Great Spangled Weblog

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伊奈町のバラ園

埼玉県の伊奈町はバラ園があって、例年5月にバラまつりがある。

https://inakanko.com/?p=we-page-entry&spot=533266&cat=24191&pageno=3

最近は毎年行っている。今年は平日に行ってみた。

かわいい。

いやバラ園。

晴れた日に行くとバラが予想以上に咲き誇っていてきれいだった。

105mmと50mmのマクロレンズを持って行って撮影。

とはいえ、バラはどういう写真を撮ればいいのかが正直分からない。花の写真に興味がなくはないが、バラの写真はほんとうに分からない。どこにピントを合わせたらいいか、どういう構図で花を配置したらいいか。

さいわいタイミングはさほどシビアではないので。いろいろなパターンを試してみた。

晴天だと花の色が鮮やかになるし、それだけではなく、葉の表面が太陽を反射してキラキラ光る。この光も活かして撮りたい。

5月後半だと落ちた花びらが地面を覆うのもいい。

105mmは開放でなくても背景が適度にぼけるのでいい。

縦構図。

横構図(トリミング)。

まだ固いつぼみ。

明るいので噴水を撮ると水滴が止まる。

開きかけのつぼみ(トリミング)。

等身大ポップの人々は画角に入らないのでズームレンズに換えて広角で撮った。

この高貴な人々はどなたかと思ったらイナ王国の王女と王子とのこと。去年やったイベントのポップのようだ。

ina-navi.net

右から長女のイナローズ、次女のイナ姫、末の長男の伊那の月。

ついでの高倍率ズームでバラを撮影。正直マクロレンズがなくても十分撮れる。

バラの写真を極めるのは難しい。

機械式のパイロットウォッチ

スマートウォッチが流行っている昨今だが、腕にはめるのは純粋に時計がいいと考えていて、ソーラー電波の腕時計がシチズンのアテッサ×2とG-SHOCK×2の計4本ある。

腕時計も流行っていないわけではないが、話題はもっぱら機械式で、ソーラー電波なら電池交換が不要で時刻も正確だといっても誰も耳を貸さない。

機械式腕時計はそんなにいいものだろうか、と多少は気になったが、「これはかっこいい!」と思ったものを見に行くと100万円とかでそっ閉じ。流行るのはいいけど値段の感覚がおかしいだろう。

チタンの軽い製品があればもう少し食指が動くところだが、ブロンズはあってもチタンはそうそうない。シチズンもチタンの機械式はなくて、これはおそらく防磁のためと考えられる。

一方で、IWCパイロットウォッチは昔のドイツ空軍が使っていたものの意匠を受け継いでいると聞き、それは悪くないと思ったが、値段が値段なので手が届かない。検索してみると、ドイツのブランドのLacoも同じような意匠の時計を売っていて、こちらの方は大戦中にドイツ軍に納入してましたとある。そして値段もIWCの1/10以下。まあこういう変わったやつがあってもいいか、とつい買ってしまった。

Lacoのパイロットウォッチ・アウグスブルク42というらしい。黒い盤面に針や文字等が蓄光塗料で実用的なデザイン。12時の位置に△があるのがドイツ軍仕様。茶色い革バンドを2つのビスで留めているのもドイツ軍風。

ただ、「Laco」のエレガントなロゴが武骨な雰囲気に合わない。ロゴの下に「1925」と書いてあって、これはやや古いロットで、現在売っているものはこの文字がない。それでも、ドイツ軍パイロットのコスプレする機会があれば、腕にはめておきたいアイテムと言える。古いロットなのでそこそこ安く買えた。

裏側はシースルーになっていて、自動巻きのメカニズムが見える。ケースはステンレス鋼でガラスはサファイアガラス。5気圧防水で十分に実用的。精度ははっきりしないが、1日使っていて困るほどは狂わない。

腕にはめるとこう。革バンドは厚くて固い。それより、一番小さい穴でも自分の腕にはユルユルで、いつの間にか時計が腕の下側に回りこんでしまう。

ドイツ人腕太過ぎだろうと思うが、あるいはこんな具合に上着の上に巻くことを想定しているのかもしれない。しかしこれは本職のパイロットが真剣に時刻を見たいときの使い方で普段使いでこれはなかろう。

