相も変わらず。

ゆうきまさみ先生の漫画が好きだ。

 

現在、連載中の「新九郎、奔る!」がとても面白いのだが、登場人物の「龍王丸」が、見れば見るほどにマイ愚息に見えてしまう。

 

顔も似ているし、行動も似ている。

 

 

巨星が墜つるニュースがある昨今。息長く、頑張ってほしいものだ。

 

 

マイ愚息は、相も変わらずムラッけがものすごい。4歳なのに、二桁の暗算ができる(即答できないが、答えを考え、正解できる…暗記ではないというのが、恐ろしい)4歳らしからぬものの片鱗を見せたと思うと、おいおいおい大丈夫か、という部分も多い。

 

果てしない旅は、まだまだ続く。

居を定める。

新築の家に引っ越しが完了して、10日経過した。

 

ここんちの町で好きだった鮮魚店があって、ひと月ぶりに行ってみたら、店頭に今まで並んでいたタルや舟が無かった。その代わり、ショーケースが設置されていて、刺身盛り合わせなんかが並んでいた。

 

ごくごく小さな陳列棚に丸の魚を並べていた店員さんに、聞いてみた。

 

①魚の荷受け、荷さばき作業は隣の加工場で行うよう変更になった。

②加工場には一般人の立入禁止。魚を見て選ぶことはできなくなった。

③欲しい魚があって言ってくれれば店員が加工場へ取りに行くことは可能。

④近年の未利用魚ブームにより、未利用魚、珍魚の類いは市場流通に乗らなくなっている(漁師から直接買い付け、等の流通ルートが形成されている)。

 

④はびっくりした…というか、魚好きには未利用魚の利用が盛んになっていることは喜ばしいことなんだけど、それが地元をすっ飛ばして都会の消費者のところに吸い上げられているというのは、ちょっとショックだった。

 

②は致命的だ。たとえ珍魚がいなくても、タルの中で冷えている魚を見るだけでココロ満たされるものがあり、見て選ぶという体験が、この店に足を運ぶ最大の価値の一つだったんだけど…。物心がついてきたマイ愚息を連れて魚を見に行く、という夢が叶えられなくなってしまったなぁ。

 

店員さんは、タイミングが合えば、あんまり入らない魚を仕入れられる時もあるだろうから、と言ってくれたので、これからもちょくちょくのぞきに行こう。

 

また、④がどの程度進んでいるか次第ではあるけど、他の鮮魚店Googleで評価の高い店があるから、開拓していこう、という気になった。がんばろー。

半年経過。

相方が出勤途中に交通事故に巻き込まれた。後ろからトラックに追突され、先行車に追突した。サンドイッチ事故、というわけだ。

 

相方は、奇跡的に、外傷はなかった。打ち身はあるのて、しばらくは病院に通って経過を見る。

 

トラックが全面的に悪いので相方の過失はゼロ、車の修理代はトラックの保険から全額出るみたいだけど、後ろはメチャクチャになっていた。修理しても、がたつきが残りそうな、そんな様子だった。

 

 

荷台に乗っていたのはベビーカーとキックバイクだった。素手でキックバイクのホコリをはらっていたら、指になにか刺さってしまった。

 

割れたガラスの破片かもしれない。

 

 

今の街に引っ越してきてから買った愛車は、相方とドライブしたり、生まれてこれなかったもう一人のマイ愚息を火葬場まで乗せたり、アパートと病院を往復したり、相方とマイ愚息を乗せてリハビリに通ったり、思い出がたくさんつまる車だった。

 

燃費は良くないけれど、積載力が高くて、マイ愚息爆誕前は海や釣りに、聖誕後はベビーカーやオムツとかの大きい荷物を運ぶのに頑張ってくれた。

 

爽快な黄緑色で、道を走るだけで、海辺に停めるだけで、心が晴れるような気分にさせてくれた。SUPで海に出たときも、遠くから、帰りつくべき浜を教えてくれた。

 

そんな彼と、お別れすることになりそうだ。事故で大破した場合に、(修理代次第ではあるものの)新車を購入するための本体価格が下りる補償に加入していたからだ。

 

マイナーチェンジを経たモデルでは、何故か、もっともイカした色が、無かった。次点の水色も、無かった。メーカーには猛省してもらいたい。近ごろの半導体不足などで、即納できる車種は少なかった。

 

 

オレの通勤のためには車が必要で、相方がマイ愚息を送り迎えするのにも車が必要で、そうすると黄色い彼のことは諦めて、後継車を迎えるしかないわけで、泣く泣く、今の車種と同じで、うす水色の後継車を迎える算段を建てた。

 

話し合いが終わり、ディーラーの駐車場に停めてあった代車に乗り込むと、真正面に彼が居た。

 

 

自分でお金を出して買った車とのはじめてのお別れになると思い、お別れと感謝の気持ちを告げた。

 

グッバイアディオスさようなら。君と過ごした五年半は、オレの人生のなかで、間違いなく記憶に残る時期である。

 

短かったけれど。ありがとう。

一ヶ月経過、軽自動車思考。

職場が変わって古巣に戻り、往路高速道路1時間10分、復路山間一般道1時間50分の通勤を1ヶ月経過した。通勤に占有する必要があるため、軽自動車を新規で購入した。ダイハツ・タフト、ハイトワゴンにSUV風の皮をかぶせた不思議な車種だ。

