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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

アジア歴史資料センターの研究員募集

アジア歴史資料センターが、非常勤職員(研究員)を若干名募集しています。
職務内容は以下の通りです。

(1) アジ歴データベース構築業務 (資料提供機関、業務委託業者との連絡調整、年間業務計画作成、調査員作業の進捗管理)
(2) アジ歴ホームページ上のコンテンツ(インターネット特別展、アジ歴トピックス等)に係る企画・作成 (業務委託業者との連絡調整、作業工程管理等を含む)
(3) 広報戦略の企画・立案・実施 (動画作成、オンラインセミナー、SNS等インターネットを使用した広報及び国内外のセミナー等におけるプレゼンテーションの実施等を含む)
(4) 国内外におけるアジア歴史資料の所在調査、関係機関との連絡・資料提供等に係る 企画・立案・実施
(5)利用者からの問い合わせ対応
(6)その他、上記に付随する業務及び補助業務

応募資格は以下の通りです。

以下の(1)及び(2)を満たす者。なお、上記4の職務内容を英語で遂行できることが望ましい。
(1) 原則、応募の時点で修士以上の学位を取得していること。
(2) 日本の近現代史についての知見を有すること

応募締切は令和6年6月5日です。
詳しくは、同センターのサイトをご参照ください。
https://www.jacar.go.jp/wp/janews/others/1600/

立命館大学の教員募集

立命館大学が、文化資源・デジタルアーカイブ分野の任期制教員(教授または准教授)1名を募集しています。
職務内容・担当科目は以下の通りです。

・以下の科目の担当および学部または大学全般の教育・研究・広報・社会貢献に関わる活動、高等学校との連携等に関する活動等に従事する
担当科目:
(学部) デザイン学1-6、デザイン学生成プロジェクト演習1・2、デザイン学総合研究1・2、卒業演習1・2、デジタル文化資源の活用実習、Webアーカイブ技術、デジタルヒューマニティーズ概論、デジタルアーカイブ概論、データベース構築実習、Webコンテンツ活用システム など
(研究科)デジタルアーカイブ演習、デジタルデザインヒューマニティーズ論、新領域デザインリサーチ方法論研究I・II など

応募資格は以下の通りです。

以下のすべてを満たし、上記の着任時期より勤務可能な方
1募集分野に関わる博士学位または同等の研究業績を持つ方
2募集分野においてデザイン学への応用に資する論文・研究業績を複数持つ方
3募集分野に関する高等教育課程における教育実績が有する方
4募集分野に関わる社会実践または実務経験を有する方
5募集分野に関わる新進の社会実践者・実務者(非常勤/授業担当講師など)を組織・コーディネートして教育実践を遂行できる方
6海外留学プログラムや国際連携プロジェクトの開発・コーディネート役を担うことができる方

応募締切日は2024年5月27日です。
詳しくは、学校法人立命館のサイトをご参照ください。
https://www.ritsumeikan-trust.jp/publicinfo/recruitment/detail-da/

国立国際美術館の研究補佐員公募

国立国際美術館が、研究補佐員1名を公募しています。
職務内容は以下の通りです。

1 美術図書・資料の購入・受入・登録手続き及び整理・管理
2 予約閲覧対応
3 所蔵作品・作家に関する資料の整理
ただし、業務上の必要により配置又は業務を変更することがある。

応募条件は以下の通りです。

1 司書資格を有すること。
2 大学卒業程度の英語能力を有しているもの。
3 パソコンでの業務(ワード、エクセル等)が円滑にできるもの。
4 大学又は大学院で美術史学、文化資源学、アーカイブズ学を専攻したものが望ましい。
5 図書登録システムでの登録作業を2年以上経験していることが望ましい。

応募締切は令和6年5月27日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.nmao.go.jp/recruit/

千葉県文書館の会計年度任用職員募集

千葉県文書館が、会計年度任用職員(古文書収集整理業務)4名を募集しています。
募集する業務は以下の通りです。

千葉県に関する古文書等の収集、整理、保存、公開及び普及啓発に関する業務。

応募資格は以下の通りです。

1.古文書の読解ができること。
2.パソコン(ワード、エクセル及びインターネット検索)の操作ができること。

応募期間は令和6年5月17日までです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/bunshokan/kaikeinendobosyuu4.html

幕末福井人の資料寄贈 人物、交流知る手掛かりに

『福井新聞』のサイトの2024年5月1日付の論説です。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2028697
幕末維新期に活躍した福井の先人に関する資料がまとまって福井県文書館に寄贈されたことについて、「「自分たちで持つより公共の施設で長く活用してもらいたい」との所有者の意向に応える取り組みが評価された」としています。

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト 4月27日から都市発展記念館が公開

『タウンニュース』のサイトの2024年4月24日付の記事です。
https://www.townnews.co.jp/0102/2024/04/24/729962.html
横浜都市発展記念館は、戦後80年の節目となる2025年に向け、戦後の横浜を記録した写真資料の調査研究成果を公式ウェブサイト内の「戦後横浜写真アーカイブズ」で公開するそうです。

熊本市が公文書館計画 北区のごみ処理施設跡 8万4000箱分集約 27年度開館目指す

『読売新聞』のサイトの2024年4月22日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20240421-OYTNT50062/
熊本市が、ごみ処理施設跡地に行政文書などを管理する公文書館の建設を計画しているそうです。