バンドの問題で普段から使う気にはならず、たまに眺める程度にしていた。また、腕にはめて使っていると止まらないし時刻も十分に正確だが、外すと数時間で止まってしまうので置時計として使うのも不便だった。これについては長く使えば「慣らし」が終わってカタログ値通りの時間動いてくれるかもしれない。

買ったもののほとんど使わないこの時計を眺めては、バンドさえ変えれば使えるのになーと思うことしばし。検索したら元のバンドはバネ棒を外せば取れると分かった。それならと、バンビのNATOストラップを買ってきて交換した。

いっきにミリタリーっぽくなった。

腕にぴったりになるように調整できる。そうすると重さがちょうどよく、ナイロンの通気性もよく、いっきに「使える」時計になった。左腕を動かすと自動巻きの動きが微妙な感覚で伝わってきて面白い。これなら手間のかかる機械式の腕時計を使う人が少なくないことも納得。

なお、これを買ってから後にシチズンのプロマスターに機械式のパイロットウォッチが追加された。

ソーラー電波の製品は買う気満々で店舗まで行って現物を見てやめた経緯がある。先にこれが出ていたら買っていたかもしれない。今は腕時計は十分な数があるので当面買わないよていのだが(ソーラー電波の製品が10年以上余裕で使えるというのは予想外だった)。

2024年横田基地日米友好祭

コロナ禍以降3年目の横田基地日米友好祭。2024年5月18日の土曜日に行ってきた。

去年と同じように大宮8:53発のむさしの号で立川まで楽々移動し、行列は駅の西側に達しているからとそっち方面に出ると、なんと行列は去年より300mも長い! たっぷり2時間以上並んでようやく入場できた。

手荷物検査に並んでいる間にF-16が2機離陸し、「今年は飛行展示が見られるのか」とありがたく思う反面、「でも2回も航過したら着陸だし、撮影は間に合わない……」とも思った。

しかし、手荷物検査を終えて入場してもまだ飛んでる!

おかげでカメラを用意し、望遠レンズも準備して撮影できた。300mmではかなり小さく写るが、等倍切り出しでアンシャープマスクかけてこんな具合。

決してベストではないが、手持ちの機材で戦闘機を撮影するチャンスを確保できた。

飛行展示は派手なアクロバットはしないものの、回数が分からないほど何回も滑走路の上を飛んでくれた。

おかげでイタチの絵を描いた垂直尾翼もしっかり撮れた。

ちょっとブレてるけどパイロットが手を上げて挨拶してる。

しかし戦闘機は速いw

アフターバーナーも点火して上昇反転とそれなりに派手な飛行をしてくれた。以上写真は全部トリミング。

すっかり昼過ぎなのでビールとハンバーガーで昼食。円安で缶ビールは400円w ハンバーガーも高かったが、昔の適当に網で焼いてパンに挟んだのと違い格段に美味しかった。

