「学校ディベート」にコメントしました

  • 2月3日の「日本経済新聞」夕刊9面の「らいふプラス」欄に掲載された「ディベートで発言力磨く」に、学校でディベート実施についての私のコメントが掲載されています。ずいぶん前の話で恐縮ですが、定期購読等をされている方は古新聞を探してお読み頂ければ幸いです。私は主に、一般的な「ディベート」に対するイメージと、実際の学校ディベートで重視していることの違いなどを中心にお話をさせていただきました。
  • 「学校ディベート」についてご質問ご相談などがあれば、私のお答えできる範囲でご相談に応じます。

今年もよろしくお願いします。

  • 今年初のブログです。もはや日記の書き方すら忘れていました…。これできちんとアップされているのかどうか。これからは月に一度でも、近況を記録していきたいです。
  • 来年度の仕事ですが、今分かっているのは少し減るということくらいでしょうか。まだ未定の学校もいくつかあって、相変わらず流動的な生活です。
  • まあ、飢えることなく生活できれば。学生時代の四畳半一間の生活レベルまで落とせば生存はできるので、それでも研究生活に頑張ると決めた以上は、やっていきます。

2011年も関西大学で「都市の風土学」が開講されます

  • 今年はフランスからオギュスタン・ベルク氏を迎えて特別講義も開催されます。大学院の修士課程の講義ですが、一般市民の聴講も歓迎しています。
  • 曜限は水曜午後6時〜午後7時半、教室は関西大学千里山キャンパス(阪急千里線「関大前」駅下車)尚文館(しょうぶんかん=大学院棟です)の5階502講義室です。

A(前期)アジアと日本の都市性
I アジアのコスモロジー
4月13日 沖縄地方の風水都市(高橋 誠一)
4月20日 現代日本の宗教都市−−天理(宮本 要太郎)
4月27日 カンポンプロックの生活景−−カンボジアの浸水域集落(岡 絵理子)
5月11日 日・韓・台の自然と文化−−杜林の現実と課題(李 春子)
5月18日 ブータンのゾン(城塞)と都市のコスモロジー(野間 晴雄)

II 日本の都市 −−連続と非連続
5月25日 都市大阪の内側と外側(藪田 貫)
6月 1日 戦災による変化:広島と長崎(千代 章一郎)
6月 8日 共生空間の成立−−岩倉の里子・精神病者預かり(中村 治)
6月15日 都市と周辺地域の自然−−里山・里地(北詰 恵一)
6月22日 阪神大震災からの復興(小浦 久子)
6月29日 景観からのまちづくり(鳴海 邦碩)

特別講義6月23日(木)午後2時40分〜午後4時10分 場所:関大千里山キャンパス第一学舎1号館A301教室
オギュスタン・ベルク 「田園都市において何が問題なのか」

B(後期)都市の近代を問う
I 西洋世界の都市性
9月 28日 風土としての都市(木岡 伸夫)
10月 5日 原型としての古代都市(中澤 務)
10月12日 アメリカ都市の郊外化(樋口 忠成)
10月19日 現代ヨーロッパ都市(伊東 理)
10月26日 市民社会の現在(寺島 俊穂)

II 持続可能性の条件
11月 2日 グローバル化の可能性と現実(若森 章孝)
11月 9日 市民自治の理想と現実(今井 一)
11月16日 行政サービスは「消費」されてはならない(山下 真)
11月30日 都市に生きる無自覚の宗教性(稲場 圭信)
12月 7日 ものづくりの今後(大西 正曹)
12月14日 創造都市の可能性(佐々木 雅幸)

セカンド・ハーベストジャパンから支援のお願いが回ってきました

  • 東北大学のある先生から回ってきたメールを一部加工して紹介します。

NPO法人セカンドハーベストジャパンのサイトに掲載されている物資であれば、
<事前連絡なしに>サイトに掲載されている事務所宛に送付して大丈夫とのことで
す。(食料品以外も受け付けています)
・送付の際、中身が何なのかが外からでも分かるようにしていただけると、仕分け・
配送において非常に助かりますとのことです。
・送付する物資の種類や送り方について、迷うような点がある場合は、事前に?・
メールで連絡をして欲しいとのことです。
・平日(月〜金)10:00-18:00であれば、直接、事務所に持ち込んでいただいても構
わないとのことです(職員が対応)。
・物資としては、特に、常温で持ちが良い食品や、タオルが有難いとのことでした。

