d.hatena.ne.jp/shiraberから移管された思い出の地

はてなダイアリーからの自動エクスポートだったけど、規定数を超えていたのでなくなっていた、かつてのメインのはてなダイアリー。そのダイアリーも、はてな入社とともにID変更をしてもらった結果、2000年台前半のダイアリーが消えてしまっているのだけど。

ダイアリーの過去記事を復活する代償に使ってなかったけど書き散らかしていたブログを一個消した。正確にはエクスポートしてほかの自分限定ブログのほうにマージしたというだけ。そこで使っていたブログデザインを踏襲してこんなかんじになってます。

ここにプラスで書き連ねていくことはないと思うけど、経緯だけ書き残しておこうと思って書いたというわけでした。最近はブログ書かないけど(でも知的生産のために書こうかなと思い始めている。良い読書会につながるようなサービスがあるといいなあと思い続けている)

参考:

shiraber.hatenadiary.org

 

ポスト◯◯

ポスト◯◯って言い方があるけど、手垢言葉ながら結構いいものがある。
ポストモダン、ポストロックとか。なにかの形式があって、そのフォーマットが強固であって、ジャンル化し難いものをポスト〜〜で一括りにする。乱暴だけど、本来的にジャンルという線引がなんらかの恣意的な意図を前提とするものであるなら、よほどポスト〜〜のほうが健全だろう。サカナクションの新作はよりポスト〜色を強めていると思った。KidAとかもそうだったけど、当時はよくわからんかった。半歩先以上先。でもじりっと長く売れてスゴイアルバムになってた。名作ってそういうもんかもしれない。爆売れしたらたいてい消費されておしまいってなるし。
久しぶりにKidAも聴いてみようっと。

Kid a

Kid a

どうしようもないこと

久々に書くのに最近やってみたブログでなくダイアリー。どうも思っている以上にここのこえだめ感が良かったのだろう。そんな気持ちになったのでここに。

どうしようもないことってあると思う。
じゃんけんのパーに対するグーというか、べつにグーに対するチョキでもいい。
それこそじゃんけん的に、全てに対してオールマイティーな強者はいない。

感情を殺しているわけではないが、穏やかに過ごそうとして、そうなってきて、結果的に、喜怒哀楽の値は下がったような気もする。楽でいい。これは選んだ道。
でも、そんな自分でもキツイくらい刺さる感じを受けることもある。あった。なうだ。みたくもないものを見てしまった時の感覚。とつぜん差し込んでくるからこわい。

日常の暴力というのはこういうものなんだろう。突然の病気とか突然の死、予期しないこと。そもそも人はこの世に投下された存在、とか言うでもなく、ああこういう暴力的なの困るんだよなあ。久しぶりに思い出した。この感覚。

近しい扱いをしていいのかわかんないけど、そういう時は逃げろや逃げろでいいのかどうかはまだわかんないみたいだ。逃げて逃げて、たどり着いた尾崎的な場所だが、本質的に克服したわけでないと思う。

なんだか、上戸彩NHKでやっているユーミンソングの暗いドラマのモチーフのようだ。
背負った罪とか、そういう負のものから逃れようとしても、川底の泥のように溜まっていてさらいきることは出来ない。

あけっぴろげに受け止める、ということでもなく、ただ、そうだということを認めるしかないのだろう。宗教学ならエポケーというだろうし、ヴィドゲンシュタインなら語りえぬものとして一蹴モノだろう。

まあいいや。生きるってことを実感したよ。
やっぱり、抑圧からの反発は生きるエネルギー足りえると認めよう。
ほんとの抑圧ってやつは、そうだと思う。思い出してしまった。

そんなこんなをあした久しぶりにあういぬじんさんと語るかどうするか。
いぬじんさんとは、ZoPC的な関係でありたいと思っている。
はやちゃんと… - いぬぺんぎん日誌より。

はてなブログで書き始めた

まじめにブログをちゃんとやろうと思って、やりはじめた。いまの俺を出していく。まあここもそうだけど。ダイアリーは日記。はてブロはもう少しだけ社会性高め(なんじゃそら)

はてブロにしたのは、書きやすいから。記事を書く欄とか、書籍引用とかいい。デザインが今風でWebの進化?に併せているってことなんだろう。自然に表現をするツールとして洗練度が高まっていると思う。

はてなをやめたあとは個人的な気持ちの整理もあり、まったくウオッチしていなかったのでさっきまで巡回していたのだが、あまり良くわかっていない点も多い。有り体に言えば自分の価値観としてどうなんだというものはあった。

