詩の賞について2024春 0309

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更新H氏賞、現代詩人賞、詩人クラブ三賞

詩歌文学館賞、大岡信

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

更新中原中也賞 西脇順三郎賞 福田正夫

   詩と思想新人賞、ユリイカ新人

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。
 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。
 一篇の詩から応募できるものは:
 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、
 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 
 または都道府県、市町村が開催する賞にもあります。



NEW!

詩と思想新人賞  第32回受賞者 一史(かずし)さん「公転軌道」

         詳しくは 詩と思想2022年12月号にて


        
現代詩手帖賞   第60回受賞者 芦川和樹さん、水城鉄茶さん
           詳しくは現代詩手帖2023年5月号 にて。

NEW!

ユリイカ新人   山内優花さん のもとしゅうへいさん
          詳しくは ユリイカ2023年1月号

 

びーぐる新人   第12回 木葉揺         

          詳しくは 季刊びーぐる: 詩の海へ (第59号(2023/04))

 

ココア共和国  月刊 ココア共和国 2023年4月号に掲載   

 

月刊ココア共和国に2篇以上投稿した方は審査対象

秋吉久美子 滝本政博さん

いがらしみきお 腹巻さしみさん

YS賞 藤野栞さん(毎年年1月1日現在で20歳未満の方) 


以下は、主に詩集単位での応募の賞を中心に
おおざっぱまとめてゆきます。
少しずつ更新してゆきたいです。(見切り発信m(_ _)m)
もれているものや、間違っているものなど、
ご指摘いただけるとうれしいです。


鮎川信夫  2010年~鮎川信夫現代詩顕彰会
 1月1日~12月31日までに刊行された詩集、詩論集 
(詳細は思潮社サイトhttp://www.shichosha.co.jp/「編集部から)
第10回 詩集部門:
中尾太一ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束
第10回 詩論部門:
四方田犬彦詩の約束」            休止中

 


伊東静雄 1990年~ 伊東静雄賞顕彰委員会 一篇での応募
長崎県諫早市芸術文化連盟

詳細は伊東静雄賞 | 諫早市公式ホームページ (city.isahaya.nagasaki.jp)
第34回 鷹取美保子 「薔薇ほどに」

 

NEW!
H氏賞 1951年~ 日本現代詩人会  公募はしない
H氏賞と現代詩人賞の項目 
第74回  尾久守侑「Uncovered Therapy

 

NEW!
大岡信 2020年~朝日新聞社明治大学
第五回 荒川洋治

 


小熊秀雄 1968年~  小熊秀雄賞市民実行委員会 1月1日~12月31日までに刊行された詩集
 〆切り1月31日  
第56回 鎌田尚美「持ち重り」 

 

小野十三郎 1999年~ 社団法人大阪文学協会
小野十三郎賞実行委員会〉大阪文学学校HP 前年7月1日~当年6月30日までに刊行された詩集または詩評論書
 第23回 詩部門  江口節 「水差しの水」

評論部門  特別奨励賞 青木由弥子「伊藤静雄ー戦時下の抒情

 

NEW!
現代詩人賞 日本現代詩人会
H氏賞と現代詩人賞の項目)
第42回  粕谷栄市 「楽園

 

 

詩人会議新人賞       詩人会議  公募新人賞のみ

詩部門

入選:御供文範 「役回り

佳作:いいむらすず 「肚を据えた日」
   やまもとれいこ 「涙を流すキリン」
   飯干猟作 「歩兵銃」

評論部門 

入選:石橋直樹 「パウル・ツェランのいない世界で――帰郷をめぐって」

 

白鳥省吾賞 宮城県栗原市

第23回

一般(高校生以上)の部 

最優秀賞:齋藤 茂登子 優秀賞:河野 俊一丹野 幸子

ふるさと賞:白鳥 美咲 審査員奨励賞:菱沼 大生

小・中学生の部

最優秀賞菅原 瞳美

その他、詳しくは 第24回白鳥省吾賞の結果|宮城県栗原市

 

壺井繁治 (春) 詩人会議
 第51回  北村真「朝の耳」

土井晩翠
現在休止中 1960年~ 土井晩翠顕彰会  
仙台文学館 斎藤恵子 「無月となのはな 」
晩翠わかば賞 第57回 一篇での応募 東北地方および仙台市の国内姉妹都市の小学生     
晩翠あおば賞 第57回 一篇での応募 東北地方および仙台市の国内姉妹都市の中学生