そして飛行展示エリア。KC-46が配備されていつまで見られるか分からないKC-135。ちなみにA-10はもう来ていない。

C-5Mは間に合わず、大型輸送機はヒッカム基地から来たC-17だけ展示。

現在嘉手納基地にローテーション配備中のF-22。2012年以来12年ぶりの展示となる。所属はヒッカム基地の199飛行隊。

前回はM4を手にした衛兵が監視していたが、今回は物騒な監視はなく、なんと後ろからも見られた。エンジンにカバーをかけて大事なところは見えないようにしているらしい。

製造が終わっているとはいえ今も「最強」のステルス戦闘機の一つであるF-22は大人気。嘉手納には2個飛行隊が展開しているので、人民解放軍も滅多なことはできない。

ステルス機のギラギラ塗装。いい具合に経年変化も進んで模型で再現するのは大変そう。

並んでF-16も展示。

こちらは州空軍のF-22で、ミネソタ州サウスダコタ州から嘉手納基地に展開中のようだ。写真は垂直尾翼に犬が描いてあるミネソタ州の機体。

隣はサウスダコタ州の機体。

垂直尾翼にオオカミのペイント。機体はギラギラしたグレー一色で、どうもどちらもHave Glass Vのステルス塗装のようだ。

岩国基地からEA-18Gグラウラー。

航空自衛隊F-15。懐かしい梅マークの305飛行隊。

UH-1N。天気がよくて絵になる写真がいくらでも撮れる。その分暑くて熱中症のリスクは高い。ビールとソフトドリンク合わせてて2Lぐらい水分を補給した。

C-130J。埼玉県ではこの機体はよく飛んでいるのを見る。

たまにはこの鳥居も撮ってみる。

航空自衛隊が宇宙作戦群のブースをアピールしていた。自衛隊もどんどん新しくなってきている。

横田基地の友好祭の人出は、2日間で合わせて30万人、去年より10万人も多かったとのこと。ついに世間にこのイベントの良さが知れ渡ってしまったかもしれない。

その一方で、入場の行列が長く、帰りもゲートから拝島までずっと途切れず行列ができていた。楽をしたかったら雨でも望むしかないのであろうか。

軍事や自衛隊のことが「日陰者」であった時代が懐かしいが、注目が集まっているのは安全保障環境が厳しいためでもあり、喜んでばかりはいられない。

欧州の航空祭のようにいろいろな国のいろいろな機体が見られるのがベスト(欧州もそれどころではなくなってしまった)。

巾着田と高麗神社とレンズの保護フィルターとポピー畑

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に行ったあとは、埼玉県の西の方を一回りして丸一日のドライブになった。

行きは国道16号で川越の南側を通って狭山市まで進み、飯能の方に右折して行った。16号は4車線だが信号が多く、交通量も多いので時間がかかり、今度行くときはこのルートはやめようと思った。

川越は平らな場所だとばかり思っていたが、16号で氷川神社のあたりは上り坂になっていて、一部は台地なのでなるほどそれは芋作るなと思った。

飯能市では観音寺に参拝した後、北上して高麗峠を越え巾着田に寄った。

河畔の林にヒガンバナが植えてあって時期が来るときれいに咲いて、人もどっと来る。それ以外の季節は散策したり川原で遊んだりできる。駐車場には外交官ナンバーの高級車があったり、横田基地に降りるタイ空軍のC-130輸送機が見えたりした。

続いて高麗神社に参拝した。

高句麗からの渡来人、高麗王若光を祀る神社なので、韓国からも贈り物がある。

拝殿に参拝。御朱印もいただいた。

高句麗の衣装が展示されている。

同行の妻が水天宮に参拝するというので、待っている間に山を撮影。いい感じにゴーストが出る条件だった。

ちょうどいい機会なので保護フィルター、ケンコーZXを外して撮影。

ほとんど同じだが、違いがあるといえばある。後者の写真で消えたゴーストがフィルターの反射面によるもの。フィルターを外すとその分ゴーストは減る。あと、左下の木の葉の緑はフィルターがない方が鮮やかになっている。

フィルターの影響はないわけではないが、あるといってもこういったもの。絶対につける/絶対につけないではなく、効果と画質への影響を勘案して臨機応変に使い分ければいい。

自分の使い方としては、標準ズームや高倍率ズームでは使用頻度が高く、指が触れたりホコリで傷ついたりするリスクが高いので保護フィルタを使っている。使用頻度が低い単焦点レンズでは使っていない。

日高市から坂戸市を通って川島町まで行ってみた。このルートだと国道16号より道が空いていて走りやすいので、次に飯能に行くときはこれの逆順でいいなとなった。

川島町からは荒川をどこで渡るかという話で、鴻巣で渡って河川敷のポピー畑に行くことにした。

ポピー畑のイベントはこの日が初日で、花はまだ咲きかけだった。マクロレンズでじっくり撮影を、と思ったが風が強く被写体ブレするので断念。

麦畑にポツンと咲いているポピーとかは撮った。

埼玉県に長くいても飯能の方が土地勘がない。今回けっこう道が分かったのでまた行きたい。秩父にも足をのばしてみたいが、地図で見ると秩父は遠いなあ。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

