〜灯りを求めて〜やまだじん新春チャリティコンサート

=ともしびがふる里=
                 〜灯りを求めて〜 
やまだじんチャリティコンサート   Vol.2
           

2008年の暮れに難病の「筋委縮性側索硬化症(ALS)」を発症し、引退 
を余儀なくされた歌声喫茶出身の歌手やまだじんが、同じ病に苦しむ
仲間とその家族を励まし、また、この病気の実情を広く知っていただく
ためにふる里のような「ともしび」で再び歌います


歌:やまだじん
ギター伴奏:山本さとし


日時:2010年1月11日(月) 12:00開場 
         13:00開演 〜 15:00終演

会場:うたごえの店「ともしび」新宿店
http://www.tomoshibi.co.jp/utagoe/  
 新宿区新宿3-20-6 FSビル6F(靖国通り沿い・アドホックビル並び)


料金:おひとり様2000円 ワンドリンク付き
  (全ての収益は「やまだじんを聴く会」より日本ALS協会(JALSA)に寄付されます)
予約&お問い合わせ:
   ◎ 株式会社ともしび  TEL03-3352-0231 /
   E-mail info@tomoshibi.co.jp

   ◎ やまだじん TEL03-6386-6521 /
   E-mail jinta_sasurai2005@y8.dion.ne.jp

 全50席の予約制です
 お越しになる前に、必ず電話かメールにてご一報ください!
 予約無しにお越しいただいた場合、お座りになれなかったりご入場
いただけない場合があります。


(写真は前回10月4日のコンサート風景です)


< プログラム >

     前半

1 「アル・ディ・ラ」(映画“恋愛専科”より)
2 「ジーン」(R・マッケン 曲)
   (映画“ミス・ブロディの青春”より)
3 「花の結婚式」(すぎやまこういち 曲)
4 「しら萩のたより」(すずききよし 曲)
5 「なんという淋しさ」(すぎやまこういち 曲)
  (ミュージカル“青春の歯車”より)
6 「ラ・モンターニュ/ふるさとの山」(J・フェラー 曲)
7 「バラはあこがれ」(G・ベコー 曲)
8 「あなたの歌を」(やまだじん 曲)・・・ピアノ伴奏:大久保ちえ


    ― 休憩(約 20分) ―



     

後半

9 「ふる里の樹」(山本さとし 曲)
10 「ハレルヤ(hallelujah)」(L・コーエン 曲)            
11 「ヒロシマの有る国で」(山本さとし 曲)          
12 「ありのままに」(やまだじん 曲)
13 「夢の世界で」(やまだじん 曲)
14 「小さな橋の物語」(寺島尚彦 曲)
15 「私の一日」(やまだじん 曲)
16 「灯りを求めて」(やまだじん 曲)
17 「帰り来ぬ青春」(C・アズナブール 曲)


やまだじんプロフィール

1947年8月11日 長野県松本市に生まれる。

1971年 当時西武新宿駅前にあった「うたごえ喫茶 灯」で唄っていた頃、郷里の先輩歌手・上條恒彦さんに見出され、プロ歌手への道を歩み始める。

以来、愛用のギターMartin D-28を肩に、全国各地の鑑賞団体やライブハウスなどを中心に草の根ライブとコンサート活動を続けてきた。

また、数多くのTVドラマ(「Gメン'75」)・芝居(前進座「太陽の子」)・舞台(ミュージカル「青春の歯車」)等々で俳優としても幅広く活動をして来た。

地元の街では、ライフワークとして月1回の「うたごえ喫茶長崎の鐘』」、自作の曲と好きなシャンソン等を唄う「やまだじんのホームタウンコンサート」など、ギター弾き語りによるライブ活動も続けて来た。

しかし2008年12月10日、入院先の日大板橋病院にて特定疾患(難病)「筋委縮性側索硬化症」との診断を受け、2008年12月末日をもって40年に及んだ芸能活動、株式会社ジェイズオフィス他すべての事業活動を停止し廃業するに至った。

山本さとしプロフィール

福島県会津喜多方市熊倉町生まれ。

日本社会事業大学社会福祉学部卒。

9歳で兄よりフォーク・ギターを譲り受け「明星」の歌本やソノシート付き通信教育(石川鷹彦氏監修)で独学開始。
13歳で日記の延長でオリジナルを書く。
月2曲ペースで書き、以来、現在までマイペースな歌作り生活に。

アコースティック・ギターでの弾き語りには定評があり、全国に身近なフォークソングやポピュラーソング、オリジナルソングを手渡している。

練馬区石神井在住。

 今回はプログラムの後半に、ゲストシンガーとして自身のオリジナル曲を3曲歌います!