例えば人気エントリー
http://blog.hatena.ne.jp/-/hotentry
これは、どういう意図なんだろうか。記事の冒頭を抜き出して、大きめにクリックスペースとって、いつも巡回していってもらう先としてクリックしながら流し見して行きましょうというものなのかな。少なくとも、なにかみたいと思うものがあまりなかった。興味を引いてクリックするという狙いからすると、なんだか雑い。慣れ、で済ませて良いのかは疑問がある。


社会化されたオッサンの意見と思ってもいいたいのは、意図なしに雑いことするとその心持ちに叱責されるのだサラリーマンは。意図はあるんだろうけど、雑すぎやしないだろうか。だから、ちょっと魂が入っていないような感じがした。


あとはProの料金。やはり、一見、冗談みたいな価格だと思う。
これは、いろいろ言及もあるのか、こういったところを拝見した。
http://suchi.hatenablog.com/entry/2012/03/24/233033
前を知っているファンほど、その時の期待との落差に言いたくなることも多いんだろう。会社にいた自分には結構思う点もある。


いまのところ、ビジネスは、お布施ではない。応援消費というのもあるかもしれないけど。
応援消費を促すなら、創立期のような民意を反映してリードするスタイルでつくらなくてはならないと思う。
そうでないなら、やはりそれはビジネスの枠内で戦うしかないと思う。


ブログって、あまりに馴染みが深くなったから、いわば枯れたサービスなんだろうけど、あたりまえのようだからこそ、中核的なサービスだとも思う。そして、はてなからはブログサービスはほんとうにいいものを出してほしいから、よけいにそう思う。

はてなブログの書きやすさは進化を感じたので、付随する要素、料金づけとか、いまこの社会において、文字を書いて記すこと、思考を外化することの意義づけなど、そういう文化啓蒙的なことをやってくれたらなと思う。それ、あるんだ。社会人教育の仕事していて、まさにこういうことが仕事とか人生の質を高めていく行為に繋がっているから。学習科学の理論的にも。

そんなの一企業のマーケティングがやることじゃないのかもね。でも、そういうことはきっとはてなにしか出来ないマーケティングだとも思う。

無責任だけど、やっぱり応援してます。

はてなスペース

雑感。
http://space.hatena.ne.jp/
はてなひろばという伝説サービスがあったが、あの熱がより進化してあるような気がした。
いい感じだと思う。あまりいま、ネットに付き合ってない俺はつかう一歩目を躊躇するけど、良い循環をうめば、興味関心に基づいた人同士のつながりのグラフが正に強化されていくようになると思う。

はてなスペースは、同じ趣味の仲間で集まり、
会話を楽しむだけでなく、趣味に関する情報をみんなで集めていく、
新しいコミュニティサービスです。」
http://space.hatena.ne.jp/-/guide

自分が評価するのはこの点。
会話を楽しむだけでなく、みんなで集める、というところ。
そして明確に「コミュニティ」であるとうたっているところ。
意外とここまで明快に言ったことなかったような気がする。


はてなが総体として持つ強みである(と思う)、コミュニティとか、つながり重視の文化をストレートに出してきたことで、いいね、と思う。最初に躊躇する人がまず使うには少し、促す仕組みは足りない気がするけど。
あとは、はためには弱ってきた、というか島宇宙化が進んだネットコミュニティの、いまこの時期から始めることで強みが生かせなくなるほど遅れてなければなあと思う。LINEとかの勢い見てると、もうやめた1年ちょい前とは違いすぎてわけわかんないから。それほど変化が激しい世界なんだろうし。


スマホでウェブの生態系がまったく変わってしまったのだから、スマホをどう使ってもらうかという戦略が描けていれば、いいなと思う。収集とかシェアの志向性が強いPCユーザーがまとめて、スマホで見る人がながめていいねする以外の参加の仕方があればいいよね。

ジャストアイデアレベルでは、はてブのおよそ見返さないストックしている記事が、スペースにまとめとしてアーカイブ出来るようになれば、それはためこむモチベーションになる。ただ、それが他人にとっての価値となるように接続出来ればだな。まともに考えてなくてスマンですが、言いたいことは、スペースにネタを放り込むためにスマホをいじるように出来ればいいと思う。

はてなブランドはスマホユーザーの大多数にはあまり関係ないのは強みでも弱みでもなさそうなので、ネーミングははてな入っていても良いかと思われた。こうなったらいっそバーコードスキャン文化も復活させて欲しい。

インセンティブは確かに初回投稿を促すけど、ローンチ後少ししてからにしてほしかった。モチベーションが純粋に書き込みたい最初の応援ユーザーをぶれさすように思ったから。

隙を見てやってみようと思います。
それにしてもモダンなデザインってそういうことなんだな。トレンドってあるんだな。おそらく。