学研SX-150スタイラス専用ホルダー

学研・大人の科学別冊「シンセサイザー・クロニクル」付録
アナログシンセサイザーSX-150スタイラス専用ホルダーを作ってみました。


先日発掘した貴重なオレンジ色のエボナイト材からの切削仕上げ、
オリジナルのスタイラスを差し込むだけの簡単な装着で
直径10mm程に太くなり、エボナイトならではの適度な重みと
指先へのフィット感により正確かつ繊細な演奏が可能となります。
オレンジ材は僅少につき数が限られておりますが20本程度は
製作可能だと思います。長さ等々の仕様にもよりますが、
¥2000位から製造出来ます。

黒のエボナイトも可能ですが、こちらの方が材料在庫が多く、
加工も容易ですので、コスト的に安く製作可能です。
(¥1500位から)

我が拠点千石空房にサンプルを置いてございますので、
是非試奏されてみて下さい。

この製品のお問い合わせはこちらから願います。

ちゃぶ台音楽 其の一(学研アナログシンセSX-150初披露!)

新企画「ちゃぶ台音楽 其の一」

千石空房オーナーKaTZです。
昭和の佇まいが売りの空房には昔ながらのちゃぶ台がありまして、
DTMならぬCTM(Chabudai Top Music)が実現可能である事に気が付きました。
DTM(Desk Top Music)はDTPをもじった和製英語らしいですが、
和にこだわるのであれば、やはり「Chabudai」です。
って訳で2008年8月3日「ちゃぶ台音楽」を始動させたいと思います。
個人の趣味的に電子楽器&手作り楽器を中心に考えておりますが、
口琴等のナチュラルなパフォーマンスも歓迎します。
お気楽な楽器好きの情報交換・交流の場にもしたいです。

■ルール
 ・楽器&機材は直径73cmのちゃぶ台の上に収まる事。
  (はみ出る大型キーボード類は不可です)
 ・ちゃぶ台の耐荷重を上回る極端な重量物は不可。
 ・ソロ、グループ、コラボいずれも可。ちゃぶ台2つあります。
 ・アンプ使用可(床置きOK)ですが古民家長屋ゆえ大音量は禁止。
 ・座り姿勢でのパフォーマンスとなります。
 ・星一徹の如くひっくり返す行為は禁止。
 ・プレーヤー持ち時間30分(準備含む)
 ・CD、楽器等々の物販OK
 ・当日の模様はY!Liveにより全世界にストリーミング中継されます。
  顔出しNGの方はアイマスクや被り物、コスプレにて対応されて下さい。
  http://live.yahoo.com/sengoku-kubo

■日時
 8月3日(日)AM11:00〜PM18:00

■参加費用
 プレーヤー&オーディエンス共に¥500(入退場自由) 
 ※プレーヤー参加の方はエントリー申込を事前にお願いします。

■場所
 Artist Space 千石空房
 東京都文京区千石2-31-7長屋の左端
 03-6313-4074
 http://www.sengoku-kubo.com

■現在までのエントリー
 ・MATZG(∩αγμι&KaTZ):学研アナログシンセSX-150改造機その他
 ・世界庶民ハナヲ:口琴その他
 ・Friedemann:自作楽器
 ・Gan(学研アナログシンセSX-150回路設計者):自作シンセサイザー
 ・ハロ:鼻笛、アイヌムックリその他
 ・永瀬 唯(メディア評論家):シンセ&電子ガジェットの歴史等々トーク

■「其の1」は極めて実験的であり「ちゃぶ台音楽」の様々な可能性を
 模索しながら年4回程度の定例イベントにしたいと思います。
 皆様のご参加お待ちしております。


追記:
大人の科学シンセサイザー・クロニクル」65ページにて
私が手掛けました学研SX-150改造モデルが紹介されています。
8/3の「ちゃぶ台」音楽では更なる改造、そして新開発の
エボナイトスタイラスを初披露させて頂きます。

「大人の科学」に千石空房が出ました!

大人の科学」別冊「シンセサイザー・クロニクル」
http://otonanokagaku.net/magazine/sx150/book.html

本誌65ページ見開き、
私が手掛けたヴィンテージ風シンセが掲載されました!
(上記webにも小さい写真あり)
今回は千石空房で撮りましたが、
毎度スタジオ利用されている方にはお分かりの通り、
とても良い雰囲気の誌面写真が撮れました。
是非とも見て頂きたいです。

付録のアナログシンセSX-150ですが、
10分もあれば出来てしまう簡単なキットです。
ネコの鳴き声とかも簡単に作れてしまう優れもの。

8/3(日)は関連イベント「ちゃぶ台音楽」です!
上記シンセの回路設計を担当されたGanさん他、
濃いメンバー多々空房に集合いたします。
私自らも演奏します!是非遊びに来て下さい!

