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記録管理、文書管理、公文書館、アーカイブ、アーカイブズ... 今注目のキーワードを読み解くための最新情報を厳選してお伝えします。

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト 4月27日から都市発展記念館が公開

『タウンニュース』のサイトの2024年4月24日付の記事です。
https://www.townnews.co.jp/0102/2024/04/24/729962.html
横浜都市発展記念館は、戦後80年の節目となる2025年に向け、戦後の横浜を記録した写真資料の調査研究成果を公式ウェブサイト内の「戦後横浜写真アーカイブズ」で公開するそうです。

熊本市が公文書館計画 北区のごみ処理施設跡 8万4000箱分集約 27年度開館目指す

『読売新聞』のサイトの2024年4月22日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20240421-OYTNT50062/
熊本市が、ごみ処理施設跡地に行政文書などを管理する公文書館の建設を計画しているそうです。

非営利団体が「一国の歴史」の公式記録保管者に。カリブ海の楽園アルバの取り組み

WIREDの2024年4月18日付の記事です。
https://wired.jp/article/internet-archive-backed-up-aruba-caribbean-island/
Internet Archiveはこの度、オランダ王国の構成国であるカリブ海の島アルバの記録資料の公式保管者となったそうです。

福岡市総合図書館の公文書資料調査員募集

福岡市総合図書館が、公文書資料調査員1名を募集しています。
職務の概要は以下の通りです。

福岡市総合図書館における公文書資料の整理(評価・選別等)、保存、展示、レファレンス対応等

受験資格は以下の通りです。

<1>次のいずれかの要件に該当し、パソコンの基本操作(エクセル、アクセス等)ができる人
〔1〕公文書資料の整理業務に関する実務経験を1年以上有する人
〔2〕司書又は学芸員の資格を有する人
〔3〕4年制大学において、歴史学、法学、行政学、アーカイブズ学の分野のいずれかの科目を履修した人
(注)採用予定日までに前記要件を満たす見込みの人も含みます。

受付期間は令和6年5月10日までです。
詳しくは、同市のサイトをご参照ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kyoiku-iinkai/library-bungaku/shisei/koubunsyosiryouchousain_boshu.html

2024年記録管理学会研究大会【5/25-26】

標記の大会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://rmsj.smoosy.atlas.jp/ja/taikai2024_2

期 日:2024年5月25日(土)、26日(日)の2日間
会 場:広島大学 東千田キャンパス 東千田校舎A棟 A501(多目的室)
参加費
 会 員 2,000円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 非会員 3,000円(対面)/1,500円(遠隔視聴)
 学 生 1,500円(対面)/1,000円(遠隔視聴)
 25日懇親会参加費 6,000円 (事前振込のみでお願いします。5月20日(月)まで)
大会プログラム
5月25日(土) 見学会・総会・講演
09:20 広島県立文書館 入り口付近 見学者集合
11:30 見学会終了予定
13:00  総会・研究大会受付(広島大学東千田キャンパス東千田校舎A棟 A501)
13:20  通常総会開会、表彰式
14:50  研究大会開会・会長挨拶
 大会趣旨説明(大会運営委員会)
14:40 講演1
西川康男 氏(ARMA International 東京支部 会長)
「組織におけるインフォメーションガバナンスの構築と対応-新たな課題への対応のためのGARPとIGIMをベースとした着眼点と対応―」
15:45 講演2
中村 太 氏(麻生レコードマネジメント株式会社 コンサルティング事業部・企画事業部部長) 
「日本型情報ガバナンスの現状と課題」(仮)
17:10 初日終了予定
18:30 懇親会 (懇親会場は当日御案内します)
5月26日(日) 研究発表・講座・講演
09:10 受付開始 
09:30 副会長挨拶 
09:40 会員研究発表 
09:40~10:08 嶋田典人 氏(香川県立文書館)
 近代公文書移動記録保存の有用性・必要性~香川県農・山・海村寄留分析と比較を通じて
10:10~10:38 北浦康孝 氏(広島大学文書館)
 アーカイブズによる記録管理-広島大学文書館の活動から考える-
 休憩 
10:50~11:18 橋本真吾 氏(北里大学)
 「蘭学・洋学」関連文献およびその資料についての一考察:日蘭両国の視点から
11:20 資格問題講座 
11:20~11:48 菅 真城 氏(大阪大学)
 記録管理学会会員のためのアーキビスト認証制度入門(仮)
11:50 昼休憩 
13:00 原爆資料関連講演 
13:00~14:00 石本理彩 氏
 学校日誌にみる原爆記録について ―五日市国民学校と横浜国民学校を事例として―(仮)
14:05 総評(会長) 
14:15 閉会予定