2024年5月11日。天気は晴れ。そこで、「ムーミン谷に行ってみよう!」と、クルマで飯能市トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に出かけた。

www.city.hanno.lg.jp

1997年にトーベ・ヤンソンの作品をイメージして作られた公園。

看板も年数の経過が現れているし、一番下の英語の看板は近年のインバウンド客の増加を想起させる。

ムーミン谷到着。

もっと混むと思って連休中に行くのを避けていたが、それほどは混んでいなかったし、駐車場も余裕があった。

きのこの家。

池と小屋。

公園内にはいくつもオブジェがあって、これは毒蛇注意の意味もあると思う。マムシ、ヤマカガシ、オオスズメバチに注意の看板もある。

きのこの家は入れる。

屋内は屋根裏部屋まで行ける。子供が遊んでも危険ではないように十分配慮されていて、公園の名前の通り子供を遊ばせるのが第一の目的で整備されている。

外階段も歩ける。

暖炉は実際に使われている形跡がある。

公園内は川が流れていて、山なので天然の川。上流には橋がかかっている。

管理棟と休憩所。

森の家。トーベ・ヤンソンの紹介の展示と本がある。

建物はどれもしっかりしていて、形をそれっぽくするだけでなく耐久性にも配慮されているようだ。子供を安心して遊ばせられる公園というコンセプトが全体にしっかり貫かれている。

ちょうど昼になったのでカフェプイストで食事にした。

この公園を知ったのはアニメ『ヤマノススメ』2期の20話だが、10年経ってようやく来ることができた。

せっかく来たので飯能川原を道路からチラ見して観音寺に参拝した。ゾウも撮影。ヤマノススメの絵馬は焚き上げしない方針らしく最初の放送の頃のものもまだ見られる。

飯能市まで行動範囲を広げられたのでまた来てみたい。

video-share.unext.jp

大哺乳類展3

国立科学博物館の特別展、大哺乳類展3を連休の間に見てきた。

mammals3.exhibit.jp

5月2日は平日ではあるが、上野公園は人がかなり来ていた。目立つのは外国人と修学旅行や社会見学の学生。COVID-19はまだまだ油断できない病気であるが、コロナ禍はもう明けたのだな、と思った。

特別展も依然と違い日時予約は不要で、恐竜ならともかく哺乳類では行列もできず、スムーズに入場できた。

序盤の展示は皆熱心に読み、雑談まで始める人がいたりでなかなか動かない。これはという展示を人の間から見て可能なら撮影、という感じ。

写真はアヌビスヒヒの骨格。脚が身体の下に伸びて体重を効率的に支え、肋骨は胸だけで腹式呼吸が可能で、脊椎は上下に曲がる。

確かイルカだったと思うが、見た目は魚っぽいが骨格はやはり哺乳類。肋骨が腹になく、脊椎は上下に曲がる。首はほとんど見えないが頸椎はやはり7個あって、長さが短く圧縮されている。

オオトカゲの骨格。脚が身体の左右に出ていて肋骨が腹まであり、脊椎は左右に曲がる。

シロナガスクジラの心臓の模型。でかい(確信)

今回の大哺乳類展3のテーマである、哺乳類の系統分岐。チラシの裏にも掲載されている。

恐竜が滅んでから哺乳類が繁栄したとは言うが、K-Pg境界より前でも既に多くのグループに分岐している。霊長目も中生代に独立しているのが分かる。系統不明だった翼種目(コウモリ)は鯨偶蹄目の近くに位置する。また、翼種目の分岐もK-Pg境界より前。しかし化石が見つかっていないので中生代に既にコウモリだったのか、地上を歩く哺乳類が新生代に翼を獲得したのかはまだ不明。

今回の展示の目玉、多数の剥製と骨格標本

恐竜展と比較すると空いているので、この辺からは展示をちゃんと見る人が減ってじっくり見られた。写真はハリモグラの骨格。肋骨が哺乳類になり切ってないように見える。

絶滅したフクロオオカミの剥製。

有袋類、異骨類の展示のため珍獣大集合になってる。

齧歯類の展示。カピバラと、近縁のモルモットの頭骨が並べて展示されていた。大きさは違うが形は結構似てる。

翼種目の系統樹エコロケーションの能力がないコウモリもいるが、それは生態に合わせて二次的に喪失したのだという。

最も学名が短い生き物として知られるイブニングコウモリ、という展示。学名は「Ia io

哺乳類で最も繁栄しているグループと言える鯨偶蹄目の剥製と骨格標本。左端に奇蹄目。

イノシシの仲間、バビルサの頭骨。イノシシの牙は無歯根歯で生きている間伸び続ける。それを頭の上に伸ばして実質的な角にし、異性にアピールしている。伸び続けた牙はやがて頭に刺さり命にかかわるが、子孫を残せないよりはマシ、ということだろう。