富田砕花賞 富田砕花顕彰会
共催:芦屋市
芦屋市教育委員会 芦屋市 教育・文化・スポーツ 文化・歴史 文化事業
前年7月1日~当年6月30日までに刊行された詩集  〆切7月30日
第34回
文月悠光パラレルワールドのようなもの

 

永瀬清子現代詩賞 NPO法人永瀬清子生家保存会 一篇での応募
第6回 吉岡幸一 「いつか誰かのそばで」 

NEW!
中原中也賞 1996年~ 山口県山口市
中原中也賞運営委員会
後援:青土社 角川書店 前年12日1日から当年11月30日にまでに刊行された詩集 
 詳しくは中原中也記念館(中原中也賞の項目)
第29回 佐藤文香
渡す手

 

NEW! 
福田正夫 1987~福田正夫詩の会
第37回 井嶋りゅう 「


福島県現代詩集賞 福島県現代詩人会
第5回 添田恒夫「作品がない」

    小林真代「滝の坊坂」

 

NEW!

西脇順三郎賞 2022~ 【主催】 西脇順三郎賞実行委員会

一篇の詩で応募と詩集での応募がある

詩集:広瀬大志毒猫

    新人賞:奥山紗英「光を型抜き」

    新人賞奨励賞:上杉健太郎「夏缶」

    新人賞奨励賞:末野葉「バベルの塔

詳しくは 小千谷市立図書館

 

詩歌句随筆評論大賞

2023年度 第19回日本詩歌句随筆評論大賞・協会賞 結果

詩部門  

大賞        瀬崎 祐  詩集   「水分れ、そして水隠れ

土曜美術社賞    草野 早苗詩集    「祝祭明け

特別賞       佐相 憲一詩集  「サスペンス」                 

優秀賞                  斎藤菜穂子詩集    「アンティフォナ
                  前田 利夫詩集  「生の練習

                                  野間 明子詩集     「襤褸
奨励賞       橘 しのぶ詩集     「道草
          草野理恵子詩集     「有毒植物詩図鑑

NEW!

詩人クラブ三賞  日本詩人クラブ

日本詩人クラブ賞    第57回 松岡政則「ぢべたくちべた

日本詩人クラブ新人賞  第34回  井嶋りゅう「

日本詩人クラブ詩界賞  第24回  正賞なし 

特別賞 棚沢永子「現代詩ラ・メールがあった頃1983.7.1 ― 1993.4.1 

小、中、高生にはカナリア賞があります。



丸山薫 (秋) 愛知県豊橋市 前年4月1日~当年3月31日 〆切6月30日
第30回 桑田今日子「ヘビと隊長

 

丸山豊記念現代詩賞 第25回 白井明大 「生きようと生きるほうへ」  第25回で終了


三好達治 2006年~ 大阪市 (協賛 福井県) 休止
第15回 佐藤モニカ 「世界は朝の」
     与那覇幹夫 「時空の中洲」

 

横浜詩人会賞  横浜詩人会  神奈川県民のみ

第55回 佐野 豊「詩集 夢にも思わなかった

 

NEW!

詩歌文学館賞 詩部門 日本現代詩歌文学館
第39回  松岡政則「ぢべたくちべた
詳しくは文芸誌「すばる6月号」

 

萩原朔太郎 萩原朔太郎賞の会 群馬県前橋市 協賛:東和銀行 協力:新潮社

 第30回 杉本真維子 「皆神山


高見順 1971年~ 2020 
第50回 江代充 「切抜帳

高見順文学振興会解散

 


藤村記念歴程賞  同人詩誌「歴程」 

 第61回 大木潤子「遠い庭
          
歴程新鋭賞
第34回    該当者なし

月刊ココア共和国12月号2023

こんにちは…もう、今年も終わりですね。

また1月号の発表があってから12月号のことを書きます。

例によって傑作集から個人的に好きな詩を挙げさせてもらいます。

 

 

 

今回なかなか絞れなかったー。濃かった!

 

 

赤井紫蘇さん「死んだら幽霊」

現世の否定はなく、死後の世界や幽霊に希望が見え、最終連は美しくさえある。

 

 

竹井紫乙さん「落とし物」

全体的に謎なんだけど、なんか納得する。

ときどきハッとさせる言葉。

 

 

加藤万結子さん「山紫水明」

大切な記録。個人の事から社会へ。

最後、短歌で〆るのも難しいけどお見事。

 

 

高山京子さん「ばか」

ひねくれたり素直だったり、「あんた」への思いが突っ走る。改めてタイトルを見てより伝わった。

 

 

三舟いとさん「From my room」

一連目、設定。状況は半ば絶望。でもわずかな希望を信じている。「書く」という手段にこめた思い。

 

 

メンデルソン三保さん「わたしの空間」

すごい。同じ規則で何行も書いていくのは退屈になりがち。この詩は一行一行想像させる現象を選んでいる。

 

 

にごびさん「楽な姿勢」

おばかな実験をしてるんで、既に面白いけれど

三連目、四連目がなかったら平凡だったかも。つまり良い!

 

 

楸眞弥さん「油絵」

ゴッホのひまわりの話から始まる。

芸術にはこんな風に影響受けてるのかって思った。

 

 

角朋美さん「喪失の女優」

幼い子供だって状況を考えて演技をしてしまう。

愛ゆえの恩に勝てない。それがさりげなく表されてる。

 

 

和本果子さん「頭を割る」

頭を割って組み立てる。どれが本当の自分?というテーマ。

個人的に一行目から頭が割れた後なのがツボ。

 

酉果らどんさん「こわして、なおして」

「全部、壊れてしまえ」と言ってるけど街は残る。

この人にとって「好きだった人やもの」こそ全てなんだなぁ。

 

 

まつりぺきんさん「握手」

背負って来たものを分け合った瞬間が別れ。

カサカサの感触が色々な解釈できそう。

 

 

山雀詩人「カバン」

思い込みって創作の源ですね。主人公は真剣。

シンプルで好き。

 

 

相原大輔さん「Hide and Seek」

言葉が出たり入ったりしてる。「嘘」と「本当」が本来の意味を離れたり戻ったり、今どっちの意味?という混乱が楽しい。

 

 

遠藤健人さん「幽霊船」

小説みたいな丁寧さ。でも詩ですよねー。終わり方とかが特に。二人にとって重要でないこと並べることで大事なことへ焦点を絞ってる感じ。

 

 

道森祐輔さん「煙」

「伯父さん」という言葉が出て来ない。伯父さんは教えようとするけど、「じいちゃん」のことは自分で解釈する。という意思を感じた。いいなぁ。

 

 

あさとよしやさん「古井戸よ」

面白いです。一見じがびっしり敷き詰めてあってとっつきづらいですが、読むといつでも必死。出口がそこか!

 

 

きむさん「月夜のラクダは夢を見る」

詩は謎。とはいいませんが、最初から「どういう状況?」っていう引き込まれ方をしました。違和感のないラクダとの関係。

 

 

笠原メイさん「ハミング・バード」

あー今回も。感覚的に改行すると思うけど、ほんとに気持ちいいリズム。それで中身も一行一行楽しい。

 

 

今回、出だし?一連目一行目に惹かれる作品が多かったです。

でもその後も退屈させなくて強い!

私もがんばって書いていこうと思います。

 

今年もお世話になりました。

皆様にとって来年が良い年でありますように。

 

 

このはつづり 詩のいろいろ

 

 

 

月刊ココア共和国10月号2023

9月号はどうした!?11月号出るよ!

すみません、都合により10月号行きまーす。
例によって、傑作集より好きな詩を何篇か挙げてみます。

月刊 ココア共和国 2023年10月号

 
なんか今月はわりと好きなのが早く決まったかな。
でもゆっくり読み返したら変わるのかも。
まったく詩ってやつは・・・



笠原メイさん「珈琲フロー島」
笠原さんのリズムに慣れつつある中、
楽しいお話に丁寧な描写。
アイスの島が溶けていたの笑いました。

桃ヶ山心一朗さん「体育座りの、私。」
なんだか難しいイメージを追ってるんだけど
それこそジェットコースター的。爽快だった。

丘の紫陽花「かき氷屋蛙」
蛙がどう絡んでるか、「ただただそれだけのことなのに…」
イデアいっぱいで飽きさせませんでした。

矢島すし太郎さん「破滅する点滅」
星の美しさを描きながら否定する。
自分そのものか何かと決別したいのか。

福渡美亜さん「四歳 京の夜明け」
行先がわからないまま見た景色が焼き付いている。
母が答えないから読者もわからないまま。
でも迫って来る何かは伝わる。

きむさん「ナメクジの拓郎 海に帰る」
拓郎のような詩との向き合い方の人いると思うけど
具体的に描くと、あんな風に描くんですね。
二連目の二行目が効いてる!

和本果子さん「やきいもちゃん」
ありそうな話に思わされる。
”みゃ~~ん”に萌える。
眠れない話から入るのいいですね。

こやけまめさん「あんこは飛んだ」
途中で気付くのに最後まで読んで怖かった。
今回のインパクトNo.1。

猫電車さん「冷蔵庫を開ける」
近い経験あります。
精神面から来る過食の怖さ。切迫感がうまく表されてる。

澪沢澪さん「クリスタルクリア」
君に内包されたいと言いながら、
世界をクリアにしたい。
とても人間的。この世界を体験したい。

湯村りすさん「只今話し中につき」
最後に凝縮されてるけど見事な前振りです。
クマの問題も人類のせいか…

でおひでおさん「箱庭」
箱庭の男の生活が単調になると、「私」そのもの?
もしかして詩を読んでる人も顔が似てきて、
読んでる人を見てる人も…

田村全子さん「不動産屋の事件簿1」
「サエ子」の謎っぽさ極端さが描かれ
最後には普遍的な愛に溢れる人とわかる。
息子、もっと話を聞いてあげて。

 

なんか感想、下手になってません?
わりと心の動きの大きい月でした。

感心ばかりしてないで
私もそろそろ書く書く書く。
いっぱい失敗しよう。さまよえばいい!

気まぐれに付き合って下さり
ありがとうございます。

 

このはつづり 詩のいろいろ 

詩の賞について2023秋

追加:詩歌句随筆評論賞 更新:伊東静雄賞 

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更新:小野十三郎賞 富田砕花賞 丸山薫賞、横浜詩人会賞

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。
 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。
 一篇の詩から応募できるものは:
 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、
 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 
 または都道府県、市町村が開催する賞にもあります。


詩と思想新人賞  第31回受賞者 雨澤佑太郎「ノックする世界」

         詳しくは 詩と思想2022年12月号にて


        
現代詩手帖賞   第60回受賞者 芦川和樹さん、水城鉄茶さん
           詳しくは現代詩手帖2023年5月号 にて。

 

ユリイカ新人   小川芙由さん 江田つばきさん
          詳しくは ユリイカ2023年1月号

びーぐる新人   第12回 木葉揺         

          詳しくは 季刊びーぐる: 詩の海へ (第59号(2023/04))

 

ココア共和国  月刊 ココア共和国 2023年4月号に掲載   

 

月刊ココア共和国に2篇以上投稿した方は審査対象

秋吉久美子 滝本政博さん

いがらしみきお 腹巻さしみさん

YS賞 藤野栞さん(毎年年1月1日現在で20歳未満の方) 


以下は、主に詩集単位での応募の賞を中心に
おおざっぱまとめてゆきます。
少しずつ更新してゆきたいです。(見切り発信m(_ _)m)
もれているものや、間違っているものなど、
ご指摘いただけるとうれしいです。


鮎川信夫  2010年~鮎川信夫現代詩顕彰会
 1月1日~12月31日までに刊行された詩集、詩論集 
(詳細は思潮社サイトhttp://www.shichosha.co.jp/「編集部から)
第10回 詩集部門:
中尾太一ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束
第10回 詩論部門:
四方田犬彦詩の約束」            休止中

 

NEW!
伊東静雄 1990年~ 伊東静雄賞顕彰委員会 一篇での応募
長崎県諫早市芸術文化連盟

詳細は伊東静雄賞 | 諫早市公式ホームページ (city.isahaya.nagasaki.jp)
第34回 鷹取美保子 「薔薇ほどに」

 


H氏賞 1951年~ 日本現代詩人会  公募はしない
H氏賞と現代詩人賞の項目 
第73回  小野絵里華 「エリカについて

 


大岡信 2020年~朝日新聞社明治大学
第四回 野村喜和夫 詩集美しい人生

 


小熊秀雄 1968年~  小熊秀雄賞市民実行委員会 1月1日~12月31日までに刊行された詩集
 〆切り1月31日  
第56回 鎌田尚美「持ち重り」 

 

NEW!
小野十三郎
 1999年~ 社団法人大阪文学協会
小野十三郎賞実行委員会〉大阪文学学校HP 前年7月1日~当年6月30日までに刊行された詩集または詩評論書
 第23回 詩部門  江口節 「水差しの水」

評論部門  特別奨励賞 青木由弥子「伊藤静雄ー戦時下の抒情

 
現代詩人賞 日本現代詩人会
H氏賞と現代詩人賞の項目)
第41回  河津聖恵 「綵歌

 

 

 

詩人会議新人賞       詩人会議  公募新人賞のみ

詩部門

入選:御供文範 「役回り

佳作:いいむらすず 「肚を据えた日」
   やまもとれいこ 「涙を流すキリン」
   飯干猟作 「歩兵銃」

評論部門 

入選:石橋直樹 「パウル・ツェランのいない世界で――帰郷をめぐって」

 

白鳥省吾賞 宮城県栗原市

第23回

一般(高校生以上)の部 

最優秀賞:齋藤 茂登子 優秀賞:河野 俊一丹野 幸子

ふるさと賞:白鳥 美咲 審査員奨励賞:菱沼 大生

小・中学生の部

最優秀賞菅原 瞳美

その他、詳しくは 第24回白鳥省吾賞の結果|宮城県栗原市

 

NEW!

壺井繁治 (春) 詩人会議
 第51回  北村真「朝の耳」

土井晩翠
現在休止中 1960年~ 土井晩翠顕彰会  
仙台文学館 斎藤恵子 「無月となのはな 」
晩翠わかば賞 第57回 一篇での応募 東北地方および仙台市の国内姉妹都市の小学生     
晩翠あおば賞 第57回 一篇での応募 東北地方および仙台市の国内姉妹都市の中学生

NEW!
富田砕花賞 富田砕花顕彰会
共催:芦屋市
芦屋市教育委員会 芦屋市 教育・文化・スポーツ 文化・歴史 文化事業
前年7月1日~当年6月30日までに刊行された詩集  〆切7月30日
第34回
文月悠光パラレルワールドのようなもの

 

永瀬清子現代詩賞 NPO法人永瀬清子生家保存会 一篇での応募
第6回 吉岡幸一 「いつか誰かのそばで」 


中原中也賞 1996年~ 山口県山口市
中原中也賞運営委員会
後援:青土社 角川書店 前年12日1日から当年11月30日にまでに刊行された詩集 
 詳しくは中原中也記念館(中原中也賞の項目)
第28回 
青柳菜摘そだつのをやめる

 
福田正夫 1987~福田正夫詩の会
第36回 篠崎フクシ 「ビューグルがなる


福島県現代詩集賞 福島県現代詩人会
第5回 添田恒夫「作品がない」

    小林真代「滝の坊坂」

 

西脇順三郎賞 2022~ 【主催】 西脇順三郎賞実行委員会

一篇の詩で応募と詩集での応募がある

詩集:吉増剛造 「Voix

一篇の詩:新人賞 今宿未悠 「猿」

詳しくは 小千谷市立図書館

 

NEW!

詩歌句随筆評論大賞

2023年度 第19回日本詩歌句随筆評論大賞・協会賞 結果

詩部門  

大賞        瀬崎 祐  詩集   「水分れ、そして水隠れ

土曜美術社賞    草野 早苗詩集    「祝祭明け

特別賞       佐相 憲一詩集  「サスペンス」                 

優秀賞                  斎藤菜穂子詩集    「アンティフォナ
                  前田 利夫詩集  「生の練習

                                  野間 明子詩集     「襤褸
奨励賞       橘 しのぶ詩集     「道草
          草野理恵子詩集     「有毒植物詩図鑑

 

詩人クラブ三賞  日本詩人クラブ

日本詩人クラブ賞    第56回 山本博道 「夜のバザール

日本詩人クラブ新人賞  第33回 北島理恵子 「分水」

日本詩人クラブ詩界賞  第23回 堀内統義 「青い夜道の詩人 

小、中、高生にはカナリア賞があります。


NEW!
丸山薫 (秋) 愛知県豊橋市 前年4月1日~当年3月31日 〆切6月30日
第30回 桑田今日子「ヘビと隊長

 

丸山豊記念現代詩賞 第25回 白井明大 「生きようと生きるほうへ」  第25回で終了


三好達治 2006年~ 大阪市 (協賛 福井県) 休止
第15回 佐藤モニカ 「世界は朝の」
     与那覇幹夫 「時空の中洲」

 

NEW!
横浜詩人会賞  横浜詩人会  神奈川県民のみ
第55回  佐野豊「夢にも思わなかった

現代詩花椿賞 資生堂  前年9月1日~当年8月31日に発行された全ての詩集

第35回 井坂洋子 「七月のひと房」   第35回で終了

 

詩歌文学館賞 詩部門 日本現代詩歌文学館
第38回 齋藤恵美子 「雪塚
結果は文芸誌「すばる6月号

 

NEW!

萩原朔太郎 萩原朔太郎賞の会 群馬県前橋市 協賛:東和銀行 協力:新潮社

 第30回 杉本真維子 「皆神山


高見順 1971年~ 2020 
第50回 江代充 「切抜帳

高見順文学振興会解散

 

NEW!
藤村記念歴程賞  同人詩誌「歴程」 

 第61回 大木潤子「遠い庭
          
歴程新鋭賞
第34回    該当者なし

 

 

 

 

月刊ココア共和国8月号2023

もう10月号が発売されているのに、
って感じですけど
サラリと書かせて頂きます。

 

月刊 ココア共和国 2023年8月号

 

 

今回も傑作集より個人的に好きなのを挙げさせて下さいね。

 

 

椿堂義明さん「アニバーサリー」
3連目から様子が変わる。こわくてかなしい。

 

 

田中傲岸さん「薔薇色の終章」
全ては同じではないけれど、これと近い状況を見ている。
描写がすごい。泣きたい。

 

 

道森祐輔さん「深夜にカップ麺を食べると翌朝悲鳴が聞こえる」
誰かに向けてのモノローグ?流れに違和感がない。

 

 

あちさん「お祭り」
よくあるテーマなのに、2連目5行目から「あちさん」っぽい。
金魚の顔が浮かんできます。余韻となって。

 

 

高平九さん「心臓喰い」
高平さんは名作色々ですが、今までで一番好きな詩。
最終連すごい。不思議な感情が沸き起こる。

 

 

西川真周さん「人体自然発火少女」
最初に結末。なぜそうなったかの説明だけでなく、静かに切ない。

 

 

和本果子さん「蝶も蛾も」
淡々と語るのにものすごい心の動きじゃないかな。
スケッチのような潔さも感じる。

 

 

高橋克知さん「葬る」
葬るのは白の陶器なのに、なぜ男女の別れ見たいになる!
めずらしくて記憶に残った。

 

 

田村全子さん「旅の途中でわたしは誰かに話しかけたかった」
最初はありそうな面白い話と思ったけど
3連目を意識すると、タイトルの「誰か」が違って感じた。

 

 

 

おおざっぱですが、以上です。
8月号濃い~のが多かった気がします。
だから面白いのもいっぱい。
より印象深かったのを選んだ感じです。

 

ほんと偉そうにすみません。
読書下手でバカなんですが、
ココア共和国に集まる詩が好きです。

なんか楽しいですね。

 

わたしも詩作がんばらなくちゃ。

 

 

 

このはつづり 詩のいろいろ

 

 

 

カフェオレ広場 season2 出たよ!


f:id:seek4158:20230827223426j:image

表紙絵は今回も同人のでおひでおさん

 

ゲスト:19才にして注目集めるエキノコックスさん
同人のことぶきさんの詩集評は濃い!
小松正二郎さん詩集『聲』について考察してます。
また今回はテーマ「明暗」で詩が集まってます。
詩誌っぽくなってきたかな?

 

気になった方はぜひ!
BASEからが↓簡単。
https://thebase.page.link/pY5t

またはSNSなどでDM下さいね。

 

それと!9/10の文学フリマ大阪に出展予定です。
そこでもカフェオレ広場season1,2 置いてます。
私の詩集「アーベントイアー」もあるかもよ。

立ち読みできますよ〜(笑)
f:id:seek4158:20230827224118j:image

9/10大阪に来られる方、お時間ある関西の方!
天満橋のOMMビル2階に遊びに来て下さい。
https://bunfree.net/access/osaka-omm/

 

8/26 カフェオレ広場season2 発売!

木葉揺の主宰しています詩誌の

カフェオレ広場season2(なぜ2号と言わない)
が8/26に出ます!
まずネットでの販売ですね。


9/10の文学フリマ大阪に出展予定なので
そこでも売っちゃいます。
詩集アーベントイアーも置きますよ。

ていうか、

詩誌を通して交流できたらいいな。
日が近づいたら、ほんとの表紙アップしますね。
(と言ってもだいたいわかるね)

 


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