堕ちる夏


  
  
「だから君には、もっと僕のことを見ていてもらいたいんです」


  僕を見つめて、僕のことを考えて
  そして僕に、堕ちていってください


気がつくと、彼の瞳が目の前にある。
その透明感のある瞳に吸い込まれそうだ。
これが彼の言う、堕ちるということなのだろうか。


それはもう、言葉で誘導されているようで。

わたしはもう、堕ちていくことしかできそうもなく。


ぎゅっと手を握り締めて、目を閉じてみる。
しかし、そんなことで逃げられるはずもない。

柔らかな感触。

驚いて息を呑むと、そこから口内を犯される。


透明を感じさせる青い空、濃く積み上げられる白い雲。
うるさいと思っていた蝉の声も今は聞こえない。
耳は閉じることができないというのに、もう聞こえてはこなかった。





    

白いお化け屋敷の思い出


幼い頃、父に連れられて出かけたことが何度かある。母の仕事は平日が休みだったので、それでもひと月かふた月に一度は日曜に休みをとって家族で出かけていたのだけど、母のいない日曜に父と二人で出かけたりもした。


その場所がどこかもわからないし、何の催しだったのかもわからない。場所全体のイメージも浮かんでこないのでかなり断片的にしか覚えてない。
その場所は、屋外で晴れていて土っぽく、風が吹いていたらきっと土埃がすごいんだろうというところだったことは覚えている。

わたしはそこではじめてサトウキビを手にして食べた。
めずらしいものとかいった思いはなくて、ただ甘かった。しかもその甘みを吸い取るとその部分は出さなければならないから、それも面倒に思えた。そのものを味わうというよりも、手ごろで食べなれた好きな菓子を食べるほうが嬉しかったという俗っぽさだ。


その場所で覚えていることがもうひとつ。
それが白いお化け屋敷になるのだけど、なぜ白いのかといえばそれは布だかビニールだかナイロンだか素材はわからないのだけど、白いシートで囲った通路でできたお化け屋敷だったから。
晴れた屋外で白いもので囲ってしまっても、それは直射日光があたらないという程度のもので、まるで普通だ。入っても入らなくても大差はない。
どういう経緯だったのか、わたしは一人でそれに入ったみたいなのだけど、どういう感情を持って挑めばいいのかわからなかったんじゃないかな。
紐を引っ張れば何かがすばやく動くという仕掛けがあったみたいだけど、怖くもなくびっくりもしない。


あの白昼夢はいったい何だったんだろうと、その記憶に繋がるキーワードを感じたときに思い出すが、欠けている部分が多くその部分が白っぽいものだから、余計に白昼夢らしさを強調してくる。それでもこのことについて追求心はないから、いつもそっとしておく。このくらいがちょうどいいのだ。


  

換毛期

  
ここしばらくはレオンのブラッシングを欠かせない。

散歩といってもこの暑さで用を足せばすぐに帰るという始末。
雨が降ればぬれるのが嫌だから散歩には行かない。
でもブラッシングは欠かせない。

散歩の後、風呂場で足を洗う前にブラッシング。
毎日毎日しているのに、毎日毎日両手の平にこんもりと山ができるほど抜ける。もう一匹レオンが作れそうなんて冗談っぽく言ったりもするけど、本当に出来上がりそうな勢い。これじゃぁもう、質量保存の法則もあったものじゃない。
手間のかかることといえばそうだけど、それもこれもレオンのため。というか、床の上に毛の絨毯を作らないためかもしれない。

  

タイパンツ

少し前から欲しかったタイパンツが届いた


きっかけはタイ古式マッサージをしてもらう時に
これに着替えてくださいと差し出されたのが最初
面白いカタチとはきやすさから欲しいなと思い始めた

短い丈もいいかなと思ったけど足首まであるものにした

はきやすいけどもっと自分に馴染んでくるのが楽しみ

  

ラテ

 
今日はシャカシャカと豆乳をあわ立てて豆乳ラテを作る。


お家カフェ風にしてみた。
シナモンもふりかけておいしかった。



おいしかったといえば先日食べたナシゴレン
えっと、何ランチだったっけ?
1日15食限定というのにつられて食べちゃった。



いちごパフェもおいしくて満足したのでした。





最近、食べ物の写真ばかり撮ってるような気がするんだけど・・。

にんじんのビスコッティとか。


これはおいしかったしすぐに作れてしまったのです。
かんたんかんたん〜♪