 

軽自動車を買うことは決めていて、長距離走行するのである程度の走行支援機能を持ち、ある程度の燃費、週末に荷物を積載することを考えて荷室の機能性、を求めた結果タフトになった。高速道路を走るのでターボにした。

 

1ヶ月間乗った印象。

 

・高速道路の走行:加速、ハンドリング、ふらつきなど問題なし。ある記事にハンドルを切ってから曲がるまでのラグが大きい、とあったけど、特に気になる点は無し。ターボにしたからか加速力(加速感?)が強くて、低速域からの追い越しはしやすい。90kmとかの状態から近い速度の車を追い越すときは、ちょっと時間がかかる。

 

・下道の走行:上記の通り加速しやすいので、信号の少ない山道を走るのはストレスが無い。暗いので、オートビームトーション機能もフル稼働している。加速しやすいので、若干ピーキーな印象。

 

以下、欠点。

・フロントグリルとフロントガラスが立っているので、昆虫の激突が多い。

・走行支援機能(ハンドル操作)が使えない。例えば左車線を走っていて、右の白線に乗った、ところでぐいっと左にハンドルを切ってくるので、左のほうによっていく。

・走行支援機能(加速・減速)が微妙。減速が急で、加速も急。総じてピーキーな印象。

 

燃費は20km/l程度なのでまぁまぁ頑張っている。

 

あと、11ヶ月か…。

曲がり角。

リハビリ専門病院での診察だった。

 

先生から告げられた言葉は

 

「PT終了、OTへ移行」

 

ということだった。自発的に、意欲をもって歩行できているので、下半身の機能回復を目指すPTは完了だということだった。成長していく過程での筋萎縮や硬直が発生した場合は、ボトックス治療が必要になるかもしれないが、いま見たところでは、そうなる可能性は高くないのではないか、と。

 

一瞬、涙がでそうになったけど、OTということで、主には食事のときにうまく使えていない右手、左手の使い方について機能回復していくリハビリ。食事のとき、なかなか自発的に食べなくて、こちらから口に差し出したりしないといけないから。まだまだ先は長い。

 

…といっても、手を繋ぐときはガッシリ繋いでくるし(もちろん繋ぎたいときだけ)、手に持ったお菓子を引っ張るとギュッとつかんで放さないし、筋力そのものはあるみたい。器用さが足りないせいで、手を使う作業がうまくできておらず、結果的に食事をこちらからサーブするのを待つ、というスタイルになっているのかもしれない。

 

 

少しずつだけど、前に進んでる。

 

一歩、一歩。

リハ。

リハビリ専門病院でのリハ。

 

主に、

・段差の上り下り

・歩行訓練

だった。

 

w100b100h50cmぐらい、中央に円筒形の穴が開いた大きなブロックを2つ重ね、穴の中にマイ愚息を投入し、脱出を促す、というアクティビティだった。

 

マイ愚息は、穴に投入されるのを嫌がったものの、投入されると細い足場を発見して脱出に成功した。脱出した後は、ブロックの上から基本的に下を見ずに下りてくるので危険なのだが、たまーに下を見ることもあり、可能性を示した。

 

ブロックを縦に置き、穴の中をくぐるよう促されたが、それは拒否。

 

ブロック2つの間隔を体がギリギリ通れるかという程度に設定して縦置きにし、細いところを通り抜けるように促したところ、それも拒否。

 

冒険を嫌うというのか、慎重派な気質のせいなのか、狭いところに突撃するのは嫌がった。これは嫌がったというのもあるかもしれないが、自分の体の幅を考えた上での行動ともとらえられる、ということだったので良い方に考えることにした。

 

後半の歩行訓練では、施設の中をずんずん歩いた。階段を上ったり下ったり。マグネットを収集したり。

 

 

ここんちでは、脚のマッサージを勧められた。筋萎縮症状が出て、ボトックス治療が必要になるかもしれないですし…と、急に現実を突きつけられた。

 

果てしない旅は続く。

リハ。

総合病院柄のリハ。今日は、靴に入れるインソールを導入するかどうかの方向性を出しましょうということだったので、それが主目的だった。

 

結論としては、右足首がやや内向きに倒れ込んでいるが、許容範囲であり、インソールは必要ないでしょうということになった。常につま先同士が干渉して一歩進めるたびに足がぶつかるというような状況であればインソールは必要だが、たまにつまずくぐらいであれば様子見でいいでしょう、と。

 

筋力が弱いけれども、関節が固まっているわけではないので、よく遊んで、足腰や体幹の筋力を強化すること。ついでにマッサージする、という程度でいいだろう、ということだった。

 

マッサージについては、リハビリ専門病院では筋肉の緊張をほぐすためにやった方がよいという方針で、ここんちは「ついで程度」でいいと言うので食い違いがある。

 

マイ愚息は、相変わらずふわふわと歩くが、気がはやると歩行速度を上げることができる。たまにつまずいて地面に手をついてしまう。頑張れ、マイ愚息。すだて体験にいくぞ!