非営利団体が「一国の歴史」の公式記録保管者に。カリブ海の楽園アルバの取り組み

WIREDの2024年4月18日付の記事です。
https://wired.jp/article/internet-archive-backed-up-aruba-caribbean-island/
Internet Archiveはこの度、オランダ王国の構成国であるカリブ海の島アルバの記録資料の公式保管者となったそうです。

福岡市総合図書館の公文書資料調査員募集

福岡市総合図書館が、公文書資料調査員1名を募集しています。
職務の概要は以下の通りです。

福岡市総合図書館における公文書資料の整理(評価・選別等)、保存、展示、レファレンス対応等

受験資格は以下の通りです。

<1>次のいずれかの要件に該当し、パソコンの基本操作(エクセル、アクセス等)ができる人
〔1〕公文書資料の整理業務に関する実務経験を1年以上有する人
〔2〕司書又は学芸員の資格を有する人
〔3〕4年制大学において、歴史学、法学、行政学、アーカイブズ学の分野のいずれかの科目を履修した人
(注)採用予定日までに前記要件を満たす見込みの人も含みます。

受付期間は令和6年5月10日までです。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/library-bungaku/shisei/koubunsyosiryouchousain_boshu.html

2024年記録管理学会研究大会【5/25-26】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://rmsj.smoosy.atlas.jp/ja/taikai2024_2

期 日:2024年5月25日(土)、26日(日)の2日間
会 場:広島大学 東千田キャンパス 東千田校舎A棟 A501(多目的室)
参加費
 会 員 2,000円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 非会員 3,000円(対面)/1,500円(遠隔視聴)
 学 生 1,500円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 25日懇親会参加費 6,000円 (事前振込のみでお願いします。5月20日(月)まで)
大会プログラム
5月25日(土) 見学会・総会・講演
09:20 広島県立文書館 入り口付近 見学者集合
11:30 見学会終了予定
13:00  総会・研究大会受付(広島大学東千田キャンパス東千田校舎A棟 A501)
13:20  通常総会開会、表彰式
14:50  研究大会開会・会長挨拶
 大会趣旨説明(大会運営委員会)
14:40 講演1
西川康男 氏(ARMA International 東京支部 会長)
「組織におけるインフォメーションガバナンスの構築と対応-新たな課題への対応のためのGARPとIGIMをベースとした着眼点と対応―」
15:45 講演2
中村 太 氏(麻生レコードマネジメント株式会社 コンサルティング事業部・企画事業部部長) 
「日本型情報ガバナンスの現状と課題」(仮)
17:10 初日終了予定
18:30 懇親会 (懇親会場は当日御案内します)
5月26日(日) 研究発表・講座・講演
09:10 受付開始 
09:30 副会長挨拶 
09:40 会員研究発表 
09:40~10:08 嶋田典人 氏(香川県立文書館)
 近代公文書移動記録保存の有用性・必要性~香川県農・山・海村寄留分析と比較を通じて
10:10~10:38 北浦康孝 氏(広島大学文書館)
 アーカイブズによる記録管理-広島大学文書館の活動から考える-
 休憩 
10:50~11:18 橋本真吾 氏(北里大学)
 「蘭学・洋学」関連文献およびその資料についての一考察:日蘭両国の視点から
11:20 資格問題講座 
11:20~11:48 菅 真城 氏(大阪大学)
 記録管理学会会員のためのアーキビスト認証制度入門(仮)
11:50 昼休憩 
13:00 原爆資料関連講演 
13:00~14:00 石本理彩 氏
 学校日誌にみる原爆記録について ―五日市国民学校と横浜国民学校を事例として―(仮)
14:05 総評(会長) 
14:15 閉会予定

日本図書館研究会情報組織化研究グループ2024年5月月例研究会「Records in Contextsの思想と実践方法(仮)」【5/18】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202405

日時:2024年5月18日(土) 14:30~16:00 
 当初の予定日時から変更となっております。
会場(開催方法):Zoomミーティング
発表者 :元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助教)
テーマ :Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
参加費用 :無料

2024年度アーカイブズ・カレッジ【7/22-11/16】

標記の研修会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国文学研究資料館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/event/seminar/2024/07/post-67.html

期間
長期コース(東京会場):
 2024年7月22日(月)~8月9日(金)
 2024年8月26日(月)~9月13日(金)
短期コース(長野会場):2024年11月11日(月)~16日(土)
主催 国文学研究資料館
共催(短期コース) 長野県立歴史館
後援(短期コース) 長野県、長野県教育委員会、長野県史料保存活用連絡協議会、信州資料ネット
会場
長期コース:国文学研究資料館
短期コース:長野県立歴史館、屋代公民館(11月11日のみ)
申込資格
次のいずれかに該当する者です。
(1)大学院在学中または大学卒業以上の学歴を有する者で、アーカイブズ学に強い関心を持つ者。
(2)文書館などの歴史資料保存利用機関をはじめとして、官公署・大学・企業等の文書担当部局及び歴史編纂部局、又はアーカイブズを取り扱う必要のあるその他の組織に勤務し、アーカイブズの収集・整理・保存・利用等の業務に従事している者。
定員
 長期コース 45名程度
 短期コース 30名程度
(両コースとも特別聴講若干名を含む)
 定員を上回る応募があった場合は、全日程参加(数年にわたる分割履修も含む)の応募者を優先し、他、修了論文構想の内容および提出の可能性を精査し、選考を行います。
 なお、同一年度に長期コースと短期コースを受講することはできません。
受講料 無料。ただし、施設見学時の観覧料は受講者の負担となります。