ここまで鈍感でいいのかしら

750ライダー

私が深く私淑するところの村長氏の言及で知ったのだが、ずいぶんと無茶な宗教についての概念が罷り通っているようだ。

やっぱりこれは私の世代の責任もあると思うのだが、「宗教」については義務教育の範囲で比較文化的に教えられなくてはならないなと思った次第。

「死んでもうたらみんなカミさんでええやん。やいのやいの言いなさんな。」

↑この考え方をより多くの人間に伝え広めることから始めまひょ。
日本が特定アジアと分かり合えない最大の理由は宗教観である。 | C.I.L.

これはもはや、原始アニミズムと分類されるところの、神道ですらない。

これを読んで真っ先に思ったのは、

「こんなことを書く方に較べれば、『公明党が応援している宗教団体に属して日夜勧誘電話をかけてくる迷惑な親戚の叔父さんないしは叔母さん』の方が、遥かに宗教を理解もしているし、実践もしている」

ということである。

全国850万創価学会(あ、言っちゃった)世帯のみなさーん!

あなた方のほうがそこらの「インターネットに詳しい人」より、やっぱり「宗教」ということに関しては、一枚も二枚も上手で、正しく理解もされていらっしゃいますよー!

どこまで正しいかは知りませんが。

自販機情報

自販機で情報発信
越谷市は、市役所など公共施設五カ所に設置されている飲料水自動販売機を使って、市の情報の発信を始めた
http://www.saitama-np.co.jp/news02/15/14l.html

情報発信はともかく、それに続く

市は昨年五月に同社と「緊急時の飲料水供給協定」を締結。災害時にインターネットを使って遠隔操作し、六台の自販機を開放し、在庫の飲料水を無償提供する。

というのが興味深いです。
なかなか良いシステムを導入したなと思います。

ただ、実際の災害時にどの程度までシステムが稼動するのだろうか? また、「災害」という言葉の定義を巡って、稼動が遅れはしないだろうか? などと、ついつい下種の勘繰りをしてしまいます。特に後者は人災ともいえる部分なので、きちんと定義しておいて頂きたいと思いました。

最近の伊原さん

最近の伊原さん

現役時代に身売りが決まった西鉄ライオンズにおいて「埼玉県ってどこにあるんですか?」と言い放った伊原さん。誰もが思っていても口にできなかった疑問をずばりと口にしたその態度を知って、思わずファンになってしまいました。
さて、その伊原さんも今では、ライオンズ、ブルーウェーブ監督を経て、ジャイアンツの野手総合コーチを勤めていらっしゃいます。
そんな伊原さんの最近の言動を原監督自らが伝えてくれました。

滝鼻オーナーやフロント陣に「キャンプでは色々なことがあります。練習時間が短ければ甘いキャンプだと言われ、長ければダラダラやっているだけだとか、耳にすることもあるでしょう。しかし、私たちを信じてください」という内容です。さすがに監督を経験したことのある伊原コーチのコメントです。
http://www.hara-spirit.net/cgi-local/diary/diary.cgi?file=story&key=070120

かっこいいなあ、伊原さん。
今年も注目いたします。

芝草さんと井場さん

昨年ホークスに所属しながらも、怪我の為、試合に出ることなく戦力外通告を受けた芝草宇宙さんが、現在台湾球界に挑戦との報道は知っていましたが、

1/25 牛隊自辦練習賽與新人入團訊息
接著倍受矚目的兩位日籍投手井場友和芝草宇宙接連上場中繼,現年三十歲的井場友和出身日本火腿鬥士隊,中繼一局,三上三下,最快球速高達一百四十三公里;出身福岡軟體銀行鷹隊,相當受到日本媒體關注的芝草宇宙同樣中繼投球一局,雖然隊友在二出局後發生了兩次守備失誤,但並沒有影響芝草的投球,仍然穩健地解決接下來的打者。同時三十七歲的芝草也飆出一百四十一公里的快速球,兩位日籍投手的表現都讓教練團相當滿意。
興農ブルズ News

なんか、元ファイターズの井場さんも一緒に試合形式での入団試験を受けたようですね。
「兩位日籍選手芝草宇宙井場友和則是不約而同地表示不但希望能幫助球隊奪下總冠軍,更希望能幫助球隊在日本東京巨蛋贏得亞洲職棒大賽的冠軍。」ともあるので、アジアシリーズで活躍するためにも二人の日本人選手の獲得することにしたと考えて大丈夫でしょうか。