山本さとし公式ホームページ〜フォークソングの風に吹かれて〜
http://pws.prserv.net/jpinet.sy3104/


(11/14 尼崎労働福祉会館にて)

Al Di La(アル・ディ・ラ)

11月14日(土) 尼崎労働福祉会館大ホール 第4回いきいきシルバーコン
サート / 西 勝二郎ピアノコンサート〜映画音楽の夕べ〜にゲストとして
招かれた。

編曲家・星野知信氏の協力を得て、初めてカラオケでカンツォーネのスタン
ダードナンバーでもあるこの大曲に挑戦、初披露した。


今回もギターの伴奏者として、シンガーソングライターの山本さとしクンに
同行いただいたが、せっかく映画音楽の夕べとうたっているのだしと思い、
星野君にカラオケを作ってもらったのだ。

幕開けにドーンと流れれば、インパクトあるんじゃないかと云うもくろみは
大成功!
初めてお会いする方も多く、馴染の薄い関西の人たちの心をしょっぱなに
しっかりとキャッチした。手ごたえがあった。


あれは中学から高校の初め頃だったか?映画「恋愛専科」を観たのは・・・
ふくよかで健康そうな頬と愛くるしい青い瞳、スザンヌ・プレシェットの
清純さも好かったが、ドナヒューの年上の恋人役アンジー・ディッキンソン
を知ってしまった。

中坊にはとても手の届かない怖い?世界へいざなわれる様な大人の色気に、
ゾクゾクしたものだ。そして美脚!タイトスカートがよく似合う脚のラインの
きれいだったこと。


それと、ちょうどバイクの免許を取ろうと考えていた頃だったし、「べスパ」
が印象的だった。


ビストロかリストランテでの食事時、エミリオ・ぺリコーリが歌うんだ。
間奏の時に、スザンヌがドナヒューの肩に頭を乗せ掛けるようにして「ねぇ、
アルディラってどういう意味?」
ドナヒューが「Far far far away,Beyond beyond beyond」と答える。
「ずっとずっとずう〜っと遠くまで、遥かはるか彼方まで」そのくらい強く
愛してるって云う意味だろう。愛し始めた二人の象徴的なシーンだった。


ちなみに中坊だった頃の俺は、イタリア人の可愛い女の子の名前かと思って
いた。あの頃はステレオなぞなく、姉のポータブルプレーヤーが家にあった。
45回転のドーナツ盤サウンドトラック、劇中で歌うぺリコーリの「アル・ディ
・ラ」を買った。

チャリティーは有料で?無料で? ムムム・・・さて?

10/12付 「〜灯りを求めて〜チャリティーコンサートを終えて」
の記事。

『豊島区の障害者福祉サービス地域生活援助の「移動支援」が
10月から支給されることになったので早速申請してみたのだが、
今回のようなチャリティーコンサートに出演する為には使えない
のだそうだ。
全額自費でということなので、ヘルパーさんの人件費や車いす
リフト付介護専用車の使用料などをコンサートの制作経費から
出してもらったが、その分寄付金が減ることになってしまった。』

上記の部分について、言葉足らずで誤解を招く恐れのある稚拙な
文章で申し訳ありません。改めて詳しくご説明させていただきます。


障害者福祉サービスの公的資金「移動支援費」が支給されないのは、
ひと言で言ってしまえば“有料”チャリティー(募金)コンサート
だったからです。会費といえども、対価が支払われ収益が上がる
事業なので公的資金は使えません、ということです。
このコンサートが入場“無料”で、入り口脇にでも募金箱か何かが
あって、おいくらでも結構です浄財をご寄付くださいと云う事だっ
たらOKということ。


ただもう一歩踏み込んで皆さんにお考えいただきたいのは、“有料”
の場合は、その収益の中身が大概の場合公開されると云う事です。
されない場合には、資料開示請求ができます。何が経費で、その
経費に幾ら使われ、最終的に幾ら寄付されたのかわかる透明性が
あります。


“無料”の場合はどうでしょう?
人やモノが動くイベントを開催するのに、経費を掛けないで出来る
なんて誰も思われないでしょ?
経費は浄財にあり!