空房フリマVol.3

好評のフリマイベント第3回目を開催します。
空房縁の著名人・アーチストが参加、手作り品・衣類・雑貨・書籍、
CD・アナログ盤・レトロ家電・懐アイテム等々、
膨大なレアコレクションを一挙放出します。お楽しみに!
(CD、DVD、レコード関係は試聴可能です)

今回のゲストはペーパーマジック製作の第一人者稲垣玲子さんです。

日時:2008年7月27日(日)AM11:00〜

今回は万年筆調整・修理も承ります。
千石空房開店2周年を記念致しまして、同日の持ち込み品に限り
修理・調整の基本料金¥3500をサービスさせて頂きます。

千石空房HP:http://www.sengoku-kubo.com
※奇跡的な昭和の佇まいを残した文京区千石のギャラリーです。

千石空房フリマ(2回目)

好評につきフリマイベント第2回目を開催する事となりました。
空房縁の著名人・アーチストが参加、手作り品・衣類・雑貨・書籍、
CD・アナログ盤・レトロ家電・懐アイテム等々、
膨大なレアコレクションを一挙放出します。お楽しみに!
(CD、DVD、レコード関係は試聴可能です)

千石空房HP:http://www.sengoku-kubo.com
※奇跡的な昭和の佇まいを残した文京区千石のギャラリーです。

よみきかせ会『おはなしホイホイ』第2回

♪おはなし会を開催します♪

 おかげさまで第2回目!
 東京都文京区千石『Artist Space 千石空房』での、絵本読み聴かせ会です。
 コンセプトは『えほんとおやつでまったりしよう』
 おやつをつまみながらの、まったりとしたおはなし会にできればと思います。


日時 :2008年6月28日(土) 15時〜15時半
会場 :Artist Space 千石空房 1階
内容 :高東ひのによる絵本のよみきかせ(2冊程度)と、おいしいおやつ
参加費:無料

 お菓子と飲み物はこちらでも準備します。
 千石空房内駄菓子コーナーでの購入や、持ち込みもOKです。


 子供も大人も大歓迎。
 お友達・ご家族お誘い合わせの上、ぜひおいで下さいませ。

三木きよ子・泥だんご教室

三木きよ子・泥だんご教室

土絵作家の三木きよ子による「光る泥だんご」づくりのワークショップ。
好評につき第3回目を開催致します。
どろんこをぴっかぴかに磨き上げて作り上げる、色鮮やかな「泥だんご」はまさに文字通りの珠玉! 古来日本家屋の壁作りのエッセンスを継承した、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる、貴重な体験の機会です。
※最新のワークショップはこちら
6/22(日)
午前 11:00〜13:00
午後 14:00〜16:00
※各回10名様限定

■参加費 2500円(材料費込み)
 (午前/午後いずれかをご予約下さい)

■開催場所 Artist Space千石空房
      〒112-0011 東京都文京区千石2-31-7 長屋の左端
      TEL 03-6313-4074

泥だんご教室のご予約はこちらからお願いします。




◆後世に伝えるべきもの 〜三木きよ子さんのバックグラウンド〜


 千石空房のすぐ近所に、
 とある昔気質の職人の工房がある。

 インテリア業界、とりわけ土壁関連で
 彼の名を知らない者はいないと聞く。
 
 「炉壇師 榎本新吉」
 
 数少ない炉壇師、それが榎本さんの肩書きだ。
 茶室の炉は毎年炉開きのときに塗り替えをしますが、
 この塗り替えをする職人のことを炉壇師といいます。
 
 
 日本が世界に誇る土壁の伝統の中に
 「大津壁」代表される「磨き」という技術がある。

 その壁はまるで鏡のような光沢を放ち、
 水滴を速水のように流す質感をもっている。
 
 榎本さんはその土壁の技術と炉壇師の経験を駆使して
 「泥だんご」という芸術へと昇華させた。
 

 先日千石空房にてその作品を触ったところ
 どうしてもそれが「土」だと信じられませんでした。

 その工房や作品の様子は
 2007.6.2に放映されたTV東京「アド街ック天国」にて
 千石空房とともに放映されました。
 
 そして、その「土の貴石」ともいえる作品を作る
 ワークショップを幸運にも開催する運びとなりました。

 手の中で「貴石」を起してみませんか?

 今回の講師は榎本さんのお弟子さんです。

 また榎本さんご自身も
 ご近所なので顔を出していただけるようです。

 伝統、匠の技、職人気質、
 そして自然そのものを芸術へ高める精神性・・・・
 後世へ伝えるべきものとはそういうものだとおもう。
 
  
 ちなみに榎本さんの師匠は顔料研究の権威、
 故山崎一雄氏だ。
 
 三菱財閥(岩崎一族)の茶室を手がけ、
 また国宝、高松塚古墳壁画再現メンバーとしても活躍した。

 東京芸大の講師にして、日本左官業組合主任指導員を務める。

 晩年はもっぱら石灰で観音像を作成し続け昭和56年逝去。

 その遺作の完成は榎本さんに託され、
 板橋区四葉町の安楽寺に今も安置されている。

※最新のワークショップはこちら