駅で右隣に並んでいるオジサンが右手で団扇を扇いでいたので突っ立ってただけで恩恵に預かってしまった。ありがとう、見知らぬオジサン。
昨日は前日にクーラー点けっ放し(正確にはドライ)で寝てしまった反動でくしゃみと鼻水の大量爆撃に襲われ、結局一日会社を休んだ。今日休めない理由があったので大事をとってというのもある。くしゃみと鼻水のせいで寝てもいられなかったので、一日ダラダラと過ごしたわけだが、その大半はマンガを読んでいた。
私には煮詰まりがちになるとマンガを一気に読み返す、という習慣がある。その意味ではここしばらく頭の中で色々と考えたいたことをすっぱり忘れてマンガに没頭できたのはいい機会だった。要するに私にとってはマンガを読むという行為がもっとも集中できる行為ということなんだろうな。今日からまた心機一転で頭を働かせていかねば。

情報の私物化を禁止する

http://blog.japan.cnet.com/kondo/archives/002240.html
またまたはてな近藤社長のCNET Blogの記事。今日取り上げた理由は、

ここで大事なのは、「その情報を出すべきかどうか」を情報発信者が判断するのではなく、全ての情報を出しておいて、情報閲覧者が「その情報を読むべきかどうか」を判断すればよい、と考えることです。
ですから、「まるで興味の無い話をこんな場所に書くな」みたいな話が出た時には、どうすれば興味のある話だけを読む仕組みが作れるか、と考えるべきで、どうしたら興味の無い話を書く社員の口をふさげるか、を考えてはいけないと思います。

という部分に最近考えていたことがシンクロしたため。というのも、本やマンガ、CDやDVDに関してもそうだと思うけど、いわゆる「購入履歴」をブログに書いたりすると、「買った」というだけの報告は意味がない、という人がよくいる。せめて「購入動機」とか「簡単なレビュー」でもいいから書いてくれ、というその人の気持ちわかるのだけれども(私もそう思うことは多々ある)、実際に情報をログといつ形で残している身としては、「買った」という記録自体が大事だったりするし、それ以外の情報に関してはあくまで付加価値であって「購入履歴」とは別個な存在であったりもする。
結果として求められるのは近藤社長がいうように、「どうすれば興味ある話だけを読む仕組みが作れるか」を考えることになると思う。より具体的にいえば、本やマンガのISBNだけでリンクするということは「興味ある話だけ」を取り出せる仕組みにはなっていない、ということだ。
自分の役に立たない情報に対し、「そんなものをログに残すな」というのは非常に自分勝手な考えであり、コラムのタイトルにもなっている「情報の私物化を禁止する」というのは「情報を私有化して外に出さない」ということだけでなく、「他者の情報までも私物感覚で捉えない」ということも含まれると思う。自分にとって有益でない情報も他者にとっては有効な情報であることもあるのだ。

購入本

珍しく帰宅してから更新してみる。その理由はこの興奮を抑えきれないからだ!。

  • ウォータースライドをのぼれ』ドン・ウィンズロウISBN:4488288049
    キター!!!。ウィンズロウの《ニール・ケアリー》シリーズ最新刊!。嬉しい、死ぬほど嬉しい。そんなわけで『死神の精度』も『犬はどこだ』も後回しにして読むことにします。これ以上に読みたかった本は他に存在しないのだ!。よくやった東江一紀!。六年も待たせてくれたけどな!。今日だけは礼を言うぜ!。
  • 『ぬ』浅暮三文ISBN:4334739113
    グレさんの新刊。買い逃していたけど帯に「筒井康隆」の文字まであったら買うでしょう。しかし520円は安いな。値段も込みで実験小説なのか?。
  • 『ネーミング発想法』横井惠子(ISBN:4532108497
  • 『すべてはネーミング』岩永嘉宏(ISBN:4334031285
  • 『PS 羅生門 -9-』矢島正雄中山昌亮ISBN:4091866298
    これにて完結。なんか『人間交差点』の最後の方を思い出すなあ。あの時もなんかいい話なんだけど妙に散文的なエピソードが増えたなあ、と感じたもんだ。そういう意味では矢島正雄らしい終わり方。後半に行くに従ってキャラクターが無意味なものとなっていったのが残念だけど、これはこれで。
  • 『Number -633- 天才少女伝説。』
    表紙は浅田真央ちゃん。Numberのロゴもピンクで一見『Number』に見えません。
  • Xファイル DVDコレクション -12-』