渋谷 ぷん楽

奈良萬 純米無濾過生原酒 中垂れ

「フレッシュな甘い香りとさわやかな酸味が絶妙」との説明。酸味が強くて、さわやかという印象はあまり持たなかった。

翠露 からくち 純米

からくちと言っても「辛い」「強い」という印象はなく、すっきりして飲みやすい感じ。

くどき上手 ばくれん 吟醸

辛口すっきり飲みやすい。「ばくれん」は辛口なのね。前回くどき上手を飲んだとき(雄町 純米大吟醸)に感じた華やかな香りはなかった。

村祐 純米大吟醸

これが一番好きだった。酸味と甘み・旨みのバランスが○。…と思った気がする。

手取川 男の夢 あらばしり 大吟醸

わすれた。。。なかなか個性的な人だった気がする。

中央林間 知知武

十四代 本丸 本生

飲みやすくすっきりしていて、かつ華やかな香りがある。個人的にはもう一押し、個性のある香りが欲しいところ。「僕が十四代の特徴だと思っていた香り」はいなかったけど、このすっきり度合い・華やかさがきっと十四代の特徴なんだろう。
最初何のお酒だか知らずに飲んで、「飲みやすいお酒だけどもう一歩かなぁ」と思ったら十四代だったという衝撃。。。利き酒できるようになってみたい。

緑川 緑

時期的に「雪洞貯蔵酒 緑 吟醸」というやつかな?
ちゃんとした味わいがあって、でもしつこくなくて飲みやすい。すっきり度合いではさすがに十四代には負けるかな。

多数決

http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20120117/p1 を読んでの話。

僕が「本来の」多数決に出会ったのは、確か中学2年のときだったと思う。クラス替えの後最初の学級活動の時間に、クラス内で意見をまとめるときに取るべき方法について書いたプリントを担任の先生が配って解説した。そこに書いてあった内容は上の記事のマツダ先生(仮名)の話と類似していて、以下のような手順で決を取る方法だった。

  1. まず案を出す
  2. それぞれの案に関する意見を出して議論する
    • その議論の中で、必要に応じて選択肢の追加・修正・統合等を行う
  3. 議論が十分に収束したら多数決を取る

ここで大事なのは、いきなり多数決じゃないんだよ、ということ。その前にちゃんと意見を出し合って議論しないといけない。

みんなの意見をまとめるにあたって、もっとも原始的でもっとも良い方法は、話し合いによって意見を統一すること。それぞれの選択肢には長所・短所があって、そのときに置かれている状況に対してどの選択肢が最適なのかをみんなで話し合って決める、それが最善の方法のはず。ただし、人によって考え方や優先順位が違うので、必ずしもみんなが合意できるとは限らない。だから次善の策として、話し合いの結果「どれが最適だと思ったか」を(例えば)多数決で決める。これが本来の民主主義のやり方だと思う。
「少数意見の尊重」という話があるけれど、これは決して「多数決で負けた人の意見もまあ参考にしてあげようね」などという意味ではなく、「少数派の意見だからといって軽視することなく、十分に議論して採用すべき部分は採用し、最善の案を作る」というのが一番大事なはずだ。

中学の頃の僕は「黙って多数決を取ればよいのになんでこんなめんどくさいことをするんだろう」と思っていたし、実際のところそのクラスの学級活動でこのプリントの方法が十分に活用されていたとは言えない。僕がこの考え方をきちんと理解したのは中学を卒業してだいぶ経ってから、「多数決が正しいとは限らない」という趣旨の雑誌記事か何かを読んだときだった。それでもこの記事を読むにあたって、中学のときに担任の先生のプリントを読んでいたことは大きな影響を与えていたと思う。


ついでに。さっき「(例えば)多数決で決める」と書いたけど、ここで多数決を使うことが必ずしも正しいとは限らない。その一回だけを見れば多数決がもっとも理にかなった方法かもしれないけれど、何度も多数決を取っていると毎回少数派に回ってしまう人が出てくる。性別とか年齢とか宗教とか、異なるバックグラウンドを持っている人がいる場合は特にこの問題が顕著になる。そういうときに、例えば順番に割り当てられた代表者の意見を採用するとか、くじ引きであたった人の意見を採用する、というやり方も、平等な方法としては考えられる。「古代ギリシャでは政治家をくじで選んでいた」という話も、「平等」という観点では実に理にかなっているのだ。
もちろんこれらの方法にのデメリットはあるし、今多数決で決めていることを全部くじに変えるべきなどと主張する気はない。しかし少なくとも、多数決が適切ではない場合があることだけは間違いない。世の中では、小学校から慣れ親しんできた多数決を何の疑問も持たずに無条件に採用していることが多く、これはとても危険なことだと思う。

新宿 結庵

新宿住友ビル52階。夜景がすごくきれいだった。

黒帯 純米

えぐみが気になった。

浦霞純米吟醸

これぞ純米吟醸という感じ。吟醸香がどういうものかとても良く分かった。自分の好みとしては、もう少し個性というか味わいが欲しい。

八海山 純米吟醸

なんかものすごくすっきりしていて水みたいな感じだったんだけど、八海山ってこういうお酒だったっけ?