胃の標本の比較。奇蹄目のシマウマは胃が一つだが、鯨偶蹄目のクジラ類は複数の胃がある。

キリンやヤギも胃が4つある。複数の胃を使い分け反芻しつつ植物を効率的に消化できるのが繁栄の鍵。

剥製の食肉目エリア。

アルマジロセンザンコウの比較。

ダーウィン種の起源の原書。突然変異と自然選択で種が分岐していく様子を初めて図に示した。

常設展を上から見学。特別展にあれだけ剥製を出してもまだ剥製はこれだけある。

フクロオオカミはこれ1体しかないので貸し出し中。

地下で北村雄一氏のイラストを発見。

カモノハシ竜のデンタルバッテリーの世界一分かりやすい説明。ネットで検索してもここまでは分からない。

ポイントは上下の歯のかみ合わせが斜めなことと、上の歯は付け根部分が曲がるようになっていて、下の歯が上がってくると左右に開くように変形する。このため顎を上下にパクパク動かすだけで植物をすり潰すことができる。恐竜は歯が一生生えかわるのでこの歯で生涯にわたり効率的に植物を食べられる。

哺乳類は顎を左右に動かせるようにして臼歯を水平に噛み合わせて植物をすり潰す。歯は永久歯は生えかわらないのですり減ったら食事ができなくなる。大型化して長生きするにはウマ(減る時間を稼げる高冠歯)やゾウ(4組の臼歯を1組ずつ順番に使う)のように歯に工夫をしないといけない。

この後、いつもだとスルーしていた国立博物館に行ってみることにした。特別展の法然と極楽浄土を見学したが、鶯谷駅までの広大な広さのある博物館で一通り回ったらヘトヘトになった。ここの博物館・美術館はとても1日では回り切らない!

加須市騎西藤まつり

ゴールデンウイークは以前であればツツジの時期だが、最近は温暖化のためツツジの時期が前にシフトし、藤の花が見ごろな時期になった。藤といえばあしかがフラワーパークが有名で、「早川農園」と呼ばれていた頃からは想像もつかないほど多くの人が来るようになった。

あしかがフラワーパークの大藤は奇跡的な移植とされ、広い早川農園に移されたことで観光地として高いポテンシャルを持つに至っている。

そのあしかがフラワーパークのwikipdediaの記事を見ていてこれが気になった。

足利の大藤の移植は日本で初めての成功例とされているが、それについては既に前例があり、埼玉県加須市騎西にある玉敷公園の推定樹齢400年以上の大藤が、足利の大藤が移植される前である約80年前(1933年)に移植が行なわれていた[9][10]。但し足利のような移植についての詳細な記録は残されていない。

ja.wikipedia.org

これを知ってから、この時期の藤の花見は騎西町の玉敷公園に行くことにしている。

騎西町の玉敷神社に隣接する玉敷公園で、毎年藤まつりが開催されている。

駅からは遠くて、公園の駐車場は狭く、臨時駐車場が他の場所にあるのでそこから歩いた。写真は途中の道にある藤棚。

下から露出補正をドーンとかけて撮影。ブドウの味がしそうな藤が撮れた。

4月29日では時期がやや遅く、上の方の花が枯れかかっている。

こちらが樹齢400年を超える大藤。

池にかかる藤棚には白藤。

マクロレンズにつけかえて花を大きく。典型的なマメ科の花。

最近のカメラはホワイトバランスと露出を調整すればJPEG撮って出しでも映える写真が撮れる。

太陽で花がキラキラしている。

最近のレンズはボケもきれい。

隣の藤棚もかなり見事。

玉敷神社にも参拝し、釜屋酒造の日本酒をお土産に買って帰った(Amazonでは売ってないので下記アフィリエイトは違う酒です)。