日本図書館研究会情報組織化研究グループ2024年5月月例研究会「Records in Contextsの思想と実践方法(仮)」【5/18】

標記の研究会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
https://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202405

日時:2024年5月18日(土) 14:30~16:00 
 当初の予定日時から変更となっております。
会場(開催方法):Zoomミーティング
発表者 :元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助教)
テーマ :Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
参加費用 :無料

2024年度アーカイブズ・カレッジ【7/22-11/16】

標記の研修会が開催されます。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、国文学研究資料館のサイトをご参照ください。
https://www.nijl.ac.jp/event/seminar/2024/07/post-67.html

期間
長期コース(東京会場):
 2024年7月22日(月)~8月9日(金)
 2024年8月26日(月)~9月13日(金)
短期コース(長野会場):2024年11月11日(月)~16日(土)
主催 国文学研究資料館
共催(短期コース) 長野県立歴史館
後援(短期コース) 長野県、長野県教育委員会、長野県史料保存活用連絡協議会、信州資料ネット
会場
長期コース:国文学研究資料館
短期コース:長野県立歴史館、屋代公民館(11月11日のみ)
申込資格
次のいずれかに該当する者です。
(1)大学院在学中または大学卒業以上の学歴を有する者で、アーカイブズ学に強い関心を持つ者。
(2)文書館などの歴史資料保存利用機関をはじめとして、官公署・大学・企業等の文書担当部局及び歴史編纂部局、又はアーカイブズを取り扱う必要のあるその他の組織に勤務し、アーカイブズの収集・整理・保存・利用等の業務に従事している者。
定員
 長期コース 45名程度
 短期コース 30名程度
(両コースとも特別聴講若干名を含む)
 定員を上回る応募があった場合は、全日程参加(数年にわたる分割履修も含む)の応募者を優先し、他、修了論文構想の内容および提出の可能性を精査し、選考を行います。
 なお、同一年度に長期コースと短期コースを受講することはできません。
受講料 無料。ただし、施設見学時の観覧料は受講者の負担となります。

熊本地震の膨大な公文書「何を残せば」…保管場所・選別基準なし「倉庫はすでにいっぱい」の町も

『読売新聞』のサイトの2024年4月14日付の記事です。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240414-OYTNT50010/
2016年4月の熊本地震時の自治体の対応などを記した公文書について、熊本県内の全45市町村のうち、一般文書と区別して保存ルールを定めているのは、2割以下にとどまるそうです。

歴史的資料、被災家屋から救出 「文化財レスキュー」始動―散逸防ぎ「復興につなげる」・能登地震

時事通信のサイトの2024年4月13日付の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041200690&g=soc
能登半島地震の被災地で、地域の歴史を語る貴重な資料などが散逸しないよう、被災家屋から運び出して保管する「文化財レスキュー」の取り組みを紹介しています。

かつてWindowsと競合した「OS/2」の“遺産”を継承、30年以上も続いたソフトウェアアーカイブが閉鎖へ

WIREDの2024年4月11日付の記事です。
https://wired.jp/article/hobbes-os2-archive-shutting-down/
1990年代にマイクロソフトのOS「Windows」と競合した「IBM OS/2」用のソフトウェアを収蔵したオンラインアーカイブが閉鎖されるそうです。

京都国立近代美術館の任期付研究員公募

京都国立近代美術館が、任期付研究員(情報資料担当) 1名を公募しています。
職務の内容は以下の通りです。

京都国立近代美術館における所蔵作品情報の整備業務(ここには所蔵作品登録されている「美術資料」のアーカイヴ化を含む)、所蔵作品ならびに過去の展覧会資料など京都国立近代美術館自体に関する歴史資料の情報整理・集約・アーカイヴ構築に関する業務、および図書資料整備総括業務を担当し、また独立行政法人国立美術館アート・リサーチセンターの情報資源グループにおける作品情報の整備と発信、美術資料・情報の集積等アーカイヴズ業務への協力を行う。

応募資格は以下の通りです。

(原則として、以下の要件をすべて満たすこと。)
ア.大学または大学院で美術史、文化資源学、アーカイヴズ学等に関わる研究分野を専攻した者又は卒業(修了)見込みの者、又はこれと同程度の専門知識を有する者
イ.美術館等におけるライブラリー、アーカイヴズの実務経験を有する者が望ましい
ウ.高度な英語能力を有すること(TOEIC、TOEFLなどの受験経験者は、その点数を明記すること)

応募締切は令和6年4月22日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
https://www.momak.go.jp/Japanese/recruitment.html