みだったので養生してましたが、寝てばっかりもアレなので、ガバッと起きてガスパチョを作りました。夏スープ代表、冷たく食べる野菜スープです。ミキサーでガガーとやれば早いのですが、うちにはないので細かく野菜を切って切って切って・・・。みじん切り大好きなので、作っている間が楽しい時間。集中してひたすら野菜を切っていると、なんか心がシンとして落ち着いてきます。20代の頃はよく仕事で行き詰まると夜中に餃子を作っていました。静かな夜の世界に響かせるような気分でとんとんとリズムを刻んで、刻んだ野菜と挽肉と混ぜてチマチマとぎょうざを包んだら、完成する頃には作る前と随分気持ちが変わったりしたものです。いっぱい作った餃子は冷凍してまたいつか食べたらいいし。一石二鳥の技だなぁと思っていました。
 ガスパチョはスペインのものだけど、残念ながら本場の味は知らない。適当に作っている毎年のガスパチョがどれほどの本物度なのかまったく不明(そんなメニュー、ほかにもいっぱいある)。思い出深いのは、ベルリンでオランダ人のJ君とRさんの家に招待してもらった時、最初にガスパチョが振る舞われたこと。その時は他にもいろいろご馳走してもらったはずなのに、何故かガスパチョと最後のデザートだけをすごく覚えている。たぶん、ドイツでオランダ人からスペイン料理・・・でわけ分かんないな、とちらっと思ったから印象が強く残っちゃったのかな。最後のデザートは焼いた桃にブランデーをかけたもので。あっちではカップルで食事をしてても、最後のデザートは男性が作るというのが普通なので、その日もJ君がデザートを作って出してくれて、それにもスゴく感心したんだった。懐かしいな。
 私の角切りガスパチョは、毎回ちょっとずつ具材が違います。今日はきゅうりとトマトとピーマンとたまねぎ。鼻が詰まっててくるしいので、ちょっとでもよさそうな具材をと思って生姜も少し入れた。それから彩りにえんどう豆も足してみましたよ。

きゅうりとピーマンは、ひろさんのお母さんが育てたのを分けてもらって、また飛行機で持って帰って来た。福岡でもBBQの時に丸かじりして食べましたが、本当に美味しい。子どもの時うちにあった畑で食べたきゅうりの味。スーパーで売ってる薄味のきゅうりを買うの、さらに嫌になる。

がりがり、がしがし


湿気がすごくてばてるー。ささっと喉を通るものにしか手が伸びず、御飯時も素麺とかフルーツジュースとかで過ごしがち。。。スーパーで買い物する時も何が食べたいか考えるよりも、何なら食べてもいいかなぁというかんじです。今日もそんな具合で(うーん、さっぱりしたものはないかなぁ)と物色していたら、谷中生姜が目に留まりました。おおまさに、こういう季節にちゃんと効くものがあるではないですか。なんと素晴らしい。さすがジャポン、四季の国。
 今ちょうど旬ですね。先週、ひろさんが東京に来てたので、ベルリン時代の盟友Rくんと一緒に新橋のガード下でいっぱいやったのですが、その時にもちゃーんとおすすめにのぼっていました。白い生姜に味噌をつけてガリガリ。ピリリとした辛みがシャキンと細胞に刺激を与えてくれます。ひろさん知らないだろうと思って注文したら、まんまと驚いてくれてしめしめでしたが、私も初めて谷中生姜をみた時はどうやって食べるんだろう???と謎だったものでした。なんで関西に普及してないのかは分からないけど、京野菜だって江戸にはあんまりないし、まぁ、いいか。
 私は谷中生姜の見た目も好きです。食べるのは白い部分だけだけど、まっすぐ伸びた青々した葉っぱもすごくさわやかで、本当にこの季節にぴったり。ほんのりピンクがかってるところも瑞々しくて初々しくて、いい。齧ったらピリッと!というところなんかもさらに、いい。一本まるまま持ってがしがし食べる壮快な食べ方の他に、天ぷらも食べたことがあります。生ハムとかベーコンとか巻いても良さそうだし、なかなかおつまみにいい素材。