ブログを書くことの意味について

  • 最近はもっぱらツイッターで、その時々の自分の心情を書くことがすっかり定着しているので、ブログに改めて何を書き残しておこうか考えてしまうことが少なくありません。考えてしまうくらいなら書かなきゃイイジャン、ということで、もうすっかり年を越してしまったのです。
  • 実名ブログというのはなかなか気を遣うものだということが年々分かるようになりました。芸能人の皆さんはよく毎日のようにブログが更新できるものだと感心してしまいます。
  • 芸能人のブログを読むことが生きがいの人達にとっては、「私信」、すなわち特定の個人に返事を書いているように受け取れる内容が、天地がひっくり返るほど許せないことだそうです。ましてやそれがファン?と思われるような人ならなおさらのようです。
  • 熱心なファンというものは性別に関係なく嫉妬心の塊のような存在なので、「私信疑惑」(そういう言葉自体バカバカしささえ感じますが)に神経をとがらせるのでしょうが、私のような一市民には無関係な話です。でもやっぱり「私信」を書くのはコメント欄にしますが。
  • すっかりとりとめのない話でした。3月は静養と論文執筆の生活です。4月に向けて英気を養いたいです。ブログの方は、できれば先月行った韓国旅行のこと(特に、統一教会の資金源の商品購入を熱心に勧める怪しい現地ガイドの話など)を書きたいのですが、それは書く時間がある時にさせて下さい。

先日、兄の四十九日が終わりました

  • 今日は、亡くなってから初めて行った兄の部屋のことを書きます。兄の住んでいた部屋はモノだらけではありましたが、神経質なまでに「分類」されていました。「まだ使えるもの」や「少し残ったもの」を「捨てる」という事ができなかったようです。
  • たとえば、コンビニの弁当を入れた袋を大きなゴミ袋に入れて保存し続けていました。70リットル程度の袋に10近くも。何に使ったのか、何かに使いたかったのか、ただもったいなかっただけなのかは分かりません。他にも、服用していた鎮痛剤の空箱を100箱以上、食べたクッキーの空箱を100箱以上、部屋に残していました。何かに使える、と思ったら何でも残してしまうようでした。こうして友人を誰も呼べない部屋になっていったようです。
  • また、大学生の頃から一年一冊買い続けていた手帳が、亡くなる年まですべて保存されていました。金銭出納帳、外食した友人の名とお店の名前、食べた食事は几帳面にメモされていました。大学の頃は、手帳に受講した授業をすべて記録していました。兄は現職の頃の大槻義彦教授の物理の講義を履修していたことが今回分かりました。兄は早稲田に在学中、「早慶を卒業する」べく慶応大学の通信制に入学しました。その頃のノートやテキスト類も残っていました。
  • 兄の蔵書で一番の空間を占めていたのは朝鮮半島情勢に関する本です。他には語学書が大量に残っていました。兄はハングル学習と中国語学習に死の直前まで執着していました。漢検1級、ハングル検定2級、中国語検定とフランス語検定3級を取っていました。「社会人でも勉強する生活」にプライドとアイデンティティを持っていたようです。部屋の4ヶ所にCDプレーヤーを置き(洗面所、風呂含む)、部屋のどこにいても語学学習ができるようにしていました。「石にかじりついても」という言葉がありますが、兄の生活はまさにそれでした。
  • まだ色々と書きたい話があるのですが、今日はとりあえずこのへんで。

(おしらせ)兄の死去について

  • 先日23日に私の兄、伊藤信幸が、胃癌のため亡くなりました。47歳でした。
  • 本日(25日)午後6時から通夜、26日午前11時〜12時に告別式があります。会場は公益社南ブライトホール(堀川八条下ル西側)です。(御香儀は固く辞退申し上げます。供花の件は公益社本社075-221-4000へお願いいたします)
  • 生前の兄がお世話になった皆様に心から御礼を申し上げるとともに、これからも兄のことを思い出して頂ければ幸いです。