富山からの使者の巻(初出07/11/27)
ここは白夜の国のムーミン谷(っぽいところ)にある地獄兄弟の家。ある日、予期せぬ客人がやって来ました。
ドンドンドン…
「はーい」
「俺、参上!」
「!?」
「………………」
ドンドンドンドンドンドン…
「今度は何だよ!?」
「お元気ですか?富山堂です〜♪」
「天道!?」
「天道じゃないよ、日下部だよー」
「天道のおつかいで、ゼクト富山支部が作った万病に効く置き薬を持ってきたよ〜」
「…って、どう見ても綿菓子」
「気のせいだよ〜じゃあねっ☆」
「兄貴〜変な奴から置き薬もらったよ〜」
「!?」
O-157が あらわれた!
「かもして ころすぞ」
あにきは どくに おかされた!
「冬だと思って油断した…笑え…笑えよ…」
「そうだ、この置き薬を使えば…」
かげやまは とやまのおきぐすりを つかった!
あにきの からだから どくが きえた!
じごくきょうだいの こうげき!
「ライダーキック」
「ライダーパンチ!」
O-157を たおした!
「おばーちゃんはゆっていた。食事の前には手を洗おう」
「…ってな!」
「お前ら何でいるんだよ!」
はるばる富山からモーションリヴァイヴシリーズのダークカブト&モモタロスが送られてきたので早速ネタに。富山=置き薬のイメージしかないのは他県民の仕様です。
ねんがんの白夜ハウスをてにいれたぞの巻(初出07/10/6)
そういえば子供の頃は人形遊びが大好きだった俺、参上。
しかも自分が人形世界に介入する(「はい服着替えましょうねー」的な)タイプの遊びではなく、あくまで自分はシナリオライターであり監督であり黒子。「お話」を作り、複数のぬいぐるみを動かして遊ぶ。しかも物語は脳内で展開するため、無言で。黙々と。何時間も。
そんなワタクシはリカちゃんハウスや「こえだちゃんと木のおうち」が物凄く欲しかったのですが、家が貧乏ゆえに諦めておりました。大人になってからもドールハウスやジオラマが好きではあったものの、集め出したらきりがないので写真を見て楽しむのみ。
…だったのですが。
買っちゃった……
ヤフオクで安かったから衝動買いしてしまったんですが、届いたのを見たら予想外のでかさに俺、呆然。伊達に「大きなお家」は名乗ってないぜシルバニア。そして俺の歯止めをあっさり外したMotion Revive Series恐るべし。ああ俺もな、まさか仮面ライダーの人形で遊ぶためにドールハウス買うとは思いもしなかったよ。ワーイぼくちん趣味年齢五歳!
というわけで。
「ねんがんのマイホームを てにいれたぞ!」
「凄いよ兄貴!凄すぎるよ!」
「ついでにテーブルセットも買ったぞ」
「今までは地べたで飯食ってたからね…」
「地べたを這いずり回ってこそ、食える飯もあるんだよ…」
「…せめて座って食おうよ兄貴」
カレイでリベンジの巻(初出07/10/01)
祝・地獄兄弟結成一周年。
今日のよき日を祝して兄貴に料理でも作ってもらおうと、スーパーでミニチュア料理の食玩を買ってきたのですが、これが偶然にも…
カレイの煮付け。
カレイの煮付けと言えば、影山がズルをして天道の弟子になれず、地獄落ちのきっかけとなった運命の料理。
というわけで企画変更。カレイの煮付けリベンジマッチです。
「煮付けてやる、カレイなんて!」
「よう天道…いいもの食わせてやるよ。俺は兄貴に教わって、カレイの煮付けを作ったんだ」
「ほう…これをお前が作ったのか」
「……醤油が濃すぎる。煮崩れもしているな。火加減も強すぎたようだ」
「……」
「だが…やる気は認めよう」
「!!」
「やった!俺は兄貴も勝てなかった天道に勝ったぞ!」
「「調子に乗んな」」
That's my Kageyama !
路上の仮住まいの巻(初出07/9/12)
白夜の国にやって来た地獄兄弟。
兄弟はムーミン谷っぽいところに住んでいます。(単に北欧=ムーミンしか思い浮かばなかっただけ)
ムーミンサイズ(?)なので家具類は若干小さめです。
_ノ乙(、ン、)_ <ねんがんの キッチンを てにいれたぞ!
(*゚/∀゚) <凄いよ兄貴!凄すぎるよ!
(*゚/∀゚) <でも肝心の家がないけどね…
_ノ乙(、ン、)_ <もう屋根も壁もないんだよ…
(;゚/∀゚) <あ、兄貴!俺、兄貴の作った麻婆豆腐が食べたい!
_ノ乙(、ン、)_ <久しぶりに求めてみるか…光を…
(*゚/∀゚) <マーボ!マーボ!
_ノ乙(、ン、)_ <できたぞ、麻婆豆腐スパゲティだ
(*゚/д゚)<……どう見てもミートソーs
_ノ乙(、ン、)_ <麻婆豆腐スパゲティだ
(*゚/д゚) <…………
_ノ乙(、ン、)_ <食玩には麻婆も豆腐もないんだよ…
_ノ乙(、ン、)_ <オチを求めるな