何人の方がご寄付されたのか、誰が幾らで誰々は幾ら・・・など、
総額は発表されても中身は分かりません。公開の義務もありません。
皆さんの“お気持ち”が人知れず経費としてじゃぶじゃぶ使われて
いたりなんてね、意外な盲点かもしれませんよ。

「あなたの歌を」 歌詞

あなたの歌を

             石井美恵子 作詞
             やまだじん 作曲
             星野知信  編曲


神の試練に耐え抜いて
生まれた歌に出会いました

あなたの心の思いのたけが
波打つように伝わりました

    あなたが歌った昔の歌は
    聞いてはなかった私だけど

心にしみ入る歌でした
やさしさあふれる歌でした

もっと早く出会っていたら
そんな事も思いながら

時を止めて耳を澄ませ
心に刻んだ夜でした

    もう歌わないなんて言わないで
    力のかぎり聞かせてください

心にしみ入るその歌を
やさしさあふれるその歌を

やさしさあふれるその歌を

DENさんの展覧会

栃木の古くからの友人・中島英夫くんがやっとその重い腰を上げた。
身は軽いのにねぇ(笑) シャイで心優しい人。


才能に恵まれた人というのはいつの時代にもいるもので・・・彼なんぞは正に
そんな一人なのだろう。
油絵を描く。カメラと写真。料理造りと焼き物、彫金に皮細工、木工・・これ
はもう趣味ではなくなってしまったが。


まず大変な音響マニアだ!スピーカーボックス造りから始まって、真空間アン
プも勿論手作りし、ターンテーブルレコード針まで凝りに凝ってパーツを集
め、究極の自分が納得のいく音を追求してきた。
マニアというものは収集癖もあるらしく、ちょいと他所ではなかなか聞けない
クラシックの名盤にも彼のところでなら出会える。
クラシックと云えば、彼は現役だったころの俺なんぞよりも数段ギターも巧い
のだ。お馴染の「禁じられた遊び」さえろくに弾けない俺の前で、さりげなく
アルハンブラ・・・」なんぞをパラパラッとやられると、こん畜生!って訳。



先月彼が採寸にまで来て造ってくれた檜の一枚板のパソコンデスクのお礼に
(本当はお礼などと言える代物ではないのだが)、長くほったらかしていた
ガットギターを貰ってもらった。
彼の魔法のような手でリペアされた我が子に、今度の作品展で再会できるかも
しれない。


再会と言えば、4日にも新宿に大挙押し掛けてきてくれた聴く会のメンバーに
会えるかもしれないということ。楽しみだ。

楽しみといえば、晩秋11月は新蕎麦でしょ。3年ぶりに「大麓田」の蕎麦も味わ
いたいものだ。

どうです?皆さんも俺とご一緒に、まずは佐野の中島展へ。

チャリティーコンサートをおえて

これが周五郎のいう“つゆのひぬま”とでも云うのだろうか。
10月4日、予報が外れて秋たけなわの爽やかな“新宿”に、長野県・栃木県・埼玉県・千葉県・神奈川県からと、遠来の方々も迎えて(予想をはるかに上回る66名の有料入場者!)無事〜灯りを求めて〜チャリティーコンサートを終えることができた。

お越しいただいた皆さん、関係者の皆さん、コンサートを成功に導いてくれた縁の下のスタッフ皆さん、このブログ上からまずはお礼を申し上げたい。

 おかげさまです、本当にありがとうございました。



このコンサートも、山本さとし(シンガーソングライター&フォークシンガー)クンのアコステック・ギターに支えられてのものだったのだが、いつも車いすでの移動介助やヘルパーとしての介護までお願いしてきたので、今回彼には音楽だけに集中してもらいたくて、ベテランのプロのヘルパーさんを初めてお願いしてみた。

豊島区の障害者福祉サービス地域生活援助の「移動支援」が10月から支給されることになったので早速申請してみたのだが、今回のようなチャリティーコンサートに出演する為には使えないのだそうだ。
全額自費でということなので、ヘルパーさんの人件費や車いす用リフト付介護専用車の使用料などをコンサートの制作経費から出してもらったが、その分寄付金が減ることになってしまった。



50名の集客目標だったのだが、予約なしで当日来て下さった方も多く、最終的に60席のキャパに66名の有料入場者がありました。
中でも、「佐野やまだじんを聴く会(中島さん関係12名、石井さん関係10名)」の力は大きく、全体の約3分の1を占めました。
翌日日本ALS協会(JALSA)に、「ともしび」さんのドリンク代やスタッフの車2台の駐車場代や出演料など諸経費を除き、¥48.900の収益から私が経費の一部として900円をいただき、残り全額¥48.000を寄付金としてお送りしました。


コンサート内容や曲についての個別の感想など諸々自身でも語りたいことはありますが、控えます。その分皆さんから寄せられた感想やご意見を紹介させていただきますのでどうぞどしどしお寄せください。
また、奈良の鈴木さん初め各地多くの方々から励ましのお言葉と共に素敵な花束をたくさん頂戴しました。ありがとうございました。

最後にライブCDをお申し込みの皆様、お手元に届くまで約1カ月程かかりますのでご猶予くださいませ、よろしくお願いいたします。