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初日は、フィンランド航空で出撃。
エストニア国首都タリン市に到着。
着いたら、向こうの時間でだいたい18時くらいだっただろうか。
日本時間で0:00だから、すでに結構眠い。
ヴィル門!!中世の門に、石畳の道路。いやあ中世であるよ!
ヴィル門をくぐると左手にマックが!後日、ちゃんと行きましたよ。
ちょっと歩くと城壁が!日本では考えられない建築物。こんなのをどうやって作ったのか、攻めるときはどうしてたのか?投石機か?
こんな町並み。とてもきれいだった。表に出てるテラス席で現地民がずっとビールを飲んでいる。まだ明るいから昼間から酒を飲んでいる民族のようだ。
道中、中世の娘の衣装を着たアーモンド売りのお姉さんが。
ソビエトからの独立後、10年以上を経て、観光都市として繁盛しているようでした。
街にはセグウェイの集団が。セグウェイが道に立っていて、Rent me!と貼ってあったのだ。借りなかったけど。
最初に行ったお店で飲んだビール。旨かった!!ハウスビールだったから、自家製ということだね。コクがあって、うまいんだが、日本のビールと大きくは変わらない感じだった。
でも、値段が安いのよ!!生ビールは500mlで2.5ユーロくらいなのよ!なんと安いのか!!しかもうまい!!
缶で買うと、1ユーロとかなのよ!安い!!すばらしい国!!
これが魔女のなんちゃらという料理。茸類をチーズで蓋したようなもの。これも旨かった。
そして、手前にある黒くてぶっといのが、エストニア名物のブラッドソーセージである。ブタの血と肉、大麦を一緒にソーセージにしたもの。血なまぐさいのを想像していたのだけど、非常に旨かった。
その他の料理も実に美味しい。結構味は濃いめで、ひと皿ひと皿の量が非常に多い!現地人はこれを一人ひと皿、麦酒と一緒に食べるんだから、みんな太るわ!
右手が、中世のドメニコ修道院の建物。南北朝時代くらいからあるらしい。
これらが嘉慶とか明徳、応永頃の墓石だそうです。なぜか修道院の壁にかけてある。中の様子はまた後日。
カタリーナ通りだったかな?なんか雰囲気があってよいところです。
その腋にあった、飲み屋。ここでも楽しそうに人が酒を飲んでいた。修道院の腋に、飲み屋があるとか!
そこを抜けたところにある、中華料理屋。いかなかったけど。市内にもう一件中華料理屋があった。
夜でもやっている花屋。ヴィル門の通りには、すごくたくさんの花屋があるのね。どいつもこいつも花がきれいであった。広場にもよぼよぼの花売りおばあさんが一人で歩いていて、花を買いそうになったぜ。
こんな具合に初日を終えました。夜ふらふら歩いていても、身の危険を感じないよい都市である。
タリンいいよ!タリン最高!
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エストニアから無事生還した。
いやあ楽しい旅行であった。
順次写真等含め、旅行記を記すべし。
ただ、忘れないうちにいくつか、写真だけでは伝えきれない点を書いておこう。
1、水について
欧州では、もっぱら水道水は飲めず、売っている水も硬水というイメージがあった。
水道水はさすがに飲まなかったが、売っている水はむしろ軟水が多かった。エストニアだけか?
特に良く飲んだ水が、Saaremaa Vesiというエストニアにあるサーレマー島というところで採れた水と、Everestという隣国ラトヴィアで採れた水である。エヴェレストと書いてあるが、ラトヴィアにエヴェレストはないはずである。
どちらも軟水で、スーパーで買うと、0.5ユーロくらいで500mlが買えるのだ!!安い安すぎる!
結構うまいし!日本で水買うとやっぱり高いなあ。欧州では水買うものだから、安いのも当然なのかもしれんが、これでも消費税が20%かかっているから驚きである。
欧州では普通の水と炭酸水、フレーバー付きの両者が売っているのだが、この炭酸水が曲者である。サーレマー島の炭酸水はまだマシだが、なんかよくわからんやつを買って飲んでみたら、やたらしょっぱい炭酸水なのだ。よくみるとリトアニアで欧州バスケ選手権みたいのがあって、その公式水だというのだ。水と塩を両方摂取しようという目論見なんだろうが、日本人にはうけないわ。かなりまずかった。海水とも違って、ほんとにちょっとしょっぱい炭酸水なんだもん。
2、テレビについて
ホテルでいろいろな局のテレビが見られた。
ETVというおそらく、Estonia TeleVision、エストニアの国営放送だろうという番組とエストニア国内の番組、BBCWorldNews、EuroSportなどをよく見ていた。
まず、どの局をつけても、日本のことはほとんどやっていない。向こうにいる最中、時間帯にもよるだろうが、日本人をテレビでみたのは、菅総理と野田新大臣だけであった。
BBCでは、ほとんどリビアのカダフィ政権についてやっていた。テレビでは銃を乱射する民兵やロケットランチャーを撃つ軍人などが繰り返し移しだされていた。他にも、死体を埋葬するシーンが映し出されていた。
日本でこういうニュースをみても、上記の場面はほとんど出てこないし、まして死体が映ることは稀有である。
ずいぶん報道の仕方が違う印象を受けた。
またドラマやアニメがやっていたのだが、多くは英語のドラマであった。
面白いのは、その吹き替えである。字幕が出る場合もあった。多くは、子供だろうが女だろうが、英語の音声が小さい声で残ったまま、おっさんの声で上からそのままかぶせてくるのだ。たまに口の動きにも合ってない。
二つの音声が聞こえてくると、エストニア人にとって、単純に聞き取りにくくないのか?
不思議である。まあ、どちらにしても何言ってんのかよくわかんなかったんだけどね。
いやあ、とにかく異文化交流、文化がちがーうと思ったものである。もう一度行きたい!!エストニアいい国!!一気に惚れたぜ!