 今日は生姜をかじりながら、七夕の準備をしました。くるくる氏が庭の笹の葉を切ってくれたので、いろんな飾りを作って飾りました。生姜の刺激と、久々に工作をして、脳がきっと活性化されたに違いない。まだ、私のお願いしか下がってません。これからみんなが帰って来たら、もうちょっとにぎやかなかんじになるかな?私のお願いは最近の隣人のTさんの教えにしたがって、「過去完了型」で書いています。「〜したい」「〜お願いします」より、「〜で、ありがとうございます」というかんじで、もう叶ってる風の方がいいらしい。神様がもう叶えたって勘違いしてくれるとかなんとか・・・。そんな騙し討ち的なやり方でバチがあたらないか心配ですが、まぁ、いいか。叶いますように・・・。

はらはら、どきどき


Zukkoke軍団(*)で一緒にパフォーマンスをしたTomityさん。50歳過ぎてなお現役を続けてた競輪選手さんですが、この度お仕事をとうとう引退なさるということで、それは応援しに行かなあかん!と、やや緊張しながら(初競輪なので)立川競輪場まで出掛けてみました。
 3日間のレースで、今日が2日目。明日の最終日にはもっと大勢のTomity応援陣がかけつけるらしく、私もそこに混じれればそんなに緊張しなくてもよかったんだろうけど、明日は仕事で無理。お昼休みに結果をiPhoneでチェックします(なんか姿を想像するとアレですが)。明日、にぎやかだろうなー。
 おじさんたちが多いんだろーなーとただでさえビビっているのに、競輪場まで向かう電車のなかで同僚に借りた「告白(映画がすごい流行ってるやつです。読み応えあったー)」を読んでしまったので、おかげで着いた時点でもうかなり精神状態がアワアワしておりました。右も左も分からないので、そこら辺の従業員とおぼしきおばさまに車券(自転車なので、車券です。)を買う場所、レース場の方向など聞きまくってなんとか応援スタンバイ。

みてください!このスポーツカメラマンばりのショット!なんとTomityさん1位でした!!!これってすごい!フェンス越しで観戦してて、私はもう大変興奮&感動しました!!!知人が一生懸命のところをみるってほんとどきどきしますね!最後にグァーとTomityさんが追い上げてゴールした時は感激もひとしお。何週ぐらい走るのかも分かってなさすぎて「がんばれ!」って、大声を出したらもうゴールしてた。というオチもつきましたけど。。。いや〜、しかし、まさに有終の美!すごい貴重な瞬間に立ち会えて嬉しい。退場の時、観客席側に向かってお辞儀されてる姿をみてじ〜んとしました。大拍手!ありがとうTomityさん、そして、おつかれさまでした。
 競輪選手みんなカラフルなウェアなんですね〜。最初に先導の人とゆっくり走るとかも知らなかったー。当てるのは・・・やっぱり予備知識ないと難しいもんだな。9万円すったー!とか話してるおばあさん居たし・・・。私は100円でちまちま車券を買っただけでした。Tomityさんの単勝があったら勝ってたけど、単勝がなかったら2着が当てられずに勝てなかったー。
 その後は、実際のレースをみて満足してしまったので、車券を買わずにレースだけ観て、予算3千円を使い切ることなく残ったお金で珈琲を買って帰りました。国分寺の「どりっぷ」(こだわりの焙煎珈琲!)西荻窪の「三月の羊」(可愛いひつじカフェ!)のどっちに行くか迷ったけど、ここはおじさんつながりで「どりっぷ」に。後でチェックしたら「三月の羊」は閉店してオーナーさん北海道に移住してた!から、最後はついてたかな〜?
 うちに帰ってからサングリアを作って祝杯をあげました!暑かったし美味しい!競輪選手は試合前から試合中も外部との接触を一切断たれて缶ズメ状態になるので、終わってもすぐ会ったり出来ないそうです。きっとご家族と喜びたいでしょうけどね。でも、Tomityさん、明日もがんばれ〜!