全く関係の無い話だが

つかこうへい氏がエッセイの中で紹介していたエピソードで次のようなものがある。

かの田中角栄氏が、自身の派閥に大物政治家を組み入れんものとさまざまの運動を試みた時の話なのだが、この政治家、金には目もくれず、甘言には耳も貸さず、また送り込まれた美女にもいっかな心動かされた様子が見えない。
ほとほと困り果てた角栄氏、意を決してこの大物政治家の元を直接訪れて、
「おい、オレじゃ駄目か?」
意味ありげに御尻を振って見せたという。
さすがの大物氏も、この角栄氏のオルグへの情熱を目の当たりにして、破顔一笑。以降は角栄氏のブレーンとして先頭に立って活躍したとの事。
行動の是非はともあれ、情熱というものは現に人を動かす力を持つものだというお話である。

いや、全く関係の無い話なんですけれどもね……。

なぞのポイント

アンテナ先の巡回の途中、ある種の不透明な金銭のやり取りについて、やや性急なコメントをつけてしまった。
その後、そのコメントをつけてから程なくして自分宛にはてなからメールが来ていることに気づく。
不審に思い、内容を確かめると、匿名希望の方から、自分に100ポイント送金されているとの由。

……。

……。

……。

ところで私は、ある種の行動に対してあまりにも判断を急ぎすぎてしまったのではないだろうか。
拙速とは文字通り問題のある行動ではないだろうか。
大人とは、表面的な事象に対して判断を急ぐことなく、まず事の良し悪しを確かめてから判断するのではないだろうか。
村社会におけるリーダーシップについて考えてみるに、その人の瑣末な行動の良し悪しではなく、より大局的に、時間的にも空間的にもスケールの大きな物の見方を持って、その人物を図るべきではないだろうか。

ところで私は、ある種の不適切な用語を使ってしまったことに対し、心からお詫び申し上げます。
私の使った「収賄」という用語は、「ある種、不透明と言えないことも無いが、法的には適切な献金システム」に、
「腐敗」という用語は、「発酵における過度的な現象」に、
それぞれ訂正さし上げるものとします。
真意が伝わらず、心ならずもお騒がせしてしまった皆様に、心よりお詫び申し上げるものです。
深く反省し、これからしっかりやっていきたい。

西鉄発所沢行きライオンズ

今、所沢市職員が熱い。

ライオンズの地域名 ふさわしいのは
『所沢』『埼玉』どっち?

「所沢」か「埼玉」か、それとも「西武」のままか−。プロ野球西武ライオンズは近年、地元重視の姿勢を鮮明にしており、球団名に地域名を付ける案が浮上している。がぜん盛り上がっているのが地元・所沢市民。「所沢ライオンズ」誕生を要望する動きが出る一方、「埼玉ライオンズ」説が流れると、市職員まで真偽を確かめるべく情報収集に走る騒ぎに。名称論争が過熱する中、太田秀和球団社長は「慎重に考えたい」と至って冷静だ。

東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20070131/lcl_____stm_____000.shtml

所沢市民にとっては大きな問題だと思う。特に今シーズンからライオンズのフランチャイズ球場である西武インボイスドームが、「グッドウィルドーム」と実に魅力が感じられないネーミングになってしまった以上、集客の意味からもより地域性を打ち出したネーミングになって欲しいというのは切実なものがあるのではないかと邪推する。
(それにしても『セブン&アイHD』がネーミングライツ候補に上がっていたはずなのだが……。よほどグッドウィルの提示額が良かったのか)

「埼玉」と「所沢」では、そりゃ「埼玉」の方に空間の広がりは感じられるのだが、個人的には「所沢ライオンズ」という名前でも充分にやっていけるのではないと思う。これまでも特に地域性を打ち出した事のない球団であるのだし、敢えて非常に限定された地域の名前を名乗る事で、地域への訴求ポイントを高めるというのは決して悪い選択ではないよなと思う。それでファンを辞めるという人が早々いるとも思えないし。

逆に空間的な広がりを重視しすぎて「関東ライオンズ」とか「多摩ライオンズ」とか名乗られる方が嫌だし、人気も縮小してしまうのではないかなと思う。なんか草野球チームみたいだ。

地域密着という言葉に過大評価は禁物だが、それでもそれは軽視すべきものではない。読売ジャイアンツがユニホームから「TOKYO」の文字を外した時に起きた騒動は、反面教師として長く語り継がれるべき事の